Release Notes
2013.10.21付け、2013シーズン4 ビルドのリリースノートを和訳しました。
Website:
My Account
My Accountページが使いやすくなりました。インフォメーションや個人データを素早く管理できます。eメール通知に関しても設定できるようになりました。
Weather Indicators
シリーズやリーグ/ホストの各セッションの天候設定を確認しやすくなりました。What’s Hotウィジェットでも天候設定を確認できるようになりました。
Driving School and How-To Videos
ドライビングスクールとハウツービデオのセクションをオーバーホールし、より素早く、堅実で、使いやすくなりました。
Multi-Platform Downloads
ソフトウェアのダウンロードリンクが表示されるすべての箇所で、すべてのプラットホーム別バージョンをダウンロードできるようになります。詳細は”Other Download Options”と表示された箇所をクリックして下さい。
League Page
セッション作成:
- セッションを作成するとき、下部に新しく”NOTIFICATION”セクションが追加されています。このパネルを開くと 4つの通知オプションを設定できます:
- Don’t Send – 通知を送信しません(デフォルト)
- Send Now – セッション作成時に通知を送信します
- Send at Time Before – セッション開始前に通知を送信する(15分~2時間、15分単位で設定可能)
- Send at Set Time – 指定した日時に通知を送信する
- 通知オプションでDon’t Send以外が選択された場合、通知先を選択します:
- Send to All League Members – セッション作成時にリーグメンバーだった各人に通知が送信されます。後にリーグから脱退しても反映されません。
- Send to League Members In Grid – 送信のタイミングで当該セッションのグリッド設定に組み込まれていたメンバーに通知が送信されます。
- Send to Specific League Members – リーグから指定したメンバーに通知を送信します。メンバーは一覧でクリックすることで選択/解除することができます。
Automatic Disqualification
トーナメントやリーグを含むホストセッションにおいて、失格にするインシデント数を設定できるようになりました。ホストセッション作成時に、”OPTIONAL SETTINGS”でチェックとゼロより大きなインシデント数の指定を行います。
League Racing
セッションタイプが 3つ追加されました:
- Open qualifier only – 同時走行の予選のみ
- Open practice + open qualifier – 同時走行の練習走行と同時走行の予選
- Open practice + lone qualifier – 同時走行の練習走行と単独走行の予選
これによりレースを含まない予選までのセッションをフレキシブルに作成することができ、続くレースセッションをOpen Practice + Raceとしたとき、予選結果からグリッドを設定することができます。
例えば次のようにすることができます:
- open practice + open qualifierのセッションを作成します。
- 予選終了後、続きのopen practice + raceセッションを作成するとき、セッションの設定で”Click here to configure your field and grid”をクリックしてグリッドビルダーを開いて”Load from prior session”を選択、予選を選択して”LOAD DRIVERS”ボタンをクリックすればドライバーが読み込まれるので、アルゴリズムを指定して”APPLY GRID NOW”ボタンをクリックします。最後に”DONE”をクリックするのを忘れないようにします。
League Requests Bug Fix
リーグリクエストのapplicationsセクションには、リクエストの承認/拒否処理でリスト末尾で指定した処理がなされてしまうバグがありましたが修正されました。
League Wall Bug Fix
リーグのコミュニケーションページで大ヘルメットアイコンが再び表示されるようになりました。この修正に伴い、ウォール投稿に返信を書き込めないメンバーがいた問題も修正されます。
Simulation:
Graphics
- 2048×2048サイズのカーテクスチャをサポートするようになりました。これを有効にするためのグラフィックオプションが追加されました。
- 使用システムメモリのスライダーを 3GBまで設定できるようにしました。
- uncompressed car texturesオプションを削除しました。この設定は常にオフとなります。
- prefer shadow mapsオプションを削除しました。この設定は常にオンとなります。
- app.iniに[Drive Screen] UIOffsetBottomPct=0 設定を追加しました。ドライビング画面UIの画面底辺からのオフセット量の設定で、整数値で指定します(10=10%)。これにより車室内をも描画していてもブラックボックスを見える位置まで上げることができます。
- ダイナミックシャドウマップに起因するバグで、特に大きくそズームしたカメラでマシンや他のダイナミックオブジェクトに掛かる暗い帯(縞模様)が発生していたのを修正しました。
Oculus Rift
- Oculus SDK 2.5にアップデートしました。
- 磁力計の手動キャリブレーションをオフにしました。Riftソフトウェアがそれを提供します。
- renderer.iniにRiftを完全に無効化する(強制的に検出を失敗させる)オプションを追加しました。Oculus VR SDKはいくつかのTV/モニタをそうでなくてもRift HMDとして認識してしまうことがあるので、”RiftEnabled=0″と設定することで、こういったデバイスを使う場合にシムの起動時に現れるRiftのプロンプトを無効化することができます。
- 単純化したネック/ヘッドモデルを追加して、頭の向きに合った目の位置を適切に再現します。
SDK
- セッション文字列にIsSpectatorフラグを追加しました。
- LapDeltaToSessionLastLapパラメータを追加しました。
- UIインジケータがクリアされたとき、RadioTransmitCarIdxもクリアされるようになりました。
Race Control
- レースセッションでインシデント数制限に達したドライバーが失格となるルールが追加されました。レース中のインシデントメッセージにはインシデント合計も付加され、制限がない場合には”Off Track (1x) Total 14x”、制限が25に設定されていれば”Off Trac (1x) Total 14x/25x”、といったように表示されます。
- いくつかのトラックでラップタイミングを記録するフィニッシュラインがスターティンググリッドの前でなく後方になることがあります。こういったケースでも適切にラップタイミングやフィニッシュラインが適切に動作するようにしました。このサポートのアップデートがあるのは鈴鹿、スパ・フランコルシャン、マウント・パノラマです。
- ピットレーンからスタートしたドライバーがパック内にリリースされることのないよう、いつピットレーンスタートのマシンをリリースするかの計算を向上しました。
Controllers
- ジョイスティックコードでコントローラのホットプラグをサポートするようになりました。シムの起動後に接続したり抜き差ししたコントローラもキャリブレーションを必要とせず使用することができます。また、カメラ操作用などに割り当てたコントローラを使用しないときは接続しておかなくても割当情報が失われることはありません。
- ジョイスティックコードを最適化して、iRacingとジョイスティックドライバーがコンフリクトしないようにしました。フォースフィードバック効果は走る都度一貫性のあるものになりました。
- app.iniのcenterSpringPctオプションによりセンタリングスプリング効果を有効にできます。これは推奨される設定ではありませんが、ドライバーでこの設定を利用していたメンバーへのサポートとなるものです。
- 多くのコントローラで自動キャリブレーションされるようになり、デバイスをカメラや車内制御に割り当てる際にキャリブレーション操作が不要になります。アナログノブなどセンタリングスプリングを持たないデバイスではキャリブレーション操作が必要です。
- ジョイスティックや低解像度デバイスの手動キャリブレーションはより信頼性が増しました。
キャリブレーションウィザードも拡張され、リセットボタンはキャリブレーションとデバイスの検出をもリセットするようになりました。
- ジョイスティックのキャリブレーションデータはcontrols.cfgファイルから切り離され、テキストベースのJoyCalib.yamlファイルに保存されるようになりました。これによりキャリブレーション情報を手動で編集してペダルをより適切に手短にキャリブレーションできるようにもなりました。
- サポートするコントローラ数が32まで増加しました。
- ハットスイッチ(D-pad)で対角線の動作をサポートするようになりました。
- app.iniのに[ForceFeedback] disableAutoCenter=1 オプションを追加しました。これにより必要ならフォースフィードバック対応ジョイスティックで自動センタリング効果を有効化し続けることができます。自動センタリングはFFBジョイスティックのみで動作し、FFBハンドルで効果のある設定ではありません。
- XInput APIを使ってXBox 360コントローラのトリガーボタンを二軸に分割します。この機能はapp.iniの[Force Feedback] seperateXBox360Triggers=1 オプションで有効無効化することができます。
Force Feedback
- 最小フォースパラメータは最小付近のフォースをハード的にカットオフすることなくスムーズに圧縮します。これによりスライダーが誤って設定されてあてもいくらかのバッファとなら、またG27に限らずどのデバイスでも最小付近のフォースを働かせることができるようにならります。以前の動きに戻すには、app.iniで[Force Feedback] FFBUseSimpleMinForce=0 とします。
- 最小フォーススライダーはその最大値を20%から40%に増加しました。これはFanatec CSWの大きなフォースデッドゾーンをv29ファームウェアで対策しているメンバーに助けとなります。
Drafting
- 多くのロードマシンがよりリアルなドラフト効果が得られる空力モデルになりました。
New Tire Model -v5 Updates
- 転がり抵抗の算出を向上した結果、転がり抵抗とタイヤの発熱がより大きくなりました。
- 低速時と高速時のグリップレベルについて見直した結果、低速時のグリップはやや減少し、高速時のグリップはやや増加しています。
- タイヤトレッド面のゴムが薄くなることによるグリップ低下について、向上/増加しました。
- 今シーズン、タイヤモデルv5に更新されたのは次のマシンです:
- Legends Ford ’34 Coupe
- Mazda MX-5 Cup
- Mazda MX-5 Roadster
- Pontiac Solstice
- SCCA Spec Racer Ford
- VW Jetta TDI Cup
- 覚書として、これらのマシンは既にタイヤモデルv5を使用しています:
- Lotus 49
- Skip Barber Formula 2000
- Street Stock
- Williams-Toyota FW31
Sponsors
- Morgan Schooley追悼ロゴをスポンサーに追加しました。
2048×2048 Textures
- 全車種で2048×2048のテクスチャに対応しました。
訳注: メンバーサイトのペイントツールも2048×2048となるようです。なおペイントテンプレートはまずFord Mustang Class Bのみ2048×2048でリリースされ、その後既存車種のペイントテンプレートも2048×2048化されたものをリリースするとのこと。
Cadillac CTS-V Racecar
Chevrolet SS-Gen6
- グリルテープの制限を変更したのでオーバーヒートしやすくなり、タンデム走行を減らすでしょう。
- イグニションボックスに緑のランプを追加しました。
Dallara IndyCar
Ford Fusion-Gen6
- グリルテープの制限を変更したのでオーバーヒートしやすくなり、タンデム走行を減らすでしょう。
- イグニションボックスに緑のランプを追加しました。
Ford GT
- フロントサスペンションの物理モデルを向上しました。
- 燃料搭載量の増加単位を 7リットル(2.068ガロン)から 5リットル(1.34ガロン)に改訂しました。
Ford Mustang Class B
- 購入できるようになりました。このマシンはChevrolet National Impalaと同じクラスであり同様にドライブすることができます。そしてChevrolet SS-Gen6とFord Fusion-Gen6と同じようにそのセットアップを共有できます。
※訳注:Chevrolet Impala クラスBの誤りでは?
Legends Ford ’34 Coupe
- 他のフィジクス改良と共にNTMv5に更新されました。
Mazda MX-5 Cup
- 他のフィジクス改良と共にNTMv5に更新されました。
- 最低車高を 5インチ(12.7センチメートル)に引き上げました。
Mazda MX-5 Roadster
- 他のフィジクス改良と共にNTMv5に更新されました。
- 最低車高を 5インチ(12.7センチメートル)に引き上げました。
Pontiac Solstice
- 他のフィジクス改良と共にNTMv5に更新されました。
SCCA Spec Racer Ford
- 他のフィジクス改良と共にNTMv5に更新されました。
VW Jetta TDI Cup
- 他のフィジクス改良と共にNTMv5に更新されました。
Williams-Toyota FW-31
- タイヤ空気圧を 1クリック 1/10 psi ずつ設定できるようになりました。
Circuit de Spa-Francorchamps
- Grand PrixとEnduranceレイアウトでフィニッシュラインを上位グリッドに沿って半分ほどずらして正しい位置に修正しました。
New Hampshire Motor Speedway
- Legends ovalレイアウトを追加しました。
New Jersey Motorsports Park
- Tech Trackとして購入できるようになりました。
Mount Panorama Circuit
- 購入できるようになりました。
訳注:Bathust(バサースト)
Suzuka International Racing Course
- フィニッシュラインをスターティンググリッドに沿って半分ほどずらして正しい位置に修正しました。