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Tag: Track Limits

Release Notes

2024 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s3 リリースノート:


TRACKS:

Algarve International Circuit

  • 風力タービンにアニメーションするブレードが追加されました。
    • これにより iRacing 内のシミュレートワールド全体に電力供給できる十分な再生可能電力が生成されます!
  • ピット出口のガードレールテクスチャの問題を修正しました。

Atlanta Motor Speedway

  • (Rallycross Short & Rallycross Long) – 浮いていたタイヤバリアを接地させました。

Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari

  • (Grand Prix) – トラックリミットをアップデートしました。
  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • コースのロゴがアップデートされました。

Autodromo Internazionale del Mugello

  • 一部のペイントされたランオフの色と一部ウォールを調整して現実世界とマッチするようになりました。
  • (Short) – ピットエントリーの通知がタイムリーに現れない通知の問題を修正しました。

Autódromo José Carlos Pace

  • レースコントロールのために、4 Wheels Off-Track システムが実装されています。
  • ターン 11 と 12 の間のランオフにスローダウンペナルティを追加しました。
  • ターン 4 のスローダウン検知場所を移動されたので、ターン 4 と 5 の間で外側のランオフを悪用しようとするドライバーにのみ影響します。
  • ターン 10 と 12 の間のグラスクリートエリアのトラックリミットが緩和されました。ターン 12 入口のグラスクリートトラックリミットは厳しくなりました。
  • コースのロゴがアップデートされました。

Brands Hatch Circuit

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • (Rallycross) – ヘアピンでグラベルを横切った場合のペナルティが追加されました。
  • (Rallycross) – ターン 1 近くの一部フェンスとタイヤバンドルが個体オブジェクトになりました。
  • ターン 4, 5 でサイドウォールの引っ掛かりを解消しました。
  • ピットコーンの方向が変更されました。
  • ガレージ 20 近くのスターティンググリッドに見えない壁があった問題を修正しました。

Canadian Tire Motorsports Park

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Cedar Lake Speedway

  • バーニーの止まり木の下、フロントストレートのウォールの引っ掛かりを修正しました。
  • ターン 3, 4 のキャッチフェンス内に隠されたピットにつながる秘密のポータルを閉じました。

Charlotte Motor Speedway

  • (Oval – 2018) – コースのグリップパラメータを若干増大させました。
  • (Oval – 2018) – ピット出口のチェックポイントをアップデートし、若干寛容になりました。

Chili Bowl

  • コースのロゴがアップデートされました。

Circuit of the Americas

  • (East) – スタンディングスタートのグリッド間隔を再配分しました。

Circuit Gilles Villeneuve

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Circuit de Lédenon

  • いくつかの環境テクスチャをアップデートしました。

Circuit de Nevers Magny-Cours

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Circuit Zolder

  • ローリングスタートのグリッドはポールポジションが左になりました。
  • フルとショートパレードラップがアップデートされました。

Circuito de Jerez – Ángel Nieto

  • スローダウンペナルティを避けるために一部のコーンがピットイン時の内側に追加されました。
  • UFO ビルが適切に雨をブロックするようになりました。

Circuito de Navarra

  • NEW TRACK!
  • Circuito de Navarra はアスファルトロードトラックです。
  • 2010年にオープン以来、ナバラサーキットはスペインのトップロードレースサーキットのひとつです。24時間シリーズのような耐久イベントから、GT1 や TCR スペインといったスプリントイベントに FIA F4 スペインチャンピオンシップまで、スポーツカーとオープンホイールの両方がロス アラコス郊外に位置するサーキットが活用されてきました。Navarra はサブスクリプションに含まれるので、全 iRacer がここでレースすることができます。世界中の他の多くのサーキットと同様に Navarra には 3つのレイアウトがあります。15 のコーナーで 2.44マイルの Speed Circuit と、小さなセグメントで構成される 1.66 マイルと 0.82 マイルのショートレイアウト 2つです。長いフロントストレッチから最初のゆるい右コーナーのあと、急カーブのターン 2, 3 と続きます。多くのコーナーが鋭角で、メインレイアウトのターン 5, 7, 10 が最も曲がるコーナーです。
  • Circuito de Navarra は 3レイアウトあります: Speed Circuit, Speed Circuit – Medium, Speed Circuit – Short.
  • Circuito de Navarra の全レイアウトが AI レースに対応しています!
  • 3D Foliage System が実装されています!
  • Circuito de Navarra は無償コースです! 有効な iRacing サブスクリプションを持つユーザーにはデフォルトコンテンツとして追加されるので購入する必要はありません!

Daytona International Speedway

  • このコースに 3D 縁石が設置されました!
  • (Oval) – ロードコースのバスストップにのみあるべき一部のタイヤウォールが削除されました。
  • (Road Course) – ガードレールの串刺しを防ぐためにターン 4, 5 の間にレイアウト固有のウォールが追加されました。
  • (Moto) – ターン 7, 8 から観戦客の車両やキャンピングカーが一部撤去されました。

Detroit Grand Prix at Belle Isle

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Firebird Motorsports Park

  • かつての Wild Horse Motorsports Park の名称が Firebird Motorsports Park に変更されました。

Fuji International Speedway

  • ピット入口のチェックポイントをアップデートして安全でないピットエントリーのペナルティの可能性をなくしました。
  • (Grand Prix) – シケイン不通過のタイムペナルティが2倍になりました。
  • (No Chicane) – 予選で最終コーナーのランオフを使えないようにチェックポイントが追加されました。

Hockenheimring Baden-Württemberg

  • グリッド 26 をアップデートして現実世界と同じ位置になるようにしました。
  • (Grand Prix & Outer) – マルチクラスのフィールドがロールアウトする時間を増やすためにローリングスタートのグリッドを下げました。
  • (National A, Short A, National B, Short B) – 適切なフルおよびショートパレードラップが追加されました。
  • ターン 2, 11, 16 で欠落していたペイントラインを追加しました。
  • 一部欠落していたウォールエンドキャップを追加しました。

Homestead Miami Speedway

  • Road A, Road B レイアウトに青いピットアウトコーンを追加しました。

Indianapolis Motor Speedway

  • 新レイアウト: Oval
    • 新レイアウトの Oval が Indianapolis Motor Speedway に追加されました。
      • このレイアウトはオープンホイールオーバルレイアウトの 2022年のスキャンデータと Oval – 2009 レイアウトと混合します。そうして 2022 データの NASCAR Oval レイアウトが完成します!
  • (Road Course) 引っ掛かりを防ぐためにターン 1 を調整しました。

Kevin Harvick’s Kern Raceway

  • バックストレートのゲートテクスチャを更新し、欠落していた倉庫を追加、フィニッシュラインのアートワークを訂正してターン 1 とターン 2 に沈んだホースを削除しました。

Kokomo Speedway

  • バックストレートのグランドスタンドをわずかにずらしました。

Long Beach Street Circuit

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Mid-Ohio Sports Car Course

  • (Full Course) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

MotorLand Aragón

  • (West) – フルペースラップが使えるようになりました。

Motorsport Arena Oschersleben

  • ピット出口の冗長なペイントラインを削除しました。

Mount Panorama Circuit

  • コース脇の一部の広告をアップデートしました。

Nürburgring Grand-Prix-Strecke

  • シューマッハの看板がヘッドライトで照らされない問題を修正しました。

Okayama International Circuit

  • (Full Course) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Oswego Speedway

  • NEW TRACK!
  • Oswego Speedway はアスファルトオーバルトラックです。
  • The Steel Palace として知られるニューヨークの Oswego Speedway はスーパーモディファイドでよく知られているかもしれません。主要なツアーシリーズをホストするだけでなくウィークリーレースでスーパーモディファイドを走らせているトラックで、さらにツアーモディファイドにレイトモデル、その他のオープンホイールシリーズが頻繁に開催されたり、毎年 Super DIRTcar シリーズのためにダートオーバルへとコンバージョンしてビッグブロックモディファイドが走ったり、全米でもここまで多様なプログラムを開催するトラックは多くありません。Oswego は競馬場から自動車用サーキットへの転換は 1951年の 3/8 マイルダートトラックへのコンバートから始まりました。翌年舗装されて 1961年に 5/8 マイルに延長されるまではそのままでしたが、現在でも 3/8 マイルミニオーバルを利用することはできます。Oswego は 2016年秋から Super DIRT Week をホストして以来、毎年改装を行っています。
  • Oswego Speedway は 2 レイアウトあります: Oval, Mini Oval.
  • Oswego Speedway の全レイアウトが AI レースに対応しています!
  • Oswego Speedway は iRacing Store から $11.95 で購入できます。
  • Oswego Speedway の Dirt Oval レイアウトは現在開発中で近日完成・リリース予定です! このレイアウトの追加購入は不要です。

Phoenix Raceway

  • カメラフラッシュのテクスチャをアップデートしました。

Red Bull Ring

  • (Grand Prix) – フルペースラップが使えるようになりました。

Road America

  • マルチクラスフィールドがグリーンフラッグまでに広がる時間を稼げるようにショートパレードラップのグリッドがターン 11 の後ろに引き下げられました。

Rockingham Speedway

  • コースのロゴがアップデートされました。

Rudskogen Motorsenter

  • ピットレーン出口のエクスプロイトをパッチしました。
  • 一部のウォールの引っ掛かりをそぎ落としました。

Sachsenring

  • NEW TRACK!
  • Sachsenring はアスファルトロードコースです。
  • ザクセンにあるザクセンリンクは東ドイツ最東端のサーキットのひとつで、DTM やドイツモーターサイクルグランプリなどのメジャーイベントを開催しています。もともとザクセンリンクサーキットは公道を使った 5マイル以上のコースでしたが 1990 年にレース開催は中止されました。現代レイアウトは 1990年代半ばに形になりはじめ、東西ドイツの統一後に新しい常設サーキットとして建設されてから 2003 年に現在の形に落ち着くまで何度も調整されました。現在のザクセンリンクは 13コーナーで 2.281 マイルあります。最初にコカ・コーラ コーナーから、矢継ぎ早に 6つの曲がりくねったコーナーが続きます。ターン 6 のあとはゆるやかなカーブとなりますが、最後にタイトな最終コーナーでフロントストレッチに戻ります。
  • Sachsenring は 1 レイアウトのサーキットです。
  • Sachsenring is AI レースに対応しています!
  • 3D Foliage System が実装されています!
  • Sachsenring は iRacing Store から $14.95 で購入できます。

Sandown International Motor Raceway

  • フルペースラップが使えるようになりました。

Sebring International Raceway

  • AI ドライバーがピット出口でワイドに走って芝生の上を走ってしまう問題を修正しました。
  • 倒れたり浮いたりしていたコーンの一部を接地させました。

Slinger Speedway

  • ピットロードのオレンジのフェンス近くにあった見えないバリアを除去しました。

Snetterton Circuit

  • (200 & 300) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Suzuka International Racing Course

  • (Grand Prix & Moto) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • コースのロゴがアップデートされました。

Virginia International Raceway

  • (South Course & Patriot Course) –
    ペースカー速度を 55 mph から 40 mph に引き下げました。フレッドはグリーンが出るより早くコースを離れるはずです。
  • ターン 14 のフェンスが片側からしか見えない問題を修正しました。

Watkins Glen International

  • 完全にモデル化された 3D 縁石が追加されました!
  • コース路面バンプマップが再生成され、ターン 6 のブーツで入口の不正なバンプの問題が修正されました。

WeatherTech Raceway Laguna Seca

  • コースのロゴがアップデートされました。

Winton Motor Raceway

  • (Club) – ローリンググリッドのグリッドを周の中で早めてマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • (Club) – National レイアウトの青いコーンはこのレイアウトでは表示されなくなります。
  • (Club) – バーニーは手術によってガードレールから引きはがされました。まもなく完全に回復するでしょう。
  • 一部の縁石サウンドが誤っていたのが修正されました。

2024s3 リリースノート:

Spa 24

スパ24時間レースに向けて準備してくれていたのだからさぞかしフラストレーションが溜まったことへの謝罪と、問題を明確にして通知することを行ってくれています。

インシデント制限の問題を引き起こした問題の原因はバイナリーオーバーフローによるバグと判明しましたが、修正には新しいビルドが必要なものの十分なテスト時間がとれずに他の問題を引き起こしてイベント自体に深刻な影響を与える可能性があったため、昔のようにインシデント制限をなくすのがベストと判断したとのこと。現在問題の修正に取り組んでいるので、将来のイベントでは改善される見込み。

もっとも、iRacing のスパ・フランコルシャンが現実よりも厳しいトラックリミットとなっているとも認識しているので、これを洗練して最良で現実的なレース体験を作り出せるよう、優先して積極的に取り組んでいくとのこと。

iRacingを最高のモータースポーツシミュレーションを可能にするものとするため、iRacingは絶えず改善の努力をしています。次のビルドでこれらの改善点を新しい機能やコンテンツと共に展開することを楽しみにしている、とのことです。

Drive Through Penalty

17というインシデント制限について再考しよう、インシデント値やその制限について再考しよう、というフォーラム・トピックで議論が行われていましたが、iRacing がとる新しい方向性が示されました。

http://members.iracing.com/jforum/posts/list/300/3611127.page#11135080

ざっくり意訳するとこんな感じでしょうか。

インシデント制限は、言うなればもともとは危険運転を排除するために他車とのクラッシュを繰り返すドライバーを失格処分にするためのものでした。その先にはプロテスト・システムがあり、セーフティ・レーティングがあり、その基盤にはスポーティング・コード-競技規約-があり、安全運転を意識させる意図によるものでした。

しかし、長時間のレースが開催されるようになり、また特にスパ・フランコルシャンのようなコースでは、オフ・トラックによるインシデントが嵩み、単なる安全運転とは別種の問題が生じました。

そのため、競技規約に反してレーシング・サーフェスを走らないオフ・トラックを一定数行った場合には、ドライブ・スルー・ペナルティを科す方向で検討しています。

レース・コントロール担当エンジニアの手が空き次第、高い優先度でそれにあたってもらうことになるでしょう。このプロジェクトが進捗すればまたお知らせします。

オフ・トラックの性質は問えないでしょうから、一律的なしきい値が設定されることになるでしょう。それでも、そのレース中に科される罰則によってある程度は、意図的なオフ・トラックを抑えることはできるでしょう。うまく働くとよいのですが。

FIRST Sporting Code

first
スポーティングコード=競技規則が更新されました。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3297222.page
新しく2つの項が追加され、予選/決勝中のエプロン走行でアドバンテージを得ること、及び予選中の不正なドラフティングが禁じられました。これらに違反する行為はプロテストされ得ます。

7.1.1.12.
予選及びレースにおいて、ドライバーが走行できるのはレーシングサーフェスだけです。エプロンはレーシングサーフェスとは規定されません。例えばデイトナロードコースがそれにあたります。予選でもレースでも、レースカーはエプロンをアドバンテージを得るようには使えません。いかなるアドバンテージもiRacing.comによって決定されます。このセクションはプロテストされることがあります。

7.1.1.13.
予選において、ドライバーは不正な戦術でアドバンテージを得てはなりません。例えば遅いクラスの車の助けになるよう、プロトタイプカーをスローダウンさせて故意にドラフティングの状況を作ることなどを指します。ここではコースをショートカットしたかどうかは含みません。何がアドバンテージか制定するのはiRacing.comです。通常の予選戦略や幸運でドラフティングを得るのはOKです。