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Tag: Navarra

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 リリースの様々な更新と修正を配信します。このパッチでは Oswego Speedway の Dirt レイアウトがリリースされます。また、2024 シーズン 2 リリースから始まった GPU クラッシュ問題に関するアップデートも含まれます。

iRACING:

Web Data API



  • Results / Get

    • リザルトの各車両クラスに SOF と台数を示す strength_of_field’および‘num_entries’を追加しました。

    • リザルトの天候オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’および‘simulated_start_utc_offset’を削除し、API の他のエリアでは天候オブジェクトに一致させるために‘simulated_start_time’を追加しました。



  • Series / Seasons

    • スケジュールオブジェクトから重複した‘simulated_time_multiplier’を削除しました。各スケジュールの weather オブジェクトのみに現れるようになりました。

    • スケジュールの weather オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’を削除しました。



SIMULATION:

Race Servers



  • 選択されたコースでローリングスタートができるかどうかの検証処理を改善しました。

AI Racing



  • AI ドライバーが使うウェットレースの走行ラインが増えました。ヘビーレインでは特に増えました。

  • スーパースピードウェイで AI ドライバーがピットやグリッドから離れるのを忘れてしまうことがあった問題を修正しました。

  • iRacing Superspeedway で AI ドライバーが一部のファイナルレシオを使用したとき、シムがクラッシュする可能性があったアスファルトオーバル車両の問題を修正しました。

iRacing Weather System



  • フロントガラスを伝っていく雨粒のエフェクトを更新し、雨粒がそこから離れる前に消えてしまわないようになりました。

  • その時点で雨が降っていなかったのに雨が表示されてしまう問題を修正しました。

  • リプレイでのフロントワイパーの動作を改善しました。

  • セッションのウェット/ドライ状況と車両速度に基づいて、ワイパーによるフロントガラスのウェット/ドライ状況の進捗状態について改善しました。

  • HDR が無効なときにエアロスプレーがブロック状になっていた問題を修正しました。

  • リプレイ、特に巻き戻したりウェット/ドライが移り変わるタイミングにおいて、フロントガラスのウェット/ドライ描画を改善しました。

  • 自動ワイパーが無効で手動でワイパーを動かしたとき、フロントワイパーが水を正しく履いてなかった問題を修正しました。

  • フロントガラスの視覚エフェクトに使われる時間が不正確になる可能性があった問題を修正しました。

Cars



  • 競争相手の車両が誤ったウィング角度で表示される問題を修正しました。

Graphics



  • 2024 シーズン 2 リリース以降レポートされてきた GPU クラッシュを回避するエビデンスを示すアップデートが行われました。

    • パーティクルシステム PopcornFX でのみ SMP/MVP/SPS を無効化するメカニズムを追加しました。いくつかのエビデンスが、iRacing Weather System リリース後に PopcornFX システムと作用する処理が GPU のクラッシュを引き起こしていたことを示していました。

    • このパッチリリースで、Nvidia のみの特殊モード (SMP/MVP/SPS) は PopcornFX システムをバイパスします。これらのモードはすべてのレンダリングに有効です。この変更はパフォーマンス処理とフレームレートに最小限の影響しか与えません。

      • この新しいデフォルトを変更したい場合、適切な“rendererDX11*.ini”ファイルの“PopcornFXSPSAllowed”と“PopcornFXSMPMVPAllowed”をどちらも“1”にすることでパーティクルシステム用に Nvidia 専用モードを再有効化します。





  • フル解像度のパーティクルエフェクトが画面左上に正しく表示されない問題を修正しました。

Replays



  • 出走登録したのに入室しなかったドライバーがいたセッションのリプレイがロードに失敗する可能性があった問題を修正しました。

Controls



  • Conspit ペダルの振動サポートが追加されました。

  • 最新の Simucube API が統合されました。

  • “enable360HzInterpolated=0”と設定された Simucube ホイールでフォースフィードバックが適切に有効にならない問題を修正しました。

Telemetry



  • レースサーバ名がセッション文字列に記録されるようになりました。

CARS:

GT3 Class Cars



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

    • Daytona International Speedway と Circuit des 24 Heures du Mans では最長のギアレシオが使用されるようになりました。Nürburgring セットアップをリネームし、ノルドシュライフェ混合レイアウトで自動的に読み込まれるようになりました。



LMP1 Class Cars



  • ダメージモデルで、曲がったホイールを完全に修理できるようになりました。

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars



  • タイヤパラメータがアップデートされ、全体的なコンディショニングが早くなりました。

  • ダメージモデルで、フロントタイヤのサイドウォールの摩擦が少なくなり、壁面との接触挙動が改善されました。これは特に対戦相手車両を見たときに顕著でした。

Rallycross Vehicles



  • ダメージモデルで、ラリークロスレイアウト以外でレースを行う際には、多少曲がったホイールでも完全に修理できるようになりました。

  • ダメージモデルで、ホイールの横方向の破壊限界が引き上げられました。

Stock Car Pro Series Class Cars



  • この車両の旧ダメージモデルが使われた古いリプレイがロードできなかった問題を修正しました。

Street Stocks



  • ドライブシャフトが視覚的にずれていた問題を修正しました。

  • ダメージモデルをチューニングして、エンジンのダメージ伝達がさらに減らされ、ノーズが若干強化されました。

V8 Supercars Class Cars



  • ダメージモデルをチューニングして、ホイールが強化され、ノーズ構造体をアップデートしてフロントホイールのカバー範囲を拡大しました。

Acura ARX-06 GTP



  • BoP調整: ダウンフォースとエンジン出力を若干引き下げました。

BMW M4 GT3



  • UI モデルが誤ったリアウィングエンドプレートを使用していた問題を修正しました。

BMW M4 GT4



  • レインライトをアップデートしました。

  • ダメージを負っていないレインライトの見た目をアップデートしました。

  • 水しぶきの向こうでも見やすいようにブレーキライトをアップデートしました。

  • コクピットのラベルのテクスチャをアップデートしました。

  • バックファイアエフェクトをアップデートしました。

  • 特定カメラ距離でのホイール表示の問題を修正しました。

  • ダメージを負っていないのにダメージを受けたパーツが描画される問題を修正しました。

Dallara IR18



  • ステアリングウェイトが 2024 シーズン 3 以前の値にリセットされました。

Dallara P217



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Dirt Micro Sprint Car



  • (Outlaws) – この車両タイプがピットサービスを受けられなかった問題を修正しました。

  • 外部エンジンサウンドを改善しました。

Ford Mustang FR500S



  • UI モデルにおけるアンビエントオクルージョンの問題を修正しました。

Ford Mustang GT3



  • ダメージモデルで、完全に取り付けられた状態のノーズが強化されました。

  • iRacing セットアップでリアキャンバーを増やしました。

Ligier JS P320



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified



  • (Modified – SK) – ダメージモデルで、フロント及びリアバンパーの剛性がアップデートされました。

NASCAR Xfinity Ford Mustang



  • 他のNASCAR Xfinity 車両と同じようにペイントパターンの黒の縁取りをアップデートしました。

Nissan GTP ZXT



  • ダメージモデルのチューニングを行って、ノーズを強化して破壊限界を引き上げ、コーンで破壊されないようになりました。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR



  • 遠距離カメラでレインライトが働いていなかった問題を修正しました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)



  • SIlverstone 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 R (992)



  • コクピットのプルタブのテクスチャをアップデートしました。

Radical SR8



  • 夜間にヘッドライトが適切に動作していなかった問題を修正しました。

Ruf RT 12R



  • コクピットのミラーが極端に暗かった問題を修正しました。

Street Stock – Casino & Eagle



  • 数字フォントの傾き指定が逆になっていた問題を修正しました。

[Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

TRACKS:

Circuito de Navarra



  • 誤ったピットストールがレーシング路面に置かれてしまい、そのエリアを通過する車両に問題が発生していたのを修正しました。

  • 最終コーナーのブレーキマーカーを修正しました。

  • 様々なオブジェクトがカメラ距離の変更に応じて視覚的にポッピングしていた問題を改善しました。

Daytona International Speedway



  • (2008 Configs) – ピットロードの後ろを走行して周回できていた問題を修正しました。

Oswego Speedway



  • 新レイアウトを追加しました – Oswego Speedway – Dirt!

    • 新しいダートオーバルレイアウト Dirt が追加されました!



  • スキッドマークやアスファルトのヒビ、路面テクスチャを改良しました。

  • 競争相手の車両がインサイドのウォールに引っ掛かって空中に飛び上がるように見えることがあった問題を修正しました。

  • 一部のコンクリートバリアとアウトサイトウォール及びインフィールドフェンスが固体オブジェクトでなかった問題を修正しました。

  • 観客の配置を更新しました。

Sachsenring



  • 一部テクスチャをアップデートしました。

  • 風力タービンのビジュアルを改善しました。

  • 樹木ラインをアップデートしました。

  • 一部 ARMCO と路面のラインテクスチャをアップデートしました。

WeatherTech Raceway Laguna Seca



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

World Wide Technology Raceway (Gateway)



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 初期リリースの様々な更新と修正を配信します。フラッグマンのバーニー、一部車両でのダメージモデルの追加チューニング、安定度に影響するクリティカルな問題の修正、公平かつ一流のコンペティションを保証するための更新が含まれます。間もなく始まる Week 1 に備えましょう!

iRACING:

Profile – Awards

  • Rovaler アワードが同期されない可能性があった問題を修正しました。
  • The Profiler アワードは廃止されました。

SIMULATION:

iRacing Weather System

  • フロントガラスの結露が進むエフェクトを美的に改善しました。
  • 雨粒テクスチャの生成が高速化されました。

Race Control

  • ラリークロスイベントにペースカーが参加できないように一部の問題を修正して適切に無効化します。2017年に起こった問題により、(ペースカードライバーの)フレッドはラリークロスコースには入れません。

Engine

  • 駆動系のスプリングトルクが現実的なレベルに制限されるようになりました。不安定な駆動系を Zippy イベントを引き起こしてシミュレーションのフィジクスを壊すのを防ぎます。
    • 高速ギアでクラッチが滑るとき、不安定な数値で駆動系がひどく振動することがあります。この変更によってフィジクスエンジンがクラッシュしないよう保護されますが、ひどいノイズで駆動系が壊れる可能性があります。

Dirt Racing

  • 「Out of Control」インシデントの閾値を若干緩めました

Time Trial

  • タイムトライアルの有効周回数をロード及びダートで以下のように統一されました:
    • 2マイルに満たないコース = 8 周
    • 2マイル以上のコース = 5 周
    • Circuit des 24 Heures du Mans = 2 周
    • Nürburgring Nordschleife (混合レイアウトを含む全レイアウト) = 1 周

Graphics

  • 一部路面が光り過ぎていた問題を修正しました。

Spotter

  • スポッターテキストで一部の代名詞を更新しました。

Spotter – Foreign Language

  • ポルトガル語の Portuguese-Guto_Colvara パックにいくつかの音声を追加しました。

CARS:

NASCAR Cup Series Next Gen Series Car

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Truck Series Trucks

  • ダメージモデルについて、サイドスカートのダメージは修理できなくなりました。横方向の衝撃から右側のスカートがダメージを受ける可能性を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Street Stocks

  • ダメージモデルについて、エンジンおよび液体区画の耐久性を向上させ、ノーズの破壊限界を引き上げ、リア及びトランクの破壊限界を引き下げました。
  • フロントノーズカメラのずれを修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Acura ARX-06 GTP

  • ガレージ画面について、フロントヒーブスプリングの最大変位が 25mm に制限されました。

Aston Martin DBR9 GT1

  • ダメージモデルについて、リアパネルの擦過ダメージを調整しました。

Aston Martin Vantage GT4

  • 特定のカメラ距離でリアバンパーがずれていた問題を修正しました。
  • ウェットタイヤがあまりに暗かった問題を修正しました。
  • 雨天時にヘッドライトスイッチが有効化されました。

Audi R18

  • UI でのタイヤのレンダリング問題を修正しました。

BMW M4 GT4

  • コクピット内のミラーに雨しぶきが表示される問題を修正しました。
  • ペイントショップでのリアウィンドウがちらつく問題を修正しました。

Chevrolet Corvette Z06 GT3.R

  • ダッシュボードの燃費表示の桁数が誤っていた問題を修正しました。
  • IMSA パネルが GTD の緑でなく常に赤で表示されていた問題を修正しました。
  • 特定カメラ距離でテールライトが表示されない問題を修正しました。
  • 車外から見たときにリアビューカメラ画面が映るようになりました。
  • 相手車両で常に ABS 警告灯が点灯していた問題を修正しました。
  • UI のレンダリングで燃料キャップが表示されていなかった問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dirt Sprint Car

  • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

Dirt Sprint Car Non-Winged

  • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

Dirt Street Stock

  • エンジン回転数の数字が適切にレンダリングされていなかった問題を修正しました。

FIA F4

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Ford Mustang GT3

  • ピットストップでの調整が行えない問題を修正しました。
  • ダメージモデルについて、ルーフ構造を引き上げ、強化しました。
  • ダメージモデルについて、リアウィングとトランクが完全に取り外せるようになりました。
  • ブレーキバイアスのデジタル表示の問題を修正しました。
  • ピットスピードのオーバースピードバーがライブとリプレイリモートでテレメトリが異なる問題を修正しました。
  • カメラ距離によってウィンドウバナーの表示に問題があったのが修正されました。
  • IMSA イベントで IMSA デカールレイヤーが適切に使用されるようになりました。
  • コクピット内のミラーに雨しぶきが表示される問題を修正しました。
  • 熱せられたブレーキローターのテクスチャをアップデートしました。

Global Mazda MX-5 Cup

  • 右タイヤだけ交換するとシムがクラッシュする問題を修正しました。
  • UI 画像のフロントガラステクスチャを修正しました。

Honda Civic Type R TCR

  • タイヤリム表示の問題を修正しました。
  • UI モデルでフードラッチがついていなかった問題を修正しました。

Ligier JS P320

  • 雨天時にコクピットのダッシュボードボタンが適切に点灯するようになりました。

Lucas Oil Off Road Pro Trucks

  • (Pro 4 Truck) – タイヤ表示が暗すぎた問題を修正しました。

McLaren 570S GT4

  • レインライトが付いていなかった問題を修正しました。

McLaren MP4-12C GT3

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Mercedes-AMG GT4

  • トランクが外れてもレインライトが外れなかった問題を修正しました。
  • 遠距離カメラでレインライトが表示されなかった問題を修正しました。
  • 雨天時にヘッドライトスイッチが有効化されました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified

  • (Modified – SK) – ダメージモデルについて、リアからエンジンコンポーネントにまで到達する衝撃を引き下げました。

NASCAR Cup Series Toyota Camry

  • タイヤとリムのずれを修正しました。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

  • 雨天時のフロントガラスの反射に関する問題を修正しました。
  • リアのレインライトと Wet Tire デジタルディスプレイが適切に動作するようになりました。

Porsche Mission R

  • コクピットでフロントガラスがときどき反射しすぎていた問題を修正しました。

SRX

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

[Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

TRACKS:

Circuit of the Americas

  • 夜間にヘッドライトに適切に照らされるシェーダーで縁石を更新しました。

Circuito de Jerez – Ángel Nieto

  • バーニーが正しい位置でチェッカーフラッグを振るようになりました。

Circuito de Navarra

  • 伝説のフラッグマン、バーニーが到着しました!
  • ターン 11 のチェックポイントが調整されました。
  • (Speed Circuit – Short) – ピットレーンを通ってラップを完了できるエクスプロイトを修正しました。
  • (Speed Circuit – Medium) – 見えない壁を削除しました。

Nürburgring

  • コーナーの縁石がヘッドライトに照らされなかった問題を修正しました。

Oswego Speedway

  • アスファルトの色と粗さが調整されました。
  • ポプラの木を更新しました。

Sachsenring

  • 伝説のフラッグマン、バーニーが到着しました!
  • オフィスビルが表示されていなかったのが修正されました!
  • 一部表示されていなかった樹木が植えられました。
  • 駐車車両が追加されました。
  • 一部のバナーが更新されました。
  • 浮いて表示されていた観客やテントが修正されました。
  • 一部樹木モデルがトリミングされました。
  • オークの木のテクスチャが光り過ぎていた問題を修正しました。

Release Notes

2024 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s3 リリースノート:


TRACKS:

Algarve International Circuit

  • 風力タービンにアニメーションするブレードが追加されました。
    • これにより iRacing 内のシミュレートワールド全体に電力供給できる十分な再生可能電力が生成されます!
  • ピット出口のガードレールテクスチャの問題を修正しました。

Atlanta Motor Speedway

  • (Rallycross Short & Rallycross Long) – 浮いていたタイヤバリアを接地させました。

Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari

  • (Grand Prix) – トラックリミットをアップデートしました。
  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • コースのロゴがアップデートされました。

Autodromo Internazionale del Mugello

  • 一部のペイントされたランオフの色と一部ウォールを調整して現実世界とマッチするようになりました。
  • (Short) – ピットエントリーの通知がタイムリーに現れない通知の問題を修正しました。

Autódromo José Carlos Pace

  • レースコントロールのために、4 Wheels Off-Track システムが実装されています。
  • ターン 11 と 12 の間のランオフにスローダウンペナルティを追加しました。
  • ターン 4 のスローダウン検知場所を移動されたので、ターン 4 と 5 の間で外側のランオフを悪用しようとするドライバーにのみ影響します。
  • ターン 10 と 12 の間のグラスクリートエリアのトラックリミットが緩和されました。ターン 12 入口のグラスクリートトラックリミットは厳しくなりました。
  • コースのロゴがアップデートされました。

Brands Hatch Circuit

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • (Rallycross) – ヘアピンでグラベルを横切った場合のペナルティが追加されました。
  • (Rallycross) – ターン 1 近くの一部フェンスとタイヤバンドルが個体オブジェクトになりました。
  • ターン 4, 5 でサイドウォールの引っ掛かりを解消しました。
  • ピットコーンの方向が変更されました。
  • ガレージ 20 近くのスターティンググリッドに見えない壁があった問題を修正しました。

Canadian Tire Motorsports Park

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Cedar Lake Speedway

  • バーニーの止まり木の下、フロントストレートのウォールの引っ掛かりを修正しました。
  • ターン 3, 4 のキャッチフェンス内に隠されたピットにつながる秘密のポータルを閉じました。

Charlotte Motor Speedway

  • (Oval – 2018) – コースのグリップパラメータを若干増大させました。
  • (Oval – 2018) – ピット出口のチェックポイントをアップデートし、若干寛容になりました。

Chili Bowl

  • コースのロゴがアップデートされました。

Circuit of the Americas

  • (East) – スタンディングスタートのグリッド間隔を再配分しました。

Circuit Gilles Villeneuve

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Circuit de Lédenon

  • いくつかの環境テクスチャをアップデートしました。

Circuit de Nevers Magny-Cours

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Circuit Zolder

  • ローリングスタートのグリッドはポールポジションが左になりました。
  • フルとショートパレードラップがアップデートされました。

Circuito de Jerez – Ángel Nieto

  • スローダウンペナルティを避けるために一部のコーンがピットイン時の内側に追加されました。
  • UFO ビルが適切に雨をブロックするようになりました。

Circuito de Navarra

  • NEW TRACK!
  • Circuito de Navarra はアスファルトロードトラックです。
  • 2010年にオープン以来、ナバラサーキットはスペインのトップロードレースサーキットのひとつです。24時間シリーズのような耐久イベントから、GT1 や TCR スペインといったスプリントイベントに FIA F4 スペインチャンピオンシップまで、スポーツカーとオープンホイールの両方がロス アラコス郊外に位置するサーキットが活用されてきました。Navarra はサブスクリプションに含まれるので、全 iRacer がここでレースすることができます。世界中の他の多くのサーキットと同様に Navarra には 3つのレイアウトがあります。15 のコーナーで 2.44マイルの Speed Circuit と、小さなセグメントで構成される 1.66 マイルと 0.82 マイルのショートレイアウト 2つです。長いフロントストレッチから最初のゆるい右コーナーのあと、急カーブのターン 2, 3 と続きます。多くのコーナーが鋭角で、メインレイアウトのターン 5, 7, 10 が最も曲がるコーナーです。
  • Circuito de Navarra は 3レイアウトあります: Speed Circuit, Speed Circuit – Medium, Speed Circuit – Short.
  • Circuito de Navarra の全レイアウトが AI レースに対応しています!
  • 3D Foliage System が実装されています!
  • Circuito de Navarra は無償コースです! 有効な iRacing サブスクリプションを持つユーザーにはデフォルトコンテンツとして追加されるので購入する必要はありません!

Daytona International Speedway

  • このコースに 3D 縁石が設置されました!
  • (Oval) – ロードコースのバスストップにのみあるべき一部のタイヤウォールが削除されました。
  • (Road Course) – ガードレールの串刺しを防ぐためにターン 4, 5 の間にレイアウト固有のウォールが追加されました。
  • (Moto) – ターン 7, 8 から観戦客の車両やキャンピングカーが一部撤去されました。

Detroit Grand Prix at Belle Isle

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Firebird Motorsports Park

  • かつての Wild Horse Motorsports Park の名称が Firebird Motorsports Park に変更されました。

Fuji International Speedway

  • ピット入口のチェックポイントをアップデートして安全でないピットエントリーのペナルティの可能性をなくしました。
  • (Grand Prix) – シケイン不通過のタイムペナルティが2倍になりました。
  • (No Chicane) – 予選で最終コーナーのランオフを使えないようにチェックポイントが追加されました。

Hockenheimring Baden-Württemberg

  • グリッド 26 をアップデートして現実世界と同じ位置になるようにしました。
  • (Grand Prix & Outer) – マルチクラスのフィールドがロールアウトする時間を増やすためにローリングスタートのグリッドを下げました。
  • (National A, Short A, National B, Short B) – 適切なフルおよびショートパレードラップが追加されました。
  • ターン 2, 11, 16 で欠落していたペイントラインを追加しました。
  • 一部欠落していたウォールエンドキャップを追加しました。

Homestead Miami Speedway

  • Road A, Road B レイアウトに青いピットアウトコーンを追加しました。

Indianapolis Motor Speedway

  • 新レイアウト: Oval
    • 新レイアウトの Oval が Indianapolis Motor Speedway に追加されました。
      • このレイアウトはオープンホイールオーバルレイアウトの 2022年のスキャンデータと Oval – 2009 レイアウトと混合します。そうして 2022 データの NASCAR Oval レイアウトが完成します!
  • (Road Course) 引っ掛かりを防ぐためにターン 1 を調整しました。

Kevin Harvick’s Kern Raceway

  • バックストレートのゲートテクスチャを更新し、欠落していた倉庫を追加、フィニッシュラインのアートワークを訂正してターン 1 とターン 2 に沈んだホースを削除しました。

Kokomo Speedway

  • バックストレートのグランドスタンドをわずかにずらしました。

Long Beach Street Circuit

  • デフォルトとショートローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Mid-Ohio Sports Car Course

  • (Full Course) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

MotorLand Aragón

  • (West) – フルペースラップが使えるようになりました。

Motorsport Arena Oschersleben

  • ピット出口の冗長なペイントラインを削除しました。

Mount Panorama Circuit

  • コース脇の一部の広告をアップデートしました。

Nürburgring Grand-Prix-Strecke

  • シューマッハの看板がヘッドライトで照らされない問題を修正しました。

Okayama International Circuit

  • (Full Course) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Oswego Speedway

  • NEW TRACK!
  • Oswego Speedway はアスファルトオーバルトラックです。
  • The Steel Palace として知られるニューヨークの Oswego Speedway はスーパーモディファイドでよく知られているかもしれません。主要なツアーシリーズをホストするだけでなくウィークリーレースでスーパーモディファイドを走らせているトラックで、さらにツアーモディファイドにレイトモデル、その他のオープンホイールシリーズが頻繁に開催されたり、毎年 Super DIRTcar シリーズのためにダートオーバルへとコンバージョンしてビッグブロックモディファイドが走ったり、全米でもここまで多様なプログラムを開催するトラックは多くありません。Oswego は競馬場から自動車用サーキットへの転換は 1951年の 3/8 マイルダートトラックへのコンバートから始まりました。翌年舗装されて 1961年に 5/8 マイルに延長されるまではそのままでしたが、現在でも 3/8 マイルミニオーバルを利用することはできます。Oswego は 2016年秋から Super DIRT Week をホストして以来、毎年改装を行っています。
  • Oswego Speedway は 2 レイアウトあります: Oval, Mini Oval.
  • Oswego Speedway の全レイアウトが AI レースに対応しています!
  • Oswego Speedway は iRacing Store から $11.95 で購入できます。
  • Oswego Speedway の Dirt Oval レイアウトは現在開発中で近日完成・リリース予定です! このレイアウトの追加購入は不要です。

Phoenix Raceway

  • カメラフラッシュのテクスチャをアップデートしました。

Red Bull Ring

  • (Grand Prix) – フルペースラップが使えるようになりました。

Road America

  • マルチクラスフィールドがグリーンフラッグまでに広がる時間を稼げるようにショートパレードラップのグリッドがターン 11 の後ろに引き下げられました。

Rockingham Speedway

  • コースのロゴがアップデートされました。

Rudskogen Motorsenter

  • ピットレーン出口のエクスプロイトをパッチしました。
  • 一部のウォールの引っ掛かりをそぎ落としました。

Sachsenring

  • NEW TRACK!
  • Sachsenring はアスファルトロードコースです。
  • ザクセンにあるザクセンリンクは東ドイツ最東端のサーキットのひとつで、DTM やドイツモーターサイクルグランプリなどのメジャーイベントを開催しています。もともとザクセンリンクサーキットは公道を使った 5マイル以上のコースでしたが 1990 年にレース開催は中止されました。現代レイアウトは 1990年代半ばに形になりはじめ、東西ドイツの統一後に新しい常設サーキットとして建設されてから 2003 年に現在の形に落ち着くまで何度も調整されました。現在のザクセンリンクは 13コーナーで 2.281 マイルあります。最初にコカ・コーラ コーナーから、矢継ぎ早に 6つの曲がりくねったコーナーが続きます。ターン 6 のあとはゆるやかなカーブとなりますが、最後にタイトな最終コーナーでフロントストレッチに戻ります。
  • Sachsenring は 1 レイアウトのサーキットです。
  • Sachsenring is AI レースに対応しています!
  • 3D Foliage System が実装されています!
  • Sachsenring は iRacing Store から $14.95 で購入できます。

Sandown International Motor Raceway

  • フルペースラップが使えるようになりました。

Sebring International Raceway

  • AI ドライバーがピット出口でワイドに走って芝生の上を走ってしまう問題を修正しました。
  • 倒れたり浮いたりしていたコーンの一部を接地させました。

Slinger Speedway

  • ピットロードのオレンジのフェンス近くにあった見えないバリアを除去しました。

Snetterton Circuit

  • (200 & 300) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。

Suzuka International Racing Course

  • (Grand Prix & Moto) – ローリンググリッドのストール位置を調整してマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • コースのロゴがアップデートされました。

Virginia International Raceway

  • (South Course & Patriot Course) –
    ペースカー速度を 55 mph から 40 mph に引き下げました。フレッドはグリーンが出るより早くコースを離れるはずです。
  • ターン 14 のフェンスが片側からしか見えない問題を修正しました。

Watkins Glen International

  • 完全にモデル化された 3D 縁石が追加されました!
  • コース路面バンプマップが再生成され、ターン 6 のブーツで入口の不正なバンプの問題が修正されました。

WeatherTech Raceway Laguna Seca

  • コースのロゴがアップデートされました。

Winton Motor Raceway

  • (Club) – ローリンググリッドのグリッドを周の中で早めてマルチクラスフィールドが広がる時間を稼げるようにしました。
  • (Club) – National レイアウトの青いコーンはこのレイアウトでは表示されなくなります。
  • (Club) – バーニーは手術によってガードレールから引きはがされました。まもなく完全に回復するでしょう。
  • 一部の縁石サウンドが誤っていたのが修正されました。

2024s3 リリースノート:

Circuito de Navarra

2024 シーズン 3 ビルドで登場する新コースのお披露目動画が公開されました。
ナバラサーキットはサブスクリプションに付属する無償のサーキットとして追加されます。


https://www.youtube.com/watch?v=pMYSPzkiFXE

Development Update May 2024

iRacing が取り組んできたこと、現在進行中のこと、将来のこと、エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が開発の現状を伝えてくれました。まとめて紹介します。

iRacing Development Update: May 2024
https://www.iracing.com/iracing-development-update-may-2024/
iRacing Development Update – May 2024
https://forums.iracing.com/discussion/62056/iracing-development-update-may-2024

最近の iRacing より

  • iRacing Weather System には満足しながらも参加率に悪影響を及ぼす可能性がありましたが、雨が降るシーズンの累計では非ウェットセッション参加者の 91% がウェットセッションに参加していました!
  • iRacing Sebring 12時間レースでは、ユーザー個別には 37%、チームでは 46% の増加でサーバーは 7.8TB を超えるデータを送信しました!
  • マルチクラスの IMSA シリーズはとても良かったが GTP ウェットタイヤでもっと良くなるはずです。シーズン 3 リリースでの改善が期待されます。
  • シーズン 3 はロックアップの対処が少し簡単になります。
  • ビデオドライバーやパーティクルに関連したシムのクラッシュが増加していて安定性に課題があります。このような経験をしている皆様にお詫び申し上げます。非常に深刻に受け止めています。舞台裏では多大なエンジニアリングリソースを投入してきました。そこには Nvidia や PopcornFX のビジネスパートナーと協力して修正に取り組む最上級エンジニアも含まれます。また、問題を解決して安定性を高めるためにトラッキングと修正のために問題の可視化に取り組み、以前よりも迅速に修正を配信できるようになりました。
  • 雨でレースサーバ負荷が増加して悪影響を及ぼすことがありました。エンジニアリングチームが最適化して事態を改善するまで支えてくれた運用チームに感謝します。より優れたリアルタイムメトリクスを提供する進行中のプロジェクトにより、運用チームとエンジニアリングチームがレースサーバーのパフォーマンスを洞察できるようになり、応答性、安定性がさらに向上するはずです!
  • iRacing Weather System はインディ500のような独立予選形式のイベントの機会も提供できます。新システムによって静的な天候で平等な予選を行えると同時に、レース中には動的な天候システムを最大限に活用できます。これはコミュニティからの長年の要望でした。
  • スタジオ閉鎖などもあってゲーム業界では多くの人員削減が行われ、業界の不安定さが懸念されますが、iRacing においては健全なビジネスであるとのこと。

2024 Season 3

数週間後に迫るシーズン 3 で期待される改善・コンテンツ追加について。

Street Stock

新しいストリートストックボディを 2つリリース予定。2台を 1つのパッケージにして販売。無償の車両だけでも問題ない、あくまで多様性のオプションです。


GT3

GT3は重要な部分を占めており、GT3/IMSA/耐久シリーズを新たな高みに拡大することを目指してアメリカを拠点とする 2台の新 GT3 車両がリリースされます。詳細は近日。
https://twitter.com/FordPerformance/status/1790766337217769549

これに関連してパフォーマンスと最適化によってセッション内最大車種が 13台に増えます。


Circuito de Navarra

スペインのナバラサーキットが無償コースとしてリリースされます。


Sachsenring

歴史あるドイツのザクセンリンクがリリースされます。


Oswego Speedway

オンタリオ湖近くのダート&舗装オーバルがリリースされます。ダートが間に合わずに舗装オーバルだけでの初期リリースとなった場合にはパッチでアップデートとなります。


Vehicle Dynamics

レース車両の継続的な改善に取り組んでいます。

  • レインタイヤ供給: Porsche 992 Cup, Mazda MX-5, GT4 クラス, Ligier JS P320
  • 車両力学部隊にはレース業界でプロの空力専門エンジニアもいます。チームはNASCARと協力してNASCARクラフトマントラックの空力を再設計しました。これには非常に詳細なCFDシミュレーションが含まれ、最新のボディ設計と現実のレース戦略を反映しています。より新しく包括的なデータがよりリアルで正確なコーナリングと直線スピードにつながります。
    我々の運動学モデルと組み合わせた高詳細CFDモデルの構築によって、現実のレースプログラムと同じスタイルの高レベル空力シミュレーションを実行できるようになります。
  • 現実ではフォーメーションラップでタイヤとブレーキに熱を入れることができますが、すぐにレースを始められる利点のために、iRacing ではこれを行わないことにしました。レース開始時にはマシンに妥協が生じます。スタンディングスタートが難しい場合がありますが、事前に調整されたタイヤとブレーキを提供するプロジェクトに取り組んでいます。シーズン 3 のこととしてここに取り上げてはいますが、さらに先のアップデートとなる可能性があります。
  • まったく同じように製造されて同じエンジニアが組付けたとしても、現実には同じクラッチは 2つとありません。物理的な変動、摩耗、語りつくせないほど多くの要素が絡んでいます。現在の機械的なものでなく、よりリアルなクラッチシステムの開発に取り組んでいます。

UI, Web, Design initiatives

UI は継続的に改善・拡張がリリースされていますが、シーズンビルドでは以下の改善が予定されています。

  • AI シングルプレーを再編成して使いやすさを向上します(AI サービス見直しの最初のステップ)。
  • 従来の Web バージョンから大幅にパフォーマンスを改善してドライバー統計機能がようやく登場。
  • ラップチャートとグラフがリザルトに追加。
  • より良い洞察を提供するために様々な視覚化を模索しています。
  • 従来のメンバーサイトの「廃止」を進めるためのステップがまたひとつ進みます。シーズン 3 ビルドでメンバーサイトを縮小し、アカウント管理機能にフォーカスしたサイトとなります。
    https://forums.iracing.com/discussion/62065/notice-for-season-3-2024-summary-of-legacy-membersite-features-sunset
  • Web バージョンの UI を使ったことがなければチェックしてください。そこからレースを起動したりペイントキットを使用することはできませんが、それ以外にはアクセスすることができるのでブックマークしてください。
    https://members-ng.iracing.com/

完全版は直前に公開されるリリースノートをお待ちください。

Rendering and Graphics

iRacing は将来に備えてコアテクノロジーとシステムの最新化に重点を置いてきました。

グラフィックスとレンダリングの進歩は最優先事項であり、過去数年間にわたって業界をリードするレンダリングアーキテクト複数名をチームに迎え入れてきました。このチームには最近、iRacing でのグラフィックスとレンダリングの将来に向けたロードマップ作成という重要なプロジェクトが任されました。
プラン作成にはシムとユーザーの要件を理解することが重要でした。iRacing は信憑性とリアリズムを基盤としています。競技のため、トレーニングのため、趣味のため、ここにいる理由には関係なく、物理学ファーストで、高速で、モニタ数やVRやモーションプラットフォームなど様々な世代のハードウェア環境で見事に動作する体験を提供することが重要です。
iRacing がサステナビリティを目指して構築された製品であることを理解することも重要です。私たちは今日、明日、来年、そしてすぐに来る 2030年代にも、一緒にレースをすることでしょう。iRacing のグラフィックスエンジンがこの旅のために構築され、メンテナンスやアップグレードをコントロールすること、そして残りのシステムとシームレスに統合されることが重要です。

適正評価の一環として、素晴らしいサードパーティエンジンのいくつかの評価を行いました。それらはアートワークをグラフィックエンジンにパイプできて表面レベルではすぐに使える美しい見栄えのするもので優れたツールとパイプラインも提供しますが、私が共有した要件に照らし合わせると、それらのエンジンが iRacing にフィットするとは考えられませんでした。

それを念頭に置いて選択した、テクノロジーと私たちの要件を合わせて目標を実現するための道のりを皆さんと共有できることをうれしく思います。私たちは将来のグラフィックスエンジンを私たち自身で構築します。誤解のないように言うと、それは現在のグラフィックスエンジンとその機能を最新の API コールに置き換えることではありません。最新原理を活用し、最新の GPU テクノロジーのとんでもない能力を最大限に生かしてあるべき方向に導きます。

技術面では新しい進化がすでに始まっています。実際、チームはほんの数週前に iRacing のコースを初歩的なバージョンのレンダラーに正常にロードするという節目に到達しました!(画像の左半分)

シンプルに見えますが大きな前進です。ただし、期待が適切に設定されることが重要です。これは忍耐が必要なプロセスです。進捗するにつれて、現在のレンダラーの改善とサポートも継続されます。実際、できるだけ皆さんに改善をお届けするために、最初に現在のレンダラーに戦略的に構築するシステムがあります。

Web and Design

iRacing の AI は継続的に改善することを中心に構築されています。ただし一部機能は UI からアクセスするのが難しい場合があるので改善に取り組んでいます。はじめに、AI 「シーズン」テクノロジーに取り組んでいます。

シーズンがどのように作られ、どのように管理維持されるのか、理解することが必要です。そこから、iRacer に様々な体験を提供する扱いやすい構築済みパッケージを提供します。例えば、「Special Event」AI パッケージは来たるイベントの準備や、似た体験を自分のペースで楽しむのに役立ちます。

レースシーズンも同様で、クリックだけでレースシーズンのカレンダーが表示されたら便利です。さらに、現在の車両の自動イメージではなく、各 AI パッケージにカスタムアートワークを適用できるようになりました。

UI を通じて iRacing の構造を紹介する方法の見直しを継続していきます。

  • レースシリーズを見つけて迅速に効率的にレースに導くより良い方法
  • 初めてのインストール、パッチ更新、コンテンツ購入、といったインストールと更新についての改善

Career Mode

時期尚早ながらキャリアモードの取り組みは広範囲にわたり、毎週目まぐるしく進化しています。
iRacing のキャリアモードはこれまで構築したものの多くを活用しますが、私たちが設計した体験を提供するには新しいシステムが必要で、多くの既存システムに新機能が必要です。ひとつ紹介するとゲームのセーブのような機能を提供するフレームワークを作りました。この技術の基礎部分は Active Reset から始まっており、それを拡張し続けています。

Audio

Aussie Greg と Blaine がまとめた Audio Developer Blog はもう聞きましたか?まだならぜひ聞いてください!

https://www.youtube.com/watch?v=EH_i_ABPaeA

チームは引き続きコアオーディオテクノロジーの再構築に重点を置いています。最新機能のフレームワークを提供し、最後にはオーディオ機能を転換します。レインサポートで減速しましたがそれは単なるピットストップでありチームは将来に向かって全力で進んでいます。

Ongoing Development Misc

現在進行中のことをご紹介。

  • エンジニアリングチームは多くの物理エンジンとタイヤモデルのプロジェクトを進行中です:
    • FFB の改善。高いティックレートと関連するタイヤ改良に加えて、ドライバーが感じるべきトルクを正確に生成し、よりスムーズで速く、安定した体験を提供します。
    • タイヤモデルの進化が進行中で大幅な進歩を遂げました。タイヤインターフェースコードを再構築してより効率的にしました。タイヤ形状と同じようにコンタクトパッチのモデル化方法も見直しました。これにより形状全体の動力学と摩耗がより正確になり、モーメントも向上します。
    • 最新PCハードウェアをより効果的に活用するために、再設計されたより正確で低遅延のコア物理学エンジンと結び付けます。
  • NoesisGUI によるシム内 UI の書き換えは引き続き進んでおり、他のゲームで完全な NoesisGUI 実装を構築した請負業者グループを追加してサポートされています。プロセスが転換してデザイナーが以前よりも直接的に貢献できるようになります。
  • オーバルリフレッシュもフェーズ 2 リリースに向けて継続的に進められています。完全な透明性でコースや車両と動力学ベースのシステムに関わる複雑なプロジェクトで、未踏地域への探索です。これは重要な取り組みです。準備が整ったと判断すればリリースします。

Upcoming Content

今後登場予定のコンテンツについて。

Spa

アップデート鋭意開発中!


Zolder

完全リマスターされた Zolder が 9月にリリースされる予定です。


Mini Stock

9月予定で Mini Stock cars に取り組んでいます。


Sonoma

数週前、Sonoma を再スキャンした翌日に新舗装がテストされました。典型的な iRacing の運ですがまたやります。すべての NASCAR コースをリフレッシュする取り組みの一環です。


NASCAR 2003 Gen4

Dale Jrがシェアしていたように、2003年シーズンに基づいた Gen4 車両をリリースする予定です。インターミディエイトとスーパースピードウェイの両方用のボディを持ちます。この年は私たち多くにとって特別です。


Dirt Road

ダートロードレースにより良い車両と新しいコースレイアウトを提供して活性化を図ることに取り組んでいます。詳細は近日。


iRacing photographing…

たいていの場合、世界中で私たちが車両やコースの写真を撮っているのを見かけたらそれは近日登場を意味します。そう、最近は現行犯で見つかることが多いので変装を始める頃合いですね。


Australia

オーストラリアで多くのことが浸透してきています。詳細は近日。


England

前回イギリスにスキャンに戻る計画を話しました。チームはこの数週間多忙にしていて 3つのサーキットでドローン空撮や写真撮影とスキャンしていました。


shocking vehicle

前回チラ見せした shocking 車両について、shocking の意味をダジャレやヒントと考えていた人が多かったですが私はそれほどクリエイティブではないのでそれはたまたまでした。実際、考えてみると iRacing を未開拓領域に推進する車両関連のプロジェクトが複数あります。待って、ダシャレになってました?

Discount Programs

割引プログラムについてご存じない方もいるようなので、また復習として、概要を示します。

  • カートに入れたコンテンツ数に応じて 10 – 30 % の段階的な割引があります。
    Volume Discounts – iRacing.com https://www.iracing.com/volume-discounts/
  • レースするだけでシーズンあたり最大10ドル分のクレジットを獲得できます。
    Race Participation Credit Program – iRacing.com https://www.iracing.com/race-participation-credit-program/
  • 友達を紹介すると10ドル分のクレジットがもらえます。
    The iRacing Referral Reward Program – iRacing.com https://www.iracing.com/the-iracing-referral-reward-program/

さらに、新規ユーザーだけでなくまだ購入したことのない既存メンバーにも恩恵のある 1回限りの割引、初回購入で最大 2つのコンテンツが 10% 割引、を導入予定です。これはさらに大きな割引が適用される場合には重複して適用されません。

Final thoughts

最後に。
長文にお付き合いありがとうございます。次回のためにもっと残しておかなくてはいけませんね。つまり、私たちは非常に多くの魅力あるプロジェクトに取り組んでいるということです

今後数年間でコードベースと機能面で大幅な最新化を図りながらシーズンごとに製品が進化していくのを見るのはとても楽しく、それを実現できるチームであると確信しています。

2024 Season 2 build

2024 シーズン 2 ビルドでのアップデートおよび今後登場するコンテンツについてエグゼクティブプロデューサー Greg Hill が紹介する動画が公開されました。


https://www.youtube.com/watch?v=pbp09poSD28

以下の記事で紹介している内容ですね。

iRacing最新の開発状況について – 2024/02

Development Update February 2024

エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が最新の開発状況として、来たるビルドで登場する新機能・新コンテンツなどについて伝えてくれました。
シーズン 2 / 3月ビルドには改善や新機能に新コンテンツが多数含まれます。雨とともにランドマーク的なビルドになることでしょう。まとめて紹介します。

iRacing Development Update – February 2024
https://www.iracing.com/iracing-development-update-february-2024/
Midseason Dev Update – February, 2024
https://forums.iracing.com/discussion/56014/midseason-dev-update-february-2024/p1

気象システム Tempest – テンペスト – リリース

  • 気象システム Tempest のリリースにより 2024 シーズン 2 = 3月ビルドで雨が降ります。
  • Tempest はこれまでのゲームにはない新しい手法で雨を降らせます。雨のレースで起こり得る多くの物理的環境的要因と、水がコースとタイヤにどう影響するのかを、自然界と同じようにダイナミックにシミュレーションします。
  • ウェットではアスファルトの状態によって路面状況が変わります。粗い路面では水で覆われる前にまず低いところに浸透します。滑らかな路面はタイヤがグリップせずハイドロプレーニングを起こす原因にもなります。通過する車両の多いレーシングラインは摩耗によって滑らかなのでオフラインでグリップを見つける必要があります。
  • オンラインでのウェットレースの前に、まずはテストセッションや AI とのセッションでの走行をおすすめします。完全に動的に変化する現実世界をベースとした予報から天候を生成したり、静的で変化しない天候や、天候状況をタイムラインで設定することもできます。13週にはこの天候を体験できる Unrank レースも開催されます。
  • 基本的に、Tempest はすべてのシリーズに展開されます。ただし、実際に雨が降るシリーズは限定され、その中でも特定の週のみです。
  • 雨が降る可能性があるシリーズでも、実際に雨が降るかどうかは Tempest の動的な予報システムによって異なり、サーキットの過去の天候記録にも関連付けらています。雨が降りそうな空でも降らなかったり、降りそうになかったのに風が嵐を呼ぶこともあるかもしれません。ただしどのスプリットも同じ天候となります。
  • iRacing スポッター/クルーチーフは天候変化を常に知らせてドライバーをサポートします。友人にスポッターを頼んで気象レーダーや他チームの動向を教えてもらい、適切なタイミングでタイヤ交換を決断することができます。
  • Tempest の最初のリリースでウェットレースに対応する車両: GT3, GTP, LMP2 の 11台 + Ray FF 1600, Toyota GR86, FIA F4。今後のパッチやビルドを通じて拡大されます。ロードカテゴリのすべてのサーキット(Rovalも含む)が、最初のリリースからウェットレースに対応します。
  • グラフィック的には技術面や VFX のアーティストとレンダリングチームと物理エンジニアの連携が必要で、水は単にシェーダーで描かれるのではなく、水たまりや路面から吸い上げられる水にタイヤから飛ばされる水はすべて物理的にシミュレートされます。


新コンテンツ

サーキット

  • Misano World Circuit Marco Simoncelli ミサノ サーキット
  • Algarve International Circuit (Portimao) アルガルヴェ(ポルティマオ)サーキット
  • Millbridge Speedway ミルブリッジ スピードウェイ(0.25マイルダートオーバル)



車両

  • Dallara 324 (スーパー フォーミュラ ライツ, ユーロフォーミュラオープン) クラス C
  • Micro Sprint 小型ルーキーダート車両 (全メンバー無償)
  • SRX cars (アスファルト & ダート) クラス D
  • NASCARシリーズ開始と共に 2024年次アップデートをフォロー
  • NASCARトラックは空力解析を経て6月ビルドで大幅アップデート予定
  • NASCAR Xfinity & トラックのフォードマスタングパッケージに 2024年次アップデートを予定
  • Dallara IR18 の INDYCAR 2024年次アップデートを予定

ドライバーライセンス構造のアップデート

  • ロードライセンスを Open Wheel と Sports Car に分離します。
    ※iRacingの絵では Formula と Sports Car となっていますが実際のところ Openwheel か否か/フェンダー有無 という分かれ方とのこと。
  • はじめはどちらも同じロードレーティングで分離され、レースを経ることでドライバーレーティングとして最適化されます。

参考:

新人 iRacer ガイド機能

  • 新人iRacerの初期体験の向上を目指した新機能でインタラクティブな UI が最初のステップを案内します。
  • 最初はレースカテゴリの選択から始まり、コントローラ設定、最終的には AI ベースのドライビングとレーシングシナリオをガイドします。
  • これを行うには、UI 左下の Settings から「Show New Racer Onboarding」をオンに切り替えます。

iRacing UI オーバーホール

  • Web チームとデザインチームによってシーズン 2 から UI ランチャーのオーバーホールが始まります。
  • 最初の変更は UI ナビゲーションを大きなカテゴリに分割するラッパーの追加で、ライセンスの見栄えが変わります。
  • 現在のモーダルベース UI から、ハブを持ちより階層化された UI へと段階的に移行します。次に同じデザインパターンでシリーズエリアを作り直します。

4 コースが標準コンテンツに

  • Motorsport Arena Oschersleben
  • Snetterton Circuit
  • Circuit de Lédenon
  • Winton Motor Raceway

3D 縁石適用コースの拡大

  • 新サーキットのミサノとアルガルヴェに3D 縁石
  • セブリングとフジにも追加される予定。

将来の新コンテンツ・プロジェクト・etc.

  • Circuito de Navarra ナバラサーキット
  • Sachsenring Circuit ザクセンリンクサーキット
  • Oswego Speedway オズウィーゴスピードウェイ(ダート&アスファルトオーバル)
  • イギリスで 2サーキットをスキャン予定
  • スパのアップデートにも着手予定
  • NASCARとのパートナーシップ強化
    • iRacingのサービス初期からNASCARは素晴らしいパートナーであり多くのNASCARコンテンツがありました。
    • コースを最新に保つために最善を尽くしてきたがさらに改善するためのNASCARリマスタープロジェクトで、成果をiRacingとコンソール向けNASCAR ’25の両方にもたらして相乗効果を得られるようにしていきます。
  • 2024年から2025年にかけて耐久シリーズを大幅に強化する。最適化によって現在の11車種から拡大していくための準備も整っています。
  • スーパーカーのアップデートやオーストラリアでの他のエキサイティングなことにも取り組んでいます。
  • レースカーについて衝撃的な出来事も起こりそうですが驚かすにはまだ早すぎます。
  • 過去のアップデートでも述べていたとおり、シム UI の再構築にも取り組んでいる。
    • この再構築では Noesis UI フレームワークをシムに統合します。キーとなる作業やデータモデルの設計と実装は完了しています。
    • 残る作業はエンジニアリングと同レベルのチャレンジはないものの、20年間使った UI を 1つずつやり直すために多くの労力が必要です。今年後半には、新しい UI を楽しめそう。

  • キャリアモードが順調に進行中。
    • デザインチームは仕様を完成し、バックエンドエンジニアリングチームと連携して、複雑で高度なシステムにサービス提供するためのデータモデルを構築。
    • キャリアモードの実装には 2025年までかかる予想だが、その過程で UI や関連システムでキャリアモードに隣接する領域に、的を絞った改善を段階的に加えていく予定。
  • レインプロジェクトの取り組みによって、煙などの既存のエフェクトも新しいアイデアと現代的なレンダリングテクニックで刷新していく計画です。
  • オーバルリフレッシュのフェーズ2は進行中。リリースが近くなればより多くの情報が共有される予定。

Development Update November 2023

今月公開された Development Update November 2023 (iRJA では iRacing最新の開発状況について – 2023/11 として紹介) の動画版が公開されました。お話されている内容はほぼ前述の記事のとおりですが、新しい映像もあって必見の動画です!


https://www.youtube.com/watch?v=PcHWGSORIrQ

Development Update November 2023

エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が最新の開発状況として、12月の2024シーズン1ビルドで登場する新機能・新コンテンツなどについて伝えてくれているので、まとめて紹介します。

2023/11/19 追記: この最新開発状況について紹介する新しい映像も追加した動画が公開されました。 >>> Video: Development Update – November 2023

なお、iRacingは戦略的にスタッフを拡大、過去20年間 id Tech, Unity, Unreal, Decima, and Glacier などのグラフィックス/レンダリングチームを構築/リードしてきたプリンシパルレベルのレンダリングプログラマーが加わり、今後長期に及ぶグラフィックスエンジンのアップグレードを担うようです。

https://forums.iracing.com/discussion/50588/midseason-dev-update-november-2023
https://www.iracing.com/development-update-november-2023/

Weather/Rain -Tempest system-:

Tempest と呼ばれる高度な天候システムは12月に準備できる保証はまだないものの、リリースは差し迫っている。つまりもうすぐ雨が降ります。

Tempestはゼロから構築したいくつかの相互接続された複雑なシステムで、サーキットやレースカーだけでなくとりまく領域に与える影響と物理的コンポーネントをシミュレートして様々な天候を生成する。レース現場から得られる現実のデータを燃料とし、ダイナミックトラックシステムと組み合わされてシミュレーション/ゲーミングにおいて比類のない体験を作り出します。

濡れたエリアを走ると引っ張られる抵抗を感じます。ハイドロプレーニング現象も発生します。エアロヘビーなレースカーがコースから吸い上げた水を空気中や他の場所に移すことでレーシングラインが急速に渇いていく過程を見ることができます。ラインを探すためには、そこに存在する様々な力学、常に変化する自然、遠くに見える暗雲、気象レーダーをチェックしたり、起こっているすべてから予測する必要があります。iRacingで物理的に正確な体験をすることができます。

Tempestプロジェクトは2020年1月のディスカッションとブレインストーミングで形になり、小規模な研究開発チームで気象システムとデータモデルに重点を置いて最初の技術設計を行った。現在は領域をまたいで数十人規模の開発者チームで進めています。

レインタイヤの構造/モデリングと走行特性から車両ごとに研究開発を行っているので、初期製品としては オープンホイール、プロダクションカー、ツーリングカー Formula 1600, Toyota GR86, Ferrari 296 GT3 などからレインサポートが追加されそうです。

オーディオチームが作成した素晴らしいサウンドクリップを紹介します。

Wiper


Raing Driving


2024シーズン1ハイライト:

シムの最適化とパフォーマンス向上:

コアエンジンの最適化・最新化の取り組みがしばらく継続されます。専任チームが毎日ことにあたっていて、ロード時間の大幅な改善、車種制限増加が最近のリリースにありました。
今シーズンはシャドウカリング、錐台カリング、ミラーレンダリングのパフォーマンス改善にフォーカスしました。
※カリングシステム=映っていないエリアのレンダリングを停止してパフォーマンスを向上させる

プロテストシステム改良:

問題が発生した場合に指導・修正して措置を講じる任務にあたって膨大なレポートを処理するチームに、仕事を遂行するための広範なツールセットを装備させます。
現時点では:

  • コーチング
  • 事後のレース失格によるチャンピオンシップポイントはく奪と最下位フィニッシュ
  • iRacingの様々な部分に対する制限
  • 特定のオフィシャルシリーズのレース/予選に参加する権利
  • すべてのオフィシャルシリーズのレース/予選に参加する権利
  • ホストセッションに参加する権利
  • あらゆる種類のマルチプレーヤーセッションに参加する権利
  • 観戦する権利
  • シム内でのボイス/テキストチャットの使用権利

など。
もちろんこれらシステムを体験する必要がない方がよいことですが、iRacingはフェアプレーとリスペクトの精神に重点を置いた環境を維持することに尽力しています。

Cars:

Audi R8 LMS Evo II GT3

旧型を30日以内に購入していたら全額、31~180日以内に購入していたら半額相当のiRacing Creditが手当される。

なお、同様にGT3の取り組みは新年も継続され、複数の追加/置き換えが予定されている。

Tracks:

発表済みのサーキットコンテンツのリリースが予定されている。

  • 世界最速のクオーターマイルオーバル Slinger Speedway 。8の字レイアウトも含む
  • Mugello
  • Okayama: 無償コースとして最新技術で再構築・再リリース
  • Misano ※言及なくスクリーンショットのみ掲示された

これ以外にもさらに多くの修正・改善・追加が予定されていて、包括的なリストはリリースノートで提供されます。

現在進行中の多くのことから一部を紹介

  • スキャンチームはノースカロライナで SRX の舗装&ダート車両と、いくつかのストリートストックボディをスキャンして戻ったところ。
  • スキャンチームからは Portimao と Navarra のデータがすでにアートチームに渡ってそれぞれ制作過程に入っている。
  • Micro Sprint とそれに適した Millbridge Speedway(既に進行中) 、他にも将来追加されるショートトラックがある。
  • キャリアモードも大幅に前進した。
  • UX&デザインチームはUIの新構造に取り組み中。現在のモーダルベースからより親しみやすくアクセスしやすいデザインへと移行する。
  • オーバルリフレッシュに多くの開発者が日々取り組み、大幅な進歩を遂げている。今後も関連システムを反復しながらしばらく継続するが、12月ビルドではアスファルトオーバルが更新される。天候、時間帯、車両からのエネルギーによって路面グリップレベルの変化はより急速なものになる。レース中に熱くなったり冷えたりするのでトラックコンディションに合わせてセットを調整する準備をしてください。

開発中スクリーンショット:

Global Mazda MX-5 in the rain

Global Mazda MX-5 in the rainGlobal Mazda MX-5 in the rainGlobal Mazda MX-5 in the rain

2024s1: Audi R8 LMS Evo II GT3, Slinger, Okayama, Mugello (, Misano)

Audi R8 LMS Evo II GT3Slinger SpeedwayOkayama TerrainMugello CircuitMugello CircuitMisano

Future Build: Portimao(Algarve), Micro Sprint, Millbridge, SRX car & dirt tire

Autódromo Internacional do Algarve(Portimao)Micro SprintMillbridge SpeedwaySRX CarSRX dirt tire in developmentSRX

PREVIEW WIP

チャリティイベントのタイミングに開発中のコンテンツや機能をチラ見せしていた iRacing ですが今年はイベントより一足先に出てきました。

Midseason Dev Update, July 2023
https://forums.iracing.com/discussion/45765/midseason-dev-update-july-2023
July 2023 Development Update
https://www.iracing.com/july-2023-development-update/


サーキット開発リスト

ロードコースの追加・アップデートの開発リストをおさらいすると、アルガルヴェ(PT)、ミサノ(IT)、ムジェロ(IT)、プケコヘ(NZ)、レドゥノン(FR)、ザントフォールト(NL)が伝えられていました。そして今回、新しくナバラ(ES)の名前が登場、複数のサーキットのために再びの訪英予定と、アジアでも新しい地域のサーキットを収録する動きを明らかにしました。
2023/07/29追記: スパ・フランコルシャンのアップデートも計画にあるとのこと。

ショートオーバルではスリンガーとウィンチェスター、そしてカーンカウンティが開発中。

ザントフォールト

既存の古いレイアウトを保持したまま、現在の新しいレイアウトが追加される。

カーンカウンティ

ダートとアスファルトの両方を備えたオーバルコースで、$11.95 で購入すれば両方のレイアウトが手に入ります。新しいショートオーバル車両や複数のダート車両も追加予定がある。

既存コースのアップデート

ブランズハッチ、岡山、オウルトンパークと、古いNASCAR等オーバルも進行中。

3D 縁石プロジェクト

長期的なタイヤモデルとフィジクスエンジンの強化とともに再開した3D縁石プロジェクトは良い進捗をみせており、これがレーシングラインに大きな影響を与えることになるだろう。

レイン(天候システムの一部として)

レーシングラインと言えばレインプロジェクトもここ数週間で大幅に進捗した。
コース表面が磨かれたりラバーがのるシステムは動的なフィジクスベースのステータスやコンディションによってドライビングラインは劇的に影響を受けるようになるだろう。慣れ親しんだコースに対してこれまでとはまったく異なる方法でアプローチする必要がある。現実世界のレーサーが直面している現実の力学に直面することになる。

レインタイヤモデルはコースに大量の水を正確にまき散らして限界まで印象的なグリップを発生するが、ハイドロプレーニングはその限界を超えていく。車をスライドさせてもある程度の許容はあるが、注意深く限界を見極める必要がある。タイヤがスライドして水中を転がるとき、ピックアップしなかったものや変位しなかったものは摩擦エネルギーによって表面から蒸発する可能性がある。
今回は表面をなぞっただけなので、リリースが近づいてよりテクニカルな詳細な説明がなされることを期待してほしい。

オーバルリフレッシュ

以前も言及したとおり、オーバルレースはダートレースでリリースしたのと同様のプロセスを進んでいます。オーバルリフレッシュはテスターや車両ダイナミクスエンジニアにタイヤ開発者、ダイナミックトラック開発者が総動員で互いのモデル評価を行い、改良機会を発見して最終的により現実的で楽しい体験を生み出します。

ロードレースライセンスシステム

劇的に異なる特性を持つ車両や馴染みのない車両でのレース体験や陥る落とし穴を改善することを目指して、近い将来大幅な追加が行われる見込みです。

キャリアモード

比類のないマルチプレーヤー、コンペティション、コミュニティシステムが iRacing 体験のベースとなっていましたが、価値のあるより広範な体験を提供することに取り組んでいます。
iRacing及び現実世界のレーシングを忠実に構築する現実的で魅力的なキャリアモードに期待してください。

強化・拡大したiRacing体制

長期的で広範なアップデートとして。

アートチームの規模は2倍に。テクニカルマネジメントチームもひとつ上のレベルに引き上げてくれる業界のベテランを採用。アニメーションチームも2倍の規模となってシフト操作や感情システムを追加し、GT3 などピットアニメーションも増える。

タイヤ及びフィジクスエンジンチームは 3倍の規模になった。優れたタイヤモデルの将来や、可能な限り本物らしい体験を提供し続けるために必要な進化にフォーカスする。

タイヤの変形モデル、カーカスのねじりやたわみ、コンタクトパッチ、有限要素モデル、フィジクスレート、発熱性と勾配、トレッドプロファイルなど、これらの用語が毎日飛び交うチームは活気に満ちている。適切な時期に、エキスパート達とこれらを記事にしたい。

これらは昨年にシムエンジン本体を大幅に見直してマルチスレッドやタスク処理を最適化したことで実を結んでいる。昨シーズンはロード時間の短縮効果があった。次シーズンでは車が大幅に増加する(フィールドサイズでなく同時使用車種数)ので、これからさらに多くの車を見ることになるだろう。そしてこれもまだまだ表面のことでしかなく、オーディオについて準備中のものを待て。

UI はモダンでデザイナーフレンドリーなフレームワークに置き換えられる。ラスタライズされた現在のUIとは異なり、新UIではベクターベースで高い柔軟性を持つものになる。

購入トランザクションやリザルトや履歴に検索機能などWeb チームは相変わらず多忙。

シム/ゲームデザインディレクターの優秀なベテラン達に現実に世界最高レベルの舞台でレースチームを運営していた開発者で構成されたチームも加わり、iRacingのデザイン機能はこれまで以上に強力になっている。

これまでのiRacingでももっともエキサイティングです。我々は自分たちが行っていることが大好きで、過去15年間連続で3か月ごとのリリースがそれを表せていると願っている。これからの15年も同様に皆さんと一緒に続くことを楽しみにしているよ!

とのことだ。