Release Notes
2023 シーズン 3 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね。
このパッチで 2023 シーズン 3 リリースのアップデートと修正を配信します。
iRACING:
Hosted Sessions
- Fixed セットアップのホストセッションでは Session Info タブにセットアップ名が表示されるようになりました。
SIMULATION:
Optimization
- Enki ワーカースレッドプールの割り当てアルゴリズムを改良しました。
- このアップデートにより Intel 12世代 CPU での Enki スレッドのパフォーマンスが大幅に向上します。
Options
- ボイスチャット通知のドロップダウンメニューに説明文が追加されました。
Dirt Racing
- ダートリフレッシュプロジェクトにおいて、ダートロードコースの水分量のバラつきが小さくなりました。
- ダートリフレッシュプロジェクトにおいて、ダートロードコースのタイヤからのダート転移が若干少なくなりました。
AI Racing
- AI ドライバーは下位クラスの車両を他のドライバーというよりも障害物として分類するようになり、明白な追い越しができるようになります。また、AI ドライバーは遅いドライバーを哀れと思うようにハードコードされているので頑張ってください!
※訳注 – 遅いクラスを積極的に抜くようになるアップデートと考えられます。 - AI ドライバーが様々な速度域での追い越しテクニックを磨きました。ターゲットからより最適な距離でパスするために横方向に移動するようになります。
- ロードコースでのレース中に AI ドライバーが他車の横へと位置取りする動きがさらに改善されました。
Spotter
- 総合ファステストラップのスポッターメッセージはオープンプラクティスやレースセッションでのみ使われるようになりました。単独走行のセッションでは代わりにパーソナルベストのメッセージが使われます。
Graphics
- Windows 11 でウィンドウモードでシムが実行される場合に VSYNC をオフできない問題を修正しました。これにより Windows 11 でグラフィックス自動設定を行う際にリフレッシュレートがロックされることでハイエンド GPU が低レベル GPU と誤認される問題も修正されます。この変更によりウィンドウモードで初めて VSYNC の有効無効を設定できるようになりました。また、VSYNC 設定はシムの再起動することなく直ちに設定を反映できるようになりました。
- NOTE #1: Windows 及びデバイスドライバーが原因で VSYNC 設定がうまく働かない、または VSYNC がオンにならない場合があります。例えば NVIDIA Surround では通常は機能しません。また、デバイスドライバー設定がシムのアプリケーション設定をオーバーライドする可能性があります。
- NOTE #2: VSYNC オフのフルスクリーンモードで起動するとき、 Alt + Enter または Alt + Tab で全画面モードからウィンドウモードに移行すると、通常は Alt + Enter で全画面モードに戻るまで VSYNC が自動的に有効化されます。これは DXGI の制限のようです。
Force Feedback
- 車両に乗り込んだことがない場合、Options タブのホイールフォーススライダーがホイールを自動検出できない可能性がある問題を修正しました。
- フォースフィードバック自動検出ルーチンにホイールモデルが追加されました。
CARS:
GT3 Cars
- 新ダメージモデルでスキッドブロックの剛性を引き下げました。
Audi R8 LMS GT3
- 新ダメージモデルが使用されているとき、一部のミラーが誤った位置に表示される問題を修正しました。
BMW M Hybrid V8
- 新ダメージモデルでボディパネルにのみ大きなダメージを負った場合に誤ってミートボール/オレンジボールフラッグとなる問題を修正しました。
Cadillac V-Series.R GTP
- 新ダメージモデルの空力モデルでのペナルティがアップデートされました。
- 新ダメージモデルでボディパネルにのみ大きなダメージを負った場合に誤ってミートボール/オレンジボールフラッグとなる問題を修正しました。
Dallara IR18
- ビニールのホイールラップが二重に表示される問題を修正しました。
Dallara P217
- 新ダメージモデルで、リアウィングとリアボディパネルを強化しました。
- 新ダメージモデルで、ボディパネルにのみ大きなダメージを負った場合に誤ってミートボール/オレンジボールフラッグとなる問題を修正しました。
Dirt Late Model
- (ALL) – 新ダメージモデルで右側サイドパネルとタイヤサイドウォールの摩擦を増やして、右リアの角を強化して、フロントホイールの破壊限界を引き下げて壁走りをより危険にするチューニングが行われました。
Ferrari 488 GT3 Evo 2020
- 車のとても小さな範囲に致命的な問題を受けると不正な月面発射が発生する可能性があった問題を修正しました。
Ligier JS P320
- シフトダウン、特に 3速から 2速へのシフトダウンがよりスムーズになりました。
Lucas Oil Off Road Pro 2 Lite
- 重心の高さを若干調整しました。
Lucas Oil Off Road Pro Trucks
- (ALL) – 重心の高さを若干調整しました。
Porsche 911 GT3 Cup (992)
- 新ダメージモデルでノーズパネルが本来より大幅に重たい問題を修正し、破片の降伏限界を調整しました。
- Fuel Pressure の警告ラベルが Fuel Level へと更新されました。
Porsche 911 GT3 R (992)
- 2023 s3 BoP調整: エンジントルクが若干小さくなりました。
- Fuel Pressure の警告ラベルが Fuel Level へと更新されました。
- 車両がダメージを受けるまで給油口カバーが表示されない問題を修正しました。
- iRacing セットアップがアップデートされました。
TRACKS:
Charlotte Motor Speedway
- コーションライトのライトマップ設定が誤っていた問題を修正しました。
Chicago Street Course
- コースロゴを NASCAR の最新バージョンに更新しました。
- 現実のコースの現在の姿にマッチするよう多くの標識が更新されました。