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Tag: Race Control

iRacing Development Update – 2024/11

次期ビルドのこと、さらに将来のこと、エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が開発の現状を伝えてくれました。
https://www.iracing.com/iracing-development-update-november-2024/
https://forums.iracing.com/discussion/70149/iracing-development-update-november-2024/p1

まとめて紹介します。


(新しい反射/Specularレンダリングのショット)

来たる2025シーズン1向けの新ビルドは、日本時間では2024/12/11未明のリリースが見込まれています。
このビルドで登場する新車はロード車両が中心となっています。オーバルについては 3月のシーズン2ビルドに期待してください。

今後数週間で画像や動画などが次第にオープンにされていきます。

なお、実際のシーズン1ビルドにはここで紹介された以外にも多くの内容がリリースノートでのサプライズとして残されているようです。

素晴らしいユーザーコミュニティのおかげでiRacingはこの1年も発展しました。新規・更新・カムバックに大幅な割引を行うブラックフライデーをぜひチェックしてください。紹介プログラムの活用もお忘れなく。

2025s1 新コンテンツ

新車

豪州スーパーカー Gen3 Chevrolet Camaro & Ford Mustang

  • 現行スーパーカーFord Mustang GT, Holden ZB Commodoreの購入1年以内ならiRacing Credit発行
  • 現行スーパーカーはレガシィコンテンツとなり、オフィシャルシリーズでは使用されなくなります

BMW M2 CSR

  • 基本コンテンツとして無償提供されるルーキークラス車両(ルーキーとGT4の中間)
  • BMW M2セーフティカーも追加される

Acura NSX GT3 Evo 22


  • ドライブが楽しいのはもちろん、美麗なグラフィックにも注目
  • IMSA Endurance 10台目のGT3車両

Ferrari 499P

  • フェラーリとの開発は広範囲でマラネロ訪問や実車開発チームやドライバーとのコラボレーションも行った
  • 16台が参加する耐久シリーズやPrototype Challengeシリーズに追加

新コース

Thruxton

インフィールドの滑走路も走行可能

Huset’s Speedway

3/8マイルダートオーバル

New Hampshire Motor Speedway (Refresh)

NASCARリフレッシュプロジェクトで最新仕様化を行う最初のコース

コース所有者には無償でアップデートを提供

Las Vegas Motor Speedway (Refresh)

NHMSと並行して作業中だが12月ビルドに間に合うかどうか


1.新コンテンツについて (イマココ)
2.新機能について
3.進行中・将来の開発について
4.将来の登場が見込まれるコンテンツについて

Release Notes

2024 シーズン 4 パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2024 シーズン 4 パッチリリースでいくつかの重要なアップデートと修正を配信します。

iRACING:

Account Management

3rd Parties using /data API

iRacing Companion App

  • 本日のリリース以降、iRacing Companion App は 2FA をサポートしたバージョン(v1.9.3以降)だけが動作します。認証エラーが出る場合、アプリストアから最新バージョン (v1.9.6) を入手できていることを確認してください。

SIMULATION:

Physics

  • 様々な車両クラスで、小さな車両ダメージが地面を少し引っかけ、空力のカスケード計算を引き起こして不正な月面打ち上げとなる問題を修正しました。今回その空力アップデートを行ったのは以下の車両クラスです:
    • GT4 Class Cars
    • TCR Class Cars
    • FIA F4
    • Toyota GR86

Race Control

  • フィールド全体がピットスタートを選択したとき、レースがスタートしない問題を修正しました。
    • iRacing コースオフィシャルやフラッグマン達のコミュニケーションの問題です。

Heat Racing

  • ヒート制イベントでヒートセッションがなかったときにレースサーバがクラッシュする問題を修正しました。

Graphics

  • テクスチャ読み込みアルゴリズムをアップデートして処理を改善しました。
  • パーティクルエフェクトのメモリリークを修正しました。

CARS:

Dallara IR18

  • ドライバーのインターネット接続が不安定なとき、イベント中に使用可能な P2P がリセットされる可能性がある問題を修正しました。

Ford Mustang GT3

  • ダメージモデルで、ホイールマウントを強化しました。

Mini Stock

  • ダメージモデルで、リアサスの過伸展の許容値を小さくしました。

Super Formula SF23

  • ドライバーのインターネット接続が不安定なとき、イベント中に使用可能な P2P がリセットされる可能性がある問題を修正しました。

TRACKS:

Cadwell Park Circuit

  • 最後の 2つのコーナーのコース外地表特性がアップデートされ、舗装よりもむしろ芝に近くなりました。
  • ピット入口のタイヤバリアが部分的にしか固体オブジェクトでなかったのを修正しました。

Circuit de Spa-Francorchamps

  • (2024 Configs) – 通常のペースラップでのスターティンググリッドの位置がプーオン後に移動されました。

Road America

  • 路面バンプマップを再生成しました。
  • 標識と橋のテクスチャをアップデートしました。
  • 地形の色を調整して草とより合うようにしました。

Release Notes

2024 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s4 リリースノート:


SIMULATION:

Official Racing

Divisions

  • Division は Week 1 開始時でなく、Week 13 に計算されるようになります。
    • 最近のロードライセンスの分割やメンバーシップが大幅に拡大したことで、設計当初よりもデータベース処理にかかる時間が指数関数的に長くなっていました。処理に時間がかかることで、昨シーズンの切り替わり時にオフィシャルシリーズのダウンタイム延長に繋がりました。この変更により、13週を通してサービス稼働中に負荷を分散して処理できるようになります。プロセスの変更によって生じる Division 自体にはほとんど変化はありません。

Physics

  • スタンディングスタートを使用する車両は、自動的にシミュレートされたパレードラップを完了するようになります。この処理によってタイヤが温められてコンディションが整い、ブレーキが加熱されることで、スタートの体験が向上します。
  • クラッチで自然なばらつきが生じるようになりました。
    • すべてのクラッチにはそのかみ合わせに同じだけの小さなばらつきを持つようになりました。その大きさはセッション開始時にランダムに決定され、セッション内のすべての車両でまったく同じだけ設定されます。このばらつきは現実をシミュレートしており、すべてのクラッチが毎回同じように作動するわけではありません。この変更により各セッションで自然なクラッチのばらつきがすべてのドライバーに均一に適用されるので、フィールドの公平さが保たれます。
  • クラッチペダルが装備されていない車両では、クラッチ発進アシストは機能しません。
  • エンジンの摩擦トルクのシステム的な処理誤りを修正しました。

iRacing Weather System

  • タイムライン天気モードで新しいタイプが選択できるよういなりました: Spotty Rain
    • 「Spotty Rain」はその地域で割り当て時間中に激しい雨から弱い雨まで、にわか雨をシミュレートします。実際のにわか雨のように、このモードは様々な雲と日照を様々な程度で取り混ぜて、周期的に、様々なレベルの雨を降らせます。「Spotty Rain」が使用されているときには、天気レーダーや地平線で何が起こっているか、十分に注意してください!
    • 「Spotty Rain」はタイムライン天気モードでのみ使用できます。
  • 気圧と作用する雨の計算方法の見落としを是正して、雨を選択したのにシムで雨が降らないことがある問題を修正しました。
  • 特にウェット路面とドライ路面が切り替わる部分で、それぞれの路面に四角いブロックのように見えることがある問題を修正しました。
  • 雨の降り始めと終わり時刻が 1分ごとに表示される問題を修正しました。母なる自然はそんなに厳密ではありません。
  • タイムラインの雨ブロックの始めと終わりに最低 75% の雲の量が強制される問題を修正しました。
  • 夜間にフロントガラスの雨エフェクトで突然マスクされたりマスクが外れたりする問題を修正しました。
  • 自分のタイヤからの水しぶきがフロントガラスに現れる問題を修正しました。
  • 経過時間を考慮した時刻にスタート時間のオフセット指定が適切に考慮されるように時刻計算処理を修正しました。これにより倍速指定セッションで天候精度が高くなります。
  • セッション開始時刻が 1時間間隔でなく倍速指定のセッションで使われるキーフレームデータの問題を修正しました。
  • コースが実際にはウェットコンディションなのに、リプレイではセッション開始時にドライに見える部分があった問題を修正しました。

Race Control

  • タイムペナルティが 5秒ごとに増加し続けることで、クリアできないペナルティになってしまうことがある問題を修正しました。

Road Racing

  • ストックカーでロードコースを走行する際のタイヤ冷却パラメータが若干アップデートされました。

Dirt Racing

  • ダートレース路面の含水量パラメータが若干アップデートされました。

AI Racing

  • AI ドライバーが無事に資格認定コースを修了し、以下の車両が AI レースで使えるようになりました:
    • BMW M4 G82 GT4
    • McLaren 720S GT3 EVO
    • Mini Stock
  • AI ドライバーがレース課程を修了し、以下のコースおよびレイアウトが AI レースで使えるようになりました:
    • Cadwell Park Circuit (Full, Club, Moto, Woodlands)
    • Circuit de Spa-Francorchamps (Grand Prix Pits, Classic Pits, Endurance, Bike)
  • AI ドライバーがウェットタイヤのメリットバッジを獲得し、ダート以外のすべての新規・既存コンテンツでウェットレースが行えるようになりました!
  • プレーヤー車両と比較してもより正確になるよう、AI 車両のタイヤ温度モデルを改善しました。これにより、特に極端な温度での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今回のシーズンリリースでは、この改善が以下の車両に適用されます:

    AI 車両は温度が低いと超速かったので以前は AI セッションでは Afternoon が推奨でした。このアップグレードが適用された車両では、様々な条件下でプレーヤーのタイヤ温度にかなり近くなるのでペースも近くなります。
    Improved Tire Temperature Modeling

  • AI ドライバーは多くのロードコースでのウェットコンディションと、ドライのニュルブルクリンクでの追加講習を受けました。
  • AI ドライバーは 24-25 年に向けて夏期読書課題を完了しました:
    • ピッチ&ロールは制御不要じゃない! – ワイルドレースプロが贈るベーシックレッスン
    • 日常生活における適切なスタンディングスタート手順
    • オフトラからのリカバリを改善する 101 の Tips & Tricks
  • 彼らの主張に反して AI ドライバーは完全からはほど遠いです。今回のリリースでのアップデートや修正についていくつか紹介します:
    • コーションラップがレース周回としてカウントされないイベントでは、AI ドライバーは少し余分な燃料を積んでスタートするようになりました。彼らは何度も苦い経験をして学びました。
    • 一部の AI ドライバーがスーパースピードウェイでぼーっとしてピットやグリッドから動くのを忘れてしまう問題を修正しました。
    • セッションに AI ドライバーを含めると、ダイナミックトラックデータや天候コンディションがロードされたあとでわずかに変更されることがある問題を修正しました。AI ドライバーがコードを変更するチート行為を行っていたと思われ、これを防止しました!
    • AI ドライバーは Ray FF 1600 で常に間違ったセットアップを使用しているように見える問題を修正しました。

Graphics

  • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々なアップデートを完了しました:
    • 反射率パラメータを調整して、反射率の高い路面の視認性を向上しました。
    • フロントガラスと汚れの表面テクスチャシェーダーがアップデートされました。
    • 車体に貼られる様々な汚れのテクスチャとデカールがアップデートされました。
    • SpeedTree の照明シェーダーがアップデートされ、日中/夜間および夜間/日中の遷移が改善しました。
    • PopcornFX で、動的なメモリバッファアロケーションを調整してパフォーマンスを改善しました。
    • 非常に明るいエリアが白飛びしていたのを改善する非 HDR モニター用の HDR トーンマッパーを追加しました。
    • renderDX11.ini ファイルから AAQuality 設定が削除されました。
  • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々な問題を修正しました:

Audio

  • このシーズンリリースから、iRacing から DirectSound を廃止するプロセスが始まります。
    • 今回のアップデート後にオーディオ設定を復元するにはサウンドデバイスを選択しなおす必要がある場合があります。
    • サウンドデバイスはデバイスセレクタに一度だけリストされます。ハードウェアの互換性のために DirectSound が必要な場合には、app.ini ファイルで有効化することもできます。
    • ステレオサウンドをサラウンドスピーカーに送るための DirectSound ミキシングバランスが修正され、app.ini ファイルから削除されました。
  • 低速での縁石の衝突音や擦過音が改善しました。
  • 新しいオーディオコーデック OPUS のサポートが追加され、シムのすべての環境音はこの新しいフォーマットにコンバートされました。
    • OPUS 形式のオーディオは高い品質を保ったままサイズを縮小することができます。この削減により期待する体験を保ったまま全体的なファイルサイズが削減されました。
  • sampleRate 設定は使われなくなり、app.ini から削除されました。サンプルレートは Windows のサウンドデバイスのプロパティで設定されます。
  • マルチメディアデバイスの無作法によりシムがクラッシュすることがある問題を低減する保護機能を追加しました。

Controls

  • Conspit ペダルの振動サポートを追加しました。
  • Simagic ハンドルが検出され、それが 360Hz モードをネイティブにサポートしていない場合、自動的に DirectInput にフォールバックするようになりました。
  • Thrustmaster デバイスがシャットダウン中にシムをクラッシュさせる可能性があった問題を修正しました。

Auto-Fuel

  • autoFuelDefaultEnable が False でも、ピット出口で Auto Fuel が給油量を変更してしまう問題を修正しました。

Replay

  • 単独走行の予選 Lone Qualifying セッションのリプレイ中にすべての参加者が表示されるようになりました。

Sporting Code

  • 公式 iRacing 競技規則 Official iRacing Sporting Code がアップデートされました。2024 シーズン 4 リリースの変更は以下のとおり:
    • 5.4. Divisions – Division がいつ計算されるかの説明を変更しました。
    • 6.8. Starting – ジャンプスタートペナルティの説明を訂正しました。
    • 6.11.4. Tires – 箇条書きナンバリングを修正しました。
  • iRacing Official Sporting Code はこちらから参照できます: https://www.iracing.com/iracing-official-sporting-code/

Telemetry

  • ライブテレメトリの瞬間的な消失を引き起こす可能性のある問題を修正しました。

2024s4 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 初期リリースの様々な更新と修正を配信します。フラッグマンのバーニー、一部車両でのダメージモデルの追加チューニング、安定度に影響するクリティカルな問題の修正、公平かつ一流のコンペティションを保証するための更新が含まれます。間もなく始まる Week 1 に備えましょう!

iRACING:

Profile – Awards

  • Rovaler アワードが同期されない可能性があった問題を修正しました。
  • The Profiler アワードは廃止されました。

SIMULATION:

iRacing Weather System

  • フロントガラスの結露が進むエフェクトを美的に改善しました。
  • 雨粒テクスチャの生成が高速化されました。

Race Control

  • ラリークロスイベントにペースカーが参加できないように一部の問題を修正して適切に無効化します。2017年に起こった問題により、(ペースカードライバーの)フレッドはラリークロスコースには入れません。

Engine

  • 駆動系のスプリングトルクが現実的なレベルに制限されるようになりました。不安定な駆動系を Zippy イベントを引き起こしてシミュレーションのフィジクスを壊すのを防ぎます。
    • 高速ギアでクラッチが滑るとき、不安定な数値で駆動系がひどく振動することがあります。この変更によってフィジクスエンジンがクラッシュしないよう保護されますが、ひどいノイズで駆動系が壊れる可能性があります。

Dirt Racing

  • 「Out of Control」インシデントの閾値を若干緩めました

Time Trial

  • タイムトライアルの有効周回数をロード及びダートで以下のように統一されました:
    • 2マイルに満たないコース = 8 周
    • 2マイル以上のコース = 5 周
    • Circuit des 24 Heures du Mans = 2 周
    • Nürburgring Nordschleife (混合レイアウトを含む全レイアウト) = 1 周

Graphics

  • 一部路面が光り過ぎていた問題を修正しました。

Spotter

  • スポッターテキストで一部の代名詞を更新しました。

Spotter – Foreign Language

  • ポルトガル語の Portuguese-Guto_Colvara パックにいくつかの音声を追加しました。

CARS:

NASCAR Cup Series Next Gen Series Car

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Truck Series Trucks

  • ダメージモデルについて、サイドスカートのダメージは修理できなくなりました。横方向の衝撃から右側のスカートがダメージを受ける可能性を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Street Stocks

  • ダメージモデルについて、エンジンおよび液体区画の耐久性を向上させ、ノーズの破壊限界を引き上げ、リア及びトランクの破壊限界を引き下げました。
  • フロントノーズカメラのずれを修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Acura ARX-06 GTP

  • ガレージ画面について、フロントヒーブスプリングの最大変位が 25mm に制限されました。

Aston Martin DBR9 GT1

  • ダメージモデルについて、リアパネルの擦過ダメージを調整しました。

Aston Martin Vantage GT4

  • 特定のカメラ距離でリアバンパーがずれていた問題を修正しました。
  • ウェットタイヤがあまりに暗かった問題を修正しました。
  • 雨天時にヘッドライトスイッチが有効化されました。

Audi R18

  • UI でのタイヤのレンダリング問題を修正しました。

BMW M4 GT4

  • コクピット内のミラーに雨しぶきが表示される問題を修正しました。
  • ペイントショップでのリアウィンドウがちらつく問題を修正しました。

Chevrolet Corvette Z06 GT3.R

  • ダッシュボードの燃費表示の桁数が誤っていた問題を修正しました。
  • IMSA パネルが GTD の緑でなく常に赤で表示されていた問題を修正しました。
  • 特定カメラ距離でテールライトが表示されない問題を修正しました。
  • 車外から見たときにリアビューカメラ画面が映るようになりました。
  • 相手車両で常に ABS 警告灯が点灯していた問題を修正しました。
  • UI のレンダリングで燃料キャップが表示されていなかった問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dirt Sprint Car

  • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

Dirt Sprint Car Non-Winged

  • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

Dirt Street Stock

  • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

FIA F4

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Ford Mustang GT3

  • ピットストップでの調整が行えない問題を修正しました。
  • ダメージモデルについて、ルーフ構造を引き上げ、強化しました。
  • ダメージモデルについて、リアウィングとトランクが完全に取り外せるようになりました。
  • ブレーキバイアスのデジタル表示の問題を修正しました。
  • ピットスピードのオーバースピードバーがライブとリプレイリモートでテレメトリが異なる問題を修正しました。
  • カメラ距離によってウィンドウバナーの表示に問題があったのが修正されました。
  • IMSA イベントで IMSA デカールレイヤーが適切に使用されるようになりました。
  • コクピット内のミラーに雨しぶきが表示される問題を修正しました。
  • 熱せられたブレーキローターのテクスチャをアップデートしました。

Global Mazda MX-5 Cup

  • 右タイヤだけ交換するとシムがクラッシュする問題を修正しました。
  • UI 画像のフロントガラステクスチャを修正しました。

Honda Civic Type R TCR

  • タイヤリム表示の問題を修正しました。
  • UI モデルでフードラッチがついていなかった問題を修正しました。

Ligier JS P320

  • 雨天時にコクピットのダッシュボードボタンが適切に点灯するようになりました。

Lucas Oil Off Road Pro Trucks

  • (Pro 4 Truck) – タイヤ表示が暗すぎた問題を修正しました。

McLaren 570S GT4

  • レインライトが付いていなかった問題を修正しました。

McLaren MP4-12C GT3

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Mercedes-AMG GT4

  • トランクが外れてもレインライトが外れなかった問題を修正しました。
  • 遠距離カメラでレインライトが表示されなかった問題を修正しました。
  • 雨天時にヘッドライトスイッチが有効化されました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified

  • (Modified – SK) – ダメージモデルについて、リアからエンジンコンポーネントにまで到達する衝撃を引き下げました。

NASCAR Cup Series Toyota Camry

  • タイヤとリムのずれを修正しました。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

  • 雨天時のフロントガラスの反射に関する問題を修正しました。
  • リアのレインライトと Wet Tire デジタルディスプレイが適切に動作するようになりました。

Porsche Mission R

  • コクピットでフロントガラスがときどき反射しすぎていた問題を修正しました。

SRX

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

[Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

TRACKS:

Circuit of the Americas

  • 夜間にヘッドライトに適切に照らされるシェーダーで縁石を更新しました。

Circuito de Jerez – Ángel Nieto

  • バーニーが正しい位置でチェッカーフラッグを振るようになりました。

Circuito de Navarra

  • 伝説のフラッグマン、バーニーが到着しました!
  • ターン 11 のチェックポイントが調整されました。
  • (Speed Circuit – Short) – ピットレーンを通ってラップを完了できるエクスプロイトを修正しました。
  • (Speed Circuit – Medium) – 見えない壁を削除しました。

Nürburgring

  • コーナーの縁石がヘッドライトに照らされなかった問題を修正しました。

Oswego Speedway

  • アスファルトの色と粗さが調整されました。
  • ポプラの木を更新しました。

Sachsenring

  • 伝説のフラッグマン、バーニーが到着しました!
  • オフィスビルが表示されていなかったのが修正されました!
  • 一部表示されていなかった樹木が植えられました。
  • 駐車車両が追加されました。
  • 一部のバナーが更新されました。
  • 浮いて表示されていた観客やテントが修正されました。
  • 一部樹木モデルがトリミングされました。
  • オークの木のテクスチャが光り過ぎていた問題を修正しました。

Release Notes

2024 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s3 リリースノート:


SIMULATION:

Race Servers

  • 車両のフィジクスパラメータが非現実的な(Zippy)値となったとき、レースサーバがクラッシュする問題を修正しました。

iRacing Weather System

  • 新しく雨天対応となった車両:
    • GT4 クラス:
      • Aston Martin Vantage GT4
      • BMW M4 GT4
      • McLaren 570S GT4
      • Mercedes-AMG GT4
      • Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • レースコントロール関連の改善と調整:
    • コースがウェットかドライか判定するアルゴリズムをアップデートし、現在の降水量や傾向をより適切に考慮できるようになりました。これにより、雨がやんでレースコントロールがドライだと判断する速度が早まり、雨量が少ない場合にはウェットと判断するのが遅く、激しい雨ならウェット判断が早くなります。
    • ウェットセッションからドライセッションへ移行する閾値を引き下げました。これは雨天時ルールとレインライト使用を規定します。システムは慎重に、早すぎる決断をしないようにする必要があります。
  • タイヤ関連の改善と調整:
    • ウェットグラベル及び砂を高速で通過する際にホップする現象を少なくなるように、これらがタイヤに及ぼす影響を調整しました。
    • ウォータースプレーの変位をアップデートして、視覚的に粒子とより一致するようにしました。
    • タイヤが通過した跡から水分が除去されるアルゴリズムを若干更新しました。
  • 雨の計算に関する改善と調整:
    • すべての天候タイプ(Static, Realistic, Timeline)で、最大許容雨量を若干減らしました。これが新しい最大降雨量となります。この変更は雨天のレース体験全体を向上するためのタイヤ開発に従ったものです。
    • 気象条件に基づいて動的なトラック状況を更新する一部のアルゴリズムがアップデートされました。
  • ウェットトラックに関する改善と調整:
    • レース路面の水分含有量を判定する計算が改善されました。特に乾いていくコースでのタイヤ相互作用が改善されます。
    • より良い時間変化・天候変化を考慮するために予選からレースなどセッション間のパラメータ変更を管理するコードを調整しました。
  • グラフィックス関連の改善と調整:
    • 様々な描画距離に対して雨しぶきの数が最適化されました。
    • カメラ速度に基づいて降雨の最大角度を増大させました。
    • フロントガラスの雨粒エフェクトとテクスチャがアップデートされました。
    • フロントガラスの結露テクスチャがアップデートされました。
    • 雨粒テクスチャがアップデートされました。
    • 雨の粒子をマッピングするレンダリングコードを改善しました。
    • 水しぶきとタイヤのレンダリング処理を改善しました。
  • オーディオ関連の改善と調整:
    • ピットクルーのキャノピーに雨降りの環境音が追加されました。
  • バグ修正:
    • ドライバーのピット指示タイミングのせいで一部車両でレインタイヤとドライタイヤが混在してしまう可能性があった問題を修正しました。
    • リプレイで風向きを誤って読み込んでしまう可能性があった問題を修正しました。
    • 同一イベント内でセッションをまたいで送信された天候パラメータに矛盾が生じる可能性のあった問題を修正しました。
    • 橋やオーバーパスの下に雨が降らないようにブロックされるようになりました。

Tires

  • タイヤがオフトラック路面の濡れ具合を検出する方法を調整して、グラベルや砂につかったタイヤで空気圧が非現実的に急上昇しないように修正しました。
  • タイヤ空気圧と温度の違いがグラベルや砂に入ったタイヤに与える影響を軽減しました。
  • 周囲の車両で、使用中コンパウントが誤って表示されることがある問題を修正しました。
  • ウェット路面や柔らかい路面でホイールスピンするとタイヤ温度が急上昇する問題を修正しました。

Oval Racing

  • オーバルリフレッシュプロジェクトの一環で、一部アスファルトオーバルコースの路面パラメータを調整しました。
  • オーバルレース路面に熱とグリップのわずかな調整が行われました。

Dirt Racing

  • ダートタイヤの摩耗率を約 25% 引き下げました。

AI Racing

  • 追加された以下の車両で AI レースが有効化されました:
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Street Stock – Casino
    • Street Stock – Eagle
  • 追加された以下のレイアウトで AI レースが有効化されました:
    • Circuito de Navarra – Speed Circuit, Speed Circuit Medium, Speed Circuit Short
    • Indianapolis Motor Speedway – Oval
    • Oswego Speedway – Oval & Mini Oval
    • Sachsenring
  • AI ドライバーはスイミング試験に合格し、雨天時に以下の船長を務める準備もできています:
    • GT4 Class Cars (Aston Martin Vantage GT4, BMW M4 GT4, McLaren 570S GT4, Mercedes-AMG GT4, Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR)
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • AI ドライバーは以下の車両の運転に関する特殊訓練を受けました:
    • GT4 Class Cars
    • GTP Class Cars
    • NASCAR Truck Series Class Trucks
    • TCR Class Cars
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • SRX
    • Super Formula Lights
  • AI ドライバーは以下のコースで追加トレーニングを受けました:
    • Autodromo Jose Carlos Pace (全レイアウト)
  • AI ドライバーは以下のコースでのウェットドライビングの特殊訓練を受けました:
    • Circuit de Spa-Francorchamps (ALL Configs)
    • Daytona International Speedway – Road Course
    • Lime Rock Park – Classic, and Grand Prix
    • Mount Panorama Circuit
    • Okayama International Circuit – Full Course
    • Oulton Park Circuit – International
    • Road Atlanta – Full Course
    • Sebring International Raceway – International
    • Virginia International Raceway – Full Course
    • WeatherTech Raceway Laguna Seca
  • AI ドライバーは 2024 シーズン 3 向けの四半期ごとのトレーニングコースを修了しました。このコースには以下の講義や研究資料が含まれていました:
    • アンダーステアとスロットルバックオフ、ジャグリングピンのバランス
    • OVAL-300: スーパースピードウェイのレーシングライン
    • Blow the Man Down & 49 Other Sea Shanties for Rain Racing
    • 360度完璧 – ステアリングガイド (2024最新版!)
    • 傘の日のレースとトップシークレット レインレーステクニック
    • 人間関係のコミットメントとプッシュ to パス
  • AI 車両に関するバグ修正:
    • AI 車両がダストやマーブルを適切に投じていないことがあった問題を修正しました。
    • ウェット路面を滑る AI 車両が必要以上にタイヤスモークを発生させていた問題を修正しました。
    • ダメージ無効にしてレースすると AI 車両のエンジン油温が原子レベルに達してシムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。

Heat Racing

  • 予選からフィールド全体がフィーチャーレースに進むよう選択されたときに問題が発生してすべてのヒートレースが排除されてしまう可能性のあったバグを修正しました。

Physics

  • オフトラック路面の転がり抵抗を調整してリアリズムを向上させました。
  • 摩擦トルク、ホイール及びリムの速度、スプリングレートが非現実的な値となってZippiy イベントが発生しないようにする追加の保護策を追加しました。

New Damage Model

  • ついにこの日が来ました。新ダメージモデルが iRacing カタログの全ての車両に搭載されました! 新ダメージモデルは今や単なるダメージモデルとなりました!
  • 新ダメージモデルが以下の車両で有効化されました:
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Street Stock – Casino
    • Street Stock – Eagle
    • Rallycross Cars (Ford Fiesta RS WRC, Subaru WRX STI, VW Beetle GRC, VW Beetle GRC Lite)
    • Stock Car Pro Series Class Cars (Chevrolet Cruze, Toyota Corolla)
    • V8 Supercars – 2019 (Supercars Ford Mustang GT, Supercars Holden ZB Commodore)
    • [Legacy] NASCAR Xfinity Series Cars (Chevrolet Camaro – 2014, Ford Mustang – 2016, Toyota Camry – 2015)
    • [Legacy] V8 Supercars – 2014 (Ford FG Falcon, Holden VF Commodore)
    • Audi 90 GTO
    • Chevrolet Corvette C7 Daytona Prototype
    • Formula Renault 3.5
    • Legends Ford ’34 Coupe
    • Legends Ford ’34 Coupe – Dirt
    • Legends Ford ’34 Coupe – Rookie
    • McLaren MP4-30
    • Nissan GTP ZXT
    • Pontiac Solstice
    • Pontiac Solstice – Rookie
    • Radical SR8
    • Ruf RT 12R (AWD, C-Spec, RWD, Track)
    • Silver Crown
    • Sprint Car
    • Williams FW31
    • [Legacy] BMW Z4 GT3
    • [Legacy] Ferrari 488 GT3
    • [Legacy] Mazda MX-5 Cup & Roadster – 2010
    • [Legacy] Mercedes-AMG GT3
    • [Legacy] NASCAR Nationwide Chevrolet Impala – 2012
    • [Legacy] Pro Mazda
    • [Legacy] Riley MkXX Daytona Prototype – 2008
    • [Legacy] V8 Supercar Ford Falcon – 2009
  • 新ダメージモデルはシンプルにダメージモデルと呼ばれるようになります。
  • 以前の古いダメージモデルは完全に無効化されました。

Graphics

  • 2024 シーズン 2 に 20XX シリーズ GPU で発生していたクラッシュ問題について:
    • iRacing は引き続き解決策の発見と実装に取り組んでいます。問題を再現できた Nvidia のエンジニアと直接連携しています。これが内部的な手がかりとなり、現在も調査中です。彼らのサポートにより必要なアクションが判明次第、必要な措置を講じる予定です。
  • GPU パーティクルはデフォルトで有効で、renderer.ini ファイルのオプションで無効化することはできません。
  • ソフトパーティクルを無効化するオプションは削除されました。他の機能がこのレンダリングプロセスを使用しているため、オフにしてもなんのメリットもありません。
  • タイヤのシェーダー処理をアップデートして、反射や照明などの要素に周囲の環境をより有効に使用できるようになりました。
  • 全車両のガラスシェーダーを再コンパイルして暗くなるエフェクトが改善されました。
  • 天候によってフロントガラスを暗くするシェーダーがアップデートされました。
  • 様々な車両でワイパーエフェクトのパラメータをアップデートしました。
  • 法線ベクトルのサンプリングメソッドをリファクタリングしました。
  • ドライバーの頭と顔のテクスチャを最適化しました。
  • ドライバーモデルとテクスチャ LoD を改善しました。
  • 安定性のために一部の PopcornFX 処理パラメータをアップデートしました。
  • 遠距離の SSAO 処理で、遠くのシーンオブジェクトに影のアーチファクトが発生する問題を修正しました。
  • 一部の環境テクスチャが斑点状に現れる問題を修正しました。
  • 雨天非対応の車両でダートやラバーのパーティクルエフェクトが誤ったサイズで表示されることがある問題を修正しました。
  • 花火の煙の色に関する問題を修正しました。
  • トラック脇のカメラマンが悪魔に取りつかれてしまい、同時に複数の方向を見ようとして体をよじる問題を修正しました。悪霊パズズよ、消えろ!

Audio

  • XAudio デバイスで障害が発生してクラッシュする問題を修正しました。
  • 使用するオーディオデバイスに PS4 ヘッドセットが選択されるとシムがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

Spotter

  • ポルトガル語 Guto_Colvara スポッターパックがアップデートされました。
    • オブリガード, Guto!
  • スペイン語 Ari_Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • グラシアス, Ari!
  • スポッターパックの検証プロセスがアップデートされました。
    • このプロセスは、ロードされたスポッターパックからスポッターコールの欠落がないか確認し、見つかればデフォルトスポッターで埋めるために実行されます。

Controls

  • 最新の Fanatec FullForce API が有効化されました。
  • Logitech TrueForce API がアップデートされました。
  • Simagic 360 Hz モードのサポートが追加されました。
    ※訳注: 実はリリースされておらずパッチで登場する見込み

    • この機能には SimPro Manager 2.0.338 以上が必要です

Chat

  • A チーム ミスター T の引用を含む一部チャットマクロが、より丁寧で普遍的なフレーズに置き換えられました。
    • これを使わないのはもったいない!

Cameras

  • アクティブなカメラがまだワールド内にある場合、対戦車両がワールドを離れるたびに発生する可能性のあるワールドを終わらせる可能性のあるイベントを修正しました。

Options

  • ini ファイル出力のメソッドを変更しました。シムはまず新しいデータを tmp ファイルに書き込み、成功すると ini ファイルが削除されて tmp ファイルが ini ファイルに拡張子が変更されます。

2024s3 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s2 リリースノート:


SIMULATION:

Tempest Weather System & Rain

  • iRacing で使われる気象システムが根本から完全に再構築されました。以前の天候はもうありません。テンペスト気象システムが iRacing ユニバースの気象を管理する唯一の方法となりました。
  • iRacing シムでの Tempest:
    • シムで新しい Weather タブが利用できるようになりました。ドップラーレーダーマップを含む現在及び今後予測される気象情報が提供されます。
      • TRACK CONDITIONS の INFO タブと WEATHER タブには現在のサーキットの水分レベルに関する情報が表示されます。
    • 新しい F11 気象ブラックボックスが追加されました。このボックスには基本的な天気予報が表示され、スポッターに最新情報を依頼する Weather Report ボタンが付いています。
  • レインタイヤ:
    • ウェット路面、溜まった水、そしてタイヤの相互作用はリアリズムを追求して設計されました。これには、水がトラックから持ち上げられたり、タイヤトレッドを流れたり、様々なスピードのタイヤから飛び落ちたり、ボディを伝って戻ったり、水しぶきが生成されたり、ハイドロプレーニングやトラック路面の粗さと濡れ方によるグリップ変化が含まれます。
    • すべての車両でウェット路面に伴う課題に取り組む装備と準備がされているわけではありません。雨天走行の最適なパフォーマンスとリアリズムを追求して、各車両及びタイヤセットがそれぞれ別々に開発されます。これには雨天でもタイヤを交換しない車両も含まれます。
    • Ray FF 1600 には雨天時にもそのまま走行できるタイヤが装着されています。
    • 以下の車両では新しいレインタイヤが使えるようになりました。他のタイヤコンパウンドと同様のルールで適用・変更できます。
      • IMSA GT3 Class (Audi R8 LMS EVO II GT3, BMW M4 GT3, Ferrari 296 GT3, Lamborghini Huracán GT3 EVO, Mercedes-AMG GT3 2020, Porsche 911 GT3 R (992))
      • GTP Class (Acura ARX-06 GTP, BMW M Hybrid V8, Cadillac V-Series.R GTP, Porsche 963 GTP)
      • Toyota GR86
      • Dallara P217
      • FIA F4
      • Super Formula Lights
  • ダイナミックトラック体験:
    • Dynamic Track システムはトラック路面の水及び湿度に応じて動作します。水分が蓄積されるにつれてトラック路面特性が変化した結果、レース中の挙動が変化します。これには濡れた走行ライン、水溜りの形成、タイヤやそこに起こる風で移動する水、磨かれた路面、乾いていく路面なども含まれます。蒸発したり、ロードコースすべてで現実の位置にマップされた排水システムによって、路面から水が完全になくなることもあります。大きく異なるドライビング体験に備えてください!
  • レースコントロール:
    • レースコントロールシステムはコースの飽和レベルを認識してリファレンスラインとレースルールを状況に応じて調整するようになりました。
    • ペースカーはペースラップ中に濡れたコーナーを認識して適切にスローダウンするようになりました。
    • 予選監視システムはウェットでのスピードを考慮してテストを行い、状況に応じて期待値を調整するようになりました。
    • Relative ブラックボックスのデルタタイムが飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
    • Fuel-to-End のブラックボックス計算が飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
    • ブルーフラッグのための距離計算がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
    • 低速車両のイエローフラッグのための距離のしきい値がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
    • テレメトリ値 CarIdxEstTime はウェット調整を行ったラップタイム推定値が使われるようになりました。
    • カット防止チェックポイント、得られる時間、コースカットペナルティシステムはすべてウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
      • これら 3つのシステムは、セッション中にドライのラップが記録されてからウェットになったり、またその逆でも、適切にスケールします。セッションペースは、イベントを通して変わるコンディションによってスケーリング変数が変化します。
  • AI ドライバー:
    • AI ドライバーは雨の中でも十分運転でき、この日のために特訓して準備してきました。
      • AI ドライバーは雨天のレースの準備ができています!
  • レインビジュアル:
    • 雨の視覚効果には、雨粒、ウェットシェーダー、水溜り、エアロスプレーと水しぶき、ボルテックス(渦)効果、霧、フロントガラスとバイザーの水滴、水の反射や波紋、照明、などが含まれます。
  • 雨音:

    • 雨天時の周囲の音や環境音を幅広くサンプリングして追加し、レベルを最適化しました。
    • Option 画面で雨の効果用に新しいオーディオレベルスライダーが追加されました。
  • 雨に関するテレメトリ変数及びデータが追加されました!
    • ライブ変数 WeatherType は単なる動的定数ではなく新しい irsdk_WeatherDynamics 定義を返すようになりました。
    • 新しいライブ変数 WeatherVersion は新しい irsdk_WeatherVersion 定義を返します。
    • 新しいライブ変数 Precipitation はスタート/フィニッシュラインで見られる降水量を返します。
    • セッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • セッション文字列 WeekendInfo:TrackSkies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • 新しいセッション文字列 WeekendInfo:TrackPrecipitation: はセッション開始時のスタート/フィニッシュラインでの初期降水量を返します。
    • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:WeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:Skies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
  • セットアップビルダーとテスト走行向けの注意: 静的気象モードでは、同じコースの 2つのセッションがすべて同じパラメータ調整で設定された場合、常にまったく同じ気象シードが生成されます。これにより、まったく同じ静的気象パラメータを使用する場合には、予測可能な同じコンディションを同じコースで完全に再現できるようになります。

Anti-Cheat Software

  • アンチチートソフトウェアを EasyAntiCheat から Epic Online Services に変更しました。
    訳注: iRacing ユーザにとって実質的な変更はないと思われます

Updater

  • アップデート完了直後に続けてアップデータを実行したとき、起動に失敗する可能性がある問題を回避できるようになりました。

Simulation

  • データハッシュを一部最適化し、他のユーザーがセッションに参加するたびに視覚的なスタッターが発生する可能性を削減しました。
  • Alt + F4 のキーを押すのでなくキーを離すときにシムが終了する問題を修正しました。以前は Alt + F4 で終了された別のプログラムのあとでシムがフォーカスを得るとシムが予期せず終了してしまう問題がありました。
  • ホストセッションでレース終了後のクールダウン中にホストの残り時間がなくなるとシムがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

Connectivity

  • iRacing は進化するネットワーク標準に参加しています。これはレイテンシに敏感なアプリケーションがネットワークトラフィックを識別できるように設計されています。iRacing は Google, Apple, NVIDIA, Valve, Comcast などとこの標準に加わり、L4S (Low Latency, Low Loss, Scalable-throughput = 低遅延, 低ロス, スケーラブルスループット) は、ECN (Explicit Congestion Notification = 明示的輻輳通知) として知られるネットワーク基盤を使用して、VoIP (Voice over Internet Protocol) やゲーミングといったリアルタイムアプリケーションのネットワーク上での優先処理をリクエストします。この標準に準拠したネットワークトラフィックは、キューイング遅延によるレイテンシやジッターの削減、輻輳時のパケットロスの低減、といった恩恵を受けることができます。
  • 新しい E メーターがシムに表示されるようになりました。これは Explicit Congestion Notification (ECN) メーターです。
    • 輻輳が通知されていないときには、数値表示の E メーターでは緑の OK が表示され、グラフィカルな E メーターではパケットロスがない Q メーターと同様に空の状態となります。
    • 輻輳が通知されているときには、E メーターの対応する側 (左が受信/ダウンロード方向, 右側が送信/アップロード方向) に赤い CE または赤いバーが表示されます。
      • アップロード側の輻輳がある場合、他の人があなたの車の位置を取得する頻度が下がります。ダウンロード側の輻輳がある場合、他の人の車の位置を取得する頻度が下がり、セッションに参加している人が多い場合にはアカウントの接続タイプの設定よりも帯域幅が小さくなります。
  • ECN (明示的輻輳通知) の応答中はボイスチャットが無効になります。
    • シムがサーバーへのアップロードパスでの CE に応答中はボイスチャットの記録/送信が無効化されます。プッシュ to トークが有効なときには、CE によってボイスチャットを送信できないことが通知として表示されます。送信しようとした試みた会話はリプレイには記録されません。
    • サーバーからのダウンロードパスでの CE 応答中はサーバーは誰かが話していると通知しますが、実際の音声データは送信しません。誰かが話しているという通知が変更され、話者の名前が CE によってミュートされていることを示すメッセージで置き換えられます。通知はリプレイに保存されるので、「Voice Chat Review」オプションを有効にしてリプレイを再生すると通知が表示されます。

Cars

  • 3気筒車両についてスターターモーターのトルクカーブを改善しました。
    • これにより一部の車両が高地で始動できない問題を解決します。
  • 着火遅れがカウントダウンしている間、スターターモーターはクランキングし続けるようになりました。
  • 特定のエンジンブレーキスロットルを備えた特定の車両でトラクションコントロール (TC) が誤って介入する可能性がある問題を修正しました。
  • 特に理由もなくおよそ 1,000,000 分の 1 の確立でエンジン故障が発生する古来のレガシーコードを削除しました。
  • 油圧が限りなくゼロに近づくが決してゼロにはならない問題が発生する可能性があった計算処理の問題を修正しました。

Tires

  • ドライでもウェットでもどちらも芝の滑りやすさが引き上げられました。
  • 特に車両でブレーキを掛けているときのオフトラックでの転がり抵抗を更新されました。
  • タイヤがオフトラック路面の深さを検出する処理をアップデートしました。タイヤがレーシング路面から遠く離れるにつれて砂やダートなどは緩く深くなるので、オフトラック路面の効果が強くなります。

Dynamic Track

  • Info パネルの Current Track Temperature で表示されるトラック温度の読み取り精度が向上しました。

Race Control

  • 2024 シーズン 2 リリースの一環として、レースコントロール開発者は iRacing のベテランペースカードライバー向けの特別なトレーニングカリキュラムを組み立てました。私たちは AI レーシングスクールで多くの成功を築き上げてきたシーズンから学んだ教訓を彼に授けるときが来たと感じました。このトレーニングの受講受付で分かったのですが、長年のミステリーだったペースカードライバーの名前がわかりました! フレッドです!
    • フレッドは、特にタイトなコーナーやシケインでのスムーズなペースカー走行と、2ワイドのペースフィールドのリード方法について、の 2つのコースを修了しました。これによってフレッドはタイトなコーナーでは徐々にペースカーの速度を落としてコーナーに進入したり、フィールドに合わせて合理的に加速を行うようになりました。また、ペースカー走行の車列が 2ワイドなのか広いフィールドなのかを認識して、それに合わせてペースカーの速度を調整するようになりました。
    • フレッドは、必須トレーニング講座でピットレーンとは何であり何でないのかを学習しました。以前の彼はときどき、すでにピットを出てレーストラック上に出ているのにピットでの制限速度のまま走っていたことがありました。
    • フレッドは困難な状況からペースフィールドをまとめる特別コースも修了しています。レースリーダーがスタート/フィニッシュラインやピット入口/出口にとても近い場所だったときにコーションが発生した場合でも、フレッドはペースフィールドを適切に扱えるようになりました。以前は集団をリードするための位置につくまでに猛スピードで走ったり変な位置に付いたりすることがありました。
  • コースカットのチェックポイントで表示されるペナルティ値が正しくない可能性がある問題を修正しました。

Team Racing

  • ドライバー交代時に燃料使用データがコピーされるようになりました。次のドライバーが燃費データを持っていなくても、以前のドライバーが良いデータを持っていればそれを受け取れるようになりました。これにより、チームメイトが交代後のドライバー用に Auto-Fuel チェックボックスを操作することができなかった問題も修正されます。

Dirt Racing

  • 一部のダート路面パラメータ変更により、ダート路面のタイヤ接地感を向上し、スリックのレーシングスピードを若干引き下げます。

Rallycross Racing

  • ラリークロス車両の燃料タンクは 80 リットルに調整されました。

AI Racing

  • iRacing の AI レーシングスクールは 2023 年末~ 2024年初の冬の間に実施した 2つのカリキュラムで多くの時間をウェットコンディションでのドライビングにフォーカスしました。雨の中でのドライビングが大変だということを AI ドライバーから伝えてもらいましょう! 彼らは耐え抜いてレインドライビングの最初の評価を獲得しました。
    • 今シーズンのレーシングカリキュラム:
      • The True Tire Temperature Test: Tepid to Torrid
      • Dealing with the Loss of a Loved Wheel
      • Racing Speed Mathmatimancy – Level 8
      • Choose Your Own Racing Adventure: Downforce and Gear Selections
      • Ankle Strength Training for Maximum Throttle Control
    • 今シーズンの特別ウェットレーシングカリキュラム:
      • Rain Tires (2nd Edition) by Nigel “Welly” Saunders
      • Where Exactly is it “Slippery When Wet”?
      • Earth & Water – An Elementalists Perspective at the Track
      • Looks Like a Storm is Rolling In & Other Scary Stories to Tell in the Pits
      • Wet Strategies for Beginners and Professionals
      • 1001 Wet Racing Lines – A Picture Book
      • The International Survival Guide To: Puddles
    • 残念ながらこれらの文献の人間が読める形式のものはありません。
  • AI ドライバーは以下の車両でレースできるようになりました:
    • Super Formula Lights
  • AI レースで以下のレイアウトが使用できるようになりました:
    • Autódromo Internacional do Algarve – Grand Prix, Grand Prix w/chicane, Moto, Moto w/chicane
    • Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto
    • Misano World Circuit Marco Simoncelli – Club, Grand Prix, Grand Prix – 2007, Grand Prix – Historic, Truck
    • Sebring International Raceway – Modified
  • AI ドライバーが以下の車両でドライビングスキルを向上させました:
    • GT3 Class Cars
    • GTP Class Cars
    • Dallara P217
    • FIA F4
    • Ray FF1600
    • Toyota GR86
  • AI ドライバーが以下のレイアウトでレーシングラインを改善しました:
    • Sebring International Raceway – International & Club
    • WeatherTech Raceway Laguna Seca

Graphics

  • 深度解決バッファフォーマットを最適化しました。この変更が SSR, SSAO, heat haze, SMAA, DOF が高速化されます。
  • Screen Space Reflections (SSR) レンダリングをアップデートしました。この機能はデフォルトでは OFF です。雨の場合にあなたの PC でこの設定が Low または High のときにどのように動作するかを調べる価値があります。この設定はドライブ用とリプレイ用で個別に設定できるので、シナリオに基づいてグラフィック設定がパフォーマンスに影響する度合いをカスタマイズできます。
  • パーティクルエフェクトを、システムのパフォーマンスニーズに基づいて解像度を半分または 1/4 にダウンサンプリングできるようになりました。これにより、見た目を完全に犠牲にせずに処理速度が大きく改善する可能性があります。
    • 1/4 解像度のパーティクルは最低限として常に有効化されます。
  • 雨の Dynamic Track Surface のレンダリングの見た目とパフォーマンスを改善しました。
  • 様々な追加背景キャラクターがプレーヤー車両やフォーカスオブジェクトに注目するようになります。
  • ヘッドライトの強度をドライでもウェットでも全体的に引き上げました。これはすべてが暗くなるのでウェットコンディションで特に役立ち、ナイトレースでの露出強度を改善します。
  • SpeedTree システムが配置した樹木は照明と影の属性を調整しました。
  • タイヤスキッドマークの生成強度を調整しました。
  • 霧のレンダリングエフェクトがアップデートされました。
  • PopcornFX がアップデートされました。
  • PopcornFX のメモリアロケーションがアップデートされました。
  • グラフィックスの自動設定が選択したディスプレイデバイスを settings.ini に適切に保存しない問題を修正しました。これにより、複数モニターで全画面モードを使用しているユーザーの問題が修正されます。

Audio

  • 一部の全体的な PA コメンタリーが日本のサーキットに追加されました。
  • 一部の車両にアンダートレーの擦過音が追加されました。

Pit Stop

  • autoResetPitBox=0 の場合でも、 autoFuelDefaultEnable=1 ならピット出口で Auto Fuel が自動的に再有効化されます。
  • レース終了または失格となった場合など、スコアを獲得できなかった場合には Auto-Fuel は無効となり、グレー表示されます。

Spotter

  • 気象状況、雨、路面の含水状態、レインタイヤに関するスポッターメッセージが追加されました。
  • ラリークロスで、レースが終わりに近づいてもジョーカーラップを消化していなければリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
  • レースコントロールとスコアリングが終了したことをドライバーに知らせるスポッターメッセージが追加されました。
  • ガス欠の車両をクランキング/再始動させようとしているときにドライバーにガス欠であることをリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
  • 車両との接触があった場合、インシデントメッセージで関与した車番を特定するようになりました。例えばチャットウィンドウには「Car Contact」でなく「Car #5 」と表示されるようになります。
  • デフォルトのスポッターとクルーチーフのボリュームレベルを引き下げました。
  • スポッターが前の車両がコースアウトしたことを知らせたあとでその車を追い抜くと、再び後ろの車がコースアウトしたと知らせていましたが、スポッターはこれは同じ車であると認識するように修正しました。
  • 車両をピットへ牽引し始めたとき、スポッターが誤ったダメージアセスメントをチームメンバーに提供する可能性がある問題を修正しました。
  • タイヤセット数が制限されていないセッションでスポッターがタイヤセットの残数を通知する問題を修正しました。
  • 牽引中にスポッターがピットまでの距離をコールする問題を修正しました。

Options

  • Network ツールチップを更新して新しい E メーター (Explicit Congestion Notification (ECN)) の説明を加えました。
  • ハイコントラストなマウスカーソルを有効にするためのオプションが Options 画面に追加され、ハイコントラストマウスカーソルの見た目が更新されました。

Controls

  • Options 画面にブレーキの出力レンジを制限することのできるスライダーが追加されました。
    • これによりユーザーは joyCalib.yaml ファイルを編集することなしにブレーキペダルのロングキャリブレーションを行うことができるようになります。
  • デュアルクラッチのバイトポイントに関する機能が追加されました。
    • ユーザーは発進時にクラッチペダルの最大範囲として 100% 未満の値を設定できるようになりました。そして別のボタンまたはアナログパドルで発進時までクラッチを 100% に保持します。そしてプライマリクラッチを使用して、ユーザーはクラッチをより正確にクラッチを離すことができます。これにより、クラッチが 1つしかないプレーヤーも含めてすべてのプレーヤーにデュアルクラッチスタイルを解放し、フィールドの平等化に役立ちます。
    • この機能は発進を自動化するものではないため、あなたは手動でクラッチを離す必要がありますが、ローンチでの最初のバイトポイントをより正確に設定するのに役立ちます。
  • Asetek 社のステアリング用に改善したデフォルトのフォース設定を搭載しました。
  • Fanatec API がアップデートされました。
  • Simmagic P-HPR haptic pedal reactorのサポートが追加されました。
    訳注: 最初はホイールのスリップ・ロック・ABSのみ/今後拡張される可能性
  • 識別できないステアリングに対して警告メッセージが生成される問題を修正しました。
  • Active Reset

    • Active Reset がトリガーされたときのトラック状態の保存と読み込みは無効化されました。
    • Active Reset がトリガーされる都度カメラビューがずつトラックサイドカメラに変更される問題を修正しました。これでカメラがコクピット内に留まり、視覚的なチラつきは発生しなくなります。

    Sporting Code

    • Road ライセンスタイプが Sports Car と Formula に分割されたことを反映してスポーティングコードをアップデートしました。
    • レインレーシングの適切な手順を文書化するために新しいセクション 6.11.1. が追加されました。
    • Formula, Full Course Caution, Local Caution, Rain Race, Restart, Sports Car, Tire Compound に関する新しい用語集エントリが追加されました。
    • セクション 3.5. のインシデントペナルティ表の問題を修正しました。
    • iRacing オフィシャルスポーティングコードの最新バージョンはこちら: iRacing Official Sporting Code – iRacing.com

    2024s2 リリースノート:

    Release Notes

    2024 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2024s1 リリースノート:


    SIMULATION:

    Optimization

    • グリッドに並ぶ際などの複雑なシーンのレンダリングパフォーマンスが向上しました。

    Updater

    • 2024 シーズン 1 から始まる新規プレーヤー向け機能で使用されるため、以下のルーキーコンテンツはダウンロード必須パッケージとなりました:
      • Formula Vee
      • Street Stock
      • Lime Rock Park
      • USA International Speedway

    Physics

    • 新しい 3D 縁石システムが追加されました!
      • 3D 縁石システムは、以前はテクスチャでシミュレートしていたような小さな縁石を含めサーキットのすべての縁石をモデル化します。これらの 3D オブジェクトの縁石は、縁石の上を走るときやタイヤの相互作用のリアリズムを大幅に向上します。以下のサーキットで 3D 縁石システムが使用されるようになりました:
        • Autodromo Internazionale del Mugello
        • Okayama International Circuit
    • 一部のエリアで、多孔質の表面素材はコース端からの横方向の距離によって転がり抵抗を増加し、コース外の地表からの高さは増します。一般的に、多孔質素材の表面はコース端近くでは低く、離れるほどに高くなります。
    • 芝、ダート、砂、グラベルでの路面のズレる感覚を改善しました。
    • 芝ではタイヤがスリップしているときのせん断強度のピークを少し弱めました。

    Race Control

    • リセットしてピットに戻ったラップなど、不完全なラップも平均ラップタイムに含んで計算されていたのを修正しました。

    Oval Racing

    • iRacing はアスファルトオーバルプロジェクトのフェーズ 1 をリリースできることを嬉しく思います。
      • アスファルトオーバルリフレッシュは進行中のプロジェクトであり、アスファルトオーバルレーシングの総合的な体験とリアリズムを向上させることを目的としています。このフェーズ 1 リリースには、路面温度に相関したグリップレベルの向上が含まれており、天候や車両台数、そして車両がどこを通っていたかといった要素によって、よりダイナミックな体験を提供できます。
    • アスファルトやダート、大小やトライオーバルなど、すべてのオーバルコースで、1周あたり 4コーナーとして SR 調整の計算を行うようになりました。以前は、小さなオーバルでは 1周あたり 2 コーナーのものがあり、同じ長さのレースでは大きなコースよりもペナルティが重くなっていました。この変更により、大きなオーバルを好むドライバーも小さなオーバルを好むドライバーも、すべてのオーバルレーシングでの SR を同条件にします。

    AI Racing

    • 以下の車両が AI レースで使用できるようになりました:
      • Audi R8 LMS EVO II GT3
      • HPD ARX-01c
    • 以下のコースが AI レースで使えるようになりました:
      • Autodromo Internazionale del Mugello – Grand Prix & Short
      • Homestead Miami Speedway – Road Course A & Road Course B
      • Silverstone Circuit – International & National
      • Slinger Speedway – Oval & Figure Eight
    • AI ドライバーが以下のコースについて 2023 秋講習を修了しました:
      • Meteorology Pre-Course: Sky, Clouds, and Other Aerial Phenomena
      • Kinesthetics Elective with a focus on Attunement to Vehicle Slip
      • Clown Science HAHA7 – Balloon Animals and Tire Pressures
      • Community Study in Psychology & Wellness for Improving your Optimism Stats
      • Geology Level E2 – Identification of Surfaces and Minerals
      • Applied Petroliology to Oval Racing Tires
      • Science Lab in Aerodynamic Draft with practical applications for passing on Road Courses
    • AI ドライバーの心理プログラムの論理バグをいくつか修正しました:
      • ピットレーンの急コーナーではピットレーン制限速度以下に減速する必要があることを認識しています。
      • コーションラップを周回数にカウントしないレースで、AI ドライバーが周回数を数え間違えてレースを完走せずに停まってしまうことがあったのを修正しました。
      • ペナルティ中にピットサービスを受けることを選択していた戦略のエラーを修正しました。
    • AI ドライバーが以下の車両で運転スキルを向上させる専門トレーニングを修了しました:
      • GT3 Class Cars
      • GTP Class Cars

    New Damage Model

    • 新ダメージモデルが以下の車両で使用できるようになりました:
      • Audi R8 LMS EVO II GT3
      • Dirt Modified (BOTH)
      • HPD ARX-01c
      • Lucas Oil Off Road Pro 2 Lite
      • Lucas Oil Off Road Pro Trucks (BOTH)
      • Lotus 49
      • Lotus 79
      • NASCAR Cup Series Chevrolet Camaro ZL1
      • NASCAR Cup Series Ford Mustang
      • NASCAR Cup Series Toyota Camry
      • Super Late Model
      • [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009
      • [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet SS – 2013
      • [Legacy] NASCAR Cup Ford Fusion – 2016
      • [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008
      • [Legacy] Porsche 911 GT3 Cup (991)
    • 新ダメージモデルの様々な車両でサスペンションダメージのビジュアルが改善しました。
    • NASCAR 車両すべてで、深刻なボンネットダメージがない限り、フラップが適切に機能するようになりました。

    Graphics

    • グラフィック自動調整処理を改善しました。シム用に使用するグラフィックメモリとシステムメモリをより適切に調整するようになりました。
      • グラフィックオプションでの既存メモリ設定は、アップデート後に初めてシムを起動したときにリセットされます。
    • グラフィックオプション画面からグラフィックメモリのスライダーはなくなりました。
      • この設定をカスタマイズしたい場合、rendererDX11Monitor.ini ファイルやまたは VR用の renderDX11.ini ファイルで調整することができます。
    • グラフィック設定に関する様々なパラメータが改善されました。
    • PopcornFX システムをバージョンアップしました。
    • 様々なダイナミックシャドウのパフォーマンスを向上しました。
    • オープンホイール車両のドライバーヘルメットがカメラ距離によって視覚的に表示されたり消えたりしていた問題を修正しました。

    3D Foliage System

    • 母なる自然が以下のコースにも到着しました:
      • Lime Rock Park
      • Okayama International Circuit
      • Virginia International Raceway
    • 作付けされた芝がトラック路面を覆わないようにする許容値を厳しくしました。

    Virtual Reality

    • OpenXR ローダーが最新の 1.0.30 にアップデートされ、DLL ファイルではなく静的ライブラリとして構築されました。

    Audio

    • リアエンジン搭載車両でフロントセンターからエンジンサウンドが鳴っていたのを修正しました。
    • エンジン停止音を調整しました。
    • 低周波エフェクトのパチパチ音を修正しました。

    Spotter

    • スポッターの “wrecking in corner” (コーナーでの衝突) メッセージのインシデント閾値を調整しました。
    • “faster cars approaching” (速い車が接近中) メッセージの閾値を 15秒以内に引き下げました。
    • ホワイトフラッグやチェッカーフラッグが出ているときには “pit for fuel” (給油のためのピットイン) リマインダーは無効化されます。
    • ドライバーとチームクルーに異なるダメージとリペアメッセージが再生されてしまう問題を修正しました。
    • セットアップ固定のレースをフィニッシュするのに燃料が足りない場合にスポッターが適切にレポートしない問題を修正しました。
    • “laps of fuel remaining” (燃料残量が n周分) の同じメッセージが 2分後に再度トリガーされることのないように修正しました。

    Spotter – Foreign Language

    • イタリア語スポッター Renzo A. Olivieri パックがアップデートされました。
      • Grazie, Renzo!
    • イタリア語スポッター Marco Arcidiacono パックがアップデートされました。
      • Grazie, Marco!
    • スペイン語スポッター Ari Cejas パックがアップデートされました。
      • Gracias, Ari!

    Pits

    • ピットの War wagon / Pit Box がアップデートされ、その生成アルゴリズムの多様性マトリックスが増加しました。
    • ロリポップマンの視覚設定をアップデートし、カメラ距離によって表示されたり消えたりしないように調整しました。
    • ロリポップのテクスチャをアップデートしました。
    • ユーザーがタイヤコンパウンド選択やセットアップ情報を見る前に、ユーザーより早く観戦者が Join していた場合、クライアントが正確なタイヤコンパウンド選択やセットアップ情報を送信しない、という長年のバグを修正しました。

    Sporting Code

    • ルール違反に関するセクション 8.1 が更新され、Automated Driving Inputs と Cheating で運転操作の自動入力とチートについて明記されました。
    • 罰則の適用に関するセクション 8.2 を書き直して明確化し、新しいペナルティも追加されました。
      • Post-Results Disqualification (リザルト後の失格) ペナルティが追加されました。リザルトが掲示されたあとでも失格となることがあります。
      • アカウントの制限や一時停止ペナルティの対象となる領域がいくつか追加されました。特定のオフィシャルシリーズからドライバーを制限することもできるようになりました。
      • これらの新しいペナルティの追加でプロテストチームは公平な裁定と対策運営のための新しいツールを得ました。
    • オフィシャルスポーティングコードの最新かつ最高のバージョンはこちらから: https://www.iracing.com/iracing-official-sporting-code/

    Controls

    • ボイスチャットミュートにトグルスイッチが使えるようになりました。
    • ジョイスティックスムージングスライダーの説明をアップデートしました。
    • デルタ表示の前方切り替えを割り当てられるようになったので、ロータリーノブで前後に切り替えられるようになりました。
    • Thrustmaster Ferrari 488 GT3 ハンドルでの黄色のピットライト点灯バグが修正され、ピットロードのグリーンコーンの間でだけ点灯するようになりました。これはピットロードにいるときにだけ点灯し、ピットでのサービス中には点滅します。
    • Razer キーボードについて、一部のキーボードでバックライトのコマンドに応答しなくなる可能性のあるバグを修正しました。

    Telemetry

    • シフトライトの値がギアごとの範囲に応じてライブテレメトリに記録されるようになりました。

    Results

    • セッション画面のリザルトタブでの右クリックメニューの問題が修正されました。
      • チームでドライブ中でない限り個々のドライバーに対するメニューが無効化されました。これらのメニューはチームで宣言されたライバーが 1名など明確なときに有効化されます。

    2024s1 リリースノート:

    Release Notes

    2023 シーズン 4 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このパッチで 2023 シーズン 4 リリースの様々なアップデートと修正を配信します。スーパーフォーミュラ SF23 ホンダバージョンも登場!

    iRACING: (8.39.0)

    General

    • iRacing で表示するすべてのテーブルをアップデートして iRacing ウィンドウ幅によらず重要で関連性の情報が常に表示されるようになりました。
      • つまり iRacing ウィンドウ幅がとても小さくてもテーブルの最も重要な情報は表示され、ウィンドウ幅が大きくなると最適な列幅を維持しながら次に重要な列が表示されるようになります。
      • 逆に言うとあるブレークポイントで表示されなくなる情報もあるということです。通常それらの情報は UI の幅を大きくしたりスケールを小さくしたり行をクリックして展開したりすることで表示できます。
    • Update ボタンが複数回クリックされてもアップデータが 1回以上起動しないようにしました。
      • そのような状況になったときに iRacingUpdater.tmp.exe を手動実行してアップデートを完了させる必要はなくなりました。
    • 新規にインストールした環境で 1920×1080 以下だったときに iRacing がロードに失敗することがあった問題を修正しました。
    • メンテナンスモードが終了したときに iRacing が再描画に失敗することがあった問題を修正しました。

    Results

    • リザルト画面にイベントログが追加されました。
      • リザルトテーブルの下に、周回数、タイム、イベント説明が表示されます。また、選択すると関連する行をハイライトするためのチェックボックスもあります。
      • 「Highlight By Event」の動作を改良して、スペシャルと言われる大イベントでも機能するようにする別のアップデートが予定されています。

    Paint Shop

    • 車両レンダリングの問題を修正しました。

    SIMULATION:

    Race Control

    • ドライブスルーペナルティがストップ&ゴーペナルティのように動作していた問題を修正しました。
    • イベントの最終セッションに登録ドライバーが参加していて追加のセッションはない場合に「Ready to Race」ボタンが表示される問題を修正しました。

    Graphics

    • 古いトラック路面が余計に輝いて表示される原因となる問題を修正しました。
    • セッションが要求するビデオメモリが GPU 専用メモリの容量を大幅に超えた場合に、車のペイントが間違った車にシャッフルされる可能性があった問題を修正しました。例えば古い GPU で大規模なセッションが実行される場合などが該当します。この場合テクスチャの品質を下げる必要があり、それがシミュレーションの車両ペイント管理に干渉していました。
    • Graphic オプション画面で GPU の VRAM が 1GB 未満に設定されていた場合に 44ペイントしかサポートされずペイントされない車がでてくる問題を修正しました。
    • セッション内の車両に無効なペイントスキームやペイントファイルが含まれていたら他の車両のテクスチャが表示されなかったり白く表示されたりする可能性がある問題を修正しました。
    • シミュレーション世界に表示されているがドライバーが降車していた場合にはドライバーが車に乗るまでペイントが再表示されない問題を修正しました。

    Audio

    • ドライバーオーディオフィルタを強度順に並べ替えました。
    • スポッターやボイスチャットで雑音が生じる問題を修正しました。

    Spotter – Crew Chief

    • リクエストしたダメージコールは Chattiness 設定に関係なく再生されるようになりました。

    Spotter – Foreign Language

    • Russian Dmitry Eniseev スポッターパックがアップデートされました。
      • Dmitry ありがとう!

    CARS:

    ARCA Menards Chevy / Gen 4 Cup

    • (ARCA Menards Chevy) – Kern County Raceway Park 用の iRacing セットアップが追加されました。

    Audi R8 GT3

    • ナンバーボードと競合するボンネット上部のロゴスタンプは削除されました。

    Dallara IR18

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Ferrari 296 GT3

    • 新ダメージモデルで、エンジンカバーの破壊限界を大幅に引き下げました。
    • 新ダメージモデルで、リアパネルが壊れてもリアウィングは壊れない問題を修正しました。
    • ダッシュボードでのメートル単位系でのタイヤ空気圧表示の問題があったのを修正しました。
    • 旧ダメージモデルが使われているとき、コクピットミラーの描画が失敗する問題を修正しました。
    • 車両のエンジンサウンドが誤って車両前方から発生していた問題を修正しました。
    • 特定のカメラ距離でアクセルペダルとドライバーの右足の描画順が誤っていた問題を修正しました。

    Ford Mustang FR500S

    • 新ダメージモデルで、縁石にヒットして被る潜在的なダメージを軽減するためにフロントサスペンションが強化されました。

    Lamborghini Huracan GT3 EVO

    • コクピット内から見るとリアウィングに誤ったピボットポイントが使われていた問題を修正しました。

    Lotus 79

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Porsche 963 GTP

    • 足元のアンビエントオクルージョンが改良されました。
    • シミュレーション世界にロードされたあとでフリンジセットアップが車検に通らなくなる可能性を減らすためにガレージパラメータをアップデートしました。

    Ray FF1600

    • 旧ダメージモデルが使われているとき、コクピットミラーの描画が失敗する問題を修正しました。

    Super Formula SF23

    • NEW HONDA MODEL VERSION!
      • スーパーフォーミュラ SF23 のホンダバージョンが使えるようになりました!
      • スーパーフォーミュラ SF23 ホンダバージョンは新ダメージモデルが搭載され、AIレースでも使えます!
      • スーパーフォーミュラ SF23 (トヨタバージョン)を購入済みの全てのメンバーは直ちにホンダバージョンも使用できるようになります
      • スーパーフォーミュラ SF23 を購入済みの全てのメンバーはホンダとトヨタの両方のモデルが使用できます。
    • フロントウィングが修理されなかった問題を修正するためにビンディングの修理についてアップデートされました。
    • ヘルメットのティアオフバイザーが使えるようになりました。
    • デジタルディスプレイのスタートページが適切に描画されない問題を修正しました。
    • 車両のエンジンとトランスミッションサウンドが誤って車両前方から発生していた問題を修正しました。
    • 長い名前でもよりフィットするようにロールフープのドライバー名表示位置を調整しました。
    • カーボンファイバー素材部分が表示されるようにペイントテンプレートがアップデートされました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    [Legacy] V8 Supercars Holden VF Commodore – 2014

    • ピットでサービスを受けられない問題を修正しました。

    TRACKS:

    Circuit Zandvoort

    • (Oostelijk) – ポールポジション及び奇数ポジションはローリングスタートで右側でスタートするようになりました。
    • ピットビルにフラッグが追加されました。
    • 特定のカメラ設定ではカメラ距離が変化するとピットウォールやターン 1 のバリアがチラついて表示される問題を修正しました。
    • カメラ距離によって一部の環境オブジェクトがちらついて表示される問題を修正しました。

    Fuji International Speedway

    • 最終コーナーに不正防止チェックポイントを追加しました。
      • ランオフエリアを使って予選のアドバンテージを得ようとするのを防ぎます。

    Homestead Miami Speedway

    • レースコントロールを混乱させるターン 1 の縁石近くのダート路面のパッチを削除しました。

    Kansas Speedway

    • バックストレッチでもっとも内側のホワイトラインより下の舗装部分はエプロンとみなされます。
      • これにより、ここに車両が停止した場合にフルコースコーションになることを防ぐことができます。

    Kern County Raceway Park

    • (Asphalt & Legends) – ダイナミックトラックの路面を修正して適切に働くようになりました。
    • (Asphalt) 表示されていなかったコーションライト 2機が追加されました。
    • カメラ距離によって電波塔がちらついて表示されていた問題を修正しました。

    Release Notes

    2023 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2023s4 リリースノート:


    SIMULATION:

    Payments

    Updater

    • EasyAntiCheat (EAC) チート防止ソフトウェアのインストール時に、別のゲームによって既にインストールされていた場合に問題が発生することがあったのが修正されました。

    Official Series Schedule

    • スケジュールPDF にはインシデントのしきい値とそれによるペナルティが適用されるかどうかが記載されるようになりました。

    Optimization

    • iRacing システム全体の使用メモリが最適化され、ロード時間が短縮され処理速度が改善されました。
    • すべてのタイプのワーカースレッドプール割り当てアルゴリズム、特に Enki スレッドについて改善しました。
      • これによってハイブリッド CPU を対象としたいくつかの一時的な修正が置き換えられます。
    • iRaing の Deferred Rendering リストを生成・ソートする方法を改良して CPU レンダリング時間が改善されました。
    • オーディオ忠実度を維持したままオーディオファイルのメモリ使用量が 65% 以上削減されました。
    • クラスごとのコースリファレンスラインが順次でなく同期的に読み込まれるようになりました。これによってマルチクラスセッションでクラス使用数に基づいてコースロード時間が短縮されます。

    Loading

    • Open Practice から Race へのセッション切り替えでシムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。

    Cars

    • シムのアンチロックブレーキシステム処理方法がアップデートされました。

    Tires

    • コース外の転がり抵抗を調整しました。
      • この変更によって、芝、砂、グラベル、グラスクリートなどオフトラック時の路面の違いに応じたグリップやモーメンタムをリアルに体験できるようになります。

    Race Control

    • 一部のペナルティがストップ & ゴーからドライブスルーに変更されました。
      • ピット出口チェックポイントでの軽度の失敗はドライブスルーペナルティとなりました。
      • インサイドからの追い抜きペナルティはドライブスルーとなりました。
      • スタンディングスタートでのジャンプスタートに対するルールがアップデートされ、軽度な違反の場合はドライブスルーペナルティとなりますが、重度の違反ではストップ & ゴーペナルティとなることがあります。

    Dirt Racing

    • 2023 シーズン 3 のフォローアップとして、ダートレースのファインチューニングのエクストララウンドが完了しました。
      • ダートトラックのイベント開始時ステータス、ダートの高さ、密度、水分量のバリエーションが増加しました。
      • ダートトラック路面の磨耗率を若干上昇させました。
      • タイヤからコースに飛び散るダートをベースとしてダイナミックトラックの追跡・計算処理を改善しました。これによりダートが積もるエリアの湿度がわずかに上昇するはずです。
      • 水分量に基づくダートの色調整を行いました。
    • World of Outlaws 2023 デカールパッケージがアップデートされました。

    AI Racing

    • AI ドライバーが以下の車両の操縦課程を修了しました:
      • Acura ARX-06 GTP
      • ARCA Menards Chevy / Gen 4 Cup – (Gen 4 Cup)
      • Audi 90 GTO
      • Ferrari 296 GT3
      • NASCAR Classic Pontiac Grand Prix – 1987
      • Nissan GTP ZXT
      • Porsche 963 GTP
      • Super Formula SF23
    • AI ドライバーが以下のコース・レイアウトをマスターしました:
      • Circuit de Lédenon
      • Circuit Zandvoort – (Grand Prix, Grand Prix w/ Chicane, Nationaal, & Oostelijk)
      • Kern County Raceway Park – (Asphalt Track, & Legends)
      • The Milwaukee Mile
      • Nürburgring Grand-Prix-Strecke – (Grand Prix w/out Arena, & Kurzanbindung w/out Arena, & Sprintstrecke)
      • Road Atlanta – (Club & Short)
      • [Legacy] Silverstone Circuit – 2008 – ALL FIVE Configs! (Grand Prix, Historical Grand Prix, International, National, & Southern)
    • AI ドライバーが以下の車両のレーシングスキルを向上させました:
      • BMW M Hybrid V8
      • Cadillac V-Series.R GTP
      • Lotus 79
      • Mercedes-AMG GT3 Evo 2020
      • Brands Hatch Circuit
    • AI ドライバーが 2023年夏季講習で以下のコースを修了しました:
      • 競争環境における敵対的レーシングネットワーク
      • バーチャルピットクルーマネージャー ’23
      • [PSY-303] プレッシャー下での機械的振る舞い心理学
      • 神経形態学的選択を通したレーシングドライバーのモノマネ手法
      • サーキットインテリジェンス – コーナーでの AI ストラテジー
      • ラップタイム予想モデルによるパフォーマンス向上予測
      • センサーと感覚 – オートマトン Jane 著
      • AI レースクラフト 101: 複雑なレーシングシナリオとコーンをナビゲート
    • オフトラックからリカバリーしようとする AI ドライバーがプレーヤードライバーを CTD クラッシュに陥れる最強の復讐が行われることがあった問題を修正しました。

    Qualification Scrutiny

    • 予選監視システムをアップデートし、ドライバーが予選中にピットに突っ込んでアンフェアにゲインするのを防ぐようになりました。
    • 予選監視オフィシャルはピットレーンで逆走して予選タイムを調整しようとする動作を検出するようになりました。

    Spotter

    • iRacing のデフォルトスポッターに新しいメッセージが追加されました!:
      • INCIDENT OR OFF-TRACK: 近くでインシデントが発生したりコースを外れた車があったらドライバーに知らせます。
        • 舗装されたロードコースでのみ発動します。
        • 対象の車が 0~5 秒前、または 3 秒以内の後方にある場合、またはあなたががクラスリーダーの場合にのみ発動します。
        • 2x 以上のインシデントのみレポートされます。近くで同時に複数の問題があった場合にはもっとも大きなインシデントのみレポートします。
        • 10秒間に 1 メッセージのみ発動できます。
        • あなたがピットにいる間は発動しません。
      • DAMAGE AND REPAIRS: あなたが負ったダメージの種類と、チームがどのように対処できるかをレポートします。
        • トーイング中に、必須リペア時間とオプションのリペア時間をレポートします。
        • リペアが完了したとしても残ることが予測されるダメージがあればレポートします。
        • リペア完了まであと30秒の時点で通知します。
        • レース終了までに修理できないダメージだった場合には、その旨をレポートします。
        • 新しい Spotter Damage Report をキー割り当てして、クルーチーフにダメージレベルを伝えるようリクエストできるようになりました。
      • RACE ENDING SOON: セッションの残りが 5周か 10分のどちらか早い方でレポートします。
        • イベントが 20分または 10周未満の場合には発動しません。
      • STRENGTH OF FIELD: イベント開始時に自分の車両クラスの SoF 見込をレポートします。
    • app.iniファイルに追加された様々なエントリーで新しいスポッターメッセージの再生をコントロールすることができます。
      • これらの新しいスポッターコールはデフォルトで ON です。シムを一度起動すると app.ini の新エントリーが記録され、カスタマイズできるようになります。

    Spotter – Foreign Language Packs

    • イタリア語 Marco Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
      • Grazie mille, Marco!
    • イタリア語 Renzo A Olivieri スポッターパックがアップデートされました。
      • Grazie mille, Renzo!
    • スペイン語 Ari Cejas スポッターパックがアップデートされました。
      • 追加で、このスポッターパックから女性的な形式が取り除かれて性別が中立となりました。
      • Muchas gracias, Ari!

    Pit Stop

    • app.ini の autoResetPitBox 設定がブラックボックスの給油開始チェックボックスに適切に反映されていなかった問題を修正しました。

    Auto Fuel System

    • ドライバーが複数周遅れていてレース周回を完了できない場合など、状況によっては Auto Fuel システムがレース終了までに必要な燃料量の計算違いをしていた問題を修正しました。

    New Damage Model

    • 新ダメージモデルを以下の 13車種で有効化されました!
      • Acura ARX-06 GTP
      • Dirt UMP Modified
      • Ferrari 296 GT3
      • Ford Mustang FR500S
      • Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified (Modified – SK, NASCAR Whelen Tour Modified)
      • NASCAR Classic Pontiac Grand Prix – 1987
      • NASCAR Xfinity Class Cars (ALL THREE models)
      • Porsche 963 GTP
      • Super Formula SF23
    • ゴーストカーのゴーストタイヤがゴーストダメージを受ける可能性があり、地上にリセットされる前に地中へ落ちているように見えることがある問題を修正しました。

    Graphics

    • Graphics Auto-Config によるグラフィック自動設定で、メモリサイズとコア数の追加ハードウェアチェックが行われるようになりました。最低システム要件を満たせていないことが検出されると、ワーニングを表示してシムを動作させることが困難であると通知するようになりました。
    • OpenXR 使用時のデバイス初期化処理を改善しました。
    • 明るい透過パーティクルの外観を改善しました。
    • トラック路面/サーフェスのデカールレンダリングの一貫性のないいくつかの問題を修正しました。
    • HDR の金属レンダリングが暗すぎる問題を修正しました。
    • 陽炎レンダリングの問題を修正しました。
    • Triple Projection を無効化するとグラフィックアーチファクトが発生する問題を修正しました。
      • この問題が Velocity テクスチャを使用する SMAA やモーションブラーといったポストプロセッシングに影響を与えていました。
    • ハイブリッド CPU や 16以上の論理コアを持つ CPU で Varjo ソフトウェアを実行すると発生していたスタッターを修正しました。
    • スタジアム照明が使われているコースで一部のパーティクルが誤った明るさで表示される問題を修正しました。
    • SpeedTree のパフォーマンスを向上させるためにレガシィな DirectX 10 シェーダーコードを取り除きました。

    Visual Effects

    • VR でディストーションパーティクルが片目にだけ現れる問題を修正しました。

    3D Foliage System

    • 母なる自然が以下のコースにも到着しました:
      • Circuit de Lédenon
      • Circuit Zandvoort
      • Sebring International Raceway
      • これらの環境にはそのエリアに適した様々な草花や低木が生息するようになりました。
      • 3D foliage は世界をもっとリアルに装飾しますがドライビングやフィジクスには影響を与えません。グラフィックオプション画面には 3D foliage system で使うディテールレベルをいくつか選択でき、ビジュアル体験と描画パフォーマンスをカスタマイズすることができますし、このシステム全体を無効化することもできます。
    • 植生が路面にこぼれ落ちる可能性を減らすために一部の生成パラメータを調整しています。
    • カラースケーリングと葉のブレンディングを実装しました。
    • GPU をゲインするためにフォリッジレンダリング処理を改善しました。

    Audio

    • 新しいオーディオオプション、Ear Protection と Helmet Effect が追加されました!
      • これらの設定でトラック上で見られる耳の保護用品の効果をシムに反映できます。それぞれが世界で再生されるすべてのサウンドに異なるオーディオアルゴリズムを適用してより自然な体験を提供します。
      • サウンドオプション画面に Ear Protection / Helmet Effect が追加され、以下のエフェクトを選択できます:
        • Ear Plugs
        • Earmuffs
        • Open-Face Helmet
        • Full Helmet
      • この機能は XAudio2 でのみ有効です。
      • これらのオーディオエフェクトはカメラがドライバー視点にある場合にのみ適用されます。
    • スポッターとボイスチャットのデバイス選択リストから None を削除しました。これらは通常どおり機能する System Default を使うようになります。
    • オーディオシステム切り替え時にサウンドが滞留する可能性のある一部のリソースリークを修正しました。
    • XAudio2 ライブラリが 2.7 から 2.9 にアップデートされました。

    Force Feedback

    • ドライビングコントロール画面に Intensity スライダーが追加されました。このスライダーは以前 app.ini ファイルにあった autoForceFactor 設定値を置き換えます。
    • Force Feedback システムがホイールの位置を正しく検出できなくなったときに無効な信号を送ってしまう可能性がある問題を修正しました。

    Pace Car

    • セダンペースカーのテクスチャカラーを改善しました。

    Sporting Code

    • 競技規則 オフィシャルスポーティングコード 2023 シーズン 4 リリース版アップデートを行いました:
      • セクション 5.4 Drivers を分かりやすくするために完全に書き直しました。
      • セクション 9.2.2 でプロテスト用フォームがどこにあるかを明確に定義しました。
      • セクション 13.1.3 でマルチクラスレースで予選タイムを記録していない車のグリッドについて記述をアップデートしました。
      • 用語集に 3D Foliage System, Active Reset, Auto Fuel System, Force Feedback, Telemetry が追加されました。
      • その他マイナーな修正を行いました。
    • オフィシャルスポーティングコードの最新版はいつでもこちらから確認できます:

    2023s4 リリースノート:

    Release Notes

    2023 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2023s3 リリースノート:


    SIMULATION:

    Windows Support

    • iRacing 2023 シーズン 3 で Windows 8.1 は iRacing アプリケーションを正常に起動できなくなります。
      • マイクロソフトは公式に Windows 8.1 のサポートを 2023/01/14 で終了しています。この結果 iRacing ソフトウェアの互換性はなくなり、起動できなくなります。
      • カスタマーサポートも iRacing を Windows 8.1 では実行できません。Windows 10, 11 に iRacing をインストールするのにヘルプが必要な場合、こちら: https://support.iracing.com からカスタマーサポートに連絡してください。

    Race Servers

    • レースサーバでセッションあたり 9車種まで扱えるようになりました。
    • ユーザーの平均ラップタイムは invalid (無効) とされたラップを除外しなくなりました。
    • 一部のオープンプラクティスサーバーがアクティブでないときに早期終了していた問題を修正しました。
    • AI レースでセッションを巻き戻した場合など、セッションがリスタートされるとトラック温度の変動幅が大きくなる問題を修正しました。

    Loading

    • ビデオメモリリソースのロード方法に調整を加えました。
    • 一部の車両でロードアルゴリズムを最適化しました。

    Dynamic Track

    • ダイナミックトラックアルゴリズムの路面に関する処理、特に外側のコース端について改善しました。
    • ダート、マーブル、ラバーといった一部のダイナミックトラックデータの視覚的な表示が一部のコースセグメントで適切に動作していなかった問題が修正されました。

    Race Control

    • クラスごとのレーススプリット生成アルゴリズムを改善しました。
    • Short Parade Laps が以下のコースで使えるようになりました:
      • Barber Motorsports Park – Full Course
      • Brands Hatch Circuit – Indy
      • Canadian Tire Motorsports Park
      • Charlotte Motor Speedway – Roval, Roval – 2018, & Roval Long
      • Circuit Park Zandvoort – Grand Prix
      • Circuit Zolder – Grand Prix, & Alternate
      • Daytona International Speedway – Oval – 2008, Road Course – 2008, & Moto – 2008
      • Hockenheimring Baden-Württemberg – PEC – Outer
      • Indianapolis Motor Speedway – Oval – 2009, Open Wheel Oval – 2009, Road Course – 2009, & Bike
      • Long Beach Street Circuit
      • Mount Panorama Circuit
      • Phillip Island Circuit
      • Talladega Superspeedway

    Qualifying Scrutiny

    • 予選監視システムを調整して、スタート位置から離れてから速度を上げるまでに時間がかかるケースについてより適切に対処できるようになりました。

    Dirt Racing

    • ダートリフレッシュプロジェクトによって様々なアップデートが可能となりました!
      • このプロジェクトには開発者、車両物理学者、テスターからなるグループが参加してダートレースを機能させるすべてを徹底的に調査し、いくつか大幅な改善とアップデートが登場しました。
      • ダートトラックの以下のパラメータをアップデートしました:
        • あらゆる摩耗と水分量の組み合わせによるダートレース特性
        • ダート・深さ・ハードパンの動作
        • コース摩耗パラメータ
        • タイヤラバーの載り具合
        • ダートのタイヤからの転移
        • コースの粗さ・摂動の形成
        • ダイナミックトラックデータの進捗ですべてのダートコースがアップデートされました。
      • すべてのダートレースタイヤがアップデートされました:
        • 新しくダートサーフェスの硬さ・水分量による摩耗率が適用されるようになりました。
        • ダートの転移パラメータ
        • 起伏のあるダートサーフェスでのタイヤの接地を計算する方法を改善しました。

    AI Racing

    • AI ドライバーがヒートレースに参加するためのトレーニングコースを修了しました!
      • AI ロースターとのホストセッションでヒートレースが行えるようになりました。
      • これは AI レースとヒートレース形式の両方にとっての新しい機能実装です。
        • 現時点ではホストセッションでのみ有効な機能だることに注意してください。AI ドライバーには人間のドライバーの助けがないと必ずカオスとなります。
    • AI ドライバーは以下の車両について完全にトレーニングを受けました:
      • Aston Martin DBR9 GT1
      • Cadillac CTS-V Racecar
      • Cadillac V-Series.R GTP
      • Chevrolet Corvette C6.R GT1
      • Ford GT GT2
      • Ligier JS P320
      • Porsche 911 GT3 R (992)
      • Radical SR10
    • AI ドライバーは以下のコース・レイアウトでゴールドを獲得してレースの準備ができました:
      • Autodromo Nazionale Monza – GP without first chicane, Junior, and GP without chicanes
      • Chicago Street Course – 2023 Cup and Prototype
      • Circuit of the Americas – East and West
      • Irwindale Speedway – ALL 5 Configurations
      • MotorLand Aragón – ALL 7 Configurations
      • Nashville Fairgrounds Speedway – Mini
      • New Smyrna Speedway
      • Twin Ring Motegi – East and Oval
      • Willow Springs International Raceway
    • AI ドライバーはアドバンスド教育クラスの追加 1シーズンを卒業します。2023 シーズン 3 用に以下のプログラムをトレーニングしました:
      • Kinesthetics for Preventing Pace Lap Panic
      • [PHY-220] Drafting Speed Predictions
      • White-Knuckle Door-to-Door Racing: A Retrospective
      • Fast Cars Beware: Slow Cars
      • Slow Cars Beware: Fast Cars
      • AI Program Upgrade IV: Reaction Timing (Class: Pistol Shrimp)
      • Danny S.’s Pre-School Seminar: Left-Hand Makes the “L”!
      • The Technical Know-How Overlaps for GTP & Rocket Ship Piloting
      • SuperTravel SuperProgram 2023: SuperSpeedways
      • Lessons from Slot Car Racing on Racing Lines
      • Tire Compound Connoisseur Magazine (Spring ‘23 Issue)
      • Brake Pad Dissection – a Science Lab Qualified Course
    • AI ドライバーは以下の車両のドライビングスキルを向上させました:
      • NASCAR Cup Series Next Gen Cars
      • NASCAR Trucks
      • BMW M Hybrid V8
      • Dallara P217
    • AI ドライバーは以下のコースでドライビングスキルを向上させました:
      • Atlanta Motor Speedway – Oval
      • Bristol Motor Speedway – Dual Pit Roads & Single Pit Road
      • Canadian Tire Motorsports Park
      • Daytona International Speedway – Oval
      • Detroit Grand Prix at Belle Isle
      • iRacing Superspeedway
      • Talladega Superspeedway
    • 安全のために AI ドライバーと車両はセッションが終了すると直ちに取り除かれるようになりました。
    • AI システムの問題をいくつか修正しました:
      • リプレイで AI ドライバーのカスタムペイントが表示されない問題を修正しました。
      • ホストセッションのスタンディングスタートで、グリーンで AI ドライバーがアクセルを踏むまでにラグがある問題を修正しました。
      • AI ドライバーがピットへ牽引される際にカットペナルティを負うことがある問題を修正しました。
      • 複数のピットイン通知を受信できる問題を修正しました。
      • リプレイで Entries タブに AI dライバーの名前が掲載されない問題を修正しました。
      • AI ドライバーが Dallara P217 で誤ったダイブプレーンを使用しているように見える問題を修正しました。

    New Damage Model

    • 新ダメージモデルを以下の車両に搭載しました:
      • Cadillac V-Series.R GTP
      • Dirt Late Model (ALL)
      • Ligier JS P320
      • NASCAR Truck Chevrolet Silverado
      • NASCAR Truck Ford F150
      • NASCAR Truck Toyota Tundra TRD Pro
      • Porsche 911 GT3 Cup (992)
      • Porsche 911 GT3 R (992)
      • Renault Clio R.S. V
    • 将来の開発を簡単にするために新ダメージモデルの一部のシステムコードが再編成されました。

    Auto Fuel

    • スポッターやチームメンバーが Auto Fuel 状態をコントロールできるようになりました。

    Spotter

    • より正確かつ動的に動作するようにスポッターシステムがアップデートされました。トラック上で起こるレースコントロールイベントを適切に読み取るようになり、バラエティに富んだスポッターコールが追加されました:
      • Car in Front/Behind is Pitting
        前後の車のピットストップ
      • Faster Car Approaching
        速い車が来ている
      • Gaining/Losing the car in front
        前車に追いついてる/離されてる
      • Leader Change
        先頭が代わった
      • Leader Lap Time
        先頭のラップタイム
      • Leader is Lapping You
        先頭にラップダウンされる
      • Session New Fastest Lap
        セッション中のファステストラップ
      • Your Personal Best Lap Time
        自己ベストタイム
      • Time Remaining in Session 20/10/5 Minutes
        セッション残り時間
      • これらのメッセージ設定が app.ini ファイルの [SPCC] セクションに追加されました。
        • これらのメッセージは Chattiness 設定が MEDIUM か HIGH で、app.ini でオンになっているとき(デフォルトはオン)にだけ再生されます。
    • スポッターに「Silence」機能が追加されました。
      • Sound オプションでキーを割り当てると再生中のスポッターメッセージおよびその先少しの間のメッセージを無効にすることができます。黙らせる時間は app.ini ファイルの [SPCC] セクションにある hushDuration 変数で調整することができます。
    • 「Leader Car」コールはプレイヤーと同じクラスのリーダーについて示すようになりました。リーダーに関する全てのメッセージは総合トップでなく、プレーヤーと同じクラスのリーダーを指すことを意味しています。
      • 例:
        • Leader is pitting now
          クラスリーダーがピットイン
        • Leader is at Start/Finish
          クラスリーダーがスタート/フィニッシュ
        • You’re catching the leader
          クラスリーダーに追いつく
        • One lap to win (if you are the leader car)
          勝利まであと1周(自身がクラスリーダーのとき)
    • イタリア語スポッターパックがどちらもアップデートされました!
      • Renzo A. Olivieri と Marco Arcidiacono に感謝!
    • 残り周回数のスポッターメッセージのロジックがアップデートされました。
    • ピット入口の位置がスタート/フィニッシュラインとかなり離れている場合の燃料に関するスポッターコールの問題を修正しました。

    Graphics

    • 新しいグラフィックオプションが追加されました: Hide Cockpit Obstructions
      • ヘイロー、Aピラー、岩ガードなど視界を邪魔するコクピット構造物を非表示化するオプションです。
        訳注: 以前ガレージ画面のセットアップにあった項目がグラフィックオプションに移動されました。元々設定がなかった車にも追加されたというものではありません。
    • 新ダメージモデルを搭載した車両が使用するビデオメモリを減らすために車両モデル形式を調整しました。
    • 周囲の車両についてステアリング角度の表示精度を改善しました。
    • 遠景で白くならないようにブレーキライトの露出を調整しました。
    • リプレイでヘイローを非表示にしたり表示したりを処理するシステムをアップデートしました。
    • GGX ブレンドしたダート テクスチャ シェーダーが改善されました。
    • SpeedTree の照明がアップデートされました。
    • SpeedTree self-shadow のグラフィックオプションを取り除きました。
      • 処理のニーズが厳しかった割に視覚的な利点は大きくありませんでした。
    • SSAO パラメータにツールチップが追加されました。
    • SpeedTree の新 SDK を統合しました。
    • SpeedTree の裏側や見えない部分が描画されて処理時間を浪費していた問題を修正しました。
    • ディストーションパーティクルが車内以外では適切に描画されていなかった問題を修正しました。
    • ガレージに入るたびにモーションブラーがトリガーされる問題を修正しました。
    • モーションブラーが同じ車の異なるパーツに異なる量で描画される問題を修正しました。

    3D Foliage System

    • 新しい環境グラフィック機能が追加されました: Foliage <フォリッジ/群葉> !
      • 新しいフォリッジシステムは、コースに合うバイオーム/生物群系の 3D 群葉を手続き的に生成します。草、灌木、岩、サボテン、花、その他小さな環境資源が含まれます。3D フォリッジはドライビングやフィジクスには何の影響も与えませんが、シミュレーション世界をよりリアルにデコレートします。
      • Graphics オプションには 3D フォリッジシステムで使われるレベル設定がいくつかあり、ビジュアルや描画パフォーマンスをカスタマイズすることができます。システムを完全に無効化することもできます。
      • 今回のリリースでは、Willow Springs International Raceway のみ 3D フォリッジシステムで種がまかれましたが、母なる自然は常に拡散する方法を探しています!

    Visual Effects

    • パーティクルエフェクトの照明が改善されました。
    • PopcornFX SDK が最新バージョンにアップデートされました。

    Audio

    • オーディオデバイスのホットスワップサポートが追加されました!
      • レース前にヘッドセットの接続を忘れていてももう大丈夫。たとえレース中でも、iRacing の起動後に接続したデバイスを認識するようになりました。Sound オプションでデバイスに「System Default」を選択していた場合、デフォルトデバイスが変更されるとすぐに新しいデバイスに切り替わりますし、特定デバイスを選択していた場合にはそれが有効化された時点で動作し始めます。
      • 実行中のオーディオデバイス切り替えがサポートされるようになりました。デフォルトのデバイスが選択されている場合、Windows で新しいデバイスが選択されたらシミュレータもその新しいデバイスを使うようになります。特定のデバイスを指定していた場合、Windows でアクティベートされたらシミュレータで使われるようになります。
        • disableWindowsCoreAudio=0 | このオプションを有効 (1) にすると、 Windows Core Audio を無効化します。
        • disableAudioDeviceChangedEvents=0 | このオプションを有効 (1) にすると、ダイナミックなオーディオデバイス切り替えを無効化します。
      • 注: オーディオホットスワップはデフォルトで有効化されます。
    • 新しいオーディオオプションが追加され、System Communication デフォルトデバイスを割り当てできるようになりました。
    • app.ini に新しいオーディオオプション「ambientMusicDisabled」が追加されました。
      • この値のデフォルトは 0 です。1 に設定するとシミュレーションの PA システムが鳴らす環境音楽を無効化します。
    • ダイナミックブレーキサウンドを調整しました。
    • 様々な車両で荷重移動で生じるサウンドを改良しました。
    • 全ペースカーのエンジン音を調整・最適化しました。

    Environment

    • コースのあちこちにある様々な駐車車両について、色やテクスチャのバリエーションを追加しました。

    Interface

    • セッション/リプレイ画面及びドライブ中画面で右クリックポップアップメニューを改良し、個別のユーザー、車の現在のドライバーやそのチーム全員宛にプライベートメッセージ(PM)を送信できるようになりました。
      • 車にメッセージが送られる既存の Admin/レースコントロールについては、チーム全員宛にメッセージが送信されるようになりました。
      • 「/#N」形式でカーナンバーを指定したPMはチーム全員宛に送信されるようになりました。
      • 車の現在のドライバーだけに PM を送信するには、カーナンバーに続いて「@」を付加した「/#N@」形式となります。その車がピットにいるとき、ドライバーが車から降りていなければ、そのドライバーに PM が送信されます。そのチームの車がシミュレーションにいないときには PM は送信されず、送信できなかったことがあなたに通知されます。
        • 自分が送信したメッセージが自分も宛先に含まれるためにメッセージを重複して受信しないように、メッセージの宛先に関連付けられているメッセージを受信します。個別のメッセージはエコーバックされません。
      • 「/」のあとにメンバーの名前を指定して個別に送信する PM はこれまでどおり送信できます。
    • レースコントロールの Admin コマンドに対するレスポンスでは、ドライバー名でなくチーム名とカーナンバーでエントラントが識別されるようになりました。ドライバー交代のないイベントでは、チーム名はドライバー名となります。
    • 分かりやすくするために単位系の選択肢を「English (USA)」としました。

    Camera

    • モーションブラーのオプションに最上級の Ultra を追加しました。
    • ドライバービューのピッチ/ロールエフェクトの問題を修正しました。ビューが地平線に固定されている場合、カメラが車の位置をフォローすることなく遠くまでロールすることができるようになりました。この機能を使うことで VR での酔いを軽減できます。
    • 車の重心がカメラフレームから外れるたびに車にかかるモーションブラーが失われてしまう問題を修正しました。
    • コクピットカメラで不要なモーションブラーがかかることがあった問題を修正しました。
    • マルチディスプレイ環境での車のモーションブラーに関する問題を修正しました。

    Controls

    • 停車後にブレーキを踏んだままにしていなくても、いつでも車が停止すれば直ちに停車時用の自動パーキングブレーキが働くようになりました。これにより停車後にブレーキが離れて車が動いてしまうのを防げます。
    • ステアリングの割り当てがされていないとき、リセットボタンで車に乗り込むことを防ぐようになりました。この操作はコントロールウィザードを表示してドライビング操作の割り当てやキャリブレーションへと進みます。
    • XInput デバイスのテストを簡略化しました。
    • 以前のキャリブレーションが新しいキャリブレーションと十分類似していた場合にキャリブレーションが失敗してしまうジョイスティックがあった問題を修正しました。
    • ボタンを押していると Options 画面でステアリングホイールやシフターが反応しない問題を修正しました。

    Force Feedback

    • ステアリングホイールのキャリブレーションで、選択していた最大回転角度とフォースフィードバックステータスをチェックして、検出したハードウェアから期待される値と合致しない場合には通知するようになりました。
      • これは正しいドライバーがインストールされていないか、最大回転角度がデフォルトでとても小さな値に設定されている一部のホイールに関する一般的なエラーを検出するための取り組みです。この通知を受け取ったりステアリングホイールの設定に助言が必要な場合にはカスタマーサポートに連絡してください。
    • iRacing はステアリングホイールの最大フォースを自動検出して、適切にフォーススライダーを調整するようになりました。これはステアリングホイールに送信されるフォースレベルを安全かつ自動的に計算するために使用されます。ホイールがどのようにセットアップされているのか常に知ることができるわけではないため、最大フォースレベルを過大評価している可能性があります。これはより安全な憶測ですが、場合によってはシミュレーションで要求できるフォースレベルが制限される可能性があります。その場合には auto-mode をオフにして、手動でホイールのピーク値を設定します。
    • フォースの Auto ボタンを改善してホイールの最大フォースを考慮に入れるようにしました。これによってホイールのフォースが大きくなると Auto チューニングは軽くなります。
      • app.ini ファイルに新しいスケールパラメータ「autoForceFactor」が追加されました。デフォルトは 0.5 で、リダクションの挑戦的な調整を行うこともできます。[Force Feedback] autoForceFactor=1 ですべてのリダクションを取り除いて 1:1 のフォース出力を得られます。これを 0 (zero) に設定すると実質的に常に 6Nm のピークフォースがホイールにかかることになります。この中間の値を設定するとこの極端な 2つをブレンドします。デフォルト値の 0.5 は多くのユーザーにとって良い値です。
    • F9 ブラックボックスのフォース自動設定の Auto ボタンにキー割り当てができるようになりました。デフォルトは Ctrl – A です。
    • フォースフィードバックのピーク検出において、車が制御不能となった際のデータ収集が抑制されるようになりました。また、インシデント発生から数秒の間もデータ収集が一時停止されます。安定したより一貫性のあるシステムにすることが目標です。
    • フォースフィードバックに関して、ステアリングホイールの位置がジャンプしていないか検出する安全機構を追加しました。つまりホイールとの通信が失われたり回復したりしていないかを検出します。通信の中断が検出されると、安全のためにフォースフィードバックが一時的に抑制されます。
    • Force Feedback オプションに Smoothing スライダーで設定するスルーレートリミッターフィルターが追加されました。
      • このフィルターはフォースフィードバック信号の変化率を制限して、信号が固定値以上を越えて加速することのないようにします。つまり信号の大部分はそのままに大きな衝撃を和らげます。25% に設定すると縁石やウォールにヒットした衝撃を和らげながら通常の運転にはほとんど影響を与えません。75% にするとランブルストリップや縁石のヒットもほとんど分からなくなります。縁石や事故で生じる FFB が大きすぎてフォースレベルを下げたりと思ったとき、代わりにこの値を引き上げてみてください。50% から始めてみて、それが大きすぎると感じたら 25% に下げてみてください。
        • app.ini ファイルの [Force Feedback] セクションで「smoothingFilterType=1」と設定して以前のフィルターに戻すこともできます。

    Replays

    • チャットメッセージやインシデント発生ポイントをリプレイに記録して確認できるようになりました。
    • AI ドライバー用のカスタムペイントがリプレイで表示されない問題を修正しました。

    Telemetry

    • ブレーキライン圧のライブテレメトリ「LFbrakeLinePress」はゼロとなり、値が表示されなくなります。
      • ブレーキライン圧のディスクベーステレメトリ「LFbrakeLinePress」は引き続き利用可能で ABS の調節による波が値に含まれるようになりました。
      • ディスクベーステレメトリに新しい値「BrakeABSCutPct」が追加されました。ABS によるブレーキフォース減少割合をパーセントで示します。
    • ドライバーのスーツ、ボディ、顔、ヘルメットタイプID がセッション文字列に含まれるようになりました。

    Official iRacing Sporting Code

    • オフィシャル競技規則スポーティングコードをアップデートしました:
      • 新セクション 6.8.3 が追加され、ピットスタートの正しい動作が記述されました。
      • オーバル・ロード両方でローリングスタートについてわかりやすくするために段落を整理しました。
      • マルチクラスレースでのグリッドの並び方とレーススタートの定義をより明確にしました。
      • ライセンスクラスの画像をアップデートしました。
      • ラリークロスコースでのタイムベース競技ではジョーカーラップは使えないことを確認しました。
      • メンバーシップを停止されたり制限を受けたメンバーが替わりのアカウントを使うことは受け入れられないという注意事項が追加されました。
      • 不正な戦術がレース中に使えないことを確認し、不正で悪い例の記述を削除しました。
    • オフィシャル競技規則スポーティングコードはこちらで確認してください。:

    2023s3 リリースノート:

    Release Notes

    2023 シーズン 2 パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – ハイライト
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – Simulation
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – Cars
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – Tracks
    Release Notes for iRacing UI (8.7.1)
    Release Notes for iRacing UI (8.7.3)
    Release Notes for iRacing UI (8.8.0)
    Release Notes for iRacing UI (8.8.1)
    2023 Season 2 Patch 1 Release Notes [2023.03.12.02]
    2023 Season 2 Patch 2 Release Notes [2023.03.20.02]
    Release Notes for iRacing (8.9.1)


    SIMULATION:

    Race Control

    • スタートゾーンのローリングスタートでリーダー自身にジャンプスタートの黒旗がトリガーされる問題を修正しました。

    Auto Fuel

    • Auto Fuel の Lap Margin 設定の制限値を +/- 10 にまで拡大しました。
    • 十分な燃費データを取得できていない場合に表示されるラベルを Auto Fuel ブラックボックスに追加しました。
    • クールダウン、グリッド上、アウトラップでは Auto Fuel が無効な状態で表示されるようになりました。
    • Options メニューの Auto Fuel 用コントロールの名前が変更され、動作するようになりました。
    • app.ini の [Pit Service] セクションに Auto Fuel に関する値を追加しました
      • autoFuelDefaultEnable= 1 (レースで Auto Fuel を自動的に有効化する) or 0 (レースで Auto Fuel を自動的に無効化する)
      • autoFuelDefaultMarginLaps= 1.0000 (デフォルトで設定しておくセーフティマージン周回数)
        • Auto Fuel がグレーアウトしているときにラップマージンには 1.0 と表示されますが、レース開始時にはデフォルト値が適用されます。
    • app.ini の autoFuelDefaultEnable 設定を利用すると、ピット出口で Auto Fuel を自動的に有効化したり無効化したりすることができます。
    • ピットマクロ autofuel が追加されました。
      • オン/オフ、反転、クリアが使えます。
    • Auto Fuel チャットマクロでの値調整に負の値が使えるようになりました。
    • Auto Fuel システムが Gen 4 Cup カーで使えるようになりました。
    • チェッカーフラッグが振られたあとで Auto Fuel の計算が間違っていた問題を修正しました。

    New Damage Model

    • 2023 シーズン 2 でリリースした、体系的な新ダメージモデルの変更によって多くの車両で耐久性が非現実的に高いものとなっていました。このパッチで様々な車両のボディパネルを調整し、全般的に弱められ、より現実的なものとなります。このパッチでシーズン 2 リリース後のリアリズムと新ダメージシステムのバランスに関する評価を完了します。この影響を受ける車両は以下のとおり:
      • GT1 Cars
      • GT3 Cars
      • NASCAR Cup Series Next Gen Cars
      • BMW M Hybrid V8
      • Dallara P217
      • Dirt Sprint Car
      • Dirt Sprint Car Non-Winged
      • Formula Vee
      • Mercedes-AMG W12 E Performance
      • Porsche Mission R

    Graphics

    • グラフィックスオプションの CPU と GPU のメモリスライダー上限がそれぞれ 32GB と 16GB に拡大されました。

    Controls

    • 最近の Microsoft Gaming Input のアップデートに起因するフォースフィードバックの問題を修正しました。
      • FFB デバイスが更新されると常にその FX の再起動を強制するようにしました。Thrustmaster デバイスを使用している場合、ドライバーを最新バージョンにアップデートする必要があります。

    Telemetry

    • 新しい変数 PushToTalk がテレメトリに追加されました。
      • この変数には Push to Talk に割り当てたボタンを押しているときに True が設定されます。これは自身がボイスチャットを送信しようとしただけで、他のメンバーがあなたの声を聞こえたかを意味するものではありません。サーバーは他の話者を優先したりボイスチャットに制限をかけることができます。

    CARS:

    GT4 Cars

    • ABS システムを改善してレスポンスとパフォーマンスを高めることができました。
    • クラスの BoP 調整を行いました。
    • シフトインジケーターライトの設定をアップデートしました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    ARCA Menards Chevy / Gen 4 Cup

    • (Gen 4 Cup) – Auto Fuel が使えるようになりました。
    • (Gen 4 Cup) – iRacing セットアップがアップデートされました。

    Audi RS 3 LMS

    • リアのダンピングが引き上げられました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    BMW M4 GT4

    • 空力バランスを前よりにシフトしました。

    McLaren 570s GT4

    • 車重が若干増やされました。

    Mercedes-AMG GT4

    • 車重が若干増やされました。

    Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

    • エンジントルクが若干大きくなりました。

    Radical SR10

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Ray FF1600

    • キャンバー調整幅を更新しました。

    TRACKS:

    Circuit of the Americas

    • (Grand Prix and West) – コース上にペイントされた位置に合うようにスタンディングスタート位置を調整しました。

    Sebring International Raceway

    • 夜間照明で明るすぎるエリアがあった問題を修正しました。

    [Legacy] Texas Motor Speedway – 2009

    • (Oval) – マルチグルーブレースを改善するために路面パラメータをアップデートしました。

    Release Notes

    2023 シーズン 2 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – ハイライト
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – Simulation
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – Cars
    2023 Season 2 Release Notes [2023.03.07.01] – Tracks
    Release Notes for iRacing UI (8.7.1)
    Release Notes for iRacing UI (8.7.3)
    Release Notes for iRacing UI (8.8.0)
    Release Notes for iRacing UI (8.8.1)
    2023 Season 2 Patch 1 Release Notes [2023.03.12.02]


    SIMULATION:

    Physics

    • Charlotte Motor Speedway – Rallycross のバックパッチが有効でないときに路面の上を浮いているように表示されていた問題を修正しました。

    Graphics

    • rendererDX1.ini ファイルに新しいグラフィックオプション ZBuffer32Bits が 追加されました。
      • このオプションはデフォルトで有効化で(ZBuffer32Bits = 1)、32ビット深度バッファを使うよう強制します。これは過剰な Z ファイティングが発生している NVIDIA ユーザーに役立ちます。このオプションはピクセルあたり 32ビットから64ビットへと、深度ステンシルバッファに 2倍のビデオメモリを使用します。

    AI Racing

    • AI ドライバーが Skip Barber Formula 2000 のレーススキルを向上しました。スライドやスモークが少なくなりました。

    New Damage Model

    • 2023 シーズン 2 でリリースされた新ダメージモデルの体系的な変更によって多くの車両が非現実的な高い耐久性を持っていました。このパッチで様々なボディパネルの調整が行われ、全般にその強さが弱められ、現実的なものになります。2023 シーズン 2 の変更に伴い、新ダメージモデル車両のリアリズムと新ダメージモデルのバランスを引き続き調査しており、今後も将来のパッチで変更が行われる可能性があります。この変更で今回アップデートされるのは以下の車両です:
      • GT4 Cars
      • NASCAR Classic 1987 Cars
      • Touring Class Cars
      • Dallara F3
      • Dallara iR-01
      • Dallara IR18
      • Dirt Street Stock
      • Formula Renault 2.0
      • Global Mazda MX-5 Cup
      • Indy Pro 2000 PM-18
      • iRacing Formula iR-04
      • Mercedes-AMG W13 E Performance
      • SCCA Spec Racer Ford
      • Street Stock
      • USF 2000

    Replay

    • ドライバー交代のあるリプレイの早送り・巻き戻しでシムがクラッシュすることのあった問題を修正しました。
    • リプレイ保存時に Window タイトルバーに誤ったメッセージが表示されることのあった問題を修正しました。

    CARS:

    ARCA Menards Chevrolet Impala / Gen 4 Cup

    • (Gen 4 Cup) – Auto Fuel が使えるようになりました。
    • (Gen 4 Cup) – 車外カメラ及びトラックサイドカメラの高回転エンジンサウンドを改善しました。
    • (Gen 4 Cup) – ピットボードが正しく表示されるようアップデートしました。
    • (Gen 4 Cup) – 周囲の車両のレブリミッターをアップデートしました。

    Audi RS 3 LMS

    • ダッシュボードのエンジン回転計の色が適切に変更されない問題を修正しました。

    Dallara F3

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Dallara iR-01

    • ウィング調整のツールチップがアップデートされ正確性が向上しました。

    Ford GT2 / GT3

    • 分かりやすくするために名称を変更しました。

    Honda Civic Type R

    • ダッシュボードのエンジン回転計の色が適切に変更されない問題を修正しました。

    Late Model Stock

    • バンプストップパッカーの調整幅を狭くしました。
    • 最大ブレーキ能力値が小さくなりました。

    Lotus 79

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified

    • 分かりやすくするために名称を変更しました。

    NASCAR Truck Toyota Tundra TRD Pro

    • ペイントショップで車両の表示に問題があったのが修正されました。

    Porsche 911 GT3 Cup (992)

    • 燃料残量のワーニングに対して確認用ボタンを 2秒間長押しすることでクリアできるようになりました。

    Renault Clio R.S. V

    • この車両でオープンプラクティスセッションに参加すると他のドライバーが CTD となる問題を修正しました。

    Ruf RT 12R

    • 夜間コースにロードしようとすると失敗する問題を修正しました。

    TRACKS:

    Circuito de Jerez – Ángel Nieto

    • (Both) – トラックサイドでピットウォールの隣を走行すると、アンセーフピットの黒旗をもらう可能性のある問題を修正しました。
    • (Moto) – このコースで DRS が動かなかった問題を修正しました。

    Crandon International Raceway

    • このコースのレースコントロールの問題を修正しました。

    Knockhill Racing Circuit

    • (National & National Rev.) – ダートエリア出口でサービス用の走行路を使ってワイドにコースをカットする走行を防ぐためにチェックポイントを追加しました。

    Limaland Motorsports Park

    • このコースのレースコントロールの問題を修正しました。

    Sebring International Raceway

    • 地形・地表と環境アートワークの問題を修正しました。
    • ピット付近の地形データが更新されました。

    Release Notes

    2023 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2023s2 リリースノート:


    SIMULATION:

    Connectivity

    • ミートボールペナルティの衝突を防ぐため、レースサーバーへの再接続時にはフレッシュリペアが常にサーバーへ送信されるようになりました。オレンジボールフラッグを受けた直後に切断されたケースで、車の状態が保存されなかったために再接続時に車のダメージはないのにオレンジボールとなってクリアもされない状態が発生することがありました。この再接続時のアップデートによってサーバーでのオレンジボール状態から改めて車の状態を同期されます。

    Race Control

    • 2番手のジャンプスタート判定ロジックについて、リーダーとの間隔と速度の比較を組み込んでアップデートしました。
    • ローリングスタートでのペース速度のルールが更新され、コーナー外側の方が長く内側の車に追いつくために車が少し速くなることを許容するようになりました。
    • ロードコースでピット出口をクリーンに走行するとピットエントリーの黒旗がクリアされることがあった問題を修正しました。それが起こるのはオーバルコースのみです。
    • レースコントロールは無効ラップを検出するとドライバーに通知するようになりました。レースサーバーとの通信品質に問題があって途切れたりする場合にドライバーがそれに気付けるようにします。この通知はインシデントと同様にレースコントロールからのテキストチャットメッセージで示されます。

    Active Reset

    • 外れたパーツの重量がアクティブリセット後に元に戻っていない問題を修正しました。外れた部品は復元されてもその重量が復元されていませんでした。そのパーツが再び外れると結果的にその重量を2回失うことになっていました。この車体重量に影響する処理が時間経過とともに繰り返されていた可能性があります。
    • アクティブリセットでティアオフを含むウィンドシールドやバイザーの状態が保存されていなかった問題を修正しました。
    • アクティブリセットが短時間で行われた場合にホイールが修理されなかったりロックされてしまう問題を修正しました。

    Dirt Racing

    • 特にウォール近くで、ダートの量が変化するにつれてトラックのサイドウォールに沿って行き過ぎたバンプが生成されるのを抑えるため、ダートトラック表面のジオメトリを更新する方法をアップデートしました。
      • この修正で、ウォールの向こうで高さの異なる草地などレースと関係しない近くの地形によってダートトラック表面の高さ計算で異常データが出てくる問題が修正されます。
    • ダートレースの改善努力を続けており、開発は進捗していて近い将来のプランもあるので安心してください。このプロジェクトについて詳細はこちらを参照してください:

    AI Racing

    • AI ドライバーは以下の車両を習得しました:
      • Late Model Stock
      • Mercedes-AMG W13 E Performance
      • Ray FF1600
      • Renault Clio R.S. V
    • AI ドライバーは以下のレイアウトを習得しました::
      • Atlanta Motor Speedway – Oval
      • Circuit de Barcelona-Catalunya – Club
      • Circuit de Barcelona-Catalunya – Historic
      • Circuit de Barcelona-Catalunya – Moto
      • Circuit de Barcelona-Catalunya – National
      • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Grand Prix
      • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Moto
      • Circuit Park Zandvoort – Chicane
      • Circuit Park Zandvoort – Club
      • Circuit Park Zandvoort – Grand Prix
      • Circuit Park Zandvoort – National
      • Circuit Park Zandvoort – Oostelijk
      • Circuit Zolder – Alternate
      • Circuit Zolder – Grand Prix
      • Darlington Raceway
      • Detroit Grand Prix at Belle Isle
      • Los Angeles Memorial Coliseum
      • Nashville Superspeedway
      • Oxford Plains Speedway
      • Pocono Raceway
      • Suzuka International Racing Course – East
      • Suzuka International Racing Course – Moto
      • Suzuka International Racing Course – West
      • Suzuka International Racing Course – West w/chicane
      • Twin Ring Motegi – Grand Prix
      • Twin Ring Motegi – West
    • AI ドライバーは以下の車両で追加トレーニングを満了しました:
      • Mercedes-AMG GT3 2020
      • NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars
      • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • AI ドライバーは以下のレイアウトで追加トレーニングを満了しました:
      • Circuit of the Americas – Grand Prix
      • Long Beach Street Circuit
      • Watkins Glen International (ALL)
      • Winton Motor Raceway – National
    • AI レースのペースカードライバーが賭けに負けてポルシェを失ったため、ペースカーはセダンに変更となりました。
    • AI ドライバーは以下の iRacing 2022-2023 冬季講習を満了しました:
      • ステアリング講座 LV2: バンクとバンプでの車体制御
      • ゼロを超えるな – AI 安全運転啓蒙活動
      • デジタル紳士淑女のためのペースカーエチケット
      • 簡単! ジャンプスタートしないためのたったひとつの方法!
      • スーパースピードウェイでのギアレシオ選択ガイド
      • フォスターサンダースヒンクルパティンソン14世の ロードコース レーステクニック
      • 頭脳ソフトウェアアップデート022388 – ラインリーダーのためのローリングスタート技術
      • Mr. ABS との井戸端会議
      • Star Cup 勝者からのスライドレッスン
      • 失格になる前にタイヤを交換しろ!
      • ペースカーラインの予測とその他の高度な数学公式
      • タイムペナルティ消化の忍耐 101 レッスン
      • 2ワイドペースカー走行中のごまかし
      • 回避の妙技: 速い車やミサイルの回避テクニック
    • AI ドライバーのステアリング操作によってシムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。

    Soft Surface Modeling

    • 車が若干速すぎたのでグラベルのパラメータをアップデートしました。

    Auto Fuel

    • 給油に関する新機能 Auto Fuel が使えるようになりました。
      • このオプションによってイベントの最後まで到達できるだけの十分な燃料を給油するか必要なら満タン給油することができます。車とコースとイベントを通じてのドライビング、及びその他の変数によって給油量が決定されます。
        • Auto Fuel が適切に働くには、使用中の車とコースで自分である程度走行した燃費データが必要です。例えば、プラクティス開始時にはまだ十分なデータがないことが通知され、いくらかラップすると正確で有効な見積に更新されます。
      • Fuel ブラックボックスではマージンを選択することもできます。
        • Auto Fuel ではコーションラップは計算に含みません。
        • 時間制レースでの追加の 1周分は自動的に組み込まれます。
    • Auto Fuel 機能についてはカスタマーサポートのこちらのページも参照してください: https://support.iracing.com/en/support/solutions/articles/31000169381-how-to-use-autofuel
    • この新しい給油オプションは以下の車両・クラスで使えます:
      • GT3 Cars
      • GT4 Cars
      • GTE Cars
      • NASCAR Cup Series Next Gen Cars
      • NASCAR Trucks
      • NASCAR Xfinity Class Cars
      • V8 Supercars Cars
      • Touring Class Cars
      • ARCA Menards Chevrolet Impala
      • Aston Martin DBR9 GT1
      • Audi 90 GTO
      • BMW M Hybrid V8
      • Chevrolet Corvette C6.R GT1
      • Dallara F3
      • Dallara iR-01
      • Dallara P217
      • Ford GT GT2
      • Formula Renault 3.5
      • Global Mazda MX-5 Cup
      • Indy Pro 2000 PM-18
      • iRacing Formula iR-04
      • Late Model Stock
      • Lotus 79
      • Nissan GTP ZXT
      • Porsche 911 GT3 Cup (992)
      • Radical SR10
      • Ray FF1600
      • Renault Clio R.S. V
      • Super Late Model
      • Toyota GR86
      • USF 2000

    Graphics

    • SpeedTree の制御をアップデートしてパフォーマンスを改善しました:
      • SpeedTree はポータルごとに選別されたので複数のミラーがレンダリングされる際のパフォーマンスに作用するはずです。
      • SpeedTree のメモリ使用が改善されました。
      • SpeedTree のセルフシャドウオプションはすべてのグラフィックパフォーマンスクラス設定でデフォルトでは無効となりました。以前はすべてのグラフィックパフォーマンスクラス設定で有効でしたが、2つの追加レンダーが必要となるためにスタッタリングやパフォーマンスヒットがありました。
    • グラフィックプリセットで Low Quality を選択しても車両のシェーダーが不適切なディテールレベルに設定されてしまう問題を修正しました。
    • ゴーストカーがオブジェクトを塞ぐ問題を修正しました。再びゴーストらしくなりました。

    Visual Effects

    • PopcornFX パーティクルシステムが最新バージョンにアップデートされました。
    • オートマチックシフトエイドを使用しているとドライバーのシフト操作アニメーションが適切に再生されない問題を修正しました。
    • 運送車両やトレーラーなどの駐車車両に反射マップが適用され、輝いたり反射するようになりました。

    Audio

    • 新しいオーディオ機能がいくつかのクラスに追加されました: GT3, GT4, GTE, TCR
      • ダイナミックブレーキオーディオはブレーキの温度と車両フィジクスで生成されるペダル圧を使ってブレーキが鳴く音及び音量をコントロールします。 ブレーキサウンドは高温になるとフェードし、冷めると戻る傾向があります。これらのノイズはブレーキペダル圧からダイレクトに影響を受け、圧が高まると音量も大きくなり、圧が弱まると音も小さくなります。
      • これらのアップデートされたサウンドはブレーキ動作と最適なブレーキ適用にとても役立ちます。
    • 本物のオーストラリア PA アナウンスがオーストラリアコースに追加されました。

    Spotter

    • フロント/リアウィング及びサスペンションのダメージ報告についてスポッターがアップデートされました:
      • 多くのダメージが発生するとトリガーされるメッセージが増えます。また、部分的に修復された部品が再びダメージを負った場合にもメッセージがトリガーされます。これは 1回だけの初期ダメージとは異なり、部品が完全に修復された場合のみリセットされます。
      • キューに登録されたメッセージはパーツが修復されたり、より大きなダメージを負った場合には、メッセージ自体がキャンセルされることがあります。
        • これらの修正は、チームが車両から受け取る不正確なダメージ状況や、ピットから出てすぐに受け取るメッセージを正すことを目的に行われました。
    • Ari Cejas さんによってスペイン語スポッターパックがアップデートされました。
      • Thank you, Ari!
    • Guto Colvara によってポルトガル語スポッターパックがアップデートされました。
      • Thank you, Guto!

    Cameras

    • コクピットモデルでコクピット内のカメラが車外に影を適切に投影するようになりました。

    Replays

    • リプレイスプールが有効なとき、「_spool.tmp」ファイルが「%USERPROFILE%\Documents」フォルダでなく「%LOCALAPPDATA%」フォルダに書き込まれます。
      • これはマイクロソフト OneDrive がリプレイ用一時ファイル _spool.tmp をクラウドへ同期することでアップロード帯域を使われるのを防ぐ試みです。
      • 以前の動作に戻すには、 app.ini の [Replay] spoolRecordingToDir=C:\users\user_name\documents\iracing\replay を編集することができます。
    • コースの端に水が表示されることがあった問題を修正しました。
    • 一部のリプレイで、イベント中に存在した雲が表示されない問題を修正しました。

    Voice Chat

    • ボイスチャットの音量調整をしているつもりが、異なる音声入力チャンネルの音量調整をしているように見えた UI の問題を修正しました。

    Controllers

    • Razer と Logitech のキーボード両方でキーボードのバックライトを修正したので、そのレスポンスがリニアになりました。シム起動時に少量のバックライトが Logitech キーボードに追加されてキーが読みやすくなりました。

    Force Feedback

    • 一部の Logitech ハンドルの 360 Hz FFB モードのサポートが追加されました。これはデフォルトで有効ですが app.ini の [Force Feedback] enableFFB360HzInterpolated=0 設定で無効化することもできます。
    • ブレーキのキャリブレーションでブレーキペダルがロードセルペダルかどうか確認して、ブレーキカーブを自動設定できるようになりました。
    • Auto ボタンは走行から走行まで一貫性があります。
    • 新しいクラッシュサスペンションロジックの一部のクラッシュフォースが裏抜けする問題を修正しました。衝突時はもっと静かになります。

    Telemetry

    • 新しいテレメトリ変数 IsGarageVisible が追加されました。
      • この変数はガレージ画面が表示されているときに True を返します。ガレージフィジクスが使用されていることを示す既存の変数 IsInGarage と関連しています。
        この変数はチームセッションで便利です。例えば、車はガレージに入っていなくてもクルーチーフががレージ画面を開くことがあります。配信でガレージの値を見せたくない場合に示すことができます。

    2023s2 リリースノート:

    Release Notes

    2023 シーズン 1 ビルド パッチ 3 ホットフィックス 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – ハイライト
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Simulation
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – iRacing UI
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Cars
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Tracks
    Release Notes for iRacing UI (7.24.5)
    Release Notes for iRacing UI (7.25.0)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.1)
    2023 Season 1 Hotfix 1 Release Notes [2022.12.08.01]
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.2)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.3)
    2023 Season 1 Hotfix 2 Release Notes [2022.12.14.02]
    2023 Season 1 Hotfix 3 Release Notes [2022.12.15.02]
    2023 Season 1 Patch 1 Release Notes [2022.12.20.03]
    2023 Season 1 Patch 2 Release Notes [2023.01.06.02]
    Release Notes for iRacing UI (7.26.1)
    2023 Season 1 Patch 3 Release Notes [2023.01.06.02]
    2023 Season 1 Patch 3 Hotfix 1 Release Notes [2023.01.26.06]


    2023 シーズン 1 パッチ 3 リリースの修正を行うホットフィックスです。

    SIMULATION:

    Tire Model

    • 一部の車両で縁石やランブルストリップを通過するとタイヤラバーが不自然な状態になる問題を修正しました。

    Surface Model

    • グラベルのソフト路面モデルの設定をアップデートしました。

    New Damage Model

    • 接触してくっ付いたボディ同士が離れるまでにどのように振る舞うのか、システム全体に渡って調整を行いました。この変更はオブジェクト同士が引っかかる可能性と程度を引き下げるように設計されました。
      • 互いに接触しているオブジェクト同士は、それらの接触面によって生じた摩擦力を打ち負かす角度や力によっては、その側方変位を許容する必要があります。変位が大きすぎると、引っ掛かりの原因となることがあります。これを防ぐために、接触方向軸に対して相対的な変位量を制限しています。
    • ウォールオブジェクトのフィジクス属性を調整して、引っ掛かったり捕まってしまうことのないようにして、車両がウォールに潜り込んでスタックしてしまう可能性を減らしました。衝突から受けるダメージがウォールタイプに基づいてより一様となるように調整が行われました。
      影響を受けるウォールタイプ: コンクリート、ダイヤ型に編まれたワイヤフェンス、ARMCO バリア、タイヤウォール

    Replays

    • 参加車種の多いセッションのリプレイをロードしたあとで 10秒程度暗い画面になることのあった問題を修正しました。

    CARS:

    GT3 Cars

    • 新ダメージモデルのチューニングを完了して縁石の衝撃で傷が付きすぎないようになりました。

    NASCAR Cup Series Next Gen Toyota Camry

    • フロントフェンダーのテクスチャマッピングをアップデートしました。2023シーズン用アップデートの UV ワープの一部を修正し、カメラ距離に応じたダメージデカールの問題を修正します。

    TRACKS:

    Daytona International Speedway

    • (Road Course) – バンクのエプロンではスローダウンペナルティとなるようにし、エプロンが使える範囲を示すコーンを調整しました。

    Release Notes

    2023 シーズン 1 ビルド パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – ハイライト
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Simulation
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – iRacing UI
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Cars
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Tracks
    Release Notes for iRacing UI (7.24.5)
    Release Notes for iRacing UI (7.25.0)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.1)
    2023 Season 1 Hotfix 1 Release Notes [2022.12.08.01]
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.2)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.3)
    2023 Season 1 Hotfix 2 Release Notes [2022.12.14.02]
    2023 Season 1 Hotfix 3 Release Notes [2022.12.15.02]
    2023 Season 1 Patch 1 Release Notes [2022.12.20.03]


    このパッチで 2023 シーズン 1 リリースの様々な修正とアップデートをリリースします!

    iRACING UI:

    Profile

    • メンバーのプロフィールウィンドウでクラブアイコンが2回表示されていた問題を修正しました。

    Hosted Racing

    • プラクティス/予選/レースのセッション情報の表示を追加しました。
      • テーブル表示やタイル表示でセッションのタイプと長さが適切に表示されるようになりました。例えば「P: 30m | Q: 5L | R: 1hr」や「P:- | Q:- | R: 100L” と表示されます(「-」はセッションがないことをしめします)。
    • 将来予定されているリーグセッションが透過状態で読みにくかったのを改めました。

    AI Racing

    • AI レースイベントでは全コースで 4月と 6月しか選択できなかったのを修正しました。AI ドライバーが 3か月以上働けるようになりました。

    Results

    • シリーズのリザルト一覧に Field Size 列を追加しました。

    SIMULATION:

    Race Control

    • ジャンプスタートとローリングスタートでのペース速度のブラックフラッグペナルティは Stop and Go からドライブスルーに変更されました。
    • 誤ったブラックフラッグが掲示されないようにローリングスタートのブラックフラッグ判定を調整しました。

    AI Racing

    • AI ドライバーが GT3 クラスと Porsche 911 GT3 Cup (992) のレーススキルを改善しました。

    Options

    • to と too の誤りを修正しました。

    CARS:

    GT3 クラス

    • 新ダメージモデルで、フロントのラバーブロックの硬度と摩擦抵抗を縮小させ、縁石の衝撃で極端な挙動にならないようにしました。

    Audi R8 LMS GT3

    • 2023s1 BoP 調整: 車体重量が増加、燃費も更新されました。

    BMW M4 GT3

    • 2023s1 BoP 調整: 車体重量が引き下げられました。

    Dallara IR18

    • いくつかのブランドが調整されました。

    Dallara P217

    • 新ダメージモデルで、サイドやノーズの擦過ダメージのパラメータをアップデートし、ホイールの破壊限界を引き下げました。
    • 新ダメージモデルで、縁石の衝撃でサイドミラーが非現実的なダメージを負っていた問題を修正しました。

    Ferrari 488 GT3 Evo 2020

    • 2023s1 BoP 調整: エンジントルクを若干引き下げ、燃費を見直しました。

    Global Mazda MX-5 Cup

    • 一部デカールを見直しました。

    Lamborghini Huracán GT3 EVO

    • 2023s1 BoP 調整: 車体重量を増やし、燃費を見直しました。
    • 新ダメージモデルで、車のボディ下のダメージによって車体側面に擦過痕が表示される不具合を修正しました。
    • コクピット側のサイドウィンドウパネルが夜間に黄色くなっていたのを修正しました。

    McLaren MP4-12C GT3

    • 2023s1 BoP 調整: 車体重量を若干増加させ、燃費を見直しました。

    Mercedes-AMG GT3 2020

    • 2023s1 BoP 調整: 車両重量を若干引き下げ、燃費を見直しました。

    Porsche 911 GT3 Cup (992)

    • 一部の車両パラメータをアップデートしてリアリズムを改善しました:
      • タイヤ属性とパラメータを若干アップデートしました。
      • 制動力を若干削減しました。
      • フロントとリアのサスペンションジオメトリとロールセンターをアップデートしました。
      • 空力バランスを若干リア寄りにしました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Porsche 911 GT3 R

    • 2023s1 BoP 調整: エンジントルクを若干引き上げました。

    [Legacy] Dallara DW12

    • ブランディングの調整を行いました。

    [Legacy] Dallara – 2009

    • タイヤのブランディングを調整しました。

    [Legacy] Pro Mazda

    • デカールのブランディングを調整しました。

    TRACKS:

    Centripetal Circuit

    • コース外壁から地形の端が染み出ていた問題を修正しました。

    Virginia International Raceway

    • 樹木のカメラ距離による描画ディテールを改善しました。
    • SpeedTree インスタンスを大きく削減して一部をTreeline モデルに置き換えました。
    • ボリュームを増やし、カールさせたり、ねじったり、葉を塊にして並べたりして、すべての樹木を調整して表示を改善しました。樹木への風の影響も削減され、風が舞うのを防ぎます。

    Release Notes

    2023 シーズン 1 ビルド パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – ハイライト
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Simulation
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – iRacing UI
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Cars
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Tracks
    Release Notes for iRacing UI (7.24.5)
    Release Notes for iRacing UI (7.25.0)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.1)
    2023 Season 1 Hotfix 1 Release Notes [2022.12.08.01]
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.2)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.3)
    2023 Season 1 Hotfix 2 Release Notes [2022.12.14.02]
    2023 Season 1 Hotfix 3 Release Notes [2022.12.15.02]


    このパッチでは 2023 シーズン 1 リリースの様々な修正とアップデートに加えて 2022 年レーザースキャンバージョンの Virginia International Raceway を配信します!

    SIMULATION:

    Race Control

    • スタートゾーンに関して、「Passed the Leader」ブラックフラッグを決定づけるまでの余裕を少し拡大しました。

    AI Racing

    • Virginia International Raceway の全レイアウトを AI レースで使用できるようになりました!
    • AI ドライバーが Toyota GR86 のレーシングスキルを向上させました。
    • AI ありホストセッションでホスト役が再接続するとシムがクラッシュする問題を修正しました。
    • AI ありホストセッションからホストが切断されるとすべての AI 車両はセッションから消えます。ホストが再接続すると AI 車両もコースに再出現します。

    Active Reset

    • 開始位置に戻るために車がウォールや橋やコース路面を通過して直接ワープするような場所で Active Reset が実行されると車が爆発する可能性があった問題を修正しました。
    • Active Reset 実行時にすべてのタイヤダメージが左前タイヤのダメージで上書きされてしまう問題を修正しました。
    • Active Reset 実行時にオブジェクトとの衝突過程だったとき、車両に爆発的なフォースが働く可能性があった問題を修正しました。

    New Damage Model

    • ホイールが修理されない車両があった問題を修正しました。これは特にヒーリングダメージシステムが使われた際に顕著で、回復したあとすぐにダメージを受けるため、エンドレスの自己破壊ループに陥ります。以下の車両でこの修正が行われました:
      • Dallara iR-01
      • Formula Renault 2.0
      • Mercedes-AMG W12 E Performance
      • Mercedes-AMG W13 E Performance
    • 増加するダメージを受けたあとで破壊限界が逆転する可能性があった問題を修正しました。これは爆発的な副作用を引き起こす可能性がありました。

    Graphics

    • 夜間シャドウマップが暗すぎたり薄暗く表示される問題を修正しました。

    Visual Effects

    • 夜間のパーティクルエフェクトを縮小しました。

    CARS:

    GT3 Cars

    • 新ダメージモデルで、すべてのマウントにおける破壊限界を大幅に引き下げました。

    BMW M4 GT3

    • 新ダメージモデルで、ヘッドライトを失う可能性があったフロントパーツが外れなくなりました。ボンネットフードマウントは若干強化されました。

    BMW M Hybrid V8

    • 新ダメージモデルで、高い速度で衝突したあとでスピンするのを防ぐためにホイールテザーが弱められました。

    Dallara IR18

    • 一部の車でダメージを受けていないのに深刻な擦過痕が出現する問題を修正しました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Dallara P217

    • 新ダメージモデルで、高い速度で衝突したあとでスピンするのを防ぐためにホイールテザーが弱められました。
    • ダメージによってなくなってしまったはずのリアブレーキライトが点灯していた問題を修正しました。

    Ford Mustang FR500S

    • ミラーの順番を修正しました。

    Porsche 911 GT3 R

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Toyota GR86

    • 特に低温時に見られた好ましくない自転車的な振る舞いに対処すべくタイヤコンパウンドを調整しました。
    • 低車高セットアップのフロント車高制限を調整しました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    VW Jetta TDI Cup

    • デフォルトのカーペイントがパターン 0に更新されました。

    [Legacy] Dallara IR-05

    • 「[Legacy] IndyCar Dallara – 2009」から「[Legacy] Dallara IR-05」に車名を変更しました。

    TRACKS:

    Circuit de Nevers Magny-Cours

    • キューブマップがコースより下にあった問題を修正しました。このコースの多くのオブジェクトで反射とアンビエント照明の描画で白が強すぎる問題を引き起こす可能性がありました。

    Homestead Miami Speedway

    • 「IndyCar Oval」レイアウトの名称が「Open Wheel Oval」に変更されました。

    Indianapolis Motor Speedway

    • コースレイアウト「IndyCar Oval」と「IndyCar Oval – 2009」の名称をそれぞれ「Open Wheel Oval」と「Open Wheel Oval – 2009」に変更しました。

    Lucas Oil Speedway

    • 夜間照明が付きました!

    Sebring International Raceway

    • 路面に埋め込まれた地雷を取り除きました。
    • 最終コーナーで一部のコンクリートセクションが存在していなかった問題が修正されました。

    Sonoma Raceway

    • コースレイアウト「IndyCar 2012-2018」「IndyCar 2008-2011」「IndyCar pre-2008」の名称をそれぞれ「Open Wheel 2012-2018」「Open Wheel 2008-2011」「Open Wheel pre-2008」に変更しました。

    Virginia International Raceway

    • NEWLY REBUILT TRACK!
    • Virginia International Raceway が 2022 レーザースキャンデータと新しいアートワークで完全に新しく現代的なコースになりました。
      • 5つのレイアウトが含まれます: Full Course, Grand Course, North Course, South Course, Patriot Course.
    • この新コースは iRacing のベースコンテンツとして追加されたのですべての iRacing メンバーが 100% 無償で入手できます!
    • このコースのすべてのレイアウトが AI レースで使用可能です!
    • 既存バージョンの Virginia International Raceway は廃止となり、iRacing では使用できなくなりました。

    IndyCar License Update

    別途インディカーのライセンスに関するアナウンスもありました。
    Indycar License Update
    https://forums.iracing.com/discussion/33967/indycar-license-update

    インディカーが別の開発者と 2023年 1月 1日から効力を持つ独占契約を結んだため、iRacing の現在のライセンス契約は 2022年末で切れとなります。現在は新しいライセンス契約の最終調整中のため詳細は変更などがあるかもしれませんが、iRacing でのインディカーレースの表示方法は明らかに変更されています。最も重要なのは公式のインディカーブランドでのシリーズ運営ができなくなることであり、そのため iRacing インディ 500 もなくなります。またサイトからインディカーのロゴも削除されます。
    ダラーラのレースカー IR18, DW12, IR-05 は引き続きサポートされ、非インディカーシリーズについては変更はありません。

    Release Notes

    2023 シーズン 1 ビルド ホットフィックス 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – ハイライト
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Simulation
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – iRacing UI
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Cars
    2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Tracks
    Release Notes for iRacing UI (7.24.5)
    Release Notes for iRacing UI (7.25.0)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.1)
    2023 Season 1 Hotfix 1 Release Notes [2022.12.08.01]
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.2)
    Release Notes fir iRacing UI (7.25.3)


    2023 シーズン 1 リリースの様々な修正とアップデートをこのホットフィックスで配信します。

    iRACING UI:

    Paint Shop

    • VRS ロゴがアップデートされました。

    SIMULATION:

    Race Control

    • グリーンフラッグの瞬間に 2 番目の車列の先頭車両が 1 番目の車列の先頭車両より前にいた場合のペナルティをストップ & ゴーからドライブスルーに変更しました。

    Active Reset

    • タイヤコンディションの状態が保存されずに Active Reset で正しくリセットされない問題を修正しました。

    New Damage Model

    • ホイールが壊れていた場合にはサスペンションに力は掛かりません。
      • これにより、サスペンションの過伸張を修理したのにホイールが過伸張の影響を受けた位置に残ってしまう問題が修正されました。

    Graphics

    • コクピットのレンダリング変更による VR フレームレートパフォーマンスの問題を修正しました。
    • ゴーストカーがプレーヤーカーのコクピットのレンダリングをブロックする問題を修正しました。
    • ダート路面がチラつく問題を修正しました。
    • SpeedTree の影が「High Quality Trees」設定に従うようになりました。
    • Graphics Options 画面にあったスペルミスを修正しました。

    Force Feedback

    • 最近実装された Runaway 安全防御機構について、必要な状況でのみ作用してその効果が起動してすぐに消散するようにチューニングしました。
    • FFB Smoothing について 15% でなく 0% をデフォルトとしました。

    Usability Settings

    • app.ini [Adaptive] セクションに以下の新しいエントリーを追加しました:
      • highContrastCursor=1 | マウスカーソルを大きくコントラスト強くして見やすくします
      • raceLineWidth=0.6 | レーシングライン表示を太くします
      • pitLineAlwaysVisible=1 | ピットロード出入りのリンを常に表示してピットロード入口を判別しやすくします
    • ピットラインの色調整のための隠しエントリーが追加されています。詳細は iRacing Forum のこちら: https://forums.iracing.com/discussion/2145/adaptive-adjustments/p1

    CARS:

    NASCAR Cup Series Cars

    • UI モデルに凹みや擦過痕が現れていた問題を修正しました。

    [Legacy] V8 Supercar – 2014 Cars

    • UI モデルに凹みや擦過痕が現れていた問題を修正しました。

    BMW M4 GT4

    • エンジン音を改良しました。

    BMW M Hybrid V8

    • ドラフト(スリップストリーム)に関するパラメータを調整しました。
    • リアホイールがボディにくっついてしまうのを防ぐためにホイールテザーを少し長くしました。
    • コクピットカメラでフロントタイヤが描画されていなかったのを修正しました。
    • ガレージ画面で 4速ギアのスペルミスを修正しました。

    Dallara iR-01

    • UI モデルでカーボンファイバーの表面に凹みや擦過痕が現れていた問題を修正しました。

    Dallara P217

    • リアホイールがボディにくっついてしまうのを防ぐためにホイールテザーを少し長くしました。

    Dirt Late Model

    • (Super) – iRacing セットアップをアップデートしました。

    Dirt UMP Modified

    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    Formula Vee

    • UI モデルでアンビエントオクルージョンと法線マップが不適切に表示されていた問題を修正しました。

    Mercedes-AMG GT3 2020

    • UI モデルの耐久レース用ライトに関する問題を修正しました。

    Mercedes-AMG W13 E Performance

    • ガレージ画面から重量配分調整が削除されました。
    • 新ダメージモデルで、ホイールの破壊限界の引き上げなどチューニングを行いました。

    Toyota GR86

    • セットアップパラメータをアップデートしました: 最低空気圧の引き上げ、最低搭載燃料量の制限、最大フロントキャンバーの制限
    • ボンネットフードが外れたとき、VR ではエンジンコンポーネントが消失していた問題を修正しました。

    TRACKS:

    Circuit de Nevers Magny-Cours

    • 浮いていたファンを地面につけました。

    Lucas Oil Speedway

    • 夜間照明が使えるようになりました!
    • コーションライトのプラグが接続されました。

    Sebring International Raceway

    • シェーダー設定が Low のとき、スペックマップが適切に働いていなかった問題を修正しました。
    • キャッチフェンスがアップデートされました。

    Wild West Motorsports Park

    • 丘の斜面に明るいピンクの線が表示されていた問題を修正しました。

    Release Notes

    2022 シーズン 4 ビルド パッチ 2 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2022 Season 4 Release Notes [2022.09.06.02]
    Release Notes for iRacing UI (7.13.0)
    2022 Season 4 Patch 1 Release Notes [2022.09.14.02]
    2022 Season 4 Patch 1 Hotfix 1 Release Notes [2022.09.21.02]
    Release Notes for iRacing UI (7.14.1)
    2022 Season 4 Patch 2 Release Notes [2022.10.12.02]
    Release Notes for iRacing UI (7.15.1)
    Release Notes for iRacing UI (7.15.2)
    Release Notes for iRacing UI (7.15.3)

    このパッチには 2022 シーズン 4 リリースのアップデートと修正が含まれます。

    iRACING UI:

    Create a Race

    • Create a Race, Test Drive, AI Single Race, AI Seasons の日時指定部で時刻が誤って表示されることのあった問題を修正しました。

    Team Racing

    • Team モーダルウィンドウで Team Paint Shop ボタンが見つけやすくなりました。

    Dynamic Images

    • シミュレータが生成するヘルメットやカーペイントの画像が適切に UI に読み込まれないことがあった問題を修正しました。

    SIMULATION:

    Race Control

    • ローリングスタートでイン側のリーダーが不在のときにグリーンとならない問題を修正しました。

    Dynamic Track

    • ダートオーバルのトラックウォールに沿ったダートの高さの問題で、過剰なバンプが発生して新ダメージモデルが有効な車両が引っかかることがあったのを修正しました。

    Spotter

    • TJ and Steve スポッターパックから紛らわしいチェッカーフラッグメッセージを取り除きました。

    TRACKS:

    Indianapolis Motor Speedway

    • (IndyCar Oval) – タイムアタックでロードコースのストールからスタートして直ちにブラックフラッグとなる問題を修正しました。

    Release Notes

    2022 シーズン 4 ビルド パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2022 Season 4 Release Notes [2022.09.06.02]
    Release Notes for iRacing UI (7.13.0)
    2022 Season 4 Patch 1 Release Notes [2022.09.14.02]
    2022 Season 4 Patch 1 Hotfix 1 Release Notes [2022.09.21.02]
    Release Notes for iRacing UI (7.14.1)

    このパッチには 2022 シーズン 4 リリースのアップデートと修正が多数含まれています。

    iRACING UI:

    Loading

    • シムのロードエラー時に表示される情報を増やしました。
      • カスタマーサポートへの連絡時に、可能でしたらエラーメッセージの内容すべてを添えてください。

    Payment

    • 支払いに iRacing Credit から優先して使用するオプションスイッチを「My Account Settings」に追加しました。

    SIMULATION:

    Race Control

    • ペースカー速度の遅い小さなコースでは、グリーンフラッグゾーンをスタート/フィニッシュラインよりもかなり後方に拡張することで、システムが適切に計算処理を行えるようにしました。
      • これにより、計算で求められたグリーンフラッグゾーンがスタート/フィニッシュラインのすぐ近くだったときの問題が発生する可能性が小さくなります。つまり、リスタート時にはグリーンフラッグの前にリーダーはスタート/フィニッシュラインを越えてしまうことがあるので、特に「Do Not Count Caution Laps」オプションが有効な場合にはラップカウントに問題が発生したりしていました。

    AI Racing

    • ロードコースで AI ドライバーが 2台以上サイド バイ サイドとなったとき、突然ステアリング入力が大きくなる AI の攻撃性の問題を修正しました。
    • 一部の AI ドライバーで、燃料消費量を推測する能力にエラーがあったのを修正しました。

    Audio

    • LFE システムで、プレイヤーの車両ではない他の車のエンジンが爆発したときにエンジン爆発の LFE エフェクトが発動してしまう問題を修正しました。

    Pits

    • 自動ピットスピードリミッターがパレードラップで適切に無効化されていなかった問題を修正しました。
    • 自動ピットスピードリミッターはテストセッションでも有効とみなすようになりました。

    Camera

    • カメラを計測装置とすることのできる Mark Mode が追加されました。
      • 計測開始地点にカメラを配置してマークしたら、計測点へカメラを移動させて直接的な距離(D) または X/Y/Z で計測値を取得します。

    Sporting Code

    • 公式 iRacing スポーティングコードにいくつかの更新を行いました:
      • ttRating に関する情報を追加しました。
      • プロテストには証拠を提出する必要があることを知らせる文章が追加されました。
      • 「Tanking」と呼ばれる振る舞いについて情報を追加しました。

    CARS:

    Touring Cars

    • ブレーキバイアスの調整幅をアップデートしました。
    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Audi 90 GTO

    • ペイントパターン 1 について、ボンネットのカーナンバーが重複していた問題を修正しました。

    Ford GTE

    • 一部のヘッドライトバルブが紛失する問題が修正されました。

    Honda Civic Type R

    • ダッシュボードの油圧計の単位がデシバールからバールへ変更されました。

    Lotus 79

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Porsche Mission R

    • ガレージで調整できるブレーキバイアスについて、コクピットからの調整と同じように調整できるようになりました。

    Skip Barber Formula 2000

    • 新ダメージモデルで、ホイールと一部ボディパネルのイールドおよび破壊限度が引き下げられました。
    • 新ダメージモデルで、タイヤのトレッドとサイドウォールの属性が個別にアップデートされました。

    TRACKS:

    Bristol Motor Speedway

    • パレードラップに向けてピットを離れるとき、オープンしていないピットへ入ったとして 24番手が黒旗を受けることがあった問題を修正しました。

    Circuit Park Zandvoort

    • ピットアウトのマージチェックポイントについて修正しました。

    Daytona International Speedway

    • (2008 Configs) – 地形の一部ピースが環境オブジェクトを貫通していた問題を修正しました。

    Lucas Oil Speedway

    • ピットレーンの縫い目を埋めました。

    Road Atlanta

    • ショートコース出口近くの芝にあった縫い目を埋めました。
    • 沈みこんで脱出を阻むグラベルトラップのモンスターを取り除きました。

    Rudskogen Motorsenter

    • コーションライトが機能するようになりました。

    Sonoma Raceway

    • ターン4 のエイペックスにあった地雷を取り除きました。

    Release Notes

    2022 シーズン 4 ビルド パッチ 1 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ※今季これまでのリリースノート:
    2022 Season 4 Release Notes [2022.09.06.02]
    Release Notes for iRacing UI (7.13.0)
    2022 Season 4 Patch 1 Release Notes [2022.09.14.02]


    2022 シーズン 4 リリースのアップデートと修正をこのホットフィックスで配信します。

    iRACING UI:

    General

    • Windows がサポートされていないバージョンだったり、サポートされていないバージョンの Windows 互換モードで iRacing が実行されていると、起動時に警告メッセージを表示するようになりました。

    SIMULATION:

    Controllers

    • より多くの XInput 対応デバイスでトリガー軸を分離できるようになりました。

    Race Control

    • Wheatland のようなコースで One to Green となったあと、スタート/フィニッシュラインを過ぎてすぐにペースカーがはけてしまう問題を修正しました。ラップリーダーがまだスタート/フィニッシュラインを越えていなければすぐに Green となる可能性がありました。ペースカーに最後の 1 周を走行してもらいます。
    • コーションの原因となったインシデントに関わった車両が誤ってマークされる問題を修正しました。車列後部へと周されたあとすぐに車列前方のペースカー背後へと周されて One to Green でウェーブアラウンドされるるようなことが発生する可能性がありました。
    • 数コンパウンド使用ルールについて、複数コンパウンドを使用しないと失格になる、と表示される問題を修正しました。
    • シムで表示されるスプリットタイムとリザルトで得られるスプリットタイムが正確に一致するようになりました。
    • 予選周回が Invalid とマークされてスコアされなくなる可能性があった問題を修正しました。今後レースサーバーで行われるホストセッションについてもこの修正が適用されます。

    Spotter

    • スペイン語スポッターパックの左右コールの問題を修正しました。
      • Ari Cejas さんありがとう!

    User Interface

    • F1 ブラックボックスでドライバーの Ahead/Behind で前後ドライバーとのタイム差が表示されていなかった問題を修正しました。
    • セッションの Info タブで単位系の変更に応じて適切に更新されるよう修正しました。

    CARS:

    NASCAR Classic 1987 Cars

    • ほとんどのボディパネルの降伏限界及び破壊限界を引き下げました。

    Aston Martin DBR9 GT1

    • ルーフマウントの降伏限界を引き上げました。

    Chevrolet Corvette C6.R

    • ノーズ、フード、リアマウントの降伏限界を引き下げました。

    Dirt Late Model

    • (Limited and Pro) – 誤って DIRTcar スポンサーシップが付いていた問題を修正しました。

    Dirt Sprint Cars (All)

    • 新ダメージモデルの素材属性をアップデートしました。

    Ford GT2/GT3

    • ルーフマウントの降伏限界を引き上げました。

    Modified – NASCAR Whelen Tour Modified

    • ロード用の iRacing セットアップをアップデートしました。

    Super Late Model

    • Bullring 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

    Supercars Ford Mustang GT

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Supercars Holden ZB Commodore

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet SS – 2013

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    [Legacy] NASCAR Cup Ford Fusion – 2016

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    TRACKS:

    Circuit of the Americas

    • コースの路面パラメータを若干調整しました。これによりわずかにグリップが低下します。

    Fuji International Speedway

    • コースの路面パラメータを若干調整しました。これによりわずかにグリップが低下します。

    Hockenheimring Baden-Württemberg

    • (All PEC Configs) – BMX ファイルに関するエラーメッセージが表示される問題を修正しました。