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Tag: Weather

Release Notes

2025 シーズン 2 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 シーズン 2 リリースの更新、改良、修正をパッチで配信します。

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2025 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2025s2 リリースノート:


SIMULATION:

Connectivity

  • 新しい接続性ブラック フラッグ システムが iRacing に実装されました!
    • 接続性ブラックフラッグシステムは、コンペティティブなレース環境を公平で安定したすべてのドライバーによって予測可能なものとして維持するのに役立ちます。このシステムはすべてのドライバーのレースサーバへの接続の安定性を監視し、時間の経過とその差異を検出できます。ドライバーの接続通信品質が一定時間内に許容できる範囲を繰り返し超えて変動していた場合、そのドライバーには接続性ブラックフラッグが掲示されることがあります。
    • 接続性ブラックフラッグはただちに該当レーサーをピットボックスにテレポートさせ、けん引タイマーを適用してコース上から排除することで、他の参加者すべてのポジティブなレーシング体験を保証します。
    • 接続性ブラックフラッグを受けたドライバーには、画面上でなぜピットに移動させられたかの通知が表示され、ピットで待つかゴーストドライブを始めるかの 2つの選択肢が表示されます。ドライバーの選択に関係なく、接続性ブラックフラッグを受けている間、ドライバーはスコア対象とならずイベントを進行することはできず、再度参加できるほどその接続が安定状態へと改善されたとレースサーバが判断するまで待つ必要があります。ドライバーの接続が再び安定すれば、接続性ブラックフラッグは解除され、ピットから出てコース上のレースへと戻れるようになります。
      • 接続性ブラックフラッグを受け、ゴーストドライブを選択した場合、その走行で受けたダメージやペナルティは、レースに復帰できた際に引き継がれます。
      • チームイベントでドライバーが接続性ブラックフラッグを受けた場合、ドライバー交代によってレースサーバへの接続改善を図ることができます。交代したドライバーによって接続が安定すると、接続性ブラックフラッグは解除されます。
      • 接続性ブラックフラッグを受けたドライバーの接続が長時間にわたって不安定な状態が続く場合には、通信品質が原因でイベントに再参加できないことの通知が表示されることもあります。
    • ラグスパイクが 1回発生しただけでは接続性ブラックフラッグは適用されません。このシステムは通信品質と変動時間の両方を考慮して作用します。
    • 相対的に高い ping であってもそれが一貫しているドライバーには接続性ブラックフラッグは適用されません。レースサーバにとって、一貫性と安定性こそが ping よりも重要です。
    • 接続性ブラックフラッグシステムは、特定のオフィシャルシリーズでのみ適用され、有効化されているオフィシャルシリーズにはその旨が表示されます。このシステムはまだ新しいため、データ収集によってチューニングを行う間は控えめな運用となります。その改善によって、将来的にはより多くのイベントへと展開していく計画です。

Race Control

  • 新しい接続性ブラックフラッグが追加されました。
    • ドライバーの接続通信品質が一定時間内に許容できる範囲を繰り返し超えて変動していた場合、ドライバーは接続性ブラックフラッグを掲示されることがあります。このフラッグによりレーサーはただちにピットへとテレポートされ、ゴーストカーとなります。接続性ブラックフラッグを掲示されたドライバーは、再度参加できるほどその接続が安定状態へと改善されたとレースサーバが判断するまで待つ必要があります。ドライバーの接続品質が安定状態へと戻れば、接続性ブラックフラッグは解除され、ゴーストカーでなくなり、ピットからコース上へと戻れるようになります。
      • 詳細については前述の Connectivity セクションをご覧ください。
  • レース Admin がパレードラップ中のコーションを「2-to-green」までの制限で短縮できるようになりました。

Dynamic Track

  • ロードコースにおいて、ドライバーにこの先でコース上にデブリが出現したことを通知するデブリイエローフラッグが追加されました。1周かそこらでデブリはコースの一部とみなされ、その密度が著しく高まらない限り、ドライバーが近づくたびにフラッグが掲示されるということはありません。
    • このフラッグは情報としてのみ作用し、どの参加者にも要求されるアクションはありません。
  • トラックデブリについて、ラバーマーブルの生成が再計算され、減少しました。

AI Racing

  • AI ドライバーが Dallara iR-01 を運転できるように訓練されました!
  • AI ドライバーは以下の新コース及びレイアウトで公式トレーニングを受けました:
    • Portland International Raceway – Full & No Chicane
    • Daytona International Speedway – NASCAR Road Course, Moto, & Short
    • Mid-Ohio Sports Car Course – Chicane & Short
  • いくつかの AI 車両はタイヤ温度モデルの改良があり、精度が大幅に向上してプレイヤー車両と同等になりました。これにより特に極端な温度での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今シーズンこのアップグレードを受けるのは以下の車両です:
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • Ray FF1600
    • Toyota GR86
  • AI ドライバーは ’24-’25 冬季トレーニングを修了し、最新のレース技能を習得しました。注目は以下の表彰です:
    • 公式ウェットタイヤ表彰
    • ピットストール出口優秀修了書
    • 歪みのないスタート
    • パレードラップ進行の銀バッジ
    • 精密なペースラップコーナリングに対する T.D. Hudson 表彰
    • 「アダプティブAIが乗っています」リアウィンドウステッカー
  • AI ドライバーは以下の車両のレーシングスキルを向上させました:
    • <Car Class> GT4 Series Cars
    • <Car Class> GTP Series Cars
    • Dallara P217
    • Ferrari 499P
    • Formula Vee
    • Legends Ford ’34 Coupe
    • Ray FF1600
  • AI ドライバーは以下のコースやレイアウトで、該当する場合はウェットも含むレーシングスキルを向上させました:
    • Bristol Motor Speedway – Dual Pit Roads & Single Pit Road
    • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Grand Prix
    • Darlington Raceway
    • Dover International Speedway
    • Homestead Miami Speedway – ALL
    • Kansas Speedway – Oval
    • Knockhill Racing Circuit – International
    • Las Vegas Motor Speedway – Oval
    • Mobility Resort Motegi – Grand Prix
    • Nürburgring Grand-Prix-Strecke – BES/WEC
    • Nürburgring Combined – Gesamtstrecke Long
    • Road America – Bend & Full
    • Sonoma Raceway – NASCAR Long
    • Virginia International Raceway – Full Course, Grand Course, & North Course

Weather

  • シミュレータ内の降雨予想の表示を修正しました。特に短時間の予測でパーセントが不正確でした。
  • 「Allow Heavy Fog」オプションは「Allow Fog」に調整されました。
    • このオプションによって霧の発生を有効または無効で切り替えられるようになりました。
  • 悪天候で太陽が低いとき、霧の効果が暗くなりすぎた問題を修正しました。

Graphics

  • 照明システムを再設計してアップグレードされました。主な影響として、環境が空や天候条件とより統合され、さらにリアルでまとまりのある忠実度の高い体験が得られます。
    • この改訂のコアな部分では、反射光と拡散テクスチャ(反射性のメタルや周囲照明など)の間接反射で環境をより正確に再現するために、イメージベースの照明ソリューションに移行しました。
    • 直射日光は個別の明示的な解析関数となり、空の明るさに比例します。
    • 直射日光は大気減衰を受け、天候や時間帯に応じて強度や色が変わります。
    • もう一つの重要な変更は、拡散と鏡面反射の比例関係が物理ベースのレンダリング原理によって決定されるようになったことです。これによりより素材の忠実度が大幅に高くなりますが、コンテンツの改訂が不可欠となります。
    • このプロジェクトは将来に向けた iRacing の新しくモダンなグラフィックエンジンを構築するという取り組みの一部で、その側面をこのプロジェクトで既存のレンダラーに組み込むことができました。
    • 照明のアップデートではサーキットの数多くの素材テクスチャを新しい照明に適応した粗さでバランス調整を行う必要がありました。これによって今シーズンのコース関係のダウンロードが大量となりました。
  • 優先度の高い車と低い車の車両ペイントテクスチャの vRAM 管理アルゴリズムを改善しました。また、車の位置とカメラに基づいてテクスチャメモリを車両間で割り当てる方法も調整しました。例えば、遠い車やカメラの影になる車からテクスチャメモリを盗みます。また、フォーカスした車両がカメラ距離に関係なく常に高いレンダリング優先度を受け取ります。
  • PopcornFX による雨粒, しぶきなどの水効果の夜間照明が大幅に改善されました。
  • 様々なコースで SpeedTree のインスタンスがアップデートされました。
  • SpeedTree のアンビエントオクルージョンがアップデートされました。
  • ヘッドライトが無効にされているがロードコースや雨のロードによって強制的に有効化されたとき、一部のオブジェクトが誤った照明モードでロードされてしまう問題を修正しました。
  • 夜に水が光って見える問題を修正しました。怖がらないで、放射能ではありません。
  • 雨や霧の天候でヘッドライトフレアのフェードアウトが早すぎる問題を修正しました。

Audio

  • オーディオデバイスが切断された状態でシミュレーションを起動すると、ボリュームコントロールやエフェクトが正しく機能しなくなる問題を修正しました。

Spotter / Crew Chief

  • グリーンフラッグが出ていないときには、ラップタイム, ファステストラップ, パーソナルベストなどラップ関連のコールをしなくなりました。
  • その車両のドライバーでないとき、けん引関連のスポッターメッセージは無効化されます。これはチームメイトに不正確な修理時間の見積メッセージを表示しないためです。
  • レースコントロールのスコアリングが終了したことを示すメッセージは、正しくスコアボードが確定した際に再生されるようになりました。以前はセッション終了時でしたが遅すぎて役に立ちませんでした!
  • ホイールダメージアライメントのスポッターメッセージが chattiness 設定に適切に尊重するようになり、High 設定でのみ再生されるようになりました。このメッセージは長いのでドライバーからダメージレポートをリクエストしても再生されません。
  • バカなスポッターが給油できない車なのにピットインして給油するようリマインダーを送っていたのを修正しました。
  • スペイン語 – Ari Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Ari!
  • イタリア語 – Marco Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Marco!
  • イタリア語 – Renzo A. Olievieri スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Renzo!

Autofuel

  • Autofuel のロジックがアップデートされ、自動給油で燃料残量と周回数がより正確に推測できるようになりました。
  • 燃料使用記録が 5周から 10周平均に増加しました。

Controls

  • VRS ホイールの 360 Hz モードがサポートされました。
    • app.ini [Force Feedback] loadVRSAPI=0 で無効化することもできます。

Telemetry

  • 新しいテレメトリ SteeringFFBEnabled が追加されました。シムのオプション画面で FFB がチェックONされていると TRUE を返します。
  • 新しいセッション文字列 SessionInfo:CurrentSessionNum: x が追加され、文字列自体で生成されたセッションを定義できるようになりました。

Active Reset

  • Active Reset を実行するとトラックカメラのビューに一瞬変更される可能性がある問題を修正しました。

Sporting Code

  • iRacing 競技規則 スポーティングコードがアップデートされました:
    • 3.4.2.2. = MPR が特定のシーズンに関連付けられていないことを明確にしました。
    • 3.4.3.5. = 昇格と降格によって MPR に何が起こるか説明する新しいセクション
    • 3.7.3. = ライセンスクラスと SR のオーバーラップに関して説明する新しいセクション
    • 3.7.4. & 3.7.5. = ライセンスクラスと SR のオーバーラップとマッピング方法についてより適切に定義し、昇格・降格時の SR 変動に対する混乱を軽減します。
    • 3.9.3. = 昇格すると MPR がリセットされることを明確にしました。
    • 3.10.3. = 降格すると MPR がリセットされることを明確にしました。
    • 5.7.2.1. = チャンピオンシップポイント同点の場合について補足しました。
    • 様々なドキュメント内リンクを修正しました。

2025s2 リリースノート:

Release Notes

2025 シーズン 1 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 シーズン 1 リリースの更新、改良、修正をパッチで配信します。

Simulation

Anti-Cheat

  • 管理者として実行されるように InstallEOSAntiCheat.bat を更新しました。また、処理の最後に pause することでメッセージを確認できるようにしました。

Weather

  • 天候の初期化後のセッション参加者が一部のコース路面水量が少し異なっていた問題を修正しました。違いはわずかでしたが乾きつつある状況では気づくレベルの違いとなっていました。

Dynamic Track Model

  • デブリシステムで、デブリを拾い上げる車体に関するパラメータを調整しました。小さなボディ形状に見合うデブリの量、速度によって拾い上げられるデブリのサイズ、シャシーサイズに影響される拾い上げるデブリの最大量、といったものが含まれます。
  • デブリシステムで、デブリが車両ボディに付着したり落ちたりする力について改良しました。
  • デブリシステムで、放り投げられたデブリのアルゴリズムをアップデートしました。
  • デブリシステムで、タイヤがグラベルで土埃を生成する処理を向上しました。
  • デブリシステムで、グラベルの土埃の色調を正規化し、環境全体のトーンを向上しました。

Dirt Racing

  • ダートオーバルでは、エプロン領域は走行するにはやや粗いものになりました。

AI Racing

  • ホストがセッションから抜けると、AI 車両が MGUK だけでの走行サポートを失う可能性がある問題を修正しました。

Audio

  • 多くの Bluetooth ヘッドセットなど、XAudio でシングルチャンネルオーディオハードウェアのサポートが追加されました。
  • シミュレーションがロードできるサウンド数が拡大しました。これによりサードパーティサウンドパックのサポートが強化されます。
  • ユーザーインターフェースで設定したボリュームが app.ini に保存されない問題を修正しました。

Pit Lane

  • ピットストップの処理中には Auto Fuel を有効化することはきません。これにより、チームレースのドライバー交代時に一時的に有効化されて給油量が変更されてしまう問題が修正されます。

Spotter/Crew Chief

  • イタリア語スポッターパック Renzo A. Olivieri がアップデートされました。
  • エンジン出力が大幅に低下した際のスポッターメッセージの文法的なエラーを修正しました。

Active Reset

  • 外れたパーツの追跡がリセットされる方法のエラーを修正しました。つり下げられたパーツや外れたパーツが、保存されていた状態に適切に戻されるようになりました。

Cars

BMW M2 CSR

  • ロールバーとデジタルディスプレイの反射の問題を修正しました。

Ferrari 499P

  • 片輪のロックアップ時に、ブレーキング中のホイール逆スピンによって誤って電気エネルギー回生が発生する問題を修正しました。この修正で、特に濡れた路面で激しくロックするのを減らせるわけではありませんが、モータージェネレーターがホイールを逆回転させることを防ぐことができます。

Ligier JS P320

  • ダメージモデルで、ノーズ部が少し強化され、接触時のサブマリン現象を防ぎます。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

  • ダメージモデルで、後部パーツについての擦過ダメージ進行しきい値を調整しました。

Super Formula SF23

  • Honda
    • ダメージモデルでチューニングパスを完了しました。左サイドポッドのピボットポイントが修正され、ディフューザーとフロアのダイレーションを拡大して地表との接触を防ぎ、フロアの摩擦がわずかに低下し、ホイールがわずかに強化されました。

    Super Formula SF23

  • Toyota
    • ダメージモデルでチューニングパスを完了しました。左サイドポッドのピボットポイントが修正され、ディフューザーとフロアのダイレーションを拡大して地表との接触を防ぎ、フロアの摩擦がわずかに低下し、ホイールがわずかに強化されました。

    [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado

  • 2008
    • ダッシュボードのメーターゲージが空白/白く表示される問題を修正しました。

    Tracks

    Cadwell Park Circuit

    • ピットレーン入口のタイヤバリアが完全に固体になりました。

    Charlotte Motor Speedway

    • 裏シケインの浮いていた鋸歯縁石が接地されました。

    Lime Rock Park

    • 一部の樹木が暗すぎた問題を修正しました。

    Sebring International Raceway

    • 一部のタイヤスタックの物理サイズが誤っていた問題が修正されました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2025 シーズン 1 リリースの重大な修正といくつかのアップデートを配信するホットフィックスです。

    iRacing

    Account

    • My Account ページを iRacing アカウントの主要な側面を一元管理するページとして再設計しました。My Account セクションはサブスクリプション、残高、プロモーションの管理に必要なものをひとまとめにして、容易なナビゲーションで安全にやりとりを行えます。続くセクションとして以下のものがあります:
      • Account Information: 自身のサブスクリプションステータス、請求先住所、カスタマーID を表示、詳細の更新を行えます。
      • Account Balance: iRacing Dollars と Credits をモニターし、カートと同期して Credit 使用を切り替えたり、 Credit の有効期限を確認したりできます。追加機能として、Send Gift/Add Funds、Buy a Gift Card、Refer a Friend、Check a Promo Code があります。
      • Account History: Account History セクションは過去の取引とアクティビティの詳細な概要が提供され、iRacing の注文とギフトの取引を透明かつ整理された方法で確認できます。注文、受け取ったギフト、送ったギフト、の一覧表示が行えます。各取引は 1行に表示されるので素早く簡単にデータを理解することができます。注文表示ボタンを使うと取引の詳細をドリルダウンできます。

     

    Simulation

     

    Dynamic Track Model

    • 対戦車両によって堆積・投じられたトラックデブリの計算が向上しました。
    • よりリアルな均等分布のために、特にグラベルについて、投じられたり分散されるアルゴリズムを向上しました。
    • ドライバーによる調整のためにデブリ・リフレッシュのコードが一部残っていた重大な問題を修正しました。
    • セッション間の路面清掃が有効化されているとき、新しいデブリタイプのグラベルや泥が適切に清掃されない問題を修正しました。

    Weather

    • 路面の水深に応じた資格効果が改善され、水たまりが見やすくなりました。

    AI Racing

    • フォーミュラカーに乗る一部の AI ドライバーが彼ら自身が頑丈でダメージダメージの影響を受けないと思い込んでいる問題を修正しました。重大なダメージを受けても、修理のためにピットインせずに走り続けてしまっていました。この修正された動作に留意することは一部のメンバーにとって有益かもしれません。
    • AI ドライバーが、ピットインして Fast Repair が使えるのに修理をしない選択をしてしまう問題を修正しました。彼らはこれを理解して必要な場合には Fast Repair を使うようになります。

    Graphics

    • 古い renderer.ini ファイルからアップグレードしたらアンチエイリアス設定が正しくなくなる問題を修正しました。

    Cars

    <Car Class> NASCAR Cup Series Gen 7

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    <Car Class> NASCAR Xfinity Series

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    <Car Class> Supercars – Gen 3

    • ピットストップ中にピットクルーがタイヤコンパウンドを変更できなかった問題を修正しました。どのコンパウンドか適切に把握できるようになりました。タイヤコンパウンドダッシュボードインジケーターライトも正しく機能するようになりました。

    Acura NSX GT3 EVO 22

    • ダメージを受けていない車両でレインライトが適切に表示されない問題を修正しました。

    BMW M8 GTE

    • ライトマップがアップデートされ、デジタルディスプレイが常に OFF のように表示されていた問題が修正されました。

    Ferrari 499P

    • ガレージ画面の Chassis タブにサイドダンパー偏差が追加されました。サイドダンパー偏差を範囲外に押し出すことでヒーブエレメントを調整することができました。
    • ID ライトが白に変更されました。
    • MGU の値がダイヤルと合致していなかったのを修正しました。
    • デプロイモードのロータリーノブが付いていなかった問題を修正しました。
    • ストラテジーロータリーノブのラベルの問題を修正しました。

    Legends Ford ’34 Coupe

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Porsche 963 GTP

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Supercars Ford Mustang Gen 3

    • ノーズのフォードロゴがアップデートされました。

    [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

    • ダッシュボードゲージが真っ白だった問題を修正しました。

    Tracks

    Circuit Zolder

    • コースマーシャル、フォトグラファー、カメラマン、セーフティカーが配置されました。

    Huset’s Speedway

    • レジェンドフラッグマンのバーニーが到着しました!
    • 樹木限界線のテクスチャがアップデートされました。
    • 木の配置が改善されました。

    Mid-Ohio Sports Car Course

    • ターン 4 にブレーキマーカーとしてコーンが追加されました。

    New Hampshire Motor Speedway

    • ロードレイアウトのピット出口の Aid ラインを追加し、ターン 1 のインフィールドを使うレイアウト用の青いラインとコーンを追加しました。
    • コース脇のバナーがアップデートされました。
    • 木の配置と色が改善されました。
    • 意図しないウォールの開口部がいくつか封鎖されました。
    • ターン 3 でタイヤバリアがコース上に突き出ていた問題を修正しました。
    • 引き延ばされたマーブルのテクスチャがウォールに現れることがあった問題を修正しました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2025s1 リリースノート:


    SIMULATION:

    Application

    • いくつかの基本パラメータをアップデートし、iRacing は Windows 10 未満のオペレーティングシステムを明示的にサポートしなくなりました。

    Race Servers

    • オフィシャルイベントにおいて、最終セッションの開始時刻に Time of Day オフセットが適用されない問題を修正しました。

    Connectivity

    • ネットコードに変更を加えました。シミュレーションへの車両の再追加がスムーズになり、推測値による車両と地表の衝突を削減します。これにより、接続状態の悪いドライバーがシム内の位置を更新したときに過度の力が加わるのを防ぎます。

    Dynamic Track

    • オーバーホールされたダイナミック・トラック・デブリ・システムで新しいタイプのデブリが追加され、フィジクス特性や外観が改善し、デブリがどのように生成されてからコース上を移動していくのかが大幅に改良されました。
    • 新しいダイナミック・トラック・デブリ・タイプとしてグラベルが追加されました。グラベルは様々なコース外路面にあり、レース路面のタイヤグリップを減少させます。
    • 新しいダイナミック・トラック・デブリ・タイプとして泥が追加されました。泥はタイヤが芝生を引き裂いたときに生成され、ダートと水をミックスしたような振る舞いをします。
    • 様々なダイナミック・トラック・デブリ・タイプによってもたらされるグリップ変化やフィジクスの振る舞いは科学によって微調整されます。
    • ダイナミック・トラック・デブリが蓄積および分散するアルゴリズムが改良され、どんなデブリタイプでも世界中のどこでも、デブリの量や位置の追跡と精度が格段に上質になりました。
    • ダイナミック・トラック・デブリを拾って投じるロジックと様々なタイヤの構造パラメータがアップデートされました。
    • すべてのデブリは車両のタイヤだけでなくボディに付着することもあり、速度変化によって剥がれ落ちることもあります。
    • コースの濡れ具合やタイヤ、デブリの種類によって、タイヤが拾い上げるデブリの量は変化します。
    • 空力効果によってデブリが拾い上げられたり移動したりします。
    • ラバーマーブル、土、埃、芝、泥、グラベルといった全てのダイナミック・トラック・デブリ・タイプのテクスチャやレンダリングが改善され、特に遠くからでも見やすくなりました。
    • ピットクルーはセッション開始時にピットストールを清掃するように訓練していて、ピットストールにデブリが入らないようにします。

    iRacing Weather System

    • Formula Vee のタイヤがアップデートされ、ウェットレースも行えるようになりました!
    • 新車 5台もレインタイヤを装備しています。天気が悪くなってきたら交換するのを忘れないように!
      • Acura NSX GT3 EVO 22
      • BMW M2 CSR
      • Ferrari 499P
      • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
      • Supercars Ford Mustang Gen 3
    • イベント内セッションの開始終了時刻の精度が向上し、次のセッションへ時間分のシミュレートされた天候や水分量変化の引継ぎが改善されました。
    • 水しぶきが、外れた車両部品と相互作用するようになりました。
    • カメラが近づくたびに再描画されることで水の形や量が絶えず変化したりちらついていた古い問題の修正をアップデートしました。
    • イベント開始前に蒸発が温度に与える影響をアップデートしました。天候変化のない場合やダートトラックでも、コースの水分量や温度はより正確になりました。
    • タイムラインモードの天候設定のオーバルで、No Rain オプションが選択されているセッションで、禁止したのに部分的な雨が発生してしまう可能性がある問題を修正しました。

    Race Control

    • ホワイトフラッグ掲示後はコーションは無効化されます。
      • これにより、リーダーがホワイトフラッグを受けたあとに自動コーションが発動されるされることを防ぎます。
      • これにより、GWC リスタートのスタート/フィニッシュライン前でクラッシュが発生した場合にイエローフラッグが降られる問題を修正します。
    • ピットインが有効なダートオーバルと、1マイル、ミディアム、ショートのアスファルトオーバルで、周回遅れはコーション中にリーダーと一緒にピットインできるようになりました。コーションシーケンスが 1周短縮されます。
      • これはコーション時のリスタートに掛かる時間を短縮する取り組みとして行われます。これらの変更はもともと2020年に長いオーバルで行われ、ポジティブに受け取られていました。
      • 完璧な運転手フレッドの新しいペースカーとして BMW M2 CSR を選択できるようになりました。
    • イエローコーション下でのレース終了後に他のドライバーやフレッドのペースカーを追い越してペナルティを受けることがあった問題を修正しました。
    • 最終ラップに失格になる前にドライブスルーペナルティを消化することができない問題を修正しました。
    • DNC (Do not count = コーション中に周回数をカウントしない)コーション設定で、連続したコーションで 2番手のドライバーにリードが与えられる問題を修正しました。
    • スタンディングスタートでジャンプスタートのペナルティを受けることなくゆっくりとクリープで前進することができる問題を修正しました。
    • すべてのドライバーがピットスタートを選択した場合、グリーンフラッグが振られない問題を修正しました。
    • GWC フィニッシュでレースが終了する前にフレッドがペースカーでピットロードを走ってしまう問題を修正しました。

    Dirt Racing

    • ダートオーバルレースで路面の初期凹凸が少し軽減されました。

    AI Racing

    • AI レースセッションで一度に 16車種まで使用できるようになりました。
    • AI ドライバーが追い越し時のパッシングを覚えました。邪魔になる場合には知らせてきます!
    • AI ドライバーは車両位置の認識を大幅に向上させました。また、「Out of Control」や「Running Off Track」のインシデントポイントが人間同様に評価されるようになりました。
    • AI ドライバーは以下のコンテンツを理解しました:
      • Acura NSX GT3 EVO 22
      • BMW M2 CSR
      • Ferrari 499P
      • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
      • Supercars Ford Mustang Gen 3
      • Williams FW31
      • New Hampshire Motor Speedway – Road Course
      • New Hampshire Motor Speedway – Road Course with North Oval
      • Thruxton Circuit
    • いくつかの AI 車両でタイヤ温度モデルの改良があり、プレイヤー車両と同様に正確になりました。これにより、極端な温度下での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今シーズンこのアップグレードがある車両は以下のとおり:
      • GTP Class Cars
      • Dallara P217
      • Ferrari 499P
      • Global Mazda MX-5
      • Late Model Stock
      • Lotus 79
      • NASCAR Trucks Series Class Trucks
      • SCCA Spec Racer Ford
      • Street Stock Class Cars

      補足: https://forums.iracing.com/discussion/67303/improved-tire-temperature-modeling/p1

    • AI ドライバースクールの 2024 秋コースが終了しました。今学期では人間の振る舞いのエミュレーションと、人間と機械の境界線をあいまいにすることに重点を置きました。以下の優秀な卒業論文が提出されました:
      • 時代を超えるパッシング – 進化行動シンポジウム
      • 人生と車をコントロールしよう – 特別ゲストカー KITT
      • 活用されないレース戦略: エプロンでの追い越し
      • 地質学的分析 – 緩いレース路面
      • 自然から学ぶ: 転覆したウミガメのリカバリー
      • 絶望と失望を受け入れ、いつリセットすべきかを知る!
      • 次学期の申し込み – マイクロソフト AI からの留学生の受け入れ
    • AI ドライバーは以下のコンテンツについて集中的な特別訓練を修了し、スキル、ライン、ウェットレースのアビリティ、パフォーマンスなどを向上しました。:
      • GT3 クラス車両
      • Atlanta Motor Speedway
      • Circuit de Nevers Magny-Cours
      • Circuit Zolder
      • Lime Rock Park
      • MotorLand Aragón
      • New Hampshire Motor Speedway
      • Slinger Speedway – Oval
    • マルチクラスの AI レースでプレイヤーのグリッド位置が正しくないことがあった問題を修正しました。

    Spotter

    • スポッターが AI ドライビングスクールでいくつかのクラスを受講し、レースに関する知識を深めました。
      新しく発見したノウハウで、車両のダメージ状態とどのように運転能力に影響するか、より詳しく伝えるようになります。これにより次のスポッターコールが追加・更新されました:

      • エンジンダメージ: エンジンのパワーロス(軽微/重度/全損)
      • 空力ダメージ: 最高速・ダウンフォースの低下、オーバーステアまたはアンダーステア
      • ホイールダメージ: グリップ低下、アライメント変化
      • これらの新メッセージはスポッターの chattiness 設定が High の場合にのみ使用されます。既存のダメージに関するメッセージのいくつかは chattiness High から Medium に変更されました。
    • これらダメージに関する新しいメッセージはダメージレポートをリクエストした場合にも使用されます。
    • スペイン語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Ari Cejas!
    • イタリア語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Renzo A. Olivieri!
    • イタリア語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Marco Arcidiacono!

    Pit Stop

    • オートフューエルシステムが全車両に追加されました。以下の車両にはその設計やその他の理由によってこの機能はありません:
    • Dirt Oval Cars (再給油しません)
    • McLaren MP4-30 (設計による)
    • Mercedes-AMG W12 E Performance (設計による)
    • Mercedes-AMG W13 E Performance (設計による)
    • Porsche Mission R (電気なので!)
    • Super Formula SF23 (設計による)
    • ドライバー交代で燃料搭載量が暗黙的に変更されてしまうことがあった問題を修正しました。

    Graphics

    • シム内のすべてのオブジェクトの反射のレンダリングを向上し、色の値が改善して発生し得る白塗り効果を削減しました。
    • これはスペキュラーマップが実質的に二重露光となっていた長年の問題で、多くのテクスチャが白飛び、白塗り、白濁する問題が発生していました。これにより完全に影で太陽が見えないはずの表面に太陽が反射して見える問題も修正されます。スペキュラーレンダリングはよりリアルになり、より広い強度が使えるようになります。
    • シム内でダイナミック・トラック・レンダリングが常に有効となり、雨やデブリを適切に再現されるようになりました。
      • ダイナミック・トラック・レンダリングの有効化に依存しないため、 Low シェーダー設定がいつでも使えるようになりました。
    • アンチエイリアスのグラフィックオプションがアップデートされ、より直感的になりました。以下の AA オプションが使えます: Off, FXAA, SMAA, MSAA。マルチサンプルアンチエイリアス(MSAA) は独自のグラフィックオプションのサブセットがあります。各設定はオレンジ色となり、変更を有効にするにはシムの再起動が必要であることを示します。
    • MSAA により高品質のフィルタオプションが追加されました。これらのフィルタはより多くのMSAAサンプルを考慮してジオメトリレンダリング中のコスト増なしに品質を向上します。フィルタされたMSAAx2はほとんどの場合に古いMSAAx4と一致するはずです。使用可能なオプションは 2x, 4x, 8x で、フィルター微調整で使用できるシャープネス設定オプションには Simple, Soft, Neutral, Sharp があります。従来のオプションは Simple フィルターです。
    • 異方性テクスチャフィルタリングの設定は削除されました。これは常に x16 が使われます。
    • rendererDX11.ini に新しいエントリ AutoNoDynEmptyLOD=1 が追加されました。これは動的な LOD が起動した際に必要に応じてより低い LOD モデルを使用するようになります。
    • デブリのレンダリングが改良され、すべての距離で見えやすくなりました。
    • トーンマッピングが改良され、非HDRモニターで推測されるフォーマットにより適合するようになりました。これにより夜間に目立った乳白色で見える問題を解決します。
    • スクリーンアンビエントオクルージョン(SSAO)が大幅に最適化されました。
    • 空のレンダリングがアップデートされ、実効解像度が向上しました。
    • 浅瀬での水シェーダーの歪み効果を削減しました。
    • PopcornFX のバージョンをアップデートしました。
    • キューブマップ内の照明をフィルタリングし、ダウンサンプリングしていた問題を修正しました。
    • スペキュラーマップおよびその効果がミラー内でレンダリングされない問題を修正しました。
    • グラフィックスとリプレイオプションのいくつかの問題、特にパフォーマンスクラスのスライダー機能について、ドラッグしても変更されないことがあったり、シムを再起動するとリセットされてしまう問題を修正しました。
    • 一部のパーティクルが本来の位置でなくカメラ近くに表示されることがあった問題を修正しました。
    • 一部のスクリーンスペースリフレクションシェーダー(特に雨)で、VRのシングルパスステレオや3画面のMVP/SMPが適切にサポートされていなかった問題を修正しました。
    • 晴れにもかかわらず雲のレンダリングによって本来の明るさでなかった問題を修正しました。
    • 観客の照明が不自然になることがある問題を修正しました。
    • SSAO が樹木に適用されない問題を修正しました。

    Audio

    • コクピットビューカメラのオーディオ空間分離が最適化されました。
      • 車内のステレオおよびサラウンドサウンドアレイが改善しました。よりワイドなサウンドステージで 360度 またはバイノーラル録音されたサウンドをより忠実に再現できるようになりました。
        これによりヘッドセットからステレオスピーカーやサラウンドサウドシステムまで、すべてのサウンドシステムでリアリズムとドライビングの聴覚体験が向上します。
    • すべてのメンバーのオーディオ API が XAudio に設定されました。
      • もしも必要なら、app.ini ファイルで DirectSound を継続して使用するよう設定することもできます。シムを起動したあとで app.ini ファイルの devSpeakerAPI 設定が devSpeakerAPISelect で値 2 に変更されるので、この値を 1 に設定すると DirectSound が使用されます。
    • リプレイオプションメニューにリプレイ音量のスライダーが追加されました。
    • コクピットカメラでの高速時の縁石サウンドが改善されました。
    • オーディオデバイスのプロパティが変更されるたびにコードのクロックスマッシュが発生する問題を修正しました。
    • XAudio2 がクラッシュするレアな問題を修正しました。

    Replay

    • オリジナルのダメージモデルを使用した車両のリプレイ処理をアップデートしました。
    • リプレイカメラが高速に振動する問題を修正しました。

    Controls

    • すべてのストックカーで、約25mphでの走行中にフォースフィードバックが大きなスパイクなしでスムーズに作動するようになりました。

     


    2025s1 リリースノート:

    Release Notes

    2024 シーズン 4 パッチ 2 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2024 シーズン 4 パッチ 2 の重要な修正と更新をホットフィックスとして配信します。

    SIMULATION:

    iRacing Weather System

    • 天気予報モードで、雲と雨の短期予測処理の問題を修正しました。
      • これによりスポッターが誤った天候予測を報じ続ける問題が修正されます。スポッターは気象学者でなくベストを尽くそうとしていることをご承知おきください。

    Heat Racing

    • ヒートレースでセッションをスキップすると路面温度が華氏45度(摂氏 7.2度)程度スパイクすることがある問題を修正しました。そういう意味でのヒートレースではないんです!

    Graphics

    • 雨天対応車両のフロントガラスが劇的で不透明に輝いたりガラスに影のフレアが出現することがある問題を修正しました。
    • UI の車両モデルで Chrome や Brushed のホイールが黒く表示される問題を修正しました。
    • PaintShop で一部の車両モデルのフロントガラスが失われたように見える問題を修正しました。

    Audio

    • ランブル鋸歯縁石のサウンドを改善しました。
    • 多くのエンジンスターターサウンドが再生されない問題を修正しました。

    Telemetry

    • P2P プッシュ to パスシステムのテレメトリ値が追加されました。
      • P2P_Count = 残り P2P 秒数
      • P2P_Status = P2P がアクティブかどうか表示します

    CARS:

    Lotus 49

    • ブレーキバイアスの増減単位を 0.5% から 0.25% 単位に変更しました。

    McLaren 720S GT3 EVO

    • McLaren からの情報に合わせて、空気抵抗を若干増やし、クラッチ慣性が拡大し、エンジンの慣性を小さくしました。

    NASCAR Cup Series Toyota Camry

    • ダメージモデルで、フロントフェンダーの取付部の問題を修正しました。

    NASCAR Cup Series Next Gen Ford Mustang

    • 金属製のノーズストリップの照明特性を調整しました。

    NASCAR Xfinity Ford Mustang

    • 金属製のノーズストリップの照明特性を調整しました。

    TRACKS:

    Daytona International Speedway

    • (Road Course) – バスストップシケインで最初の左縁石のスローダウンペナルティについて若干緩くしました。エイペックス中央部で タイヤ 2本を芝まで落とさないとスローダウンペナルティとなりません。

    Hockenheimring Baden-Württemberg

    • メインピットレーンを使用するすべてのレイアウトで、セーフエントリールールを厳格化しました。緑にペイントされたエリアまでにレース路面から離れる必要があります。

    Watkins Glen International

    • あるべき排水溝を追加しました。

    Release Notes

    2024 シーズン 4 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このパッチで 2024 シーズン 4 リリースの更新と修正を配信します。

    SIMULATION:

    Connectivity

    • IPv4 と IPv6 の両方の Ping サーバを修正しました。

    Physics

    • クラッチのバイトポイントの自然なばらつき幅を減らしました。

    iRacing Weather System

    • Static Weather を使用した際、セッション開始から 4 時間 6 分で温度変化のスパイクが起きる問題を修正しました。
    • 雨でフロントガラスに汚れのテクスチャが表示される問題を修正しました。

    Official Racing

    • レースサーバのスプリット配分アルゴリズムの問題を修正しました。レーススケジューラが新しいスプリット分割アルゴリズムを使用できずに元のバージョンに戻ることがありました。

    Dirt Racing

    • 対戦相手車両のホイール剛性が間違っているように見える視覚的な問題を修正しました。

    Graphics

    • 雨天対応車両で適切に汚れが落ちない問題を修正しました。
    • 様々な車両で足元を暗くしました。
    • 一部のカーペイントスキームでフロントガラスに色が付いて見える問題を修正しました。

    Audio

    • 一部の雨サウンドを WAV 形式に戻しました。
      • 一部の雨の音に脈動があるようですので調査します。

    Pits

    • カメラ距離によってロリポップマンの表示に問題があったのを修正しました。

    CARS:

    [Legacy] NASCAR Xfinity Class Cars

    • 対戦車両が常に見えなくなってしまう問題を修正しました。ステルスレースの実験はうまくいきませんでした。

    Aston Martin Vantage GT4

    • ダメージモデルで、カメラ距離によってリペアパーツが消失する問題を修正しました。

    BMW M4 G82 GT4

    • BMW M4 GT3 にマッチするようにミラーの順番を変更しました。
    • ペイントパターンテクスチャファイルがアップデートされました。オフィシャル以外のペイントスキーム用にゼッケンボードの位置を調整しました。
    • テクスチャのスペキュラーマップの問題を修正しました。

    Dallara IR18

    • コーナリング中にはアンチロールバーを調整できなくなりました。
    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    Dirt Mini Stock

    • タイヤの摩耗率を引き下げました。
    • 舗装およびダートコースの両方でよりよく機能するようにタイヤの最大/最小空気圧をさらに制限しました(左 10 psi / 右 20 psi)
    • バイザーティアオフにホットキーを割り当てできるようになりました。
    • フロントガラスのティアオフオプションをブラックボックスから削除しました。
    • フロントガラスシェーダーをアップデートしました。
    • 見えないステアリングコラムを修正しました。

    Ferrari 296 GT3

    • スピン中にエンジンがストールすることがある問題を修正しました。
    • IMSA ロゴのディテールをアップデートしました。

    Ford Mustang FR500S

    • ワイパーのアニメーションを修正しました。

    Ford Mustang GT3

    • 新しいペイントパターンが追加されました。

    Hyundai Elantra N TCR

    • 最新 PBR シェーダー用にシャシーテクスチャのホワイトバランスを改善しました。

    Hyundai Veloster N TCR

    • 最新 PBR シェーダー用にシャシーテクスチャのホワイトバランスを改善しました。

    Ligier JS P320

    • 雨天でのコクピットの反射に関する問題を修正しました。

    McLaren 720S GT3 EVO

    • 車内エンジンサウンドを改善し、トランスミッション及び駆動系サウンドを追加しました。
    • コクピットからボディワークが透けて見える隙間を埋めました。
    • フロントガラスのワイパーアニメーションスプラインをアップデートしました。
    • カーナンバーがゼッケンボードの中央に表示されるように調整しました。
    • UI モデルで IMSA リーダーボードパネルが適切な場所にに追加されました。
    • UI モデルで表示されるサスペンションに合わせてキャンバーを追加しました。

    Mini Stock

    • タイヤの摩耗率を引き下げました。
    • フロントガラスのティアオフオプションをブラックボックスに追加しました。
    • ペイントパターンテクスチャファイルをアップデートしてリアのスポンサーロゴを改善しました。
    • フロントガラスシェーダーをアップデートしました。
    • 見えないステアリングコラムを修正しました。
    • カメラ距離が近いときに右リアタイヤのハブが表示されない問題を修正しました。

    [Legacy] Dallara DW12

    • コーナリング中にはアンチロールバーを調整できなくなりました。

    TRACKS:

    Cadwell Park Circuit

    • 低いグラフィックス設定でブレーキマーカーが表示されない問題を修正しました。

    Circuit de Spa-Francorchamps

    • 伝説のフラッグマン、バーニーが到着しました! 旧バージョンにスタックしていて高度なクロノマンシー占いの稽古が必要でした。
    • (Grand Prix Pits) – ピット入口のプレースホルダーの壁が取り除かれました。
    • (Bike) – ターン 9 を明確にするためにペイントラインが追加されました。
    • ターン 1 にソーセージ縁石が追加されました。
    • ターン 13, 14 にグラスクリートが追加されました。
    • 低いグラフィックス設定で色分けされた路面が表示されないことがある問題を修正しました。
    • 観覧車のアニメーションとイルミネーションが追加されました!
    • 緑の排水路に芝が生える問題を修正しました。
    • ブリュッセル周辺にいくつか木が追加されました。
    • 地形にあった穴を埋めました。
    • 一部の地形で色を改善しました。
    • 縁石そばの排水溝の色をアップデートしました。
    • ロード画面の画像をアップデートしました。

    Homestead Miami Speedway

    • (Road Course A & B) – Object Detail が Low に設定するとブレーキマーカーが表示されなくなる問題を修正しました。

    Knockhill Racing Circuit

    • ピットガレージ内に雨が降る問題を修正しました。

    Lånkebanen (Hell RX)

    • コースの読み込みに失敗する致命的な問題を修正しました。
      • 根本的な問題は、コースのしげみに配置された、新しくエンコードした環境音を再生するスピーカーに関係していました。

    Release Notes

    2024 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2024s4 リリースノート:


    SIMULATION:

    Official Racing

    Divisions

    • Division は Week 1 開始時でなく、Week 13 に計算されるようになります。
      • 最近のロードライセンスの分割やメンバーシップが大幅に拡大したことで、設計当初よりもデータベース処理にかかる時間が指数関数的に長くなっていました。処理に時間がかかることで、昨シーズンの切り替わり時にオフィシャルシリーズのダウンタイム延長に繋がりました。この変更により、13週を通してサービス稼働中に負荷を分散して処理できるようになります。プロセスの変更によって生じる Division 自体にはほとんど変化はありません。

    Physics

    • スタンディングスタートを使用する車両は、自動的にシミュレートされたパレードラップを完了するようになります。この処理によってタイヤが温められてコンディションが整い、ブレーキが加熱されることで、スタートの体験が向上します。
    • クラッチで自然なばらつきが生じるようになりました。
      • すべてのクラッチにはそのかみ合わせに同じだけの小さなばらつきを持つようになりました。その大きさはセッション開始時にランダムに決定され、セッション内のすべての車両でまったく同じだけ設定されます。このばらつきは現実をシミュレートしており、すべてのクラッチが毎回同じように作動するわけではありません。この変更により各セッションで自然なクラッチのばらつきがすべてのドライバーに均一に適用されるので、フィールドの公平さが保たれます。
    • クラッチペダルが装備されていない車両では、クラッチ発進アシストは機能しません。
    • エンジンの摩擦トルクのシステム的な処理誤りを修正しました。

    iRacing Weather System

    • タイムライン天気モードで新しいタイプが選択できるよういなりました: Spotty Rain
      • 「Spotty Rain」はその地域で割り当て時間中に激しい雨から弱い雨まで、にわか雨をシミュレートします。実際のにわか雨のように、このモードは様々な雲と日照を様々な程度で取り混ぜて、周期的に、様々なレベルの雨を降らせます。「Spotty Rain」が使用されているときには、天気レーダーや地平線で何が起こっているか、十分に注意してください!
      • 「Spotty Rain」はタイムライン天気モードでのみ使用できます。
    • 気圧と作用する雨の計算方法の見落としを是正して、雨を選択したのにシムで雨が降らないことがある問題を修正しました。
    • 特にウェット路面とドライ路面が切り替わる部分で、それぞれの路面に四角いブロックのように見えることがある問題を修正しました。
    • 雨の降り始めと終わり時刻が 1分ごとに表示される問題を修正しました。母なる自然はそんなに厳密ではありません。
    • タイムラインの雨ブロックの始めと終わりに最低 75% の雲の量が強制される問題を修正しました。
    • 夜間にフロントガラスの雨エフェクトで突然マスクされたりマスクが外れたりする問題を修正しました。
    • 自分のタイヤからの水しぶきがフロントガラスに現れる問題を修正しました。
    • 経過時間を考慮した時刻にスタート時間のオフセット指定が適切に考慮されるように時刻計算処理を修正しました。これにより倍速指定セッションで天候精度が高くなります。
    • セッション開始時刻が 1時間間隔でなく倍速指定のセッションで使われるキーフレームデータの問題を修正しました。
    • コースが実際にはウェットコンディションなのに、リプレイではセッション開始時にドライに見える部分があった問題を修正しました。

    Race Control

    • タイムペナルティが 5秒ごとに増加し続けることで、クリアできないペナルティになってしまうことがある問題を修正しました。

    Road Racing

    • ストックカーでロードコースを走行する際のタイヤ冷却パラメータが若干アップデートされました。

    Dirt Racing

    • ダートレース路面の含水量パラメータが若干アップデートされました。

    AI Racing

    • AI ドライバーが無事に資格認定コースを修了し、以下の車両が AI レースで使えるようになりました:
      • BMW M4 G82 GT4
      • McLaren 720S GT3 EVO
      • Mini Stock
    • AI ドライバーがレース課程を修了し、以下のコースおよびレイアウトが AI レースで使えるようになりました:
      • Cadwell Park Circuit (Full, Club, Moto, Woodlands)
      • Circuit de Spa-Francorchamps (Grand Prix Pits, Classic Pits, Endurance, Bike)
    • AI ドライバーがウェットタイヤのメリットバッジを獲得し、ダート以外のすべての新規・既存コンテンツでウェットレースが行えるようになりました!
    • プレーヤー車両と比較してもより正確になるよう、AI 車両のタイヤ温度モデルを改善しました。これにより、特に極端な温度での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今回のシーズンリリースでは、この改善が以下の車両に適用されます:

      AI 車両は温度が低いと超速かったので以前は AI セッションでは Afternoon が推奨でした。このアップグレードが適用された車両では、様々な条件下でプレーヤーのタイヤ温度にかなり近くなるのでペースも近くなります。
      Improved Tire Temperature Modeling

    • AI ドライバーは多くのロードコースでのウェットコンディションと、ドライのニュルブルクリンクでの追加講習を受けました。
    • AI ドライバーは 24-25 年に向けて夏期読書課題を完了しました:
      • ピッチ&ロールは制御不要じゃない! – ワイルドレースプロが贈るベーシックレッスン
      • 日常生活における適切なスタンディングスタート手順
      • オフトラからのリカバリを改善する 101 の Tips & Tricks
    • 彼らの主張に反して AI ドライバーは完全からはほど遠いです。今回のリリースでのアップデートや修正についていくつか紹介します:
      • コーションラップがレース周回としてカウントされないイベントでは、AI ドライバーは少し余分な燃料を積んでスタートするようになりました。彼らは何度も苦い経験をして学びました。
      • 一部の AI ドライバーがスーパースピードウェイでぼーっとしてピットやグリッドから動くのを忘れてしまう問題を修正しました。
      • セッションに AI ドライバーを含めると、ダイナミックトラックデータや天候コンディションがロードされたあとでわずかに変更されることがある問題を修正しました。AI ドライバーがコードを変更するチート行為を行っていたと思われ、これを防止しました!
      • AI ドライバーは Ray FF 1600 で常に間違ったセットアップを使用しているように見える問題を修正しました。

    Graphics

    • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々なアップデートを完了しました:
      • 反射率パラメータを調整して、反射率の高い路面の視認性を向上しました。
      • フロントガラスと汚れの表面テクスチャシェーダーがアップデートされました。
      • 車体に貼られる様々な汚れのテクスチャとデカールがアップデートされました。
      • SpeedTree の照明シェーダーがアップデートされ、日中/夜間および夜間/日中の遷移が改善しました。
      • PopcornFX で、動的なメモリバッファアロケーションを調整してパフォーマンスを改善しました。
      • 非常に明るいエリアが白飛びしていたのを改善する非 HDR モニター用の HDR トーンマッパーを追加しました。
      • renderDX11.ini ファイルから AAQuality 設定が削除されました。
    • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々な問題を修正しました:

    Audio

    • このシーズンリリースから、iRacing から DirectSound を廃止するプロセスが始まります。
      • 今回のアップデート後にオーディオ設定を復元するにはサウンドデバイスを選択しなおす必要がある場合があります。
      • サウンドデバイスはデバイスセレクタに一度だけリストされます。ハードウェアの互換性のために DirectSound が必要な場合には、app.ini ファイルで有効化することもできます。
      • ステレオサウンドをサラウンドスピーカーに送るための DirectSound ミキシングバランスが修正され、app.ini ファイルから削除されました。
    • 低速での縁石の衝突音や擦過音が改善しました。
    • 新しいオーディオコーデック OPUS のサポートが追加され、シムのすべての環境音はこの新しいフォーマットにコンバートされました。
      • OPUS 形式のオーディオは高い品質を保ったままサイズを縮小することができます。この削減により期待する体験を保ったまま全体的なファイルサイズが削減されました。
    • sampleRate 設定は使われなくなり、app.ini から削除されました。サンプルレートは Windows のサウンドデバイスのプロパティで設定されます。
    • マルチメディアデバイスの無作法によりシムがクラッシュすることがある問題を低減する保護機能を追加しました。

    Controls

    • Conspit ペダルの振動サポートを追加しました。
    • Simagic ハンドルが検出され、それが 360Hz モードをネイティブにサポートしていない場合、自動的に DirectInput にフォールバックするようになりました。
    • Thrustmaster デバイスがシャットダウン中にシムをクラッシュさせる可能性があった問題を修正しました。

    Auto-Fuel

    • autoFuelDefaultEnable が False でも、ピット出口で Auto Fuel が給油量を変更してしまう問題を修正しました。

    Replay

    • 単独走行の予選 Lone Qualifying セッションのリプレイ中にすべての参加者が表示されるようになりました。

    Sporting Code

    • 公式 iRacing 競技規則 Official iRacing Sporting Code がアップデートされました。2024 シーズン 4 リリースの変更は以下のとおり:
      • 5.4. Divisions – Division がいつ計算されるかの説明を変更しました。
      • 6.8. Starting – ジャンプスタートペナルティの説明を訂正しました。
      • 6.11.4. Tires – 箇条書きナンバリングを修正しました。
    • iRacing Official Sporting Code はこちらから参照できます: https://www.iracing.com/iracing-official-sporting-code/

    Telemetry

    • ライブテレメトリの瞬間的な消失を引き起こす可能性のある問題を修正しました。

    2024s4 リリースノート:

    Release Notes

    2024 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2024s4 リリースノート:


    2024 Season 4 Release Notes [2024.09.03.02]

    2024/09/10 から始まる 2024 シーズン 4 用のビルドの登場です。

    このビルドには 4台の新車: BMW M4 G82 GT4, McLaren 720S GT3 EVO (McLaren最終承認待ち), Mini Stock, Dirt Mini Stock が含まれます。Mini Stock と Dirt Mini Stock は無償の標準コンテンツとして全てのメンバーに付与されます。また、新コース Cadwell Park Circuit が追加され、Circuit de Spa-Francorchamps は 2024 年フルアップデートを適用、Circuit Zolder もビジュアルアップグレードが適用されました。スパとゾルダーを購入済みのメンバーはアップデートを受け取れます。

    天候システムには新しいタイムラインタイプの Spotty Rain が追加され、激しい雨から弱い雨までシミュレートできるようになりました。iRacing オフィシャルシリーズから直接、オフィシャルシリーズのパラメータを使った AI セッションを起動できる機能も追加されました。車両に関してはクラッチモデルが更新され、毎回同じ動作とならず自然なばらつきが考慮されるようになります。スタンディングスタート手順を改善し、シミュレートされたパレードラップによってスタート前にタイヤコンディションが整えられます。
    すべての環境音はその情報を保ったままファイルサイズを小さくする新しいオーディオフォーマットに更新されました。単独走行の予選セッションのリプレイで全車を見ることができるようになりました。最適な競争グループを維持して車種の多様性を向上する、新しいマルチクラススプリット分割アルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムは選択的に展開され、シリーズやイベントで使われる際にはそれを示すインジケーターがあります。TCRクラス, BMW M4 G82 GT4, McLaren 720S GT3 EVO, Mustang FR500S, Renault Clio R.S. V が雨天対応となりレインタイヤを装備しました。ダート以外のすべての新コンテンツは AI レースにも対応しています。コースに合わせて更新された各車両のセットアップはほぼ 1000 個近くにまでなりました。

    iRacing ポーズを練習して表彰台に備えましょう。2024 シーズン 4 を楽しんでください!

    Season highlights include:

    • BMW M4 G82 GT4
    • McLaren 720S GT3 EVO [McLaren最終承認待ち]
    • Mini Stock [無償!]
    • Dirt Mini Stock [無償!]
    • Cadwell Park Circuit [4 レイアウト]
    • Circuit de Spa-Francorchamps 2024 再スキャン [4 レイアウト]
    • Circuit Zolder 2024 ビジュアルアップグレード
    • オフィシャルセッションからの AI セッション起動機能 [最終テスト待ち]
    • Spotty Rain 天候タイムライン
    • 新マルチクラス オフィシャルシリーズスプリット分割アルゴリズム
    • スタンディングスタートにおけるタイヤコンディションの事前調整
    • 自然なクラッチのばらつき
    • 新環境音コーデック
    • 共有される単独走行リプレイ
    • 雨天対応 8 車種追加(TCR, Mustang FR500S, Renault Clio, McLaren 720S GT3 EVO, BMW M4 G82 GT4)
    • 3 台の新車が AI レースに対応(BMW M4 G82 GT4, McLaren 720S GT3 EVO, Mini Stock)
    • 8 レイアウトが AI レースに対応(Cadwell Park Circuit, Circuit de Spa-Francorchamps 2024 Rescan 各 4 レイアウト)
    • 1000近くもの更新された車両セットアップ

    2024 シーズン 4 特集ページはこちら: https://www.iracing.com/seasons/2024-s4/

    2024 シーズン 4 リリースノート全文は以下をご覧ください。

    iRACING:

    General

    • Electron のバージョンと依存関係を最新の安定版へアップデートしました。

    Hosted Racing

    • Hosted セッション作成時に最大 14 車種を同時使用できるようになりました。

    AI Racing

    • [最終テスト中] オフィシャルセッションの「Go Racing」ドロップダウンに新しいオプション「Create a Single AI Session」が追加されました。このボタンはオフィシャルセッションからすべてのパラメータをコピーしてプライベート AI セッションを作成することができます。これを使うとイベントがどのようなものか確認したり車両とコースをトラフィックありでテストすることが簡単に行えます。
    • AI セッションを作成する際に最大 14 車種を使用できるようになりました。
    • AI ロースターの「Add Pattern」ボタンでエラーが発生していた問題を修正しました。
    • AI シーズンに無効な名前を指定した場合のエラーメッセージを改善しました。

    iRacing Weather System

    • タイムライン天気モードで新しいタイプが選択できるよういなりました: Spotty Rain
      • 「Spotty Rain」はその地域で割り当て時間中に激しい雨から弱い雨まで、にわか雨をシミュレートします。実際のにわか雨のように、このモードは様々な雲と日照を様々な程度で取り混ぜて、周期的に、様々なレベルの雨を降らせます。「Spotty Rain」が使用されているときには、天気レーダーや地平線で何が起こっているか、十分に注意してください!
      • 「Spotty Rain」はタイムライン天気モードでのみ使用できます。

    Paint Shop

    • Paint Shop に新しいスポンサーが追加されました:
      • Bell Helmets
      • Eibach
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    2024s4 リリースノート:

    Release Notes

    2024 シーズン 3 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このパッチで 2024 シーズン 3 リリースの様々な更新と修正を配信します。このパッチでは Oswego Speedway の Dirt レイアウトがリリースされます。また、2024 シーズン 2 リリースから始まった GPU クラッシュ問題に関するアップデートも含まれます。

    iRACING:

    Web Data API



    • Results / Get

      • リザルトの各車両クラスに SOF と台数を示す strength_of_field’および‘num_entries’を追加しました。

      • リザルトの天候オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’および‘simulated_start_utc_offset’を削除し、API の他のエリアでは天候オブジェクトに一致させるために‘simulated_start_time’を追加しました。



    • Series / Seasons

      • スケジュールオブジェクトから重複した‘simulated_time_multiplier’を削除しました。各スケジュールの weather オブジェクトのみに現れるようになりました。

      • スケジュールの weather オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’を削除しました。



    SIMULATION:

    Race Servers



    • 選択されたコースでローリングスタートができるかどうかの検証処理を改善しました。

    AI Racing



    • AI ドライバーが使うウェットレースの走行ラインが増えました。ヘビーレインでは特に増えました。

    • スーパースピードウェイで AI ドライバーがピットやグリッドから離れるのを忘れてしまうことがあった問題を修正しました。

    • iRacing Superspeedway で AI ドライバーが一部のファイナルレシオを使用したとき、シムがクラッシュする可能性があったアスファルトオーバル車両の問題を修正しました。

    iRacing Weather System



    • フロントガラスを伝っていく雨粒のエフェクトを更新し、雨粒がそこから離れる前に消えてしまわないようになりました。

    • その時点で雨が降っていなかったのに雨が表示されてしまう問題を修正しました。

    • リプレイでのフロントワイパーの動作を改善しました。

    • セッションのウェット/ドライ状況と車両速度に基づいて、ワイパーによるフロントガラスのウェット/ドライ状況の進捗状態について改善しました。

    • HDR が無効なときにエアロスプレーがブロック状になっていた問題を修正しました。

    • リプレイ、特に巻き戻したりウェット/ドライが移り変わるタイミングにおいて、フロントガラスのウェット/ドライ描画を改善しました。

    • 自動ワイパーが無効で手動でワイパーを動かしたとき、フロントワイパーが水を正しく履いてなかった問題を修正しました。

    • フロントガラスの視覚エフェクトに使われる時間が不正確になる可能性があった問題を修正しました。

    Cars



    • 競争相手の車両が誤ったウィング角度で表示される問題を修正しました。

    Graphics



    • 2024 シーズン 2 リリース以降レポートされてきた GPU クラッシュを回避するエビデンスを示すアップデートが行われました。

      • パーティクルシステム PopcornFX でのみ SMP/MVP/SPS を無効化するメカニズムを追加しました。いくつかのエビデンスが、iRacing Weather System リリース後に PopcornFX システムと作用する処理が GPU のクラッシュを引き起こしていたことを示していました。

      • このパッチリリースで、Nvidia のみの特殊モード (SMP/MVP/SPS) は PopcornFX システムをバイパスします。これらのモードはすべてのレンダリングに有効です。この変更はパフォーマンス処理とフレームレートに最小限の影響しか与えません。

        • この新しいデフォルトを変更したい場合、適切な“rendererDX11*.ini”ファイルの“PopcornFXSPSAllowed”と“PopcornFXSMPMVPAllowed”をどちらも“1”にすることでパーティクルシステム用に Nvidia 専用モードを再有効化します。





    • フル解像度のパーティクルエフェクトが画面左上に正しく表示されない問題を修正しました。

    Replays



    • 出走登録したのに入室しなかったドライバーがいたセッションのリプレイがロードに失敗する可能性があった問題を修正しました。

    Controls



    • Conspit ペダルの振動サポートが追加されました。

    • 最新の Simucube API が統合されました。

    • “enable360HzInterpolated=0”と設定された Simucube ホイールでフォースフィードバックが適切に有効にならない問題を修正しました。

    Telemetry



    • レースサーバ名がセッション文字列に記録されるようになりました。

    CARS:

    GT3 Class Cars



    • iRacing セットアップがアップデートされました。

      • Daytona International Speedway と Circuit des 24 Heures du Mans では最長のギアレシオが使用されるようになりました。Nürburgring セットアップをリネームし、ノルドシュライフェ混合レイアウトで自動的に読み込まれるようになりました。



    LMP1 Class Cars



    • ダメージモデルで、曲がったホイールを完全に修理できるようになりました。

    NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars



    • タイヤパラメータがアップデートされ、全体的なコンディショニングが早くなりました。

    • ダメージモデルで、フロントタイヤのサイドウォールの摩擦が少なくなり、壁面との接触挙動が改善されました。これは特に対戦相手車両を見たときに顕著でした。

    Rallycross Vehicles



    • ダメージモデルで、ラリークロスレイアウト以外でレースを行う際には、多少曲がったホイールでも完全に修理できるようになりました。

    • ダメージモデルで、ホイールの横方向の破壊限界が引き上げられました。

    Stock Car Pro Series Class Cars



    • この車両の旧ダメージモデルが使われた古いリプレイがロードできなかった問題を修正しました。

    Street Stocks



    • ドライブシャフトが視覚的にずれていた問題を修正しました。

    • ダメージモデルをチューニングして、エンジンのダメージ伝達がさらに減らされ、ノーズが若干強化されました。

    V8 Supercars Class Cars



    • ダメージモデルをチューニングして、ホイールが強化され、ノーズ構造体をアップデートしてフロントホイールのカバー範囲を拡大しました。

    Acura ARX-06 GTP



    • BoP調整: ダウンフォースとエンジン出力を若干引き下げました。

    BMW M4 GT3



    • UI モデルが誤ったリアウィングエンドプレートを使用していた問題を修正しました。

    BMW M4 GT4



    • レインライトをアップデートしました。

    • ダメージを負っていないレインライトの見た目をアップデートしました。

    • 水しぶきの向こうでも見やすいようにブレーキライトをアップデートしました。

    • コクピットのラベルのテクスチャをアップデートしました。

    • バックファイアエフェクトをアップデートしました。

    • 特定カメラ距離でのホイール表示の問題を修正しました。

    • ダメージを負っていないのにダメージを受けたパーツが描画される問題を修正しました。

    Dallara IR18



    • ステアリングウェイトが 2024 シーズン 3 以前の値にリセットされました。

    Dallara P217



    • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

    Dirt Micro Sprint Car



    • (Outlaws) – この車両タイプがピットサービスを受けられなかった問題を修正しました。

    • 外部エンジンサウンドを改善しました。

    Ford Mustang FR500S



    • UI モデルにおけるアンビエントオクルージョンの問題を修正しました。

    Ford Mustang GT3



    • ダメージモデルで、完全に取り付けられた状態のノーズが強化されました。

    • iRacing セットアップでリアキャンバーを増やしました。

    Ligier JS P320



    • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

    Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified



    • (Modified – SK) – ダメージモデルで、フロント及びリアバンパーの剛性がアップデートされました。

    NASCAR Xfinity Ford Mustang



    • 他のNASCAR Xfinity 車両と同じようにペイントパターンの黒の縁取りをアップデートしました。

    Nissan GTP ZXT



    • ダメージモデルのチューニングを行って、ノーズを強化して破壊限界を引き上げ、コーンで破壊されないようになりました。

    Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR



    • 遠距離カメラでレインライトが働いていなかった問題を修正しました。

    Porsche 911 GT3 Cup (992)



    • SIlverstone 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

    Porsche 911 GT3 R (992)



    • コクピットのプルタブのテクスチャをアップデートしました。

    Radical SR8



    • 夜間にヘッドライトが適切に動作していなかった問題を修正しました。

    Ruf RT 12R



    • コクピットのミラーが極端に暗かった問題を修正しました。

    Street Stock – Casino & Eagle



    • 数字フォントの傾き指定が逆になっていた問題を修正しました。

    [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008



    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    TRACKS:

    Circuito de Navarra



    • 誤ったピットストールがレーシング路面に置かれてしまい、そのエリアを通過する車両に問題が発生していたのを修正しました。

    • 最終コーナーのブレーキマーカーを修正しました。

    • 様々なオブジェクトがカメラ距離の変更に応じて視覚的にポッピングしていた問題を改善しました。

    Daytona International Speedway



    • (2008 Configs) – ピットロードの後ろを走行して周回できていた問題を修正しました。

    Oswego Speedway



    • 新レイアウトを追加しました – Oswego Speedway – Dirt!

      • 新しいダートオーバルレイアウト Dirt が追加されました!



    • スキッドマークやアスファルトのヒビ、路面テクスチャを改良しました。

    • 競争相手の車両がインサイドのウォールに引っ掛かって空中に飛び上がるように見えることがあった問題を修正しました。

    • 一部のコンクリートバリアとアウトサイトウォール及びインフィールドフェンスが固体オブジェクトでなかった問題を修正しました。

    • 観客の配置を更新しました。

    Sachsenring



    • 一部テクスチャをアップデートしました。

    • 風力タービンのビジュアルを改善しました。

    • 樹木ラインをアップデートしました。

    • 一部 ARMCO と路面のラインテクスチャをアップデートしました。

    WeatherTech Raceway Laguna Seca



    • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

    World Wide Technology Raceway (Gateway)



    • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

    Release Notes

    2024 シーズン 3 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このパッチで 2024 シーズン 3 初期リリースの様々な更新と修正を配信します。フラッグマンのバーニー、一部車両でのダメージモデルの追加チューニング、安定度に影響するクリティカルな問題の修正、公平かつ一流のコンペティションを保証するための更新が含まれます。間もなく始まる Week 1 に備えましょう!

    iRACING:

    Profile – Awards

    • Rovaler アワードが同期されない可能性があった問題を修正しました。
    • The Profiler アワードは廃止されました。

    SIMULATION:

    iRacing Weather System

    • フロントガラスの結露が進むエフェクトを美的に改善しました。
    • 雨粒テクスチャの生成が高速化されました。

    Race Control

    • ラリークロスイベントにペースカーが参加できないように一部の問題を修正して適切に無効化します。2017年に起こった問題により、(ペースカードライバーの)フレッドはラリークロスコースには入れません。

    Engine

    • 駆動系のスプリングトルクが現実的なレベルに制限されるようになりました。不安定な駆動系を Zippy イベントを引き起こしてシミュレーションのフィジクスを壊すのを防ぎます。
      • 高速ギアでクラッチが滑るとき、不安定な数値で駆動系がひどく振動することがあります。この変更によってフィジクスエンジンがクラッシュしないよう保護されますが、ひどいノイズで駆動系が壊れる可能性があります。

    Dirt Racing

    • 「Out of Control」インシデントの閾値を若干緩めました

    Time Trial

    • タイムトライアルの有効周回数をロード及びダートで以下のように統一されました:
      • 2マイルに満たないコース = 8 周
      • 2マイル以上のコース = 5 周
      • Circuit des 24 Heures du Mans = 2 周
      • Nürburgring Nordschleife (混合レイアウトを含む全レイアウト) = 1 周

    Graphics

    • 一部路面が光り過ぎていた問題を修正しました。

    Spotter

    • スポッターテキストで一部の代名詞を更新しました。

    Spotter – Foreign Language

    • ポルトガル語の Portuguese-Guto_Colvara パックにいくつかの音声を追加しました。

    CARS:

    NASCAR Cup Series Next Gen Series Car

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    NASCAR Truck Series Trucks

    • ダメージモデルについて、サイドスカートのダメージは修理できなくなりました。横方向の衝撃から右側のスカートがダメージを受ける可能性を引き下げました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Street Stocks

    • ダメージモデルについて、エンジンおよび液体区画の耐久性を向上させ、ノーズの破壊限界を引き上げ、リア及びトランクの破壊限界を引き下げました。
    • フロントノーズカメラのずれを修正しました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Acura ARX-06 GTP

    • ガレージ画面について、フロントヒーブスプリングの最大変位が 25mm に制限されました。

    Aston Martin DBR9 GT1

    • ダメージモデルについて、リアパネルの擦過ダメージを調整しました。

    Aston Martin Vantage GT4

    • 特定のカメラ距離でリアバンパーがずれていた問題を修正しました。
    • ウェットタイヤがあまりに暗かった問題を修正しました。
    • 雨天時にヘッドライトスイッチが有効化されました。

    Audi R18

    • UI でのタイヤのレンダリング問題を修正しました。

    BMW M4 GT4

    • コクピット内のミラーに雨しぶきが表示される問題を修正しました。
    • ペイントショップでのリアウィンドウがちらつく問題を修正しました。

    Chevrolet Corvette Z06 GT3.R

    • ダッシュボードの燃費表示の桁数が誤っていた問題を修正しました。
    • IMSA パネルが GTD の緑でなく常に赤で表示されていた問題を修正しました。
    • 特定カメラ距離でテールライトが表示されない問題を修正しました。
    • 車外から見たときにリアビューカメラ画面が映るようになりました。
    • 相手車両で常に ABS 警告灯が点灯していた問題を修正しました。
    • UI のレンダリングで燃料キャップが表示されていなかった問題を修正しました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Dirt Sprint Car

    • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

    Dirt Sprint Car Non-Winged

    • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

    Dirt Street Stock

    • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

    FIA F4

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Ford Mustang GT3

    • ピットストップでの調整が行えない問題を修正しました。
    • ダメージモデルについて、ルーフ構造を引き上げ、強化しました。
    • ダメージモデルについて、リアウィングとトランクが完全に取り外せるようになりました。
    • ブレーキバイアスのデジタル表示の問題を修正しました。
    • ピットスピードのオーバースピードバーがライブとリプレイリモートでテレメトリが異なる問題を修正しました。
    • カメラ距離によってウィンドウバナーの表示に問題があったのが修正されました。
    • IMSA イベントで IMSA デカールレイヤーが適切に使用されるようになりました。
    • コクピット内のミラーに雨しぶきが表示される問題を修正しました。
    • 熱せられたブレーキローターのテクスチャをアップデートしました。

    Global Mazda MX-5 Cup

    • 右タイヤだけ交換するとシムがクラッシュする問題を修正しました。
    • UI 画像のフロントガラステクスチャを修正しました。

    Honda Civic Type R TCR

    • タイヤリム表示の問題を修正しました。
    • UI モデルでフードラッチがついていなかった問題を修正しました。

    Ligier JS P320

    • 雨天時にコクピットのダッシュボードボタンが適切に点灯するようになりました。

    Lucas Oil Off Road Pro Trucks

    • (Pro 4 Truck) – タイヤ表示が暗すぎた問題を修正しました。

    McLaren 570S GT4

    • レインライトが付いていなかった問題を修正しました。

    McLaren MP4-12C GT3

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Mercedes-AMG GT4

    • トランクが外れてもレインライトが外れなかった問題を修正しました。
    • 遠距離カメラでレインライトが表示されなかった問題を修正しました。
    • 雨天時にヘッドライトスイッチが有効化されました。

    Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified

    • (Modified – SK) – ダメージモデルについて、リアからエンジンコンポーネントにまで到達する衝撃を引き下げました。

    NASCAR Cup Series Toyota Camry

    • タイヤとリムのずれを修正しました。

    Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

    • 雨天時のフロントガラスの反射に関する問題を修正しました。
    • リアのレインライトと Wet Tire デジタルディスプレイが適切に動作するようになりました。

    Porsche Mission R

    • コクピットでフロントガラスがときどき反射しすぎていた問題を修正しました。

    SRX

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    TRACKS:

    Circuit of the Americas

    • 夜間にヘッドライトに適切に照らされるシェーダーで縁石を更新しました。

    Circuito de Jerez – Ángel Nieto

    • バーニーが正しい位置でチェッカーフラッグを振るようになりました。

    Circuito de Navarra

    • 伝説のフラッグマン、バーニーが到着しました!
    • ターン 11 のチェックポイントが調整されました。
    • (Speed Circuit – Short) – ピットレーンを通ってラップを完了できるエクスプロイトを修正しました。
    • (Speed Circuit – Medium) – 見えない壁を削除しました。

    Nürburgring

    • コーナーの縁石がヘッドライトに照らされなかった問題を修正しました。

    Oswego Speedway

    • アスファルトの色と粗さが調整されました。
    • ポプラの木を更新しました。

    Sachsenring

    • 伝説のフラッグマン、バーニーが到着しました!
    • オフィスビルが表示されていなかったのが修正されました!
    • 一部表示されていなかった樹木が植えられました。
    • 駐車車両が追加されました。
    • 一部のバナーが更新されました。
    • 浮いて表示されていた観客やテントが修正されました。
    • 一部樹木モデルがトリミングされました。
    • オークの木のテクスチャが光り過ぎていた問題を修正しました。

    Release Notes

    2024 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2024s3 リリースノート:


    SIMULATION:

    Race Servers

    • 車両のフィジクスパラメータが非現実的な(Zippy)値となったとき、レースサーバがクラッシュする問題を修正しました。

    iRacing Weather System

    • 新しく雨天対応となった車両:
      • GT4 クラス:
        • Aston Martin Vantage GT4
        • BMW M4 GT4
        • McLaren 570S GT4
        • Mercedes-AMG GT4
        • Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR
      • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
      • Ford Mustang GT3
      • Global Mazda MX-5 Cup
      • Ligier JS P320
      • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • レースコントロール関連の改善と調整:
      • コースがウェットかドライか判定するアルゴリズムをアップデートし、現在の降水量や傾向をより適切に考慮できるようになりました。これにより、雨がやんでレースコントロールがドライだと判断する速度が早まり、雨量が少ない場合にはウェットと判断するのが遅く、激しい雨ならウェット判断が早くなります。
      • ウェットセッションからドライセッションへ移行する閾値を引き下げました。これは雨天時ルールとレインライト使用を規定します。システムは慎重に、早すぎる決断をしないようにする必要があります。
    • タイヤ関連の改善と調整:
      • ウェットグラベル及び砂を高速で通過する際にホップする現象を少なくなるように、これらがタイヤに及ぼす影響を調整しました。
      • ウォータースプレーの変位をアップデートして、視覚的に粒子とより一致するようにしました。
      • タイヤが通過した跡から水分が除去されるアルゴリズムを若干更新しました。
    • 雨の計算に関する改善と調整:
      • すべての天候タイプ(Static, Realistic, Timeline)で、最大許容雨量を若干減らしました。これが新しい最大降雨量となります。この変更は雨天のレース体験全体を向上するためのタイヤ開発に従ったものです。
      • 気象条件に基づいて動的なトラック状況を更新する一部のアルゴリズムがアップデートされました。
    • ウェットトラックに関する改善と調整:
      • レース路面の水分含有量を判定する計算が改善されました。特に乾いていくコースでのタイヤ相互作用が改善されます。
      • より良い時間変化・天候変化を考慮するために予選からレースなどセッション間のパラメータ変更を管理するコードを調整しました。
    • グラフィックス関連の改善と調整:
      • 様々な描画距離に対して雨しぶきの数が最適化されました。
      • カメラ速度に基づいて降雨の最大角度を増大させました。
      • フロントガラスの雨粒エフェクトとテクスチャがアップデートされました。
      • フロントガラスの結露テクスチャがアップデートされました。
      • 雨粒テクスチャがアップデートされました。
      • 雨の粒子をマッピングするレンダリングコードを改善しました。
      • 水しぶきとタイヤのレンダリング処理を改善しました。
    • オーディオ関連の改善と調整:
      • ピットクルーのキャノピーに雨降りの環境音が追加されました。
    • バグ修正:
      • ドライバーのピット指示タイミングのせいで一部車両でレインタイヤとドライタイヤが混在してしまう可能性があった問題を修正しました。
      • リプレイで風向きを誤って読み込んでしまう可能性があった問題を修正しました。
      • 同一イベント内でセッションをまたいで送信された天候パラメータに矛盾が生じる可能性のあった問題を修正しました。
      • 橋やオーバーパスの下に雨が降らないようにブロックされるようになりました。

    Tires

    • タイヤがオフトラック路面の濡れ具合を検出する方法を調整して、グラベルや砂につかったタイヤで空気圧が非現実的に急上昇しないように修正しました。
    • タイヤ空気圧と温度の違いがグラベルや砂に入ったタイヤに与える影響を軽減しました。
    • 周囲の車両で、使用中コンパウントが誤って表示されることがある問題を修正しました。
    • ウェット路面や柔らかい路面でホイールスピンするとタイヤ温度が急上昇する問題を修正しました。

    Oval Racing

    • オーバルリフレッシュプロジェクトの一環で、一部アスファルトオーバルコースの路面パラメータを調整しました。
    • オーバルレース路面に熱とグリップのわずかな調整が行われました。

    Dirt Racing

    • ダートタイヤの摩耗率を約 25% 引き下げました。

    AI Racing

    • 追加された以下の車両で AI レースが有効化されました:
      • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
      • Ford Mustang GT3
      • Street Stock – Casino
      • Street Stock – Eagle
    • 追加された以下のレイアウトで AI レースが有効化されました:
      • Circuito de Navarra – Speed Circuit, Speed Circuit Medium, Speed Circuit Short
      • Indianapolis Motor Speedway – Oval
      • Oswego Speedway – Oval & Mini Oval
      • Sachsenring
    • AI ドライバーはスイミング試験に合格し、雨天時に以下の船長を務める準備もできています:
      • GT4 Class Cars (Aston Martin Vantage GT4, BMW M4 GT4, McLaren 570S GT4, Mercedes-AMG GT4, Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR)
      • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
      • Ford Mustang GT3
      • Global Mazda MX-5 Cup
      • Ligier JS P320
      • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • AI ドライバーは以下の車両の運転に関する特殊訓練を受けました:
      • GT4 Class Cars
      • GTP Class Cars
      • NASCAR Truck Series Class Trucks
      • TCR Class Cars
      • Global Mazda MX-5 Cup
      • Ligier JS P320
      • Porsche 911 GT3 Cup (992)
      • SRX
      • Super Formula Lights
    • AI ドライバーは以下のコースで追加トレーニングを受けました:
      • Autodromo Jose Carlos Pace (全レイアウト)
    • AI ドライバーは以下のコースでのウェットドライビングの特殊訓練を受けました:
      • Circuit de Spa-Francorchamps (ALL Configs)
      • Daytona International Speedway – Road Course
      • Lime Rock Park – Classic, and Grand Prix
      • Mount Panorama Circuit
      • Okayama International Circuit – Full Course
      • Oulton Park Circuit – International
      • Road Atlanta – Full Course
      • Sebring International Raceway – International
      • Virginia International Raceway – Full Course
      • WeatherTech Raceway Laguna Seca
    • AI ドライバーは 2024 シーズン 3 向けの四半期ごとのトレーニングコースを修了しました。このコースには以下の講義や研究資料が含まれていました:
      • アンダーステアとスロットルバックオフ、ジャグリングピンのバランス
      • OVAL-300: スーパースピードウェイのレーシングライン
      • Blow the Man Down & 49 Other Sea Shanties for Rain Racing
      • 360度完璧 – ステアリングガイド (2024最新版!)
      • 傘の日のレースとトップシークレット レインレーステクニック
      • 人間関係のコミットメントとプッシュ to パス
    • AI 車両に関するバグ修正:
      • AI 車両がダストやマーブルを適切に投じていないことがあった問題を修正しました。
      • ウェット路面を滑る AI 車両が必要以上にタイヤスモークを発生させていた問題を修正しました。
      • ダメージ無効にしてレースすると AI 車両のエンジン油温が原子レベルに達してシムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。

    Heat Racing

    • 予選からフィールド全体がフィーチャーレースに進むよう選択されたときに問題が発生してすべてのヒートレースが排除されてしまう可能性のあったバグを修正しました。

    Physics

    • オフトラック路面の転がり抵抗を調整してリアリズムを向上させました。
    • 摩擦トルク、ホイール及びリムの速度、スプリングレートが非現実的な値となってZippiy イベントが発生しないようにする追加の保護策を追加しました。

    New Damage Model

    • ついにこの日が来ました。新ダメージモデルが iRacing カタログの全ての車両に搭載されました! 新ダメージモデルは今や単なるダメージモデルとなりました!
    • 新ダメージモデルが以下の車両で有効化されました:
      • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
      • Ford Mustang GT3
      • Street Stock – Casino
      • Street Stock – Eagle
      • Rallycross Cars (Ford Fiesta RS WRC, Subaru WRX STI, VW Beetle GRC, VW Beetle GRC Lite)
      • Stock Car Pro Series Class Cars (Chevrolet Cruze, Toyota Corolla)
      • V8 Supercars – 2019 (Supercars Ford Mustang GT, Supercars Holden ZB Commodore)
      • [Legacy] NASCAR Xfinity Series Cars (Chevrolet Camaro – 2014, Ford Mustang – 2016, Toyota Camry – 2015)
      • [Legacy] V8 Supercars – 2014 (Ford FG Falcon, Holden VF Commodore)
      • Audi 90 GTO
      • Chevrolet Corvette C7 Daytona Prototype
      • Formula Renault 3.5
      • Legends Ford ’34 Coupe
      • Legends Ford ’34 Coupe – Dirt
      • Legends Ford ’34 Coupe – Rookie
      • McLaren MP4-30
      • Nissan GTP ZXT
      • Pontiac Solstice
      • Pontiac Solstice – Rookie
      • Radical SR8
      • Ruf RT 12R (AWD, C-Spec, RWD, Track)
      • Silver Crown
      • Sprint Car
      • Williams FW31
      • [Legacy] BMW Z4 GT3
      • [Legacy] Ferrari 488 GT3
      • [Legacy] Mazda MX-5 Cup & Roadster – 2010
      • [Legacy] Mercedes-AMG GT3
      • [Legacy] NASCAR Nationwide Chevrolet Impala – 2012
      • [Legacy] Pro Mazda
      • [Legacy] Riley MkXX Daytona Prototype – 2008
      • [Legacy] V8 Supercar Ford Falcon – 2009
    • 新ダメージモデルはシンプルにダメージモデルと呼ばれるようになります。
    • 以前の古いダメージモデルは完全に無効化されました。

    Graphics

    • 2024 シーズン 2 に 20XX シリーズ GPU で発生していたクラッシュ問題について:
      • iRacing は引き続き解決策の発見と実装に取り組んでいます。問題を再現できた Nvidia のエンジニアと直接連携しています。これが内部的な手がかりとなり、現在も調査中です。彼らのサポートにより必要なアクションが判明次第、必要な措置を講じる予定です。
    • GPU パーティクルはデフォルトで有効で、renderer.ini ファイルのオプションで無効化することはできません。
    • ソフトパーティクルを無効化するオプションは削除されました。他の機能がこのレンダリングプロセスを使用しているため、オフにしてもなんのメリットもありません。
    • タイヤのシェーダー処理をアップデートして、反射や照明などの要素に周囲の環境をより有効に使用できるようになりました。
    • 全車両のガラスシェーダーを再コンパイルして暗くなるエフェクトが改善されました。
    • 天候によってフロントガラスを暗くするシェーダーがアップデートされました。
    • 様々な車両でワイパーエフェクトのパラメータをアップデートしました。
    • 法線ベクトルのサンプリングメソッドをリファクタリングしました。
    • ドライバーの頭と顔のテクスチャを最適化しました。
    • ドライバーモデルとテクスチャ LoD を改善しました。
    • 安定性のために一部の PopcornFX 処理パラメータをアップデートしました。
    • 遠距離の SSAO 処理で、遠くのシーンオブジェクトに影のアーチファクトが発生する問題を修正しました。
    • 一部の環境テクスチャが斑点状に現れる問題を修正しました。
    • 雨天非対応の車両でダートやラバーのパーティクルエフェクトが誤ったサイズで表示されることがある問題を修正しました。
    • 花火の煙の色に関する問題を修正しました。
    • トラック脇のカメラマンが悪魔に取りつかれてしまい、同時に複数の方向を見ようとして体をよじる問題を修正しました。悪霊パズズよ、消えろ!

    Audio

    • XAudio デバイスで障害が発生してクラッシュする問題を修正しました。
    • 使用するオーディオデバイスに PS4 ヘッドセットが選択されるとシムがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

    Spotter

    • ポルトガル語 Guto_Colvara スポッターパックがアップデートされました。
      • オブリガード, Guto!
    • スペイン語 Ari_Cejas スポッターパックがアップデートされました。
      • グラシアス, Ari!
    • スポッターパックの検証プロセスがアップデートされました。
      • このプロセスは、ロードされたスポッターパックからスポッターコールの欠落がないか確認し、見つかればデフォルトスポッターで埋めるために実行されます。

    Controls

    • 最新の Fanatec FullForce API が有効化されました。
    • Logitech TrueForce API がアップデートされました。
    • Simagic 360 Hz モードのサポートが追加されました。
      ※訳注: 実はリリースされておらずパッチで登場する見込み

      • この機能には SimPro Manager 2.0.338 以上が必要です

    Chat

    • A チーム ミスター T の引用を含む一部チャットマクロが、より丁寧で普遍的なフレーズに置き換えられました。
      • これを使わないのはもったいない!

    Cameras

    • アクティブなカメラがまだワールド内にある場合、対戦車両がワールドを離れるたびに発生する可能性のあるワールドを終わらせる可能性のあるイベントを修正しました。

    Options

    • ini ファイル出力のメソッドを変更しました。シムはまず新しいデータを tmp ファイルに書き込み、成功すると ini ファイルが削除されて tmp ファイルが ini ファイルに拡張子が変更されます。

    2024s3 リリースノート:

    Development Update May 2024

    iRacing が取り組んできたこと、現在進行中のこと、将来のこと、エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が開発の現状を伝えてくれました。まとめて紹介します。

    iRacing Development Update: May 2024
    https://www.iracing.com/iracing-development-update-may-2024/
    iRacing Development Update – May 2024
    https://forums.iracing.com/discussion/62056/iracing-development-update-may-2024

    最近の iRacing より

    • iRacing Weather System には満足しながらも参加率に悪影響を及ぼす可能性がありましたが、雨が降るシーズンの累計では非ウェットセッション参加者の 91% がウェットセッションに参加していました!
    • iRacing Sebring 12時間レースでは、ユーザー個別には 37%、チームでは 46% の増加でサーバーは 7.8TB を超えるデータを送信しました!
    • マルチクラスの IMSA シリーズはとても良かったが GTP ウェットタイヤでもっと良くなるはずです。シーズン 3 リリースでの改善が期待されます。
    • シーズン 3 はロックアップの対処が少し簡単になります。
    • ビデオドライバーやパーティクルに関連したシムのクラッシュが増加していて安定性に課題があります。このような経験をしている皆様にお詫び申し上げます。非常に深刻に受け止めています。舞台裏では多大なエンジニアリングリソースを投入してきました。そこには Nvidia や PopcornFX のビジネスパートナーと協力して修正に取り組む最上級エンジニアも含まれます。また、問題を解決して安定性を高めるためにトラッキングと修正のために問題の可視化に取り組み、以前よりも迅速に修正を配信できるようになりました。
    • 雨でレースサーバ負荷が増加して悪影響を及ぼすことがありました。エンジニアリングチームが最適化して事態を改善するまで支えてくれた運用チームに感謝します。より優れたリアルタイムメトリクスを提供する進行中のプロジェクトにより、運用チームとエンジニアリングチームがレースサーバーのパフォーマンスを洞察できるようになり、応答性、安定性がさらに向上するはずです!
    • iRacing Weather System はインディ500のような独立予選形式のイベントの機会も提供できます。新システムによって静的な天候で平等な予選を行えると同時に、レース中には動的な天候システムを最大限に活用できます。これはコミュニティからの長年の要望でした。
    • スタジオ閉鎖などもあってゲーム業界では多くの人員削減が行われ、業界の不安定さが懸念されますが、iRacing においては健全なビジネスであるとのこと。

    2024 Season 3

    数週間後に迫るシーズン 3 で期待される改善・コンテンツ追加について。

    Street Stock

    新しいストリートストックボディを 2つリリース予定。2台を 1つのパッケージにして販売。無償の車両だけでも問題ない、あくまで多様性のオプションです。


    GT3

    GT3は重要な部分を占めており、GT3/IMSA/耐久シリーズを新たな高みに拡大することを目指してアメリカを拠点とする 2台の新 GT3 車両がリリースされます。詳細は近日。
    https://twitter.com/FordPerformance/status/1790766337217769549
    https://twitter.com/PrattMillerMS/status/1791076135452971053

    これに関連してパフォーマンスと最適化によってセッション内最大車種が 13台に増えます。


    Circuito de Navarra

    スペインのナバラサーキットが無償コースとしてリリースされます。


    Sachsenring

    歴史あるドイツのザクセンリンクがリリースされます。


    Oswego Speedway

    オンタリオ湖近くのダート&舗装オーバルがリリースされます。ダートが間に合わずに舗装オーバルだけでの初期リリースとなった場合にはパッチでアップデートとなります。


    Vehicle Dynamics

    レース車両の継続的な改善に取り組んでいます。

    • レインタイヤ供給: Porsche 992 Cup, Mazda MX-5, GT4 クラス, Ligier JS P320
    • 車両力学部隊にはレース業界でプロの空力専門エンジニアもいます。チームはNASCARと協力してNASCARクラフトマントラックの空力を再設計しました。これには非常に詳細なCFDシミュレーションが含まれ、最新のボディ設計と現実のレース戦略を反映しています。より新しく包括的なデータがよりリアルで正確なコーナリングと直線スピードにつながります。
      我々の運動学モデルと組み合わせた高詳細CFDモデルの構築によって、現実のレースプログラムと同じスタイルの高レベル空力シミュレーションを実行できるようになります。
    • 現実ではフォーメーションラップでタイヤとブレーキに熱を入れることができますが、すぐにレースを始められる利点のために、iRacing ではこれを行わないことにしました。レース開始時にはマシンに妥協が生じます。スタンディングスタートが難しい場合がありますが、事前に調整されたタイヤとブレーキを提供するプロジェクトに取り組んでいます。シーズン 3 のこととしてここに取り上げてはいますが、さらに先のアップデートとなる可能性があります。
    • まったく同じように製造されて同じエンジニアが組付けたとしても、現実には同じクラッチは 2つとありません。物理的な変動、摩耗、語りつくせないほど多くの要素が絡んでいます。現在の機械的なものでなく、よりリアルなクラッチシステムの開発に取り組んでいます。

    UI, Web, Design initiatives

    UI は継続的に改善・拡張がリリースされていますが、シーズンビルドでは以下の改善が予定されています。

    • AI シングルプレーを再編成して使いやすさを向上します(AI サービス見直しの最初のステップ)。
    • 従来の Web バージョンから大幅にパフォーマンスを改善してドライバー統計機能がようやく登場。
    • ラップチャートとグラフがリザルトに追加。
    • より良い洞察を提供するために様々な視覚化を模索しています。
    • 従来のメンバーサイトの「廃止」を進めるためのステップがまたひとつ進みます。シーズン 3 ビルドでメンバーサイトを縮小し、アカウント管理機能にフォーカスしたサイトとなります。
      https://forums.iracing.com/discussion/62065/notice-for-season-3-2024-summary-of-legacy-membersite-features-sunset
    • Web バージョンの UI を使ったことがなければチェックしてください。そこからレースを起動したりペイントキットを使用することはできませんが、それ以外にはアクセスすることができるのでブックマークしてください。
      https://members-ng.iracing.com/

    完全版は直前に公開されるリリースノートをお待ちください。

    Rendering and Graphics

    iRacing は将来に備えてコアテクノロジーとシステムの最新化に重点を置いてきました。

    グラフィックスとレンダリングの進歩は最優先事項であり、過去数年間にわたって業界をリードするレンダリングアーキテクト複数名をチームに迎え入れてきました。このチームには最近、iRacing でのグラフィックスとレンダリングの将来に向けたロードマップ作成という重要なプロジェクトが任されました。
    プラン作成にはシムとユーザーの要件を理解することが重要でした。iRacing は信憑性とリアリズムを基盤としています。競技のため、トレーニングのため、趣味のため、ここにいる理由には関係なく、物理学ファーストで、高速で、モニタ数やVRやモーションプラットフォームなど様々な世代のハードウェア環境で見事に動作する体験を提供することが重要です。
    iRacing がサステナビリティを目指して構築された製品であることを理解することも重要です。私たちは今日、明日、来年、そしてすぐに来る 2030年代にも、一緒にレースをすることでしょう。iRacing のグラフィックスエンジンがこの旅のために構築され、メンテナンスやアップグレードをコントロールすること、そして残りのシステムとシームレスに統合されることが重要です。

    適正評価の一環として、素晴らしいサードパーティエンジンのいくつかの評価を行いました。それらはアートワークをグラフィックエンジンにパイプできて表面レベルではすぐに使える美しい見栄えのするもので優れたツールとパイプラインも提供しますが、私が共有した要件に照らし合わせると、それらのエンジンが iRacing にフィットするとは考えられませんでした。

    それを念頭に置いて選択した、テクノロジーと私たちの要件を合わせて目標を実現するための道のりを皆さんと共有できることをうれしく思います。私たちは将来のグラフィックスエンジンを私たち自身で構築します。誤解のないように言うと、それは現在のグラフィックスエンジンとその機能を最新の API コールに置き換えることではありません。最新原理を活用し、最新の GPU テクノロジーのとんでもない能力を最大限に生かしてあるべき方向に導きます。

    技術面では新しい進化がすでに始まっています。実際、チームはほんの数週前に iRacing のコースを初歩的なバージョンのレンダラーに正常にロードするという節目に到達しました!(画像の左半分)

    シンプルに見えますが大きな前進です。ただし、期待が適切に設定されることが重要です。これは忍耐が必要なプロセスです。進捗するにつれて、現在のレンダラーの改善とサポートも継続されます。実際、できるだけ皆さんに改善をお届けするために、最初に現在のレンダラーに戦略的に構築するシステムがあります。

    Web and Design

    iRacing の AI は継続的に改善することを中心に構築されています。ただし一部機能は UI からアクセスするのが難しい場合があるので改善に取り組んでいます。はじめに、AI 「シーズン」テクノロジーに取り組んでいます。

    シーズンがどのように作られ、どのように管理維持されるのか、理解することが必要です。そこから、iRacer に様々な体験を提供する扱いやすい構築済みパッケージを提供します。例えば、「Special Event」AI パッケージは来たるイベントの準備や、似た体験を自分のペースで楽しむのに役立ちます。

    レースシーズンも同様で、クリックだけでレースシーズンのカレンダーが表示されたら便利です。さらに、現在の車両の自動イメージではなく、各 AI パッケージにカスタムアートワークを適用できるようになりました。

    UI を通じて iRacing の構造を紹介する方法の見直しを継続していきます。

    • レースシリーズを見つけて迅速に効率的にレースに導くより良い方法
    • 初めてのインストール、パッチ更新、コンテンツ購入、といったインストールと更新についての改善

    Career Mode

    時期尚早ながらキャリアモードの取り組みは広範囲にわたり、毎週目まぐるしく進化しています。
    iRacing のキャリアモードはこれまで構築したものの多くを活用しますが、私たちが設計した体験を提供するには新しいシステムが必要で、多くの既存システムに新機能が必要です。ひとつ紹介するとゲームのセーブのような機能を提供するフレームワークを作りました。この技術の基礎部分は Active Reset から始まっており、それを拡張し続けています。

    Audio

    Aussie Greg と Blaine がまとめた Audio Developer Blog はもう聞きましたか?まだならぜひ聞いてください!

    https://www.youtube.com/watch?v=EH_i_ABPaeA

    チームは引き続きコアオーディオテクノロジーの再構築に重点を置いています。最新機能のフレームワークを提供し、最後にはオーディオ機能を転換します。レインサポートで減速しましたがそれは単なるピットストップでありチームは将来に向かって全力で進んでいます。

    Ongoing Development Misc

    現在進行中のことをご紹介。

    • エンジニアリングチームは多くの物理エンジンとタイヤモデルのプロジェクトを進行中です:
      • FFB の改善。高いティックレートと関連するタイヤ改良に加えて、ドライバーが感じるべきトルクを正確に生成し、よりスムーズで速く、安定した体験を提供します。
      • タイヤモデルの進化が進行中で大幅な進歩を遂げました。タイヤインターフェースコードを再構築してより効率的にしました。タイヤ形状と同じようにコンタクトパッチのモデル化方法も見直しました。これにより形状全体の動力学と摩耗がより正確になり、モーメントも向上します。
      • 最新PCハードウェアをより効果的に活用するために、再設計されたより正確で低遅延のコア物理学エンジンと結び付けます。
    • NoesisGUI によるシム内 UI の書き換えは引き続き進んでおり、他のゲームで完全な NoesisGUI 実装を構築した請負業者グループを追加してサポートされています。プロセスが転換してデザイナーが以前よりも直接的に貢献できるようになります。
    • オーバルリフレッシュもフェーズ 2 リリースに向けて継続的に進められています。完全な透明性でコースや車両と動力学ベースのシステムに関わる複雑なプロジェクトで、未踏地域への探索です。これは重要な取り組みです。準備が整ったと判断すればリリースします。

    Upcoming Content

    今後登場予定のコンテンツについて。

    Spa

    アップデート鋭意開発中!


    Zolder

    完全リマスターされた Zolder が 9月にリリースされる予定です。


    Mini Stock

    9月予定で Mini Stock cars に取り組んでいます。


    Sonoma

    数週前、Sonoma を再スキャンした翌日に新舗装がテストされました。典型的な iRacing の運ですがまたやります。すべての NASCAR コースをリフレッシュする取り組みの一環です。


    NASCAR 2003 Gen4

    Dale Jrがシェアしていたように、2003年シーズンに基づいた Gen4 車両をリリースする予定です。インターミディエイトとスーパースピードウェイの両方用のボディを持ちます。この年は私たち多くにとって特別です。


    Dirt Road

    ダートロードレースにより良い車両と新しいコースレイアウトを提供して活性化を図ることに取り組んでいます。詳細は近日。


    iRacing photographing…

    たいていの場合、世界中で私たちが車両やコースの写真を撮っているのを見かけたらそれは近日登場を意味します。そう、最近は現行犯で見つかることが多いので変装を始める頃合いですね。


    Australia

    オーストラリアで多くのことが浸透してきています。詳細は近日。


    England

    前回イギリスにスキャンに戻る計画を話しました。チームはこの数週間多忙にしていて 3つのサーキットでドローン空撮や写真撮影とスキャンしていました。


    shocking vehicle

    前回チラ見せした shocking 車両について、shocking の意味をダジャレやヒントと考えていた人が多かったですが私はそれほどクリエイティブではないのでそれはたまたまでした。実際、考えてみると iRacing を未開拓領域に推進する車両関連のプロジェクトが複数あります。待って、ダシャレになってました?

    Discount Programs

    割引プログラムについてご存じない方もいるようなので、また復習として、概要を示します。

    • カートに入れたコンテンツ数に応じて 10 – 30 % の段階的な割引があります。
      Volume Discounts – iRacing.com https://www.iracing.com/volume-discounts/
    • レースするだけでシーズンあたり最大10ドル分のクレジットを獲得できます。
      Race Participation Credit Program – iRacing.com https://www.iracing.com/race-participation-credit-program/
    • 友達を紹介すると10ドル分のクレジットがもらえます。
      The iRacing Referral Reward Program – iRacing.com https://www.iracing.com/the-iracing-referral-reward-program/

    さらに、新規ユーザーだけでなくまだ購入したことのない既存メンバーにも恩恵のある 1回限りの割引、初回購入で最大 2つのコンテンツが 10% 割引、を導入予定です。これはさらに大きな割引が適用される場合には重複して適用されません。

    Final thoughts

    最後に。
    長文にお付き合いありがとうございます。次回のためにもっと残しておかなくてはいけませんね。つまり、私たちは非常に多くの魅力あるプロジェクトに取り組んでいるということです

    今後数年間でコードベースと機能面で大幅な最新化を図りながらシーズンごとに製品が進化していくのを見るのはとても楽しく、それを実現できるチームであると確信しています。

    Release Notes

    2024 シーズン 2 パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このパッチで 2024 シーズン 2 リリースの修正とアップデートを配信します。注意点として、このパッチでは多くのメンバーが経験しているクラッシュ問題を追跡するためのエラーログ出力を追加しています。このパッチで解決策を見つけるための追加情報を収集できるようになります。

    SIMULATION:

    Race Servers

    • リプレイからもクラッシュログが取得できるようになりました。
    • セッションが正常でない場合用のログパラメータをアップデートしました。

    Physics

    • コーン、タイヤ束、広告、バレル、ブレーキマーカー、ベールなど、様々な動かせるトラックオブジェクトのコリジョン及びフィジクスパラメータを統合、バランス調整を行い、リアリズムを向上しました。
    • パッチ 2 の Zippy 防止コード用にトルク計算処理のパラメータ調整を行いました。
    • いくつかの物理演算システムにもゼロ除算チェック処理が追加されました。

    iRacing Weather System

    • ドライ・ウェット間の遷移中のウォーターフローを大幅にアップデートしました。これにより、雨が降って軽く濡れてる状況から中程度に濡れている状況に変化して水溜りができ始める頃のトラック状況遷移が若干スムーズになります。
    • 短い間に急激な天候変化を処理するための天候システムコードをアップデートしました。
    • シミュレーション内の風向予測処理を修正しました。
    • セッション中に競争相手の車両でフロントワイパーの雨のラインが描画されるようになりました。リプレイでは全車両で描画されます。
    • フロントガラス上の雨粒の最大許容量が若干削減されました。
    • フロントガラスの雨テクスチャがアップデートされました。
    • ワイパーと異なるタイミングで雨粒が消えていた問題を修正しました。

    Graphics

    • PopcornFX を新バージョンにアップデートしてメモリ使用率パラメータを向上しました。
    • 処理改善のためにパーティクルエフェクトの処理スケジュールとキューを調整しました。
    • PopcornFX 処理に関するクラッシュログ出力を追加しました。
    • 雨のフロントガラスのテクスチャマッピングを改良しました。
    • フロントガラスのパーティクルエフェクト処理コードがアップデートされました。
    • GPU のパーティクル描画コールが誤った状態/定数が使われる可能性がある問題を修正しました。
    • リファレンスのゴーストカーに重なるとコクピットの大部分が描画されなくなるという不気味なSSRの問題を修正しました。

    Audio

    • チャンネルを通じて出力されるアクティブリセット音が適切に再生されるように、スポッターコールのオーディオ出力を調整して 5512 Hz でなく 22050 Hz でミックスされるようにしました。

    Spotter – Foreign Language

    • イタリア語の Renzo A. Olivieri スポッターパックをアップデートしました。
      • モルテ・グラッツェ, Renzo!

    CARS:

    Aston Martin DBR9 GT1

    • 地表とのコリジョン属性を見直して引っ掛かる可能性を減らしました。

    Dallara F3

    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    Dirt Late Model

    • タイヤのトレッドパターンが 2024 シーズン 2 リリース版に戻されました。

    FIA F4

    • フロアとサイドポッドのダメージに対する空力ペナルティを引き下げました。

    Ford GT GT2 / GT3

    • (GT3) – UI モデル画像をアップデートしました。

    McLaren MP4-12C GT3

    • UI モデル画像をアップデートしました。

    Porsche 911 GT3 Cup (992)

    • ノーズのコリジョン範囲を若干高くしました。

    Super Formula Lights

    • 特にフロント車高調整に関連してドラッグとダウンフォースの空力計算をアップデートしました。
      フロントフラップの角度に基づいて、追加の抗力も追加されています。 ガレージ内では、フロントとリアの車高調整が制限されるようになりました。
    • 剛性を上げてノーズとフロントウィングの破壊限界を引き下げ、ダンパーのマウント剛性を引き下げました。
    • この車両のエンジン回転数表示のエラーを修正しました。
    • フロントサイドポッドとサスペンションのダメージに関するモデルエラーを修正しました。
    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    [Legacy] Dallara DW12

    • ボトムの引っ掛かりを若干防止するために車両フロアのコリジョンを調整しました。
    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    TRACKS:

    Algarve International Circuit

    • 伝説のフラッグマーシャル バーニーが到着しました!
    • シムの UI にレイアウト名を追加しました。

    Autodromo Nazionale Monza

    • このコースの矢印看板の容量を大幅に削減しました。

    Motorsport Arena Oschersleben

    • 若干押しつけがましすぎたトラックリミット・チェックポイントを調整しました。
    • (Alternate) – トラックカメラを追加しました。

    Winton Motor Raceway

    • (Club) – スタンディングスタートグリッドのレイアウトが標準化されました。

    Release Notes

    2024 シーズン 2 パッチ 1 ホットフィックス 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このホットフィックスで 2024 シーズン 2 パッチ 1 リリースの重大な問題を修正します。その他いくつか優先度の高い問題点を修正するべく、取り組みを継続しています。

    SIMULATION:

    iRacing Weather System

    • iRacing オフィシャルシリーズのセッションにおいて最大降水量を幾分制限しました。
      • これにより、オフィシャルシリーズでは走行できる程度のウェットコンディションが維持されます。
    • コースのリファレンスラインとウェットの認識についての処理負荷を大幅に改善し、レースサーバのCPU要求を最小限に抑えました。

    CARS:

    BMW M4 GT3

    • レインライトが点いているとき、小さなブレーキランプが点滅する問題を修正しました。

    Porsche 963 GTP

    • 一部フロントガラスの反射に不適切な物が現れる問題を修正しました。

    TRACKS:

    Sebring International Raceway

    • 倒れていたコーンの一部が復活しました。
    • 間違って接地されていた縁石が取り除かれました。
    • 環境オブジェクトの雨音を調整しました。

    Wild West Motorsports Park

    • このコースのロード中に発生する可能性のあった問題を修正しました。

    Release Notes

    iRacing 9.19.0 のリリースノートを和訳して掲載します。
    間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このアップデートはダウンタイムなしに配信済みです。
    アップデートされたように見えない場合には一度ログアウトして再度ログインしてみてください。

    iRacing (9.19.0):

    AI

    • AI シーズン画面では次のイベントがカードで表示されます。
    • レース後に表示されるストーリーをジェンダーニュートラルにアップデートしました。

    Profile

    • ライセンスカードにカテゴリ名を追加しました。
    • ヘルメットアイコンからのメニューの Appear Offline / Online 切り替えをアップデートしました。
      • この切り替えには遅延があり、切り替えが他のユーザに反映されるまで数分かかります。

    Results & Stats

    • リザルトページで Enter Subsession ID ボタンが復活しました。

    Time Attack

    • 使用中のアンチチートソフトウェアに関わらず Time Attack セッションの起動に関する問題を修正しました。

    Weather

    • 天候カードの Metric 単位系での温度表示を修正しました。
    • タイムライン天候設定のヒートセッションが適切に表示されるように問題を修正しました。
    • ホストセッションの設定を編集したときに天気予報がリセットされないように修正しました。

    Release Notes

    2024 シーズン 2 パッチ 1 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このホットフィックスで 2024 シーズン 2 パッチ 1 リリースの重大な問題の修正を配信します。何百ものユーザーが経験しているいくつかの重大な問題に対処するために、アンチチートソフトウェアを一時的に Easy Anti Cheat へとロールバックを行います。他の修正に加えてこれらも適切に修正できるよう調査を継続して取り組んでいきます。

    iRACING:

    Profile

    • 新しい Award の Rovaler が獲得できない状態だったのが修正されました。

    SIMULATION:

    AntiCheat Software

    • 新しく実装した Epic Online Services (EOS) 版アンチチートソフトウェアに関する多数の報告を受け取っています。チームが Epic の開発者と問題に取り組む間、アンチチートソフトウェアを EOS 版から以前の Easy Anti Cheat (EAC) の機能に戻します。

      • このアップデート以降、2024 シーズン 2 より前のリリースと同様に iRacing ソフトウェアは EOS でなく EAC でチェックされます。新規・既存どちらのユーザーにも悪影響はありません。
      • 既存ユーザーにはこのサービスは既に実行されており、新規ユーザーには適切にインストールされる必要があります。このアップデートでアンチチートソフトウェアの問題があれば、iRacing に含まれる Easy Anti Cheat サービス実行ファイル (EasyAntiCheat_Setup.exe) を実行してください。
      • アンチチートソフトウェアの問題が引き続き発生する場合には、カスタマーサポートに連絡してください!
      • 内部テストで未解決の問題すべてを解決できたら、アンチチートソフトウェアプロバイダとして EOS に戻る予定です。

    Connectivity

    • アンチチートソフトウェアのロールバックの一環として、一部ユーザーがテストドライブや AI とのセッションは起動できるがオンラインセッションに Join できない問題も修正されます。
    • アンチチートソフトウェアのロールバックの一環として、一部ユーザーが Time Trial や Time Attack セッションを起動できない問題も修正される見込みです。

    Race Servers

    • CPU のストレスが高い間のレースサーバ負荷を削減するために、一部処理を調整しました。

    iRacing Weather System

    • コース外地表の水分の値を更新する方法をアップデートしました。
      • この変更によりひどく滑りやすいエリアの一部が緩和されるはずです。
    • 実コースから外れたアスファルト路面は、磨かれていないアスファルト路面とみなされます。
    • 雨天のセッションについてレースサーバの処理方法を改善しました。

    Graphics

    • シムで 1/4 解像度のパーティクルが存在する間、iRacing のウィンドウサイズが変更されると発生する可能性のある問題を修正しました。
    • グラフィックス自動設定ツールを実行してすぐにシムを起動するとシムがクラッシュしてしまう問題を修正しました。

    Virtual Reality

    • アンチチートソフトウェアのロールバックの一環として、多くの VR ユーザーで見られたシムのロードが 5% や 13% でスタックしてしまう問題(シムが予期せず終了してしまう問題)は修正されるはずです。

    2024 Season 2 build

    2024 シーズン 2 ビルドでのアップデートおよび今後登場するコンテンツについてエグゼクティブプロデューサー Greg Hill が紹介する動画が公開されました。


    https://www.youtube.com/watch?v=pbp09poSD28

    以下の記事で紹介している内容ですね。

    iRacing最新の開発状況について – 2024/02

    Release Notes

    2024 シーズン 2 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2024 シーズン 2 リリースの様々なアップデートや修正をリリースします。オフィシャルシリーズで同じ天候になってしまう問題の修正、見えやすくなったレインライト、Simucube 360 Hz モードが追加されました。一部の VR ユーザーがシムに接続できない問題など、2024 シーズン 2 で他に注目されている問題について一日でも早く解決策を提供できるよう引き続き調査を続けています! ビルドを配信している間にRain-Xを塗ってWeek1のレースに備えましょう!

    iRACING:

    iRacing Weather System

    • Forecasted Weather Mode – 天気予報モード – で設定されたその週すべてのオフィシャルセッションで同じ天候が進行していた問題を修正しました。
      • iRacing Weather システムでは、各オフィシャルシリーズの週ごとに天気予報は異なります。天気予報はレーススケジュールで確認することができます。しかしこれはあくまで予報であり、セッションにおける実際の天候は時間の経過とともに変化していく可能性があります。つまり 9:00 のセッションと 11:00 のセッションではシム内の天候は同じではないということです。そして同じ時刻に起動された同じシリーズでスプリットされた各セッションは、すべて同じ天候が進行します。例えば 9:00 のセッションは、どのスプリットも同じ天候が進行します。

    General

    • アプリケーションの最大化表示が適切に保存されるように修正されました。

    SIMULATION:

    General

    • Windows ユーザーアカウント名が Unicode 文字の場合にシムが起動に失敗する問題を修正しました。

    AntiCheat Software

    • Epic EAC のインストールを修復するためのスクリプトファイル(.bat)をアップデートしました。
      • アンチ チート ソフトウェアで予期せぬ問題が引き続き発生する場合、カスタマーサポートに連絡してください。

    iRacing Weather System

    • リアのレインライト用の照明シェーダーをアップデートしました。
      • エアロスプレーの中でもリアのレインライトの見えやすさが改善しました。
    • コース表面の濡れ度合いをチェックしたり更新したりするためのレースサーバ処理を改善しました。
      • 数十の雨が降るセッションが実行されるとき、頻繁な処理が行き詰まる問題が発生していました。この変更によりレースサーバの処理が軽減されます。
    • エアロスプレーの長さや密度とタイヤからの水煙は、車両の速度による重みづけがなされるようになりました。
    • フロントウィンドウの水のエフェクトをアップデートしました。
    • コース外の多孔質でない様々な地表の濡れ度合いのレンダリングが改善しました。特に反射について改善しました。
    • 一部の降雨エフェクトをより雨がたくさん降っているのを表現できるようにアップデートしました。
    • 雨粒の透明度を調整しました。
    • 少ししか雨が降っていないときにフロントガラスに雨のエフェクトが表示されない問題を修正しました。
    • シェーダーレベルが Medium または Low のとき、フロントガラスに雨が表示されない問題を修正しました。
    • ユーザーが雨エフェクトをリロードする必要があるたびにシムがクラッシュする問題を修正しました。

    Tires

    • ドライバー交代後に正しいタイヤコンパウンドが表示されない問題を修正しました。

    AI Racing

    • オーバルで AI ドライバーがとても早いタイミングでピットインすることがあった AI のメモリ不足を解消しました。
    • AI ドライバーはショートオーバルでのペース走行の速度と振る舞いについて再びトレーニングを受けました。
      • この修正により、ペースカーがピットレーンに入ったあとのペース速度の問題が修正されます。
    • ニュルブルクリンクでの AI ドライバーのスキルが向上しました。

    Oval Racing

    • 様々なレベルのテープを使用して相手車両のビジュアル精度を改善しました。

    Dirt Oval Racing

    • ダートオーバルの路面パラメータを調整して、時間経過とともにかなりバンピーな路面になってしまう可能性を引き下げました。

    Graphics

    • カメラ距離がある場合の縁石の見栄えを改善しました。
      • これは 3D 縁石と従来のフラットな縁石の両方に当てはまります。
    • モーションブラーエフェクトが不正確になる問題を修正しました。

    Spotter

    • ジョーカーラップはレースセッション以外ではリマインドしなくなりました。

    Spotter – Foreign Language

    • イタリア語の Marco_Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
      • モルト グラッツェ, Marco!
    • イタリア語の Renzo_A_Olivieri スポッターパックがアップデートされました。
      • モルト グラッツェ, Renzo!
    • ロシア語の Dmitry_Eniseev スポッターパックがアップデートされました。
      • スパシーボ, Dmitry!
    • スペイン語の Ari_Cejas スポッターパックがアップデートされました。
      • ムチャス グラシアス, Ari!

    Controls

    • Simucube 360 Hz モードが使えるようになりました。
      • True Drive 最新版 (release 2024.3) が必要です。
    • Pause のコントロール割り当てができるようになりました。デフォルトは Pause キーです。
      • オンラインセッションを一時停止することはできません。
    • Simagic haptic reactor のサポートが一時的に無効化されました。いくつかのバグに対処中です。
    • 新しいピットストップマクロが追加されました。
      • チャットウィンドウで「#tc 1」と送ると 1番目のコンパウンドが選択されます。
        訳注: 車両によって 1番目のコンパウンドが何かは異なります
    • Controls オプション画面で一部のテキストをアップデートしました。
    • 新しく追加したクラッチのローンチコントロールの問題を修正しました。
      • このシステムはローンチ後に 5秒待たずに適切にリセットするようになりました。また、押して離すローンチモードから押し続けるローンチモードに切り替えることのスイッチを追加しました。これは app.ini ファイルの [Force Feedback] clutchLaunchMode=0 で設定できます。

    Telemetry

    • いくつかのテンペストに関連するテレメトリ変数がアップデートされました。
      • irsdk_WeatherDynamics と irsdk_weatherVersion の列挙型定義を削除しました。
      • 変数の WeatherType と WeatherVersion を削除しました。これらはすでにセッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: にカプセル化されています。
        • これは「Classic Specified / Dynamic Sky」、「Classic Generated / Dynamic Sky」、「Classic Specified / Static Sky」、「Classic Generated / Static Sky」、「Realistic」、「Static」、「Timeline」、「Unknown」から選択できます。
      • irsdk_TrackWetness 列挙型を追加して変数 TrackWetness にアタッチしました。これによりトラックの全体的な濡れ度合いの推定値を得ることができます。
      • テレメトリ変数 WeatherDeclaredWet を追加しました。マーシャルがレインタイヤの使用を許可すると true に設定されます。
    • IRSDK にタイヤコンパウンド変更コマンドが追加されました。

    CARS:

    GTE Class Cars

    • 接地状態を改善しました。

    NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars

    • Homestead Miami Speedway 用セットアップのギアレシオを修正しました。
    • Phoenix Raceway – Oval w/open Dogleg でのエアロパッケージの問題を修正しました。

    BMW M8 GTE

    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    Cadillac CTS-V Racecar

    • 2024 シーズン 2 リリースでのミラーの問題を修正しました。

    Dallara IR18

    • エアロスクリーンとフードが 2024 シーズンに合わせて変更されました。
    • ピットワゴンのテクスチャが車両とマッチしていなかった問題を修正しました。
    • ダメージを負ったパーツが誤ったディテールレベルで表示される問題を修正しました。
    • 車両モデルのフロントエンドの軽微な問題を修正しました。

    Dirt Late Model

    • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。
    • リアタイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

    Dirt Micro Sprint Car

    • ウィング付きとウィングなしのこの車両間でセットアップファイルをシェアできるようになりました。
    • トップウィングが車内から調整できた問題を修正しました。
    • リアタイヤのトレッドパターンがアップデートされました。
    • アンビエントオクルージョンマップがアップデートされました。

    Dirt Modified

    • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

    Dirt Street Stock

    • タイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

    Dirt UMP Modified

    • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

    Ford GT

    • (GT2) – 競技上重大な問題を修正しました。すべての相手車両にクローキング装置が付けられていました。

    Honda Civic Type R TCR

    • デジタルダッシュボードに一部の情報が漏れていた問題を修正しました。

    Legends Ford ’34 Coupe

    • (Dirt Tires Version) – タイヤカーカスとトレッドパターンをアップデートしました。
    • リアビューミラーがサンバイザーになる問題を修正しました。

    Mercedes-AMG GT3 2020

    • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。

    Porsche 911 GT3 R (992)

    • 相手車両が誤ったセットアップが適用されているように表示される問題を修正しました。

    Porsche 963 GTP

    • 高温の青いバックファイアエフェクトとなりました。

    Ray FF1600

    • タイヤのレインオクルージョンマッピングをアップデートしました。

    SRX

    • (Dirt Tires Version) – フロントガラスにドライバー名バナーが追加されました。
    • バックファイアエフェクトは両方のエグゾーストから発せられるようになりました。
    • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
    • セッションでダメージが無効に設定されていると車がひっくり返る可能性があった問題を修正しました。

    Super Formula Lights

    • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    [Legacy] Dallara DW12

    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    TRACKS:

    Algarve International Circuit

    • 一部のバリア標識がアップデートされました。
    • 足りなかったグランドスタンドが追加されました。
    • オリーブの木をアップデートしました。

    Misano World Circuit Marco Simoncelli

    • タイヤスタックのマテリアルが更新されました。
    • レジェンドフラッグマンの Barney が到着しました!

    Nürburgring

    • 一部のピットレーン色をアップデートしました。
    • 一部のコースロゴがアップデートされました。
    • 様々な看板、広告と天気予報バナーがアップデートされました。

    Oran Park Raceway

    • (South) – ピットを離れるといつもイエローフラッグが振られる問題を修正しました。
    • フォトグラファーが1台の車にフォーカスをあて続けることができない問題を修正しました。

    Slinger Speedway

    • 一部のフェンスのコリジョンシェイプをアップデートしました。
    • 特定のグラフィック設定で照明塔が消失してしまう問題を修正しました。

    Wild West Motorsports Park

    • 最終コーナーのキャッチフェンスが車両が飛び越えるのをブロックできるようになりました。

    Release Notes

    2024 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2024s2 リリースノート:


    SIMULATION:

    Tempest Weather System & Rain

    • iRacing で使われる気象システムが根本から完全に再構築されました。以前の天候はもうありません。テンペスト気象システムが iRacing ユニバースの気象を管理する唯一の方法となりました。
    • iRacing シムでの Tempest:
      • シムで新しい Weather タブが利用できるようになりました。ドップラーレーダーマップを含む現在及び今後予測される気象情報が提供されます。
        • TRACK CONDITIONS の INFO タブと WEATHER タブには現在のサーキットの水分レベルに関する情報が表示されます。
      • 新しい F11 気象ブラックボックスが追加されました。このボックスには基本的な天気予報が表示され、スポッターに最新情報を依頼する Weather Report ボタンが付いています。
    • レインタイヤ:
      • ウェット路面、溜まった水、そしてタイヤの相互作用はリアリズムを追求して設計されました。これには、水がトラックから持ち上げられたり、タイヤトレッドを流れたり、様々なスピードのタイヤから飛び落ちたり、ボディを伝って戻ったり、水しぶきが生成されたり、ハイドロプレーニングやトラック路面の粗さと濡れ方によるグリップ変化が含まれます。
      • すべての車両でウェット路面に伴う課題に取り組む装備と準備がされているわけではありません。雨天走行の最適なパフォーマンスとリアリズムを追求して、各車両及びタイヤセットがそれぞれ別々に開発されます。これには雨天でもタイヤを交換しない車両も含まれます。
      • Ray FF 1600 には雨天時にもそのまま走行できるタイヤが装着されています。
      • 以下の車両では新しいレインタイヤが使えるようになりました。他のタイヤコンパウンドと同様のルールで適用・変更できます。
        • IMSA GT3 Class (Audi R8 LMS EVO II GT3, BMW M4 GT3, Ferrari 296 GT3, Lamborghini Huracán GT3 EVO, Mercedes-AMG GT3 2020, Porsche 911 GT3 R (992))
        • GTP Class (Acura ARX-06 GTP, BMW M Hybrid V8, Cadillac V-Series.R GTP, Porsche 963 GTP)
        • Toyota GR86
        • Dallara P217
        • FIA F4
        • Super Formula Lights
    • ダイナミックトラック体験:
      • Dynamic Track システムはトラック路面の水及び湿度に応じて動作します。水分が蓄積されるにつれてトラック路面特性が変化した結果、レース中の挙動が変化します。これには濡れた走行ライン、水溜りの形成、タイヤやそこに起こる風で移動する水、磨かれた路面、乾いていく路面なども含まれます。蒸発したり、ロードコースすべてで現実の位置にマップされた排水システムによって、路面から水が完全になくなることもあります。大きく異なるドライビング体験に備えてください!
    • レースコントロール:
      • レースコントロールシステムはコースの飽和レベルを認識してリファレンスラインとレースルールを状況に応じて調整するようになりました。
      • ペースカーはペースラップ中に濡れたコーナーを認識して適切にスローダウンするようになりました。
      • 予選監視システムはウェットでのスピードを考慮してテストを行い、状況に応じて期待値を調整するようになりました。
      • Relative ブラックボックスのデルタタイムが飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
      • Fuel-to-End のブラックボックス計算が飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
      • ブルーフラッグのための距離計算がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
      • 低速車両のイエローフラッグのための距離のしきい値がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
      • テレメトリ値 CarIdxEstTime はウェット調整を行ったラップタイム推定値が使われるようになりました。
      • カット防止チェックポイント、得られる時間、コースカットペナルティシステムはすべてウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
        • これら 3つのシステムは、セッション中にドライのラップが記録されてからウェットになったり、またその逆でも、適切にスケールします。セッションペースは、イベントを通して変わるコンディションによってスケーリング変数が変化します。
    • AI ドライバー:
      • AI ドライバーは雨の中でも十分運転でき、この日のために特訓して準備してきました。
        • AI ドライバーは雨天のレースの準備ができています!
    • レインビジュアル:
      • 雨の視覚効果には、雨粒、ウェットシェーダー、水溜り、エアロスプレーと水しぶき、ボルテックス(渦)効果、霧、フロントガラスとバイザーの水滴、水の反射や波紋、照明、などが含まれます。
    • 雨音:

      • 雨天時の周囲の音や環境音を幅広くサンプリングして追加し、レベルを最適化しました。
      • Option 画面で雨の効果用に新しいオーディオレベルスライダーが追加されました。
    • 雨に関するテレメトリ変数及びデータが追加されました!
      • ライブ変数 WeatherType は単なる動的定数ではなく新しい irsdk_WeatherDynamics 定義を返すようになりました。
      • 新しいライブ変数 WeatherVersion は新しい irsdk_WeatherVersion 定義を返します。
      • 新しいライブ変数 Precipitation はスタート/フィニッシュラインで見られる降水量を返します。
      • セッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
      • セッション文字列 WeekendInfo:TrackSkies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
      • 新しいセッション文字列 WeekendInfo:TrackPrecipitation: はセッション開始時のスタート/フィニッシュラインでの初期降水量を返します。
      • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:WeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
      • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:Skies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • セットアップビルダーとテスト走行向けの注意: 静的気象モードでは、同じコースの 2つのセッションがすべて同じパラメータ調整で設定された場合、常にまったく同じ気象シードが生成されます。これにより、まったく同じ静的気象パラメータを使用する場合には、予測可能な同じコンディションを同じコースで完全に再現できるようになります。

    Anti-Cheat Software

    • アンチチートソフトウェアを EasyAntiCheat から Epic Online Services に変更しました。
      訳注: iRacing ユーザにとって実質的な変更はないと思われます

    Updater

    • アップデート完了直後に続けてアップデータを実行したとき、起動に失敗する可能性がある問題を回避できるようになりました。

    Simulation

    • データハッシュを一部最適化し、他のユーザーがセッションに参加するたびに視覚的なスタッターが発生する可能性を削減しました。
    • Alt + F4 のキーを押すのでなくキーを離すときにシムが終了する問題を修正しました。以前は Alt + F4 で終了された別のプログラムのあとでシムがフォーカスを得るとシムが予期せず終了してしまう問題がありました。
    • ホストセッションでレース終了後のクールダウン中にホストの残り時間がなくなるとシムがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

    Connectivity

    • iRacing は進化するネットワーク標準に参加しています。これはレイテンシに敏感なアプリケーションがネットワークトラフィックを識別できるように設計されています。iRacing は Google, Apple, NVIDIA, Valve, Comcast などとこの標準に加わり、L4S (Low Latency, Low Loss, Scalable-throughput = 低遅延, 低ロス, スケーラブルスループット) は、ECN (Explicit Congestion Notification = 明示的輻輳通知) として知られるネットワーク基盤を使用して、VoIP (Voice over Internet Protocol) やゲーミングといったリアルタイムアプリケーションのネットワーク上での優先処理をリクエストします。この標準に準拠したネットワークトラフィックは、キューイング遅延によるレイテンシやジッターの削減、輻輳時のパケットロスの低減、といった恩恵を受けることができます。
    • 新しい E メーターがシムに表示されるようになりました。これは Explicit Congestion Notification (ECN) メーターです。
      • 輻輳が通知されていないときには、数値表示の E メーターでは緑の OK が表示され、グラフィカルな E メーターではパケットロスがない Q メーターと同様に空の状態となります。
      • 輻輳が通知されているときには、E メーターの対応する側 (左が受信/ダウンロード方向, 右側が送信/アップロード方向) に赤い CE または赤いバーが表示されます。
        • アップロード側の輻輳がある場合、他の人があなたの車の位置を取得する頻度が下がります。ダウンロード側の輻輳がある場合、他の人の車の位置を取得する頻度が下がり、セッションに参加している人が多い場合にはアカウントの接続タイプの設定よりも帯域幅が小さくなります。
    • ECN (明示的輻輳通知) の応答中はボイスチャットが無効になります。
      • シムがサーバーへのアップロードパスでの CE に応答中はボイスチャットの記録/送信が無効化されます。プッシュ to トークが有効なときには、CE によってボイスチャットを送信できないことが通知として表示されます。送信しようとした試みた会話はリプレイには記録されません。
      • サーバーからのダウンロードパスでの CE 応答中はサーバーは誰かが話していると通知しますが、実際の音声データは送信しません。誰かが話しているという通知が変更され、話者の名前が CE によってミュートされていることを示すメッセージで置き換えられます。通知はリプレイに保存されるので、「Voice Chat Review」オプションを有効にしてリプレイを再生すると通知が表示されます。

    Cars

    • 3気筒車両についてスターターモーターのトルクカーブを改善しました。
      • これにより一部の車両が高地で始動できない問題を解決します。
    • 着火遅れがカウントダウンしている間、スターターモーターはクランキングし続けるようになりました。
    • 特定のエンジンブレーキスロットルを備えた特定の車両でトラクションコントロール (TC) が誤って介入する可能性がある問題を修正しました。
    • 特に理由もなくおよそ 1,000,000 分の 1 の確立でエンジン故障が発生する古来のレガシーコードを削除しました。
    • 油圧が限りなくゼロに近づくが決してゼロにはならない問題が発生する可能性があった計算処理の問題を修正しました。

    Tires

    • ドライでもウェットでもどちらも芝の滑りやすさが引き上げられました。
    • 特に車両でブレーキを掛けているときのオフトラックでの転がり抵抗を更新されました。
    • タイヤがオフトラック路面の深さを検出する処理をアップデートしました。タイヤがレーシング路面から遠く離れるにつれて砂やダートなどは緩く深くなるので、オフトラック路面の効果が強くなります。

    Dynamic Track

    • Info パネルの Current Track Temperature で表示されるトラック温度の読み取り精度が向上しました。

    Race Control

    • 2024 シーズン 2 リリースの一環として、レースコントロール開発者は iRacing のベテランペースカードライバー向けの特別なトレーニングカリキュラムを組み立てました。私たちは AI レーシングスクールで多くの成功を築き上げてきたシーズンから学んだ教訓を彼に授けるときが来たと感じました。このトレーニングの受講受付で分かったのですが、長年のミステリーだったペースカードライバーの名前がわかりました! フレッドです!
      • フレッドは、特にタイトなコーナーやシケインでのスムーズなペースカー走行と、2ワイドのペースフィールドのリード方法について、の 2つのコースを修了しました。これによってフレッドはタイトなコーナーでは徐々にペースカーの速度を落としてコーナーに進入したり、フィールドに合わせて合理的に加速を行うようになりました。また、ペースカー走行の車列が 2ワイドなのか広いフィールドなのかを認識して、それに合わせてペースカーの速度を調整するようになりました。
      • フレッドは、必須トレーニング講座でピットレーンとは何であり何でないのかを学習しました。以前の彼はときどき、すでにピットを出てレーストラック上に出ているのにピットでの制限速度のまま走っていたことがありました。
      • フレッドは困難な状況からペースフィールドをまとめる特別コースも修了しています。レースリーダーがスタート/フィニッシュラインやピット入口/出口にとても近い場所だったときにコーションが発生した場合でも、フレッドはペースフィールドを適切に扱えるようになりました。以前は集団をリードするための位置につくまでに猛スピードで走ったり変な位置に付いたりすることがありました。
    • コースカットのチェックポイントで表示されるペナルティ値が正しくない可能性がある問題を修正しました。

    Team Racing

    • ドライバー交代時に燃料使用データがコピーされるようになりました。次のドライバーが燃費データを持っていなくても、以前のドライバーが良いデータを持っていればそれを受け取れるようになりました。これにより、チームメイトが交代後のドライバー用に Auto-Fuel チェックボックスを操作することができなかった問題も修正されます。

    Dirt Racing

    • 一部のダート路面パラメータ変更により、ダート路面のタイヤ接地感を向上し、スリックのレーシングスピードを若干引き下げます。

    Rallycross Racing

    • ラリークロス車両の燃料タンクは 80 リットルに調整されました。

    AI Racing

    • iRacing の AI レーシングスクールは 2023 年末~ 2024年初の冬の間に実施した 2つのカリキュラムで多くの時間をウェットコンディションでのドライビングにフォーカスしました。雨の中でのドライビングが大変だということを AI ドライバーから伝えてもらいましょう! 彼らは耐え抜いてレインドライビングの最初の評価を獲得しました。
      • 今シーズンのレーシングカリキュラム:
        • The True Tire Temperature Test: Tepid to Torrid
        • Dealing with the Loss of a Loved Wheel
        • Racing Speed Mathmatimancy – Level 8
        • Choose Your Own Racing Adventure: Downforce and Gear Selections
        • Ankle Strength Training for Maximum Throttle Control
      • 今シーズンの特別ウェットレーシングカリキュラム:
        • Rain Tires (2nd Edition) by Nigel “Welly” Saunders
        • Where Exactly is it “Slippery When Wet”?
        • Earth & Water – An Elementalists Perspective at the Track
        • Looks Like a Storm is Rolling In & Other Scary Stories to Tell in the Pits
        • Wet Strategies for Beginners and Professionals
        • 1001 Wet Racing Lines – A Picture Book
        • The International Survival Guide To: Puddles
      • 残念ながらこれらの文献の人間が読める形式のものはありません。
    • AI ドライバーは以下の車両でレースできるようになりました:
      • Super Formula Lights
    • AI レースで以下のレイアウトが使用できるようになりました:
      • Autódromo Internacional do Algarve – Grand Prix, Grand Prix w/chicane, Moto, Moto w/chicane
      • Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto
      • Misano World Circuit Marco Simoncelli – Club, Grand Prix, Grand Prix – 2007, Grand Prix – Historic, Truck
      • Sebring International Raceway – Modified
    • AI ドライバーが以下の車両でドライビングスキルを向上させました:
      • GT3 Class Cars
      • GTP Class Cars
      • Dallara P217
      • FIA F4
      • Ray FF1600
      • Toyota GR86
    • AI ドライバーが以下のレイアウトでレーシングラインを改善しました:
      • Sebring International Raceway – International & Club
      • WeatherTech Raceway Laguna Seca

    Graphics

    • 深度解決バッファフォーマットを最適化しました。この変更が SSR, SSAO, heat haze, SMAA, DOF が高速化されます。
    • Screen Space Reflections (SSR) レンダリングをアップデートしました。この機能はデフォルトでは OFF です。雨の場合にあなたの PC でこの設定が Low または High のときにどのように動作するかを調べる価値があります。この設定はドライブ用とリプレイ用で個別に設定できるので、シナリオに基づいてグラフィック設定がパフォーマンスに影響する度合いをカスタマイズできます。
    • パーティクルエフェクトを、システムのパフォーマンスニーズに基づいて解像度を半分または 1/4 にダウンサンプリングできるようになりました。これにより、見た目を完全に犠牲にせずに処理速度が大きく改善する可能性があります。
      • 1/4 解像度のパーティクルは最低限として常に有効化されます。
    • 雨の Dynamic Track Surface のレンダリングの見た目とパフォーマンスを改善しました。
    • 様々な追加背景キャラクターがプレーヤー車両やフォーカスオブジェクトに注目するようになります。
    • ヘッドライトの強度をドライでもウェットでも全体的に引き上げました。これはすべてが暗くなるのでウェットコンディションで特に役立ち、ナイトレースでの露出強度を改善します。
    • SpeedTree システムが配置した樹木は照明と影の属性を調整しました。
    • タイヤスキッドマークの生成強度を調整しました。
    • 霧のレンダリングエフェクトがアップデートされました。
    • PopcornFX がアップデートされました。
    • PopcornFX のメモリアロケーションがアップデートされました。
    • グラフィックスの自動設定が選択したディスプレイデバイスを settings.ini に適切に保存しない問題を修正しました。これにより、複数モニターで全画面モードを使用しているユーザーの問題が修正されます。

    Audio

    • 一部の全体的な PA コメンタリーが日本のサーキットに追加されました。
    • 一部の車両にアンダートレーの擦過音が追加されました。

    Pit Stop

    • autoResetPitBox=0 の場合でも、 autoFuelDefaultEnable=1 ならピット出口で Auto Fuel が自動的に再有効化されます。
    • レース終了または失格となった場合など、スコアを獲得できなかった場合には Auto-Fuel は無効となり、グレー表示されます。

    Spotter

    • 気象状況、雨、路面の含水状態、レインタイヤに関するスポッターメッセージが追加されました。
    • ラリークロスで、レースが終わりに近づいてもジョーカーラップを消化していなければリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
    • レースコントロールとスコアリングが終了したことをドライバーに知らせるスポッターメッセージが追加されました。
    • ガス欠の車両をクランキング/再始動させようとしているときにドライバーにガス欠であることをリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
    • 車両との接触があった場合、インシデントメッセージで関与した車番を特定するようになりました。例えばチャットウィンドウには「Car Contact」でなく「Car #5 」と表示されるようになります。
    • デフォルトのスポッターとクルーチーフのボリュームレベルを引き下げました。
    • スポッターが前の車両がコースアウトしたことを知らせたあとでその車を追い抜くと、再び後ろの車がコースアウトしたと知らせていましたが、スポッターはこれは同じ車であると認識するように修正しました。
    • 車両をピットへ牽引し始めたとき、スポッターが誤ったダメージアセスメントをチームメンバーに提供する可能性がある問題を修正しました。
    • タイヤセット数が制限されていないセッションでスポッターがタイヤセットの残数を通知する問題を修正しました。
    • 牽引中にスポッターがピットまでの距離をコールする問題を修正しました。

    Options

    • Network ツールチップを更新して新しい E メーター (Explicit Congestion Notification (ECN)) の説明を加えました。
    • ハイコントラストなマウスカーソルを有効にするためのオプションが Options 画面に追加され、ハイコントラストマウスカーソルの見た目が更新されました。

    Controls

    • Options 画面にブレーキの出力レンジを制限することのできるスライダーが追加されました。
      • これによりユーザーは joyCalib.yaml ファイルを編集することなしにブレーキペダルのロングキャリブレーションを行うことができるようになります。
    • デュアルクラッチのバイトポイントに関する機能が追加されました。
      • ユーザーは発進時にクラッチペダルの最大範囲として 100% 未満の値を設定できるようになりました。そして別のボタンまたはアナログパドルで発進時までクラッチを 100% に保持します。そしてプライマリクラッチを使用して、ユーザーはクラッチをより正確にクラッチを離すことができます。これにより、クラッチが 1つしかないプレーヤーも含めてすべてのプレーヤーにデュアルクラッチスタイルを解放し、フィールドの平等化に役立ちます。
      • この機能は発進を自動化するものではないため、あなたは手動でクラッチを離す必要がありますが、ローンチでの最初のバイトポイントをより正確に設定するのに役立ちます。
  • Asetek 社のステアリング用に改善したデフォルトのフォース設定を搭載しました。
  • Fanatec API がアップデートされました。
  • Simmagic P-HPR haptic pedal reactorのサポートが追加されました。
    訳注: 最初はホイールのスリップ・ロック・ABSのみ/今後拡張される可能性
  • 識別できないステアリングに対して警告メッセージが生成される問題を修正しました。
  • Active Reset

    • Active Reset がトリガーされたときのトラック状態の保存と読み込みは無効化されました。
    • Active Reset がトリガーされる都度カメラビューがずつトラックサイドカメラに変更される問題を修正しました。これでカメラがコクピット内に留まり、視覚的なチラつきは発生しなくなります。

    Sporting Code

    • Road ライセンスタイプが Sports Car と Formula に分割されたことを反映してスポーティングコードをアップデートしました。
    • レインレーシングの適切な手順を文書化するために新しいセクション 6.11.1. が追加されました。
    • Formula, Full Course Caution, Local Caution, Rain Race, Restart, Sports Car, Tire Compound に関する新しい用語集エントリが追加されました。
    • セクション 3.5. のインシデントペナルティ表の問題を修正しました。
    • iRacing オフィシャルスポーティングコードの最新バージョンはこちら: iRacing Official Sporting Code – iRacing.com

    2024s2 リリースノート: