Release Notes
2015.12.16 付けリリースノートを和訳しました。
2016シーズン1へ向けてさらにバグ修正とバランス調整が行われました。
SIM
- レースサーバーからクライアントに送信される車両の位置情報の最大数が、設定よりも少なく制限されてしまう問題を修正しました。
Rendering
- 3画面でワイドなFOVにおける路面のLevel of Detailセクションを向上しました。以前はサイドモニターが遠くを必要以上にハイレベルなレンダリングを行うことがありました。
- コクピットから見える路面のデカール数を制限できる機能を追加しました。renderer.ini の「MaxTrackDecalsInCockpit」でドライバー画面を、「MaxTrackDecalsInMirrors」でミラーを設定できます。路面デカールはいくつかを集団で処理されるため、150程度の単位で調整するのがよいでしょう。その集団の一部が表示されるときにはその全体がレンダリング処理されるので、制限値を少し超える結果となります。デカールが突然表示されてしまうのを防ぐために、カメラにとても近いデカールは制限値を超えていても全てが表示されます。パフォーマンスに影響するため、ミラーにトラックデカールが表示されるのはグラフィック/リプレイ設定画面で「Higher Detail Mirrors」が有効に設定されているときだけです。
2015/12/18追記:
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トラックデカールとは、ニュルの落書き、S/Fライン、汚れや固定的なスキッドマークといった路面上の固定的なビジュアルのこと。動的なスキッドマークは別システムで生成されます。
MaxTrackDecalsInCockpit
ドライビング中に描画されるデカール描画用の要素数の最大値を設定します。デカール 1つは多くの要素で成り立っているので、数字上、小さな変化では異なる結果を生まないことがあります。指定値が小さいほど間引かれ、見えるデカールは減りますがフレームレートは向上します。
MaxTrackDecalsInMirrors
上記と似ていますがこちらはミラー描画に関する指定です。ただしそもそもデカールは「Higher Detail Mirror」設定のときにしかミラーに描画されないので、そのとき以外はこの設定で生じる効果はありません。
Opponent Cars
- 他の車両のタイヤがぐらついてスモークを上げることがあったのを修正しました。
Telemetry
- McLaren MP4-30用にいくつかの値を追加しました:
ERS Battery Charge, Power from Battery to MGU-K, Power from MGU-K to Battery
McLaren MP4-12C GT3
- 車外カメラでステアリングが 2つ表示されることがあったのを修正しました。
NASCAR Sprint Cup Chevrolet SS
- Atlanta Motor Speedway用のギア比を追加しました。
NASCAR Sprint Cup Ford Fusion
- Atlanta Motor Speedway用のギア比を追加しました。
NASCAR Sprint Cup Toyota Camry
- Atlanta Motor Speedway用のギア比を追加しました。
Star Mazda
- 実車のドライバーから得たフィードバックにより、ダウンフォースを増やしました。
- ディファレンシャルロックを 10% から 3% に減らしました。
- タイヤグリップを少し増やしました。