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Tag: Dynamic Brake Audio

Release Notes

2023 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2023s3 リリースノート:


SIMULATION:

Windows Support

  • iRacing 2023 シーズン 3 で Windows 8.1 は iRacing アプリケーションを正常に起動できなくなります。
    • マイクロソフトは公式に Windows 8.1 のサポートを 2023/01/14 で終了しています。この結果 iRacing ソフトウェアの互換性はなくなり、起動できなくなります。
    • カスタマーサポートも iRacing を Windows 8.1 では実行できません。Windows 10, 11 に iRacing をインストールするのにヘルプが必要な場合、こちら: https://support.iracing.com からカスタマーサポートに連絡してください。

Race Servers

  • レースサーバでセッションあたり 9車種まで扱えるようになりました。
  • ユーザーの平均ラップタイムは invalid (無効) とされたラップを除外しなくなりました。
  • 一部のオープンプラクティスサーバーがアクティブでないときに早期終了していた問題を修正しました。
  • AI レースでセッションを巻き戻した場合など、セッションがリスタートされるとトラック温度の変動幅が大きくなる問題を修正しました。

Loading

  • ビデオメモリリソースのロード方法に調整を加えました。
  • 一部の車両でロードアルゴリズムを最適化しました。

Dynamic Track

  • ダイナミックトラックアルゴリズムの路面に関する処理、特に外側のコース端について改善しました。
  • ダート、マーブル、ラバーといった一部のダイナミックトラックデータの視覚的な表示が一部のコースセグメントで適切に動作していなかった問題が修正されました。

Race Control

  • クラスごとのレーススプリット生成アルゴリズムを改善しました。
  • Short Parade Laps が以下のコースで使えるようになりました:
    • Barber Motorsports Park – Full Course
    • Brands Hatch Circuit – Indy
    • Canadian Tire Motorsports Park
    • Charlotte Motor Speedway – Roval, Roval – 2018, & Roval Long
    • Circuit Park Zandvoort – Grand Prix
    • Circuit Zolder – Grand Prix, & Alternate
    • Daytona International Speedway – Oval – 2008, Road Course – 2008, & Moto – 2008
    • Hockenheimring Baden-Württemberg – PEC – Outer
    • Indianapolis Motor Speedway – Oval – 2009, Open Wheel Oval – 2009, Road Course – 2009, & Bike
    • Long Beach Street Circuit
    • Mount Panorama Circuit
    • Phillip Island Circuit
    • Talladega Superspeedway

Qualifying Scrutiny

  • 予選監視システムを調整して、スタート位置から離れてから速度を上げるまでに時間がかかるケースについてより適切に対処できるようになりました。

Dirt Racing

  • ダートリフレッシュプロジェクトによって様々なアップデートが可能となりました!
    • このプロジェクトには開発者、車両物理学者、テスターからなるグループが参加してダートレースを機能させるすべてを徹底的に調査し、いくつか大幅な改善とアップデートが登場しました。
    • ダートトラックの以下のパラメータをアップデートしました:
      • あらゆる摩耗と水分量の組み合わせによるダートレース特性
      • ダート・深さ・ハードパンの動作
      • コース摩耗パラメータ
      • タイヤラバーの載り具合
      • ダートのタイヤからの転移
      • コースの粗さ・摂動の形成
      • ダイナミックトラックデータの進捗ですべてのダートコースがアップデートされました。
    • すべてのダートレースタイヤがアップデートされました:
      • 新しくダートサーフェスの硬さ・水分量による摩耗率が適用されるようになりました。
      • ダートの転移パラメータ
      • 起伏のあるダートサーフェスでのタイヤの接地を計算する方法を改善しました。

AI Racing

  • AI ドライバーがヒートレースに参加するためのトレーニングコースを修了しました!
    • AI ロースターとのホストセッションでヒートレースが行えるようになりました。
    • これは AI レースとヒートレース形式の両方にとっての新しい機能実装です。
      • 現時点ではホストセッションでのみ有効な機能だることに注意してください。AI ドライバーには人間のドライバーの助けがないと必ずカオスとなります。
  • AI ドライバーは以下の車両について完全にトレーニングを受けました:
    • Aston Martin DBR9 GT1
    • Cadillac CTS-V Racecar
    • Cadillac V-Series.R GTP
    • Chevrolet Corvette C6.R GT1
    • Ford GT GT2
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 R (992)
    • Radical SR10
  • AI ドライバーは以下のコース・レイアウトでゴールドを獲得してレースの準備ができました:
    • Autodromo Nazionale Monza – GP without first chicane, Junior, and GP without chicanes
    • Chicago Street Course – 2023 Cup and Prototype
    • Circuit of the Americas – East and West
    • Irwindale Speedway – ALL 5 Configurations
    • MotorLand Aragón – ALL 7 Configurations
    • Nashville Fairgrounds Speedway – Mini
    • New Smyrna Speedway
    • Twin Ring Motegi – East and Oval
    • Willow Springs International Raceway
  • AI ドライバーはアドバンスド教育クラスの追加 1シーズンを卒業します。2023 シーズン 3 用に以下のプログラムをトレーニングしました:
    • Kinesthetics for Preventing Pace Lap Panic
    • [PHY-220] Drafting Speed Predictions
    • White-Knuckle Door-to-Door Racing: A Retrospective
    • Fast Cars Beware: Slow Cars
    • Slow Cars Beware: Fast Cars
    • AI Program Upgrade IV: Reaction Timing (Class: Pistol Shrimp)
    • Danny S.’s Pre-School Seminar: Left-Hand Makes the “L”!
    • The Technical Know-How Overlaps for GTP & Rocket Ship Piloting
    • SuperTravel SuperProgram 2023: SuperSpeedways
    • Lessons from Slot Car Racing on Racing Lines
    • Tire Compound Connoisseur Magazine (Spring ‘23 Issue)
    • Brake Pad Dissection – a Science Lab Qualified Course
  • AI ドライバーは以下の車両のドライビングスキルを向上させました:
    • NASCAR Cup Series Next Gen Cars
    • NASCAR Trucks
    • BMW M Hybrid V8
    • Dallara P217
  • AI ドライバーは以下のコースでドライビングスキルを向上させました:
    • Atlanta Motor Speedway – Oval
    • Bristol Motor Speedway – Dual Pit Roads & Single Pit Road
    • Canadian Tire Motorsports Park
    • Daytona International Speedway – Oval
    • Detroit Grand Prix at Belle Isle
    • iRacing Superspeedway
    • Talladega Superspeedway
  • 安全のために AI ドライバーと車両はセッションが終了すると直ちに取り除かれるようになりました。
  • AI システムの問題をいくつか修正しました:
    • リプレイで AI ドライバーのカスタムペイントが表示されない問題を修正しました。
    • ホストセッションのスタンディングスタートで、グリーンで AI ドライバーがアクセルを踏むまでにラグがある問題を修正しました。
    • AI ドライバーがピットへ牽引される際にカットペナルティを負うことがある問題を修正しました。
    • 複数のピットイン通知を受信できる問題を修正しました。
    • リプレイで Entries タブに AI dライバーの名前が掲載されない問題を修正しました。
    • AI ドライバーが Dallara P217 で誤ったダイブプレーンを使用しているように見える問題を修正しました。

New Damage Model

  • 新ダメージモデルを以下の車両に搭載しました:
    • Cadillac V-Series.R GTP
    • Dirt Late Model (ALL)
    • Ligier JS P320
    • NASCAR Truck Chevrolet Silverado
    • NASCAR Truck Ford F150
    • NASCAR Truck Toyota Tundra TRD Pro
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • Porsche 911 GT3 R (992)
    • Renault Clio R.S. V
  • 将来の開発を簡単にするために新ダメージモデルの一部のシステムコードが再編成されました。

Auto Fuel

  • スポッターやチームメンバーが Auto Fuel 状態をコントロールできるようになりました。

Spotter

  • より正確かつ動的に動作するようにスポッターシステムがアップデートされました。トラック上で起こるレースコントロールイベントを適切に読み取るようになり、バラエティに富んだスポッターコールが追加されました:
    • Car in Front/Behind is Pitting
      前後の車のピットストップ
    • Faster Car Approaching
      速い車が来ている
    • Gaining/Losing the car in front
      前車に追いついてる/離されてる
    • Leader Change
      先頭が代わった
    • Leader Lap Time
      先頭のラップタイム
    • Leader is Lapping You
      先頭にラップダウンされる
    • Session New Fastest Lap
      セッション中のファステストラップ
    • Your Personal Best Lap Time
      自己ベストタイム
    • Time Remaining in Session 20/10/5 Minutes
      セッション残り時間
    • これらのメッセージ設定が app.ini ファイルの [SPCC] セクションに追加されました。
      • これらのメッセージは Chattiness 設定が MEDIUM か HIGH で、app.ini でオンになっているとき(デフォルトはオン)にだけ再生されます。
  • スポッターに「Silence」機能が追加されました。
    • Sound オプションでキーを割り当てると再生中のスポッターメッセージおよびその先少しの間のメッセージを無効にすることができます。黙らせる時間は app.ini ファイルの [SPCC] セクションにある hushDuration 変数で調整することができます。
  • 「Leader Car」コールはプレイヤーと同じクラスのリーダーについて示すようになりました。リーダーに関する全てのメッセージは総合トップでなく、プレーヤーと同じクラスのリーダーを指すことを意味しています。
    • 例:
      • Leader is pitting now
        クラスリーダーがピットイン
      • Leader is at Start/Finish
        クラスリーダーがスタート/フィニッシュ
      • You’re catching the leader
        クラスリーダーに追いつく
      • One lap to win (if you are the leader car)
        勝利まであと1周(自身がクラスリーダーのとき)
  • イタリア語スポッターパックがどちらもアップデートされました!
    • Renzo A. Olivieri と Marco Arcidiacono に感謝!
  • 残り周回数のスポッターメッセージのロジックがアップデートされました。
  • ピット入口の位置がスタート/フィニッシュラインとかなり離れている場合の燃料に関するスポッターコールの問題を修正しました。

Graphics

  • 新しいグラフィックオプションが追加されました: Hide Cockpit Obstructions
    • ヘイロー、Aピラー、岩ガードなど視界を邪魔するコクピット構造物を非表示化するオプションです。
      訳注: 以前ガレージ画面のセットアップにあった項目がグラフィックオプションに移動されました。元々設定がなかった車にも追加されたというものではありません。
  • 新ダメージモデルを搭載した車両が使用するビデオメモリを減らすために車両モデル形式を調整しました。
  • 周囲の車両についてステアリング角度の表示精度を改善しました。
  • 遠景で白くならないようにブレーキライトの露出を調整しました。
  • リプレイでヘイローを非表示にしたり表示したりを処理するシステムをアップデートしました。
  • GGX ブレンドしたダート テクスチャ シェーダーが改善されました。
  • SpeedTree の照明がアップデートされました。
  • SpeedTree self-shadow のグラフィックオプションを取り除きました。
    • 処理のニーズが厳しかった割に視覚的な利点は大きくありませんでした。
  • SSAO パラメータにツールチップが追加されました。
  • SpeedTree の新 SDK を統合しました。
  • SpeedTree の裏側や見えない部分が描画されて処理時間を浪費していた問題を修正しました。
  • ディストーションパーティクルが車内以外では適切に描画されていなかった問題を修正しました。
  • ガレージに入るたびにモーションブラーがトリガーされる問題を修正しました。
  • モーションブラーが同じ車の異なるパーツに異なる量で描画される問題を修正しました。

3D Foliage System

  • 新しい環境グラフィック機能が追加されました: Foliage <フォリッジ/群葉> !
    • 新しいフォリッジシステムは、コースに合うバイオーム/生物群系の 3D 群葉を手続き的に生成します。草、灌木、岩、サボテン、花、その他小さな環境資源が含まれます。3D フォリッジはドライビングやフィジクスには何の影響も与えませんが、シミュレーション世界をよりリアルにデコレートします。
    • Graphics オプションには 3D フォリッジシステムで使われるレベル設定がいくつかあり、ビジュアルや描画パフォーマンスをカスタマイズすることができます。システムを完全に無効化することもできます。
    • 今回のリリースでは、Willow Springs International Raceway のみ 3D フォリッジシステムで種がまかれましたが、母なる自然は常に拡散する方法を探しています!

Visual Effects

  • パーティクルエフェクトの照明が改善されました。
  • PopcornFX SDK が最新バージョンにアップデートされました。

Audio

  • オーディオデバイスのホットスワップサポートが追加されました!
    • レース前にヘッドセットの接続を忘れていてももう大丈夫。たとえレース中でも、iRacing の起動後に接続したデバイスを認識するようになりました。Sound オプションでデバイスに「System Default」を選択していた場合、デフォルトデバイスが変更されるとすぐに新しいデバイスに切り替わりますし、特定デバイスを選択していた場合にはそれが有効化された時点で動作し始めます。
    • 実行中のオーディオデバイス切り替えがサポートされるようになりました。デフォルトのデバイスが選択されている場合、Windows で新しいデバイスが選択されたらシミュレータもその新しいデバイスを使うようになります。特定のデバイスを指定していた場合、Windows でアクティベートされたらシミュレータで使われるようになります。
      • disableWindowsCoreAudio=0 | このオプションを有効 (1) にすると、 Windows Core Audio を無効化します。
      • disableAudioDeviceChangedEvents=0 | このオプションを有効 (1) にすると、ダイナミックなオーディオデバイス切り替えを無効化します。
    • 注: オーディオホットスワップはデフォルトで有効化されます。
  • 新しいオーディオオプションが追加され、System Communication デフォルトデバイスを割り当てできるようになりました。
  • app.ini に新しいオーディオオプション「ambientMusicDisabled」が追加されました。
    • この値のデフォルトは 0 です。1 に設定するとシミュレーションの PA システムが鳴らす環境音楽を無効化します。
  • ダイナミックブレーキサウンドを調整しました。
  • 様々な車両で荷重移動で生じるサウンドを改良しました。
  • 全ペースカーのエンジン音を調整・最適化しました。

Environment

  • コースのあちこちにある様々な駐車車両について、色やテクスチャのバリエーションを追加しました。

Interface

  • セッション/リプレイ画面及びドライブ中画面で右クリックポップアップメニューを改良し、個別のユーザー、車の現在のドライバーやそのチーム全員宛にプライベートメッセージ(PM)を送信できるようになりました。
    • 車にメッセージが送られる既存の Admin/レースコントロールについては、チーム全員宛にメッセージが送信されるようになりました。
    • 「/#N」形式でカーナンバーを指定したPMはチーム全員宛に送信されるようになりました。
    • 車の現在のドライバーだけに PM を送信するには、カーナンバーに続いて「@」を付加した「/#N@」形式となります。その車がピットにいるとき、ドライバーが車から降りていなければ、そのドライバーに PM が送信されます。そのチームの車がシミュレーションにいないときには PM は送信されず、送信できなかったことがあなたに通知されます。
      • 自分が送信したメッセージが自分も宛先に含まれるためにメッセージを重複して受信しないように、メッセージの宛先に関連付けられているメッセージを受信します。個別のメッセージはエコーバックされません。
    • 「/」のあとにメンバーの名前を指定して個別に送信する PM はこれまでどおり送信できます。
  • レースコントロールの Admin コマンドに対するレスポンスでは、ドライバー名でなくチーム名とカーナンバーでエントラントが識別されるようになりました。ドライバー交代のないイベントでは、チーム名はドライバー名となります。
  • 分かりやすくするために単位系の選択肢を「English (USA)」としました。

Camera

  • モーションブラーのオプションに最上級の Ultra を追加しました。
  • ドライバービューのピッチ/ロールエフェクトの問題を修正しました。ビューが地平線に固定されている場合、カメラが車の位置をフォローすることなく遠くまでロールすることができるようになりました。この機能を使うことで VR での酔いを軽減できます。
  • 車の重心がカメラフレームから外れるたびに車にかかるモーションブラーが失われてしまう問題を修正しました。
  • コクピットカメラで不要なモーションブラーがかかることがあった問題を修正しました。
  • マルチディスプレイ環境での車のモーションブラーに関する問題を修正しました。

Controls

  • 停車後にブレーキを踏んだままにしていなくても、いつでも車が停止すれば直ちに停車時用の自動パーキングブレーキが働くようになりました。これにより停車後にブレーキが離れて車が動いてしまうのを防げます。
  • ステアリングの割り当てがされていないとき、リセットボタンで車に乗り込むことを防ぐようになりました。この操作はコントロールウィザードを表示してドライビング操作の割り当てやキャリブレーションへと進みます。
  • XInput デバイスのテストを簡略化しました。
  • 以前のキャリブレーションが新しいキャリブレーションと十分類似していた場合にキャリブレーションが失敗してしまうジョイスティックがあった問題を修正しました。
  • ボタンを押していると Options 画面でステアリングホイールやシフターが反応しない問題を修正しました。

Force Feedback

  • ステアリングホイールのキャリブレーションで、選択していた最大回転角度とフォースフィードバックステータスをチェックして、検出したハードウェアから期待される値と合致しない場合には通知するようになりました。
    • これは正しいドライバーがインストールされていないか、最大回転角度がデフォルトでとても小さな値に設定されている一部のホイールに関する一般的なエラーを検出するための取り組みです。この通知を受け取ったりステアリングホイールの設定に助言が必要な場合にはカスタマーサポートに連絡してください。
  • iRacing はステアリングホイールの最大フォースを自動検出して、適切にフォーススライダーを調整するようになりました。これはステアリングホイールに送信されるフォースレベルを安全かつ自動的に計算するために使用されます。ホイールがどのようにセットアップされているのか常に知ることができるわけではないため、最大フォースレベルを過大評価している可能性があります。これはより安全な憶測ですが、場合によってはシミュレーションで要求できるフォースレベルが制限される可能性があります。その場合には auto-mode をオフにして、手動でホイールのピーク値を設定します。
  • フォースの Auto ボタンを改善してホイールの最大フォースを考慮に入れるようにしました。これによってホイールのフォースが大きくなると Auto チューニングは軽くなります。
    • app.ini ファイルに新しいスケールパラメータ「autoForceFactor」が追加されました。デフォルトは 0.5 で、リダクションの挑戦的な調整を行うこともできます。[Force Feedback] autoForceFactor=1 ですべてのリダクションを取り除いて 1:1 のフォース出力を得られます。これを 0 (zero) に設定すると実質的に常に 6Nm のピークフォースがホイールにかかることになります。この中間の値を設定するとこの極端な 2つをブレンドします。デフォルト値の 0.5 は多くのユーザーにとって良い値です。
  • F9 ブラックボックスのフォース自動設定の Auto ボタンにキー割り当てができるようになりました。デフォルトは Ctrl – A です。
  • フォースフィードバックのピーク検出において、車が制御不能となった際のデータ収集が抑制されるようになりました。また、インシデント発生から数秒の間もデータ収集が一時停止されます。安定したより一貫性のあるシステムにすることが目標です。
  • フォースフィードバックに関して、ステアリングホイールの位置がジャンプしていないか検出する安全機構を追加しました。つまりホイールとの通信が失われたり回復したりしていないかを検出します。通信の中断が検出されると、安全のためにフォースフィードバックが一時的に抑制されます。
  • Force Feedback オプションに Smoothing スライダーで設定するスルーレートリミッターフィルターが追加されました。
    • このフィルターはフォースフィードバック信号の変化率を制限して、信号が固定値以上を越えて加速することのないようにします。つまり信号の大部分はそのままに大きな衝撃を和らげます。25% に設定すると縁石やウォールにヒットした衝撃を和らげながら通常の運転にはほとんど影響を与えません。75% にするとランブルストリップや縁石のヒットもほとんど分からなくなります。縁石や事故で生じる FFB が大きすぎてフォースレベルを下げたりと思ったとき、代わりにこの値を引き上げてみてください。50% から始めてみて、それが大きすぎると感じたら 25% に下げてみてください。
      • app.ini ファイルの [Force Feedback] セクションで「smoothingFilterType=1」と設定して以前のフィルターに戻すこともできます。

Replays

  • チャットメッセージやインシデント発生ポイントをリプレイに記録して確認できるようになりました。
  • AI ドライバー用のカスタムペイントがリプレイで表示されない問題を修正しました。

Telemetry

  • ブレーキライン圧のライブテレメトリ「LFbrakeLinePress」はゼロとなり、値が表示されなくなります。
    • ブレーキライン圧のディスクベーステレメトリ「LFbrakeLinePress」は引き続き利用可能で ABS の調節による波が値に含まれるようになりました。
    • ディスクベーステレメトリに新しい値「BrakeABSCutPct」が追加されました。ABS によるブレーキフォース減少割合をパーセントで示します。
  • ドライバーのスーツ、ボディ、顔、ヘルメットタイプID がセッション文字列に含まれるようになりました。

Official iRacing Sporting Code

  • オフィシャル競技規則スポーティングコードをアップデートしました:
    • 新セクション 6.8.3 が追加され、ピットスタートの正しい動作が記述されました。
    • オーバル・ロード両方でローリングスタートについてわかりやすくするために段落を整理しました。
    • マルチクラスレースでのグリッドの並び方とレーススタートの定義をより明確にしました。
    • ライセンスクラスの画像をアップデートしました。
    • ラリークロスコースでのタイムベース競技ではジョーカーラップは使えないことを確認しました。
    • メンバーシップを停止されたり制限を受けたメンバーが替わりのアカウントを使うことは受け入れられないという注意事項が追加されました。
    • 不正な戦術がレース中に使えないことを確認し、不正で悪い例の記述を削除しました。
  • オフィシャル競技規則スポーティングコードはこちらで確認してください。:

2023s3 リリースノート:

Release Notes

2023 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2023s2 リリースノート:


CARS:

GT3 Cars

  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。
  • ノルドシュライフェ走行時にはサスペンションの下垂距離を拡大させました。
  • 高速走行時に燃料節約のためにクラッチを切ることができなくなりました。
  • 後続車のドラッグ効果を削減しました。
  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

GT4 Cars

  • 後続車のドラッグ効果を削減しました。
  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。

GTE Cars

  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。

NASCAR Classic 1987 Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Cup Series Next Gen Cars

  • タイヤパラメータがアップデートされました。
  • ドラフティングパラメータがアップデートされました。
  • エンジンのレブリミッターが引き下げられました。
  • シフトライトの回転数をアップデートしました。
  • ガレージ画面のブレーキバイアスとテレメトリ値 dcBrakeBias の値がマッチするようになりました。
  • 外れる部品の LOD カメラ距離がアップデートされました。特定の距離で車体の部品が消失するのを防ぎます。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Trucks

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Xfinity Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

V8 Supercars Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Touring Cars

  • 後続のエアロドラッグ効果が削減されました。
  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。
  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

[Legacy] V8 Supercar – 2014 Cars

  • フロントロールセンターの Low オプションは取り除かれました。

ARCA Menards Chevrolet Impala

  • ウィンドシールドのプルタブにダートが付着する問題を修正しました。ノーズロアグリルのテクスチャを調整しました。ペイントテンプレートのナンバーブロックの問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Audi 90 GTO

  • ブレーキペダルの最大フォースを調整しました。

Audi R8 LMS GT3

  • インターフェースモデルにペダルがなかった問題を修正しました。

BMW M4 GT3

  • 現行ドライバーマニュアルに合致するようにダッシュディスプレイをアップデートしました。

Chevrolet Corvette C8.R GTE

  • バックファイアの新しいオーディオとトリガーするロジック、ビジュアルエフェクトが追加されました。

Chevrolet Monte Carlo SS

  • 今シーズンのアップデートで、この車両はリタイヤコンテンツとなりました。
    • Late Model Stock がこの Chevrolet Monte Carlo SS を置き換えます。
      • Chevrolet Monte Carlo SS は [Retired] 状態となり、すべてのイベント及び iRacing ストアから取り除かれます。Chevrolet Monte Carlo SS での記録は残ります。リプレイは機能しなくなります。
      • Chevrolet Monte Carlo SS を購入していたメンバーには新車の Late Model Stock が無償で提供されます。
      • この車両を使ってスケジュールされていた AI を使わないホストセッションは Late Model Stock を使うようにアップデートされます。
      • この車両の AI ロースターを使ってスケジュールされていたホストセッションはキャンセルされ、課金取消となります。必要なら Late Model Stock とその AI を使って再作成してください。

Dallara F3

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dallara iR-01

  • エアロモデルとタイヤ属性のコンビネーションがオーバルレースを改善するために開発されました。
  • エアロモデルとタイヤパラメータがアップデートされました。
  • セットアップ調整幅がアップデートされました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dallara IR18

  • この車両でのバイザーのティアオフ操作割り当てが削除されました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dallara P217

  • ドラフトパラメータがアップデートされました。
  • 高速走行時に燃料節約のためにクラッチを切ることができなくなりました。
  • ブレーキバイアス調整は 0.25 単位で変更できるようになりました。

Dirt Street Stock

  • 一部のカーパーツのカメラ距離が調整されました。

Ford Mustang FR500S

  • タコメーターのミスプリントを修正しました。 RPM は宣伝されているような 10,000 の倍数にはなっていません。
  • ダッシュボードの燃料及び油圧の単位変換と警告灯に関する問題を修正しました。

Formula Renault 2.0

  • コクピットカメラでタイヤが誤ったモデルを使用していた問題を修正しました。

Formula Renault 3.5

  • リアフロアの耐久性が向上しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Global Mazda MX-5 Cup

  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。

Honda Civic Type R

  • 2023s2 BoP: 車重を若干軽く、エンジントルクを若干削減しました。

Hyundai Elantra N TC

  • 2023s2 BoP: 車重を若干重く、エンジントルクを若干削減しました。

Hyundai Veloster N TC

  • 2023s2 BoP: 車重を若干重く、エンジントルクを若干削減しました。

Indy Pro 2000 PM-18

  • 新ダメージモデルのチューニングが完了しました。サイドポッド、フロント/リアウィングの破壊限界を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

iRacing Formula iR-04

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Lamborghini Huracán GT3 EVO

  • バックファイアのオーディオ効果を改善しました。

Late Model Stock

  • NEW CAR!
  • 新しいストックカー Late Model Stock が購入できるようになりました!
    • CARS Late Model Stock Tour などで使われる Late Model Stock はストックカーレースキャリアの重要なステップとなっています。ジョシュ ベリー、サム メイヤー、マイアット スナイダーなど NASCAR Xfinity シリーズのフロントランナーから NASCAR Craftman Truck シリーズのヘイリー ディーガンやクリスチャン エックスなど、そして 2023 NASCAR Cup シリーズルーキーのタイ ギブスなどがこのシリーズから栄光を掴んでいます。Late Model Stock Car は 400馬力を超える 350 キュービックインチエンジンを搭載しています。ファイバーグラス製ボディパネルは車を計量化しますがフルコンタクトに耐える強度を持ち、CARS ツアーは Southern National Motorsports Park, Hickory Motor Speedway, Langley Speedway, South Boston Speedway, North Wilkesboro Speedway を巡ってショートトラックレースで最高のショーを行います。
  • Late Model Stock は既存の iRacing レイトモデル車両 Chevrolet Monte Carlo SS を置き換えます。
    • この入替で Chevrolet Monte Carlo SS はリタイヤコンテンツとなって使用できなくなり、iRacing ストアからもなくなります。Chevrolet Monte Carlo SS の記録・Stats は残されますがリプレイは機能しなくなります。
    • Chevrolet Monte Carlo SS を所有していたメンバーには Late Model Stock が無償で提供されます。
  • Late Model Stock の購入は iRacing ストアのこちらから: https://members.iracing.com/membersite/member/CarDetail.do?carid=164
  • この車両には新ダメージモデルが適用されます!
    土壇場の問題によって新ダメージモデルは搭載されなくなりました。パッチでの登場となる見込み。
  • AI レースで使用できます!

Legends Ford ’34 Coupe

  • 回転する右タイヤのテクスチャが反転していた問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Lotus 49

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Lotus 79

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Mercedes-AMG GT3 2020

  • 2023s2 BoP: 重心が若干高くなり、リアサスペンションジオメトリもアップデートされました。エアロバランスが若干前側へ移動してリアタイヤの発熱性が若干引き下げられました。
  • 周囲の車両の LED ルーフライトストライプの問題を修正しました。

Mercedes-AMG GT4

  • 高速走行時に燃料節約のためにクラッチを切ることができなくなりました。
  • コクピットの燃料位置ビジュアルを調整しました。
  • インターフェースモデルにスタリングギアを追加しました。
  • インターフェースモデルにブレーキバイアスノブが付いていなかった問題を修正しました。

Mercedes-AMG W12 E Performance

  • 外部RPMライトを調整しました。

Mercedes-AMG W13 E Performance

  • AI レースで使用できます!
  • 外部RPMライトを調整しました。
  • ドライバーのパドルシフト操作アニメーションを追加しました。
  • 黒い Monza ロールフープストライプを取り除きました。
  • サイドミラーモデルとテクスチャをアップデートしました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Modified – SK & NASCAR Whelen Tour Modified

  • (Both) – iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Classic Buick LeSabre – 1987

  • 新ダメージモデルが使用されていないとき、ダッシュボードのゲージレンズが不透明になる問題を修正しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Chevrolet Camaro ZL1

  • 特定の距離からミラーで見ると車のノーズが消えることがある問題を修正しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Toyota Camry

  • フロントフェンダーのテクスチャマッピングを改善しました。
  • 特定のカメラ距離でファントムダメージが出現する問題を修正しました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)

  • 新ダメージモデルが適用されます!
  • 特定の距離で一部のミラーが位置を入れ替えて表示される問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Radical SR10

  • フィジクスパラメータが若干アップデートされました。
  • 新ダメージモデルで、ボディパネルのイールド及び破壊限界を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Ray FF1600

  • NEW CAR!
  • 新オープンホイール車両 Ray FF1600 が iRacing で使用できるようになりました。この車両はすべてのメンバーに無償で提供されます!
    • 英国を拠点とする Ray Race Cars は半世紀異常にわたってエントリーレベルオープンホイール車両を製造してきました。

      FF1600はグランプリを目指す練習用の手ごろな価格のフォーミュラです。ウィングなしでダウンフォースの少ないマシンに1.6リッターエンジンを搭載するFF1600は、他のジュニアフォーミュラと比べるとコーナーではかなり注意が必要ですがコース上では接近戦で追い越しが多くなります。スペースフレームシャーシによる比較的オープンなレギュレーションによってFF1600は手ごろなオープンホイールレースとして世界中で人気です。Ray Race Cars は世界中で多くのチャンピオンシップで勝利し、最近では 2022年 4月に Alex Crosbie がニュージーランドのナショナルタイトルを獲得しました。

  • Ray FF1600 について詳細はこちら: https://members.iracing.com/membersite/member/CarDetail.do?carid=163
  • この車両は iRacing の基本コンテンツに含まれるので全メンバーに無償で提供されます。
  • この車両には新ダメージモデルが適用されます!
  • AI レースで使用できます!

Renault Clio R.S. V

  • NEW CAR!
  • 新しいロードカー Renault Clio R.S. V が購入できるようになりました!
    • ルノーのワンメイクシリーズはほぼ60年間ずっとヨーロッパで最も親しみやすい下位レベルのロードレースシリーズの一部を担っています。1966年に誕生したゴルディーニを起源とする初代クリオは 1991 年にデビュー、欧州の主要各国でシリーズが開催されました。一時中断もありましたが、2000年代初頭から再びルノークリオが選ばれるようになりました。第5世代のルノークリオカップカーは 2020年にデビューして以来ヨーロッパ中のアクティブなクリオカップシリーズに採用されています。

      車重 1030 kg ホイールベース 2579mm でルノー HR13 エンジンを搭載、速く機敏な車はあらゆるスキルレベルのドライバーに楽しい体験となります。

      過去のルノーワンメイクチャンピオンには、WRC とダカールのレジェンド Carlos Sainz 、ルマン勝者の Jan Lammers 、ツーリングカーのヒーロー Jason Plato 、オープンホイールチャンピオンで X Games ゴールドメダリストの Kenny Brack らの名前が挙がります。私たちが話している間に次にくる偉大なレーサーはクリオで走っています。

  • Renault Clio R.S. V の購入は iRacing ストアのこちらから: https://members.iracing.com/membersite/member/CarDetail.do?carid=162
  • AI レースで使用できます!

Silver Crown

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Street Stock

  • カメラがフォーカスしている車を除いてサイドミラーが消失してしまう問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Supercars Ford Mustang GT

  • インターフェースモデルが誤って詳細なカーモデルを使用していた問題を修正しました。

Super Late Model

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Toyota GR86

  • この車両に新ダメージモデルが適用されました!
  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。
  • 一部のタイヤアートワークがアップデートされました。

USF 2000

  • 新ダメージモデルのチューニングが完了しました: サイドポッド、フロント/リアウィングの破壊限界を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

2023s2 リリースノート:

Release Notes

2023 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2023s2 リリースノート:


SIMULATION:

Connectivity

  • ミートボールペナルティの衝突を防ぐため、レースサーバーへの再接続時にはフレッシュリペアが常にサーバーへ送信されるようになりました。オレンジボールフラッグを受けた直後に切断されたケースで、車の状態が保存されなかったために再接続時に車のダメージはないのにオレンジボールとなってクリアもされない状態が発生することがありました。この再接続時のアップデートによってサーバーでのオレンジボール状態から改めて車の状態を同期されます。

Race Control

  • 2番手のジャンプスタート判定ロジックについて、リーダーとの間隔と速度の比較を組み込んでアップデートしました。
  • ローリングスタートでのペース速度のルールが更新され、コーナー外側の方が長く内側の車に追いつくために車が少し速くなることを許容するようになりました。
  • ロードコースでピット出口をクリーンに走行するとピットエントリーの黒旗がクリアされることがあった問題を修正しました。それが起こるのはオーバルコースのみです。
  • レースコントロールは無効ラップを検出するとドライバーに通知するようになりました。レースサーバーとの通信品質に問題があって途切れたりする場合にドライバーがそれに気付けるようにします。この通知はインシデントと同様にレースコントロールからのテキストチャットメッセージで示されます。

Active Reset

  • 外れたパーツの重量がアクティブリセット後に元に戻っていない問題を修正しました。外れた部品は復元されてもその重量が復元されていませんでした。そのパーツが再び外れると結果的にその重量を2回失うことになっていました。この車体重量に影響する処理が時間経過とともに繰り返されていた可能性があります。
  • アクティブリセットでティアオフを含むウィンドシールドやバイザーの状態が保存されていなかった問題を修正しました。
  • アクティブリセットが短時間で行われた場合にホイールが修理されなかったりロックされてしまう問題を修正しました。

Dirt Racing

  • 特にウォール近くで、ダートの量が変化するにつれてトラックのサイドウォールに沿って行き過ぎたバンプが生成されるのを抑えるため、ダートトラック表面のジオメトリを更新する方法をアップデートしました。
    • この修正で、ウォールの向こうで高さの異なる草地などレースと関係しない近くの地形によってダートトラック表面の高さ計算で異常データが出てくる問題が修正されます。
  • ダートレースの改善努力を続けており、開発は進捗していて近い将来のプランもあるので安心してください。このプロジェクトについて詳細はこちらを参照してください:

AI Racing

  • AI ドライバーは以下の車両を習得しました:
    • Late Model Stock
    • Mercedes-AMG W13 E Performance
    • Ray FF1600
    • Renault Clio R.S. V
  • AI ドライバーは以下のレイアウトを習得しました::
    • Atlanta Motor Speedway – Oval
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – Club
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – Historic
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – Moto
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – National
    • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Grand Prix
    • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Moto
    • Circuit Park Zandvoort – Chicane
    • Circuit Park Zandvoort – Club
    • Circuit Park Zandvoort – Grand Prix
    • Circuit Park Zandvoort – National
    • Circuit Park Zandvoort – Oostelijk
    • Circuit Zolder – Alternate
    • Circuit Zolder – Grand Prix
    • Darlington Raceway
    • Detroit Grand Prix at Belle Isle
    • Los Angeles Memorial Coliseum
    • Nashville Superspeedway
    • Oxford Plains Speedway
    • Pocono Raceway
    • Suzuka International Racing Course – East
    • Suzuka International Racing Course – Moto
    • Suzuka International Racing Course – West
    • Suzuka International Racing Course – West w/chicane
    • Twin Ring Motegi – Grand Prix
    • Twin Ring Motegi – West
  • AI ドライバーは以下の車両で追加トレーニングを満了しました:
    • Mercedes-AMG GT3 2020
    • NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • AI ドライバーは以下のレイアウトで追加トレーニングを満了しました:
    • Circuit of the Americas – Grand Prix
    • Long Beach Street Circuit
    • Watkins Glen International (ALL)
    • Winton Motor Raceway – National
  • AI レースのペースカードライバーが賭けに負けてポルシェを失ったため、ペースカーはセダンに変更となりました。
  • AI ドライバーは以下の iRacing 2022-2023 冬季講習を満了しました:
    • ステアリング講座 LV2: バンクとバンプでの車体制御
    • ゼロを超えるな – AI 安全運転啓蒙活動
    • デジタル紳士淑女のためのペースカーエチケット
    • 簡単! ジャンプスタートしないためのたったひとつの方法!
    • スーパースピードウェイでのギアレシオ選択ガイド
    • フォスターサンダースヒンクルパティンソン14世の ロードコース レーステクニック
    • 頭脳ソフトウェアアップデート022388 – ラインリーダーのためのローリングスタート技術
    • Mr. ABS との井戸端会議
    • Star Cup 勝者からのスライドレッスン
    • 失格になる前にタイヤを交換しろ!
    • ペースカーラインの予測とその他の高度な数学公式
    • タイムペナルティ消化の忍耐 101 レッスン
    • 2ワイドペースカー走行中のごまかし
    • 回避の妙技: 速い車やミサイルの回避テクニック
  • AI ドライバーのステアリング操作によってシムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。

Soft Surface Modeling

  • 車が若干速すぎたのでグラベルのパラメータをアップデートしました。

Auto Fuel

  • 給油に関する新機能 Auto Fuel が使えるようになりました。
    • このオプションによってイベントの最後まで到達できるだけの十分な燃料を給油するか必要なら満タン給油することができます。車とコースとイベントを通じてのドライビング、及びその他の変数によって給油量が決定されます。
      • Auto Fuel が適切に働くには、使用中の車とコースで自分である程度走行した燃費データが必要です。例えば、プラクティス開始時にはまだ十分なデータがないことが通知され、いくらかラップすると正確で有効な見積に更新されます。
    • Fuel ブラックボックスではマージンを選択することもできます。
      • Auto Fuel ではコーションラップは計算に含みません。
      • 時間制レースでの追加の 1周分は自動的に組み込まれます。
  • Auto Fuel 機能についてはカスタマーサポートのこちらのページも参照してください: https://support.iracing.com/en/support/solutions/articles/31000169381-how-to-use-autofuel
  • この新しい給油オプションは以下の車両・クラスで使えます:
    • GT3 Cars
    • GT4 Cars
    • GTE Cars
    • NASCAR Cup Series Next Gen Cars
    • NASCAR Trucks
    • NASCAR Xfinity Class Cars
    • V8 Supercars Cars
    • Touring Class Cars
    • ARCA Menards Chevrolet Impala
    • Aston Martin DBR9 GT1
    • Audi 90 GTO
    • BMW M Hybrid V8
    • Chevrolet Corvette C6.R GT1
    • Dallara F3
    • Dallara iR-01
    • Dallara P217
    • Ford GT GT2
    • Formula Renault 3.5
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Indy Pro 2000 PM-18
    • iRacing Formula iR-04
    • Late Model Stock
    • Lotus 79
    • Nissan GTP ZXT
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • Radical SR10
    • Ray FF1600
    • Renault Clio R.S. V
    • Super Late Model
    • Toyota GR86
    • USF 2000

Graphics

  • SpeedTree の制御をアップデートしてパフォーマンスを改善しました:
    • SpeedTree はポータルごとに選別されたので複数のミラーがレンダリングされる際のパフォーマンスに作用するはずです。
    • SpeedTree のメモリ使用が改善されました。
    • SpeedTree のセルフシャドウオプションはすべてのグラフィックパフォーマンスクラス設定でデフォルトでは無効となりました。以前はすべてのグラフィックパフォーマンスクラス設定で有効でしたが、2つの追加レンダーが必要となるためにスタッタリングやパフォーマンスヒットがありました。
  • グラフィックプリセットで Low Quality を選択しても車両のシェーダーが不適切なディテールレベルに設定されてしまう問題を修正しました。
  • ゴーストカーがオブジェクトを塞ぐ問題を修正しました。再びゴーストらしくなりました。

Visual Effects

  • PopcornFX パーティクルシステムが最新バージョンにアップデートされました。
  • オートマチックシフトエイドを使用しているとドライバーのシフト操作アニメーションが適切に再生されない問題を修正しました。
  • 運送車両やトレーラーなどの駐車車両に反射マップが適用され、輝いたり反射するようになりました。

Audio

  • 新しいオーディオ機能がいくつかのクラスに追加されました: GT3, GT4, GTE, TCR
    • ダイナミックブレーキオーディオはブレーキの温度と車両フィジクスで生成されるペダル圧を使ってブレーキが鳴く音及び音量をコントロールします。 ブレーキサウンドは高温になるとフェードし、冷めると戻る傾向があります。これらのノイズはブレーキペダル圧からダイレクトに影響を受け、圧が高まると音量も大きくなり、圧が弱まると音も小さくなります。
    • これらのアップデートされたサウンドはブレーキ動作と最適なブレーキ適用にとても役立ちます。
  • 本物のオーストラリア PA アナウンスがオーストラリアコースに追加されました。

Spotter

  • フロント/リアウィング及びサスペンションのダメージ報告についてスポッターがアップデートされました:
    • 多くのダメージが発生するとトリガーされるメッセージが増えます。また、部分的に修復された部品が再びダメージを負った場合にもメッセージがトリガーされます。これは 1回だけの初期ダメージとは異なり、部品が完全に修復された場合のみリセットされます。
    • キューに登録されたメッセージはパーツが修復されたり、より大きなダメージを負った場合には、メッセージ自体がキャンセルされることがあります。
      • これらの修正は、チームが車両から受け取る不正確なダメージ状況や、ピットから出てすぐに受け取るメッセージを正すことを目的に行われました。
  • Ari Cejas さんによってスペイン語スポッターパックがアップデートされました。
    • Thank you, Ari!
  • Guto Colvara によってポルトガル語スポッターパックがアップデートされました。
    • Thank you, Guto!

Cameras

  • コクピットモデルでコクピット内のカメラが車外に影を適切に投影するようになりました。

Replays

  • リプレイスプールが有効なとき、「_spool.tmp」ファイルが「%USERPROFILE%\Documents」フォルダでなく「%LOCALAPPDATA%」フォルダに書き込まれます。
    • これはマイクロソフト OneDrive がリプレイ用一時ファイル _spool.tmp をクラウドへ同期することでアップロード帯域を使われるのを防ぐ試みです。
    • 以前の動作に戻すには、 app.ini の [Replay] spoolRecordingToDir=C:\users\user_name\documents\iracing\replay を編集することができます。
  • コースの端に水が表示されることがあった問題を修正しました。
  • 一部のリプレイで、イベント中に存在した雲が表示されない問題を修正しました。

Voice Chat

  • ボイスチャットの音量調整をしているつもりが、異なる音声入力チャンネルの音量調整をしているように見えた UI の問題を修正しました。

Controllers

  • Razer と Logitech のキーボード両方でキーボードのバックライトを修正したので、そのレスポンスがリニアになりました。シム起動時に少量のバックライトが Logitech キーボードに追加されてキーが読みやすくなりました。

Force Feedback

  • 一部の Logitech ハンドルの 360 Hz FFB モードのサポートが追加されました。これはデフォルトで有効ですが app.ini の [Force Feedback] enableFFB360HzInterpolated=0 設定で無効化することもできます。
  • ブレーキのキャリブレーションでブレーキペダルがロードセルペダルかどうか確認して、ブレーキカーブを自動設定できるようになりました。
  • Auto ボタンは走行から走行まで一貫性があります。
  • 新しいクラッシュサスペンションロジックの一部のクラッシュフォースが裏抜けする問題を修正しました。衝突時はもっと静かになります。

Telemetry

  • 新しいテレメトリ変数 IsGarageVisible が追加されました。
    • この変数はガレージ画面が表示されているときに True を返します。ガレージフィジクスが使用されていることを示す既存の変数 IsInGarage と関連しています。
      この変数はチームセッションで便利です。例えば、車はガレージに入っていなくてもクルーチーフががレージ画面を開くことがあります。配信でガレージの値を見せたくない場合に示すことができます。

2023s2 リリースノート: