相談を頂いてそう言えば、と確認したところ、これまでリリースノート等では触れられていませんでしたので、改めて記事として掲載しておきます。
iRacing は 2016年 3月、2016 年シーズン 1 の終了とともに、 32bit 版 Windows 及び Windows Vista 以前 のサポートを終了しています。
Windows 7 以降の 64bit Windows OS 上で、 32bit 版の iRacing プログラムを動作させることはできます(2016年 9月時点)が、これは 64bit 版 iRacing の動作に問題がある場合用という位置づけです。
なお、2016年 12月、2017年シーズン 1 が始まるときには、DirectX 9 のサポートも終了され、DirectX 11 のみの対応となります。
iRJA コンテンツ、システム要件ページにも少し書き加えておきました。
2016/9/6(火)夜のメンテナンス明けにリリース予定の 2016 シーズン 4 ビルドについて、リリースノート http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3499219.page が先にリリースされていますので、早速和訳してみました。以下、続きからどうぞ。
間違いなど見つけたら教えてくださいね。
# 2016/9/6 renderDX11.ini と誤っていたのを rendererDX11.ini に修正しました。連絡ありがとうございます!
2016/6/7(火)夜のメンテナンス明けにリリース予定の 2016 シーズン 3 ビルド、
リリースノート http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3485144.page が先にリリースされていますので、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの準備、およびいくつかのスティントで走行を担当しているつもりで(?) 早速和訳してみました。以下、続きからどうぞ。
間違いなど見つけたら教えてくださいね。
2016年シーズン 2 パッチ 2.2 [2016.04.28.01] ビルドのリリースノートを和訳しました。前回パッチ後に残されていたいくつかの問題の修正を行っています。
2016 シーズン2 パッチ 1、2016.03.30 付けビルドのリリースノートを和訳しました。
以下、和訳となります。なお、2016.03.16.01 ビルド時点のリリースノートから付け加えられたリ、変更された箇所は文字色を変更しています。
2016 シーズン2 パッチ 1、2016.03.16 付けビルドのリリースノートを和訳しました。
この和訳記事の掲載時にはすでにここで記した修正や改善を含むパッチはリリース済みのはずでしたが、少し遅れているようです。
パッチが正式にリリースされるのは来週の見込みとされていますが、その際はこのリリースノートに新しい内容が追加されたり、内容が修正されることが考えられます。
そのため、本記事はひとまずリリースには至らなかった 2016.03.16.01 ビルド時点の内容ととらえてください。
以下、和訳となります。
時間が掛かってしまいましたが、2016 シーズン 2 ビルドのリリースノート http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3467797.page をようやく和訳できました。以下、続きからどうぞ。
iRacing は 2016年 3月ビルドから DirectX 11 に対応する予定を明らかにしました。
パフォーマンスが向上すると言われていますが、そもそもグラフィック処理に CPU はどう使われるのでしょうか。たまにはこんな記事も :D と iRacing エンジニアの発言にインターネット検索で得られた情報を加えて記述してみました。不勉強で間違った情報を書いてしまっていたらぜひ教えてくださいね。
現時点では、マルチコア CPU を使っていても 1つのコアだけが高い使用率となっていて、他の CPU コア(スレッド) は使われていないようにすら見えてしまったりします(だから現時点の iRacing では GPU よりも CPU のシングルスレッド性能がフレームレートに効く、というケースが案外よく聞かれます)。
iRacing のエンジニア Shawn Nash は、グラフィックエンジンを DirectX 11 に対応させても実質シングルコアしか使えないのは変わらずボトルネックだとしていますが、 DirectX 9 よりも CPU コールごとのオーバーヘッドが減少するので処理速度は向上する と言っています。
DirectX 11 はそもそもが複数の CPU コアをまだ十分には使えない仕様のようですが、GPU 命令を複数スレッドで並列処理できる DirectX 12 ならば、マルチコア CPU を活かしたさらに高速な処理ができると期待されているようですね。
なお DirectX 11 対応は移植によってフレームレートを向上させることがまず最初の目的で見た目の変化はほとんどない、と社長の Tony Gardner は言っています。グラフィック表現の向上は次のステップのようですが、DirectX 11 対応で表現を加えることはやりやすくなるとのエンジニアの発言もこれまでにいくつかありました。
グラフィック描画処理だけを見れば CPU の複数スレッドを十分に使うことはできていないようですが、それならば、シングルコア(シングルスレッド) CPU で十分な性能が出せるのでしょうか。
Shawn Nash によれば、iRacing はすでにサウンド処理をグラフィックとは別スレッドで行っており、新しい並列処理されたサウンドではより多くのスレッドを使う とのこと。
ということはやはり、シングルスレッドCPU よりもマルチコア・マルチスレッド CPU は優位にパフォーマンスを発揮していそうですね。
バックグラウンド処理のためにメモリを空けるために iRacing が使用するメモリを制限するオプション設定でフレームレートの安定性を確保する手法からも、Windows 自身も思った以上にバックグラウンド処理を増やしているように思えます。iRacing が DirectX 12 でマルチコア・マルチスレッド CPU の恩恵を得るのはまだまだ当分先のことなのかもしれませんが、他のアプリケーションを含むバックグラウンドで稼働する処理を含めて、マルチコア・マルチスレッド CPU は今後もそのメリットを大きくしていくのでしょう。
さてハードウェアのアップグレードを検討してみましょうか、このリンクから新しいパーツを購入してアフィリエイトを…(そんなリンクはありませんがうまく広告が出ていることもあるかもしれません :P)
*Shawn Nash: Software Engineer, Papyrus > EA Sports > iRacing
3月リリースとなる次期ビルドのグラフィックエンジンは DX9 がデフォルトだが、オプションで DX11 も選択できるようにするようです。
数か月間はロールアウト時のアルファテストともなるため問題が起こる可能性もありますが、DX9 へもすぐに戻せるようなので安心ですね。さらに次の 6月ビルドでは、デフォルトをDX11、DX9をオプションと逆転、そして年末かどこかで DX9 はサポート終了、と進む予定で考えているとのことです。
DX9 から DX11 へエンジンが変わることで CPU ボトルネックの減少などパフォーマンスが上がると言われていますので、うまく移行できることを期待したいですね!
来週リリースされる次期シーズンビルドに向けて、http://t.co/rJn8sPfBiT でQ&Aもやるそうです(6/4 14:00 EDT =6/5 am3:00 JST)
— iRJA (@iRacingJA) June 2, 2015
TwitchでのQ&Aのまとめがフォーラムに掲載されたので、意訳して掲載します。
現実世界でもカップシリーズはセットアップの変更が限定されているし、的外れかもしれないがFixedシリーズの要望はとても多くてキャデラックもFixedに変更してより人気になった。多くの人はレースエンジニアになりたいのでなくレースがしたい。Ruf Cupカーでセットアップが変更できるシリーズは他にIMSAシリーズもあるし、GT3バージョンもある。まずはFixedシリーズを試したい。元に戻したりもうひとつシリーズを作ることもできるのだから。