Release Notes
取り掛かりが遅くなってしまいましたが、2013シーズン1向け(2013.01.25.01)ビルドのリリースノートを和訳しました。
Website
Hosted/Leagues/Tournaments
- ホスト・リーグ・トーナメントセッションで使用できる車種が3から4へと変更されました。車種が増えることによってフレームレートやパフォーマンスに与える影響はPCやハードウェアに依存します。
- 他の車種は購入していなくても、自分が乗る車種と開催トラックさえ所有していれば、複数車種が使われるホスト・リーグ・トーナメントセッションに参加できるようになりました。ただしドライブしない車種についてもダウンロードしておく必要があります。
- マルチカーに関する今回のアップデートが機能するのは、今のところ”League Sessions”ページと”Hosted Racing – Join a Race”ページだけですので注意してください。。ヘルメットポップアップと”Spectator Sessions”については現在開発中です。
Downloads
- 購入していない車種を含むマルチカーセッションに参加できるようにするために、購入していない車種もダウンロードできるようになりました。購入しておらずダウンロード必須ではない車種は、”Optional Unowned”セクションに表示されます。
New Awards
新しい賞が 9つ追加されました。
- Young Star – 4車種でオフィシャルレースを勝利
- Honorable – 8車種でオフィシャルレースを勝利
- The Feared – 16車種でオフィシャルレースを勝利
- The Alien – 全車種でオフィシャルレースを勝利
- Runnin’ Down a Dream – 4トラックでオフィシャルレースを勝利
- On the Road Again – 8トラックでオフィシャルレースを勝利
- The Long and Winding Road – 16トラックでオフィシャルレースを勝利
- I’ve Been Everywhere – 全トラックでオフィシャルレースを勝利
- Photo Finish – 0.05秒以内の差で勝利 *この賞は過去に遡っては与えられません
License Banner Update
メンバーサイト上部のライセンスバナーのデザインを変更しました。
- ライセンスレベルを反映して色が変わります。
- “Road”や”Oval”の表示をクリックすることでロードライセンスとオーバルライセンスの表示を切り替えることができます。
- 名前の下に表示された”iRating”や”ttRating”をクリックして、iRatingとttRatingの表示を切り替えることができます。
- カレンダー、MPR、Creditについて表示が変わりましたが機能の変更はありません。
- Pingはメンバーサイト上部のメニューにある”Support”の右に移動しました。
Payments with PayPal Billing Agreements
** このセクションで説明している内容は支払い処理パートナーの設定変更待ちですが、1週間以内に行われると予測しています
- 決済の事前承認に基づくPayPal決済システムに対応しました。事前に決済承認を行っておけば、サブスクリプション延長を自動決済できるようになったり、PayPalへ都度ログインせずに購入したりチャージしたりできるようになります。PayPalを使ってサブスクリプションを購入するごとに、決済承認画面が表示されます。メンバーサイトの”My Accound”ページの”PayPal Billing Option”セクションでも、決済承認を設定できます。
- “My Account”ページの”PayPal Billing Option”セクションから、PayPalの決済承認を取りやめることもできます。
- PayPal決済承認とクレジットカード情報の両方が登録されている場合、自動延長や簡易チャージで使う決済方法を”My Account”ページの”Billing & Shipping Information”セクションで選択することができます。
- “My Account”ページでは、登録したカード情報を削除したり自動延長をキャンセルしたりするリンクが追加されました(“Cancel / Renew Membership”ページから移動されました)。
The following areas of the site have had a visual redesign
メンバーサイトの以下の部分が再デザインされました。
- “My Account”
- “Account Recharge”
- “Gift Card”
- “Promotions”
Bug Fixes
- スポッターパスワードを空白にできなくなりました。パスワードなしにする場合は、”Require a spotter password”のチェックをはずす必要があります。
Simulation
Tilt / Touch Driving
- タッチドライビングのために傾きセンサーのサポートを追加しました。傾きセンサーをステアリングやペダルに割り当てることができるようになります。起動時のデバイスの向きに応じて自動キャリブレーションされますが、ドライビング画面に表示される’recenter’ボタン(‘y’キーに割り当てられています)を使えばいつでも変更できます。センサーの感度はブラックボックスのFFB感度とタッチ感度の項目で設定することができます。また、スロットルとブレーキは設定画面のオプションで反転させることもできます。
- 他のコントロール上で指を離した際にタッチ操作が失われることがあったバグを修正しました。
Text Chat Macros
- 自動チャット機能として、あらかじめ登録したチャットメッセージを送信できる10個のホットキーを設定できるようになりました。デフォルトでは、キーボード上部の0-9のキーにマップされていますが、必要に応じて変更することができます。またデフォルトで登録されているメッセージを編集することもできます。’$’記号を行末に付けると、自動的に送信されます。’$’記号がない場合は、チャット入力が自動で行われた後で送信されず待ちの状態となります。
Spectating
- 管理者の入室/退室や管理者となった際のメッセージは表示されなくなりました。
- 観戦者はFixed Setupセッションで車検の必要がなくなりました。
Options
- 現在のセッションで利用されないドライビングエイドやドライビングコントロールはグレーアウトされるようになりましたが、今後のセッション用に設定することはできます。
- コントロールページにあったテキストを取り除いてマウスオーバーで表示されるツールチップへと移動しました。
Spotting
- スポッターに車検システムが働かないようにしました。
- “Start Spotting”ボタンを使ったとき、若干遅れたリプレイテープではなく、ライブ映像を見るようになります。確認のためにリプレイコントロールを使うこともできます。ライブ映像に戻すには”Fast Forward to end”ボタン(>>|)を使うか、テープの終わりまで送れば、ライブ映像に切り替わります。スポッティング中に再生状態が”Live”となっていれば、ライブ映像を見ていることになります。
Camera Tool
- ラップトップやMac用に、カメラツールホットキー(ctrl-F12)の割り当てを変更できるようになりました。
- カスタムカメラファイルが’track.cam’で終わった場合にカメラショット照準タイプ
Telemetry
- テレメトリにラップ情報を追加しました:
LapBestLap
LapBestLapTime
LapCurrentLapTime
LapLastLapTime - テレメトリにデルタ情報を追加しました:
LapDeltaToBestLap
LapDeltaToBestLap_DD
LapDeltaToBestLap_OK
LapDeltaToOptimalLap
LapDeltaToOptimalLap_DD
LapDeltaToOptimalLap_OK
LapDeltaToSessionBestLap
LapDeltaToSessionBestLap_DD
LapDeltaToSessionBestLap_OK
LapDeltaToSessionOptimalLap
LapDeltaToSessionOptimalLap_DD
LapDeltaToSessionOptimalLap_OK - テレメトリにラジオチャンネル情報を追加しました。session stringの”RadioInfo”セクションとテレメトリデータのRadioTransmitCarIdxを確認してください。
- ピットサービスタイムをテレメトリに追加しました。(PitRepairLeft, PitOptRepairLeft)
Race Control
- 予選ラップ中に 0x や 2x のマシン接触があればそのラップは無効とされます。
- レースのフィニッシュ後には、多くの重要でないレースコントロールルールは無効化されるようになりました。レースフィニッシュ後にペナルティが適用されて混乱することがありました。
Graphics
- 追加トラック路面の描画方法を変更し、より正しく描画されるようになりました。これまで存在していた宙に浮いたスキッドマークは見られなくなります。
- トラックディテールの向上として、トラック路面は常に静的なメッシュに変換されてビデオメモリに格納されます。動的な変換によって性能を犠牲にやや少ないビデオメモリ使用量とできたオプションはグラフィック設定画面から削除されました。
- 全てのマシンで低い入射角でもよりよくペイントが映されるよう調整しました。
- フロントウインドウシールドのグレアを妥当なレベルまで減少させました。
- ブレーキローターのグローエフェクトが見えないことがあったバグを修正しました。
- カスタムカーテクスチャを ctrl-r ホットキーでリロードできるようになりました。ペイント作業中にペイントテクスチャをすぐにロードして確認できるので便利です。リロードが実行されると、まず全てのペイントがアンロードされてホワイトボディとなり、ひとつずつバックグラウンド処理でリロードされます。テクスチャの読み込み操作がドライビング中のパフォーマンスに影響するようなら、ドライビング中のロード操作をrenderer.iniの”LoadTexturesWhenDriving”設定で無効にすることもできます。
- また、TradingPaintsのような外部アプリケーションからSDKのirsdk_BroadcastReloadTexturesを使ってシムにテクスチャのリロードを行わせることもできます。
- Windows 8のディスプレイ自動回転機能を停止して、ディスプレイの向きを横向きに固定するには、app.ini [Graphics] displayRotateMode=1 とします。
Sponsors
- DSDとLionel Racingをスポンサーとして追加しました。
Sound
- ブレーキが鳴かないカーボンブレーキを搭載した車種以外では、ブレーキが冷えていて暖まるまではスキール音が鳴るようになりました。現在はブレーキトルクには関係しておらず、ブレーキ温度によるブレーキのパフォーマンスもモデリングされていません。
- エンジンサウンドは最大回転数に近づくほど大きんばパワーを持つようになりました。
- 他車が惰性走行中でもハードブレーキング中でもフルスロットルであるかのようだったサウンドを修正しました。
Flexible Drivetrains
- これまでは完全にリジッドでしたが、フレックスドライブトレインモデルを全車に搭載しました。これによってわずかなエンジン回転の揺らぎサウンドを聴くことができるようになりました。多くのオーバルマシンに搭載されているデトロイトロッカーデフモデルでは、オフスロットルでロッカーが片輪駆動の間にガチャガチャとドライブトレインが振動してエンジン回転がバウンスするちょっと荒いサウンドを鳴らすことがありますが、これについては調査中です。
New Tire Model
- タイヤカーカスの動作モデルを更新し、マシンのハンドリングが向上しました。このタイヤモデル更新によってNTM搭載マシンは良いフィールとなり、再チューニングが行われました。個別車種のリリースノートが書かれていなくても、それはそのマシンがどのようなフィールなのか試してみる価値がありそうですよ!
訳者注:NTMv4よりむしろNTMv3からのアップデートとしてNTMv5は進行しているみたいですね - スキッドの幅、スモーク、そしてスキッドの量を微調整しました。
New Steering Model
- タイヤカーカスの向上により、全てのマシンでステアリングシステムがより良い制約下となり、より正確なフィールとなりました。
Drafting
- ロードコースとオーバルでのドラフティングについて作り直し、レース体験を向上させました。
Chevrolet Impala
- 全トラックでトラックバーの高さの左右差は3インチ以内というルールが新設されました。
- ボディ下面右リアのコリジョン面が引き下げられ、スプリングが縮んでいけば路面にヒットするようになりました。
Chevrolet Impala Class B
- 全トラックでトラックバーの高さの左右差は3インチ以内というルールが新設されました。
Chevrolet Monte Carlo SS
- マシンがダメージを負った際にウインドウシールドが重複して描画され、暗さや反射が倍になってしまうことがあったのを修正しました。
Chevrolet National Impala
- 全トラックでトラックバーの高さの左右差は3インチ以内というルールが新設されました。
Chevrolet Silverado
- 全トラックでトラックバーの高さの左右差は3インチ以内というルールが新設されました。
- ボディ下面右リアのコリジョン面が引き下げられ、スプリングが縮んでいくと適切なところで路面にヒットするようになりました。
- ウインドウシールドのLogitechのスポンサーシップが取り除かれました。
Ford GT
- 物理モデルのオーバーホールを行いました。
Ford Falcon V8 Supercar
- 離れた距離で良い音が聴ける新しい外部エンジンサウンドを追加しました。以前の外部サウンドはオン・カー・サウンド用のみとなりました。
Mazda MX-5 Cup and Roadster
- Nvidiaのスポンサーシップが取り除かれました。
McLaren MP4-12C GT3
- ブラックボックス操作に加えて、ABSの車内制御をコントローラに割り当てできるようになりました。
- Logitech G27のシフトライト用のエンジン回転マップをアップデートしました。
Radical SR8
- Logitech G27のシフトライト用のエンジン回転マップをアップデートしました。
Autodromo Jose Carlos Pace
- インテルラゴスという有名な旧名で知られるクラシックなブラジルサーキットがリリースされました!
Bristol Motor Speedway
- 10メートルほどずれていて30メートルほど低かったGPS位置情報をアップデートしました。
Circuit de Spa-Francorchamps
- Enduranceレイアウトのラ・ソース付近での意図せぬ黒旗発生を避けるために路面を修正しました。
Lime Rock Park
- ガードレールを避けてピットアウトしやすいように先頭のピットストールをひとつ後ろに下げました。
Oran Park Raceway
- ターン 7-10 にチェックポイントを設けたのでショートカットはできなくなりました。
- North Bレイアウトで、トラック上を走るよりもっと時間が掛かるようにするために、ピットレーン速度を20mphに引き下げました。
Sebring International Raceway
- 新しい路面シェーダーが追加されました。
Virginia International Raceway
- 最後の10個のピットストールについて、ピットインしやすいようにピットウォールから離されました。