iRacing Development Update
副社長 Steve Myers が最新の開発状況を語ってくれています。
http://www.iracing.com/iracing_development_update_june_2016/
- Oculus Rift に加えて開発陣は HTC Vive を入手して確認中。
- ダート路面の開発は舗装路面のタイヤモデル開発にも大変役に立ち、ダートプロジェクトから学んだダイナミックトラックサーフェスのブレークスルーが9月ビルドで。
- ダートプロジェクト自体の最初のバージョンがいつ来るかを述べるのはまだ早すぎるが、ダイナミックサーフェスのプロトタイプには近づいている。
- ダートプロジェクトと共に進んでいるタイヤモデルはまだまだ作業はあるが、タイヤモデル V7 と言えそうなもので進捗はよい。
- 路面グラフィックスはダートプロジェクトの多くの時間を占め、かなり未知の領域だが動くものを作って iRacing 標準レベルへ高めていく。
- コンテンツ面のDirt Late Modelはほぼ完了、Super Late Model, Limited Late Model, Late Model Stock の 3バージョン(エンジン違い)が含まれる。
- 標準コンテンツのStreet Stockにダート用パッケージも用意する。
- ウイング付き Sprint Car を来週スキャン予定。
- EldoraとWilliams Groveが最初のダートトラックであり、走行ライン自体の開発作業は終えていて取り巻くアートワーク作業を行っている。
- 標準コンテンツ、おそらくUSA Speedwayのダートバージョンも作成する。つまり標準コンテンツにダートトラックが含まれるということ。現実のトラックに500トンのダートが敷かれたことを想像しよう。
- Ford Fiesta GRCマシンもよい進捗をしている。フィジクス面ではまずハンドブレーキのモデル化を終えた。
- 初期のラリークロストラックとして、既存トラックに、現実には存在しないFunレイアウトを追加する。
- 次にリリースされるトラックはLe Mans。9月ビルドに間に合わせようとアートチームはハードワーク中。しかし実際のところ Nordschleife よりもアートワーク面は困難なトラックです。
- 時間遷移はリストにあるがLe Mansのリリースには間に合わないだろう。
- UIに関する長期プロジェクトも初期リリースに近づいている。オフィシャルシリーズにはシム内のUIからJoinするようになる。年末までにリリースすることを目標にしているが、まずは DX11 同様ベータ版として互換性とパフォーマンスのテストから始めることになるだろう。
- かつての GPL Rank のようなタイムアタックコンペティションでは、シーズンごとにどのトラックでもいつでもホットトラップを行ってシーズンのベストラップを記録する。詳細は今後プレビューなどで明らかに。
- グラフィックエンジニアはDX11の仕事を完了してグラフィックエンジン全体を刷新。
- Aussie Greg Hillとさらにあと二人のサウンドエンジニアがエンジンに限らずマシンの個別のコンポーネントごとに新しいサウンドに取り組んでいる。
- 新しいドライバーアニメーションモデルにはまだ作業が必要。まず 9月ビルドではピットボックス内のチームクルーに適用予定。
- フラッグは風に吹かれるアニメーションが追加されるだろう。