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Tag: Debris

Release Notes

2025 シーズン 1 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 シーズン 1 リリースの更新、改良、修正をパッチで配信します。

Simulation

Anti-Cheat

  • 管理者として実行されるように InstallEOSAntiCheat.bat を更新しました。また、処理の最後に pause することでメッセージを確認できるようにしました。

Weather

  • 天候の初期化後のセッション参加者が一部のコース路面水量が少し異なっていた問題を修正しました。違いはわずかでしたが乾きつつある状況では気づくレベルの違いとなっていました。

Dynamic Track Model

  • デブリシステムで、デブリを拾い上げる車体に関するパラメータを調整しました。小さなボディ形状に見合うデブリの量、速度によって拾い上げられるデブリのサイズ、シャシーサイズに影響される拾い上げるデブリの最大量、といったものが含まれます。
  • デブリシステムで、デブリが車両ボディに付着したり落ちたりする力について改良しました。
  • デブリシステムで、放り投げられたデブリのアルゴリズムをアップデートしました。
  • デブリシステムで、タイヤがグラベルで土埃を生成する処理を向上しました。
  • デブリシステムで、グラベルの土埃の色調を正規化し、環境全体のトーンを向上しました。

Dirt Racing

  • ダートオーバルでは、エプロン領域は走行するにはやや粗いものになりました。

AI Racing

  • ホストがセッションから抜けると、AI 車両が MGUK だけでの走行サポートを失う可能性がある問題を修正しました。

Audio

  • 多くの Bluetooth ヘッドセットなど、XAudio でシングルチャンネルオーディオハードウェアのサポートが追加されました。
  • シミュレーションがロードできるサウンド数が拡大しました。これによりサードパーティサウンドパックのサポートが強化されます。
  • ユーザーインターフェースで設定したボリュームが app.ini に保存されない問題を修正しました。

Pit Lane

  • ピットストップの処理中には Auto Fuel を有効化することはきません。これにより、チームレースのドライバー交代時に一時的に有効化されて給油量が変更されてしまう問題が修正されます。

Spotter/Crew Chief

  • イタリア語スポッターパック Renzo A. Olivieri がアップデートされました。
  • エンジン出力が大幅に低下した際のスポッターメッセージの文法的なエラーを修正しました。

Active Reset

  • 外れたパーツの追跡がリセットされる方法のエラーを修正しました。つり下げられたパーツや外れたパーツが、保存されていた状態に適切に戻されるようになりました。

Cars

BMW M2 CSR

  • ロールバーとデジタルディスプレイの反射の問題を修正しました。

Ferrari 499P

  • 片輪のロックアップ時に、ブレーキング中のホイール逆スピンによって誤って電気エネルギー回生が発生する問題を修正しました。この修正で、特に濡れた路面で激しくロックするのを減らせるわけではありませんが、モータージェネレーターがホイールを逆回転させることを防ぐことができます。

Ligier JS P320

  • ダメージモデルで、ノーズ部が少し強化され、接触時のサブマリン現象を防ぎます。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

  • ダメージモデルで、後部パーツについての擦過ダメージ進行しきい値を調整しました。

Super Formula SF23

  • Honda
    • ダメージモデルでチューニングパスを完了しました。左サイドポッドのピボットポイントが修正され、ディフューザーとフロアのダイレーションを拡大して地表との接触を防ぎ、フロアの摩擦がわずかに低下し、ホイールがわずかに強化されました。

    Super Formula SF23

  • Toyota
    • ダメージモデルでチューニングパスを完了しました。左サイドポッドのピボットポイントが修正され、ディフューザーとフロアのダイレーションを拡大して地表との接触を防ぎ、フロアの摩擦がわずかに低下し、ホイールがわずかに強化されました。

    [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado

  • 2008
    • ダッシュボードのメーターゲージが空白/白く表示される問題を修正しました。

    Tracks

    Cadwell Park Circuit

    • ピットレーン入口のタイヤバリアが完全に固体になりました。

    Charlotte Motor Speedway

    • 裏シケインの浮いていた鋸歯縁石が接地されました。

    Lime Rock Park

    • 一部の樹木が暗すぎた問題を修正しました。

    Sebring International Raceway

    • 一部のタイヤスタックの物理サイズが誤っていた問題が修正されました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ホットフィックス 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2025 シーズン 1 リリースの重大な修正といくつかのアップデートを配信するホットフィックスです。

    Simulation

    Race Control

    • アクティブ リセットでカスタムセクターを設定できない重大な問題を修正しました。

    Dynamic Track Model

    • デブリの粒子はコンタクトパッチ中央だけでなくタイヤカーカス幅すべてで発生するようになりました。
    • グラベル、泥、埃といったデブリの一部パラメータをアップデートしました。
    • アップデートしたデブリシステムで一部の粒子が存続中に環境と相互作用を受け付けなかった問題を修正しました。

    Dirt Racing

    • ダートオーバルの緩いダートがリプレイカメラで見えなくなる重大な問題を修正しました。

    AI Racing

    • タイムライン型の天候を使用しているオーバルイベントで AI ドライバーがグリッドにつかない重大な問題を修正しました。
      • オフトラック時に新しい傘を要求する AI ドライバーの抗議が認められ、タイムライン型天候のオーバルで AI ドライバーが再びレースするようになりました。

    Graphics

    • シェイプの端に沿った SSAO 処理が改善しました。
    • ペースカーのリアブレーキライトに関するいくつかの表示の問題を修正しました。
    • 一部の 3D 樹木がゼロ除算を試行する問題を修正しました。母なる自然でも数学的に不可能なことはできません!

    Cars

    <Car Class> Supercars Gen 3

    • ドラフトの距離と対応する効果が調整されました。

    <Car Class> [Legacy] NASCAR Xfinity Class Cars

    • ダッシュボードのメーターが空白/白飛びして表示される問題を修正しました。

    Acura ARX-06 GTP

    • 空力オフセットがアップデートされました。

    Acura NSX GT3 EVO 22

    • 女性ドライバーの場合にパドルシフターがステアリングホイールと一緒に回転しない問題を修正しました。

    BMW M2 CSR

    • 非常に遠い距離の LOD をアップデートし、コクピットインテリアが完全に非表示となるようにしました。
    • オフィシャルBMWリバリー使用時にピットクルーと装備に適切な色が適用されない問題を修正しました。
    • 左側の燃料ウィンドウのテクスチャマッピングを修正しました。
    • 特定のカメラ距離でドライバーシートが消えてしまう問題を修正しました。

    Dallara P217

    • ガレージ画面でのトゥ測定の問題を修正しました。

    Ferrari 499P

    • ダメージモデルで、一部車両でボディの衝撃がエンジンに過剰に伝わる問題を修正しました。

    Mini Stock

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Ray FF1600

    • 後方視点カメラとエキゾーストカメラでエンジンサウンドを改善しました。

    SCCA Spec Racer Ford

    • ダメージモデルで、ノーズに受けたダメージがエンジンに伝わるエネルギー量を減らしました。

    Supercars Chevrolet Camaro Gen 3

    • テクスチャマッピングで、リアウィンドウガラスのバナーが追加され、グリルが独立したテクスチャに移動されました。
    • ミラーのパースと角度を調整しました。

    Supercars Ford Mustang Gen 3

    • ワイパーノブが不適切に回転していた問題を修正しました。

    [Legacy] NASCAR Nationwide Chevrolet Impala – 2012

    • ダッシュボードのメーターが空白/白飛びして表示される問題を修正しました。

    [Legacy] Riley MkXX Daytona Prototype – 2008

    • ヘッドライトフレアが車体の中央に表示される問題を修正しました。

    Tracks

    Mid-Ohio Sports Car Course

    • ブレーキマーカーをアップデートしました。

    Thruxton Circuit

    • 一部の環境テクスチャをアップデートしました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2025 シーズン 1 リリースの重大な修正といくつかのアップデートを配信するホットフィックスです。

    iRacing

    Account

    • My Account ページを iRacing アカウントの主要な側面を一元管理するページとして再設計しました。My Account セクションはサブスクリプション、残高、プロモーションの管理に必要なものをひとまとめにして、容易なナビゲーションで安全にやりとりを行えます。続くセクションとして以下のものがあります:
      • Account Information: 自身のサブスクリプションステータス、請求先住所、カスタマーID を表示、詳細の更新を行えます。
      • Account Balance: iRacing Dollars と Credits をモニターし、カートと同期して Credit 使用を切り替えたり、 Credit の有効期限を確認したりできます。追加機能として、Send Gift/Add Funds、Buy a Gift Card、Refer a Friend、Check a Promo Code があります。
      • Account History: Account History セクションは過去の取引とアクティビティの詳細な概要が提供され、iRacing の注文とギフトの取引を透明かつ整理された方法で確認できます。注文、受け取ったギフト、送ったギフト、の一覧表示が行えます。各取引は 1行に表示されるので素早く簡単にデータを理解することができます。注文表示ボタンを使うと取引の詳細をドリルダウンできます。

     

    Simulation

     

    Dynamic Track Model

    • 対戦車両によって堆積・投じられたトラックデブリの計算が向上しました。
    • よりリアルな均等分布のために、特にグラベルについて、投じられたり分散されるアルゴリズムを向上しました。
    • ドライバーによる調整のためにデブリ・リフレッシュのコードが一部残っていた重大な問題を修正しました。
    • セッション間の路面清掃が有効化されているとき、新しいデブリタイプのグラベルや泥が適切に清掃されない問題を修正しました。

    Weather

    • 路面の水深に応じた資格効果が改善され、水たまりが見やすくなりました。

    AI Racing

    • フォーミュラカーに乗る一部の AI ドライバーが彼ら自身が頑丈でダメージダメージの影響を受けないと思い込んでいる問題を修正しました。重大なダメージを受けても、修理のためにピットインせずに走り続けてしまっていました。この修正された動作に留意することは一部のメンバーにとって有益かもしれません。
    • AI ドライバーが、ピットインして Fast Repair が使えるのに修理をしない選択をしてしまう問題を修正しました。彼らはこれを理解して必要な場合には Fast Repair を使うようになります。

    Graphics

    • 古い renderer.ini ファイルからアップグレードしたらアンチエイリアス設定が正しくなくなる問題を修正しました。

    Cars

    <Car Class> NASCAR Cup Series Gen 7

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    <Car Class> NASCAR Xfinity Series

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    <Car Class> Supercars – Gen 3

    • ピットストップ中にピットクルーがタイヤコンパウンドを変更できなかった問題を修正しました。どのコンパウンドか適切に把握できるようになりました。タイヤコンパウンドダッシュボードインジケーターライトも正しく機能するようになりました。

    Acura NSX GT3 EVO 22

    • ダメージを受けていない車両でレインライトが適切に表示されない問題を修正しました。

    BMW M8 GTE

    • ライトマップがアップデートされ、デジタルディスプレイが常に OFF のように表示されていた問題が修正されました。

    Ferrari 499P

    • ガレージ画面の Chassis タブにサイドダンパー偏差が追加されました。サイドダンパー偏差を範囲外に押し出すことでヒーブエレメントを調整することができました。
    • ID ライトが白に変更されました。
    • MGU の値がダイヤルと合致していなかったのを修正しました。
    • デプロイモードのロータリーノブが付いていなかった問題を修正しました。
    • ストラテジーロータリーノブのラベルの問題を修正しました。

    Legends Ford ’34 Coupe

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Porsche 963 GTP

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Supercars Ford Mustang Gen 3

    • ノーズのフォードロゴがアップデートされました。

    [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

    • ダッシュボードゲージが真っ白だった問題を修正しました。

    Tracks

    Circuit Zolder

    • コースマーシャル、フォトグラファー、カメラマン、セーフティカーが配置されました。

    Huset’s Speedway

    • レジェンドフラッグマンのバーニーが到着しました!
    • 樹木限界線のテクスチャがアップデートされました。
    • 木の配置が改善されました。

    Mid-Ohio Sports Car Course

    • ターン 4 にブレーキマーカーとしてコーンが追加されました。

    New Hampshire Motor Speedway

    • ロードレイアウトのピット出口の Aid ラインを追加し、ターン 1 のインフィールドを使うレイアウト用の青いラインとコーンを追加しました。
    • コース脇のバナーがアップデートされました。
    • 木の配置と色が改善されました。
    • 意図しないウォールの開口部がいくつか封鎖されました。
    • ターン 3 でタイヤバリアがコース上に突き出ていた問題を修正しました。
    • 引き延ばされたマーブルのテクスチャがウォールに現れることがあった問題を修正しました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2025s1 リリースノート:


    SIMULATION:

    Application

    • いくつかの基本パラメータをアップデートし、iRacing は Windows 10 未満のオペレーティングシステムを明示的にサポートしなくなりました。

    Race Servers

    • オフィシャルイベントにおいて、最終セッションの開始時刻に Time of Day オフセットが適用されない問題を修正しました。

    Connectivity

    • ネットコードに変更を加えました。シミュレーションへの車両の再追加がスムーズになり、推測値による車両と地表の衝突を削減します。これにより、接続状態の悪いドライバーがシム内の位置を更新したときに過度の力が加わるのを防ぎます。

    Dynamic Track

    • オーバーホールされたダイナミック・トラック・デブリ・システムで新しいタイプのデブリが追加され、フィジクス特性や外観が改善し、デブリがどのように生成されてからコース上を移動していくのかが大幅に改良されました。
    • 新しいダイナミック・トラック・デブリ・タイプとしてグラベルが追加されました。グラベルは様々なコース外路面にあり、レース路面のタイヤグリップを減少させます。
    • 新しいダイナミック・トラック・デブリ・タイプとして泥が追加されました。泥はタイヤが芝生を引き裂いたときに生成され、ダートと水をミックスしたような振る舞いをします。
    • 様々なダイナミック・トラック・デブリ・タイプによってもたらされるグリップ変化やフィジクスの振る舞いは科学によって微調整されます。
    • ダイナミック・トラック・デブリが蓄積および分散するアルゴリズムが改良され、どんなデブリタイプでも世界中のどこでも、デブリの量や位置の追跡と精度が格段に上質になりました。
    • ダイナミック・トラック・デブリを拾って投じるロジックと様々なタイヤの構造パラメータがアップデートされました。
    • すべてのデブリは車両のタイヤだけでなくボディに付着することもあり、速度変化によって剥がれ落ちることもあります。
    • コースの濡れ具合やタイヤ、デブリの種類によって、タイヤが拾い上げるデブリの量は変化します。
    • 空力効果によってデブリが拾い上げられたり移動したりします。
    • ラバーマーブル、土、埃、芝、泥、グラベルといった全てのダイナミック・トラック・デブリ・タイプのテクスチャやレンダリングが改善され、特に遠くからでも見やすくなりました。
    • ピットクルーはセッション開始時にピットストールを清掃するように訓練していて、ピットストールにデブリが入らないようにします。

    iRacing Weather System

    • Formula Vee のタイヤがアップデートされ、ウェットレースも行えるようになりました!
    • 新車 5台もレインタイヤを装備しています。天気が悪くなってきたら交換するのを忘れないように!
      • Acura NSX GT3 EVO 22
      • BMW M2 CSR
      • Ferrari 499P
      • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
      • Supercars Ford Mustang Gen 3
    • イベント内セッションの開始終了時刻の精度が向上し、次のセッションへ時間分のシミュレートされた天候や水分量変化の引継ぎが改善されました。
    • 水しぶきが、外れた車両部品と相互作用するようになりました。
    • カメラが近づくたびに再描画されることで水の形や量が絶えず変化したりちらついていた古い問題の修正をアップデートしました。
    • イベント開始前に蒸発が温度に与える影響をアップデートしました。天候変化のない場合やダートトラックでも、コースの水分量や温度はより正確になりました。
    • タイムラインモードの天候設定のオーバルで、No Rain オプションが選択されているセッションで、禁止したのに部分的な雨が発生してしまう可能性がある問題を修正しました。

    Race Control

    • ホワイトフラッグ掲示後はコーションは無効化されます。
      • これにより、リーダーがホワイトフラッグを受けたあとに自動コーションが発動されるされることを防ぎます。
      • これにより、GWC リスタートのスタート/フィニッシュライン前でクラッシュが発生した場合にイエローフラッグが降られる問題を修正します。
    • ピットインが有効なダートオーバルと、1マイル、ミディアム、ショートのアスファルトオーバルで、周回遅れはコーション中にリーダーと一緒にピットインできるようになりました。コーションシーケンスが 1周短縮されます。
      • これはコーション時のリスタートに掛かる時間を短縮する取り組みとして行われます。これらの変更はもともと2020年に長いオーバルで行われ、ポジティブに受け取られていました。
      • 完璧な運転手フレッドの新しいペースカーとして BMW M2 CSR を選択できるようになりました。
    • イエローコーション下でのレース終了後に他のドライバーやフレッドのペースカーを追い越してペナルティを受けることがあった問題を修正しました。
    • 最終ラップに失格になる前にドライブスルーペナルティを消化することができない問題を修正しました。
    • DNC (Do not count = コーション中に周回数をカウントしない)コーション設定で、連続したコーションで 2番手のドライバーにリードが与えられる問題を修正しました。
    • スタンディングスタートでジャンプスタートのペナルティを受けることなくゆっくりとクリープで前進することができる問題を修正しました。
    • すべてのドライバーがピットスタートを選択した場合、グリーンフラッグが振られない問題を修正しました。
    • GWC フィニッシュでレースが終了する前にフレッドがペースカーでピットロードを走ってしまう問題を修正しました。

    Dirt Racing

    • ダートオーバルレースで路面の初期凹凸が少し軽減されました。

    AI Racing

    • AI レースセッションで一度に 16車種まで使用できるようになりました。
    • AI ドライバーが追い越し時のパッシングを覚えました。邪魔になる場合には知らせてきます!
    • AI ドライバーは車両位置の認識を大幅に向上させました。また、「Out of Control」や「Running Off Track」のインシデントポイントが人間同様に評価されるようになりました。
    • AI ドライバーは以下のコンテンツを理解しました:
      • Acura NSX GT3 EVO 22
      • BMW M2 CSR
      • Ferrari 499P
      • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
      • Supercars Ford Mustang Gen 3
      • Williams FW31
      • New Hampshire Motor Speedway – Road Course
      • New Hampshire Motor Speedway – Road Course with North Oval
      • Thruxton Circuit
    • いくつかの AI 車両でタイヤ温度モデルの改良があり、プレイヤー車両と同様に正確になりました。これにより、極端な温度下での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今シーズンこのアップグレードがある車両は以下のとおり:
      • GTP Class Cars
      • Dallara P217
      • Ferrari 499P
      • Global Mazda MX-5
      • Late Model Stock
      • Lotus 79
      • NASCAR Trucks Series Class Trucks
      • SCCA Spec Racer Ford
      • Street Stock Class Cars

      補足: https://forums.iracing.com/discussion/67303/improved-tire-temperature-modeling/p1

    • AI ドライバースクールの 2024 秋コースが終了しました。今学期では人間の振る舞いのエミュレーションと、人間と機械の境界線をあいまいにすることに重点を置きました。以下の優秀な卒業論文が提出されました:
      • 時代を超えるパッシング – 進化行動シンポジウム
      • 人生と車をコントロールしよう – 特別ゲストカー KITT
      • 活用されないレース戦略: エプロンでの追い越し
      • 地質学的分析 – 緩いレース路面
      • 自然から学ぶ: 転覆したウミガメのリカバリー
      • 絶望と失望を受け入れ、いつリセットすべきかを知る!
      • 次学期の申し込み – マイクロソフト AI からの留学生の受け入れ
    • AI ドライバーは以下のコンテンツについて集中的な特別訓練を修了し、スキル、ライン、ウェットレースのアビリティ、パフォーマンスなどを向上しました。:
      • GT3 クラス車両
      • Atlanta Motor Speedway
      • Circuit de Nevers Magny-Cours
      • Circuit Zolder
      • Lime Rock Park
      • MotorLand Aragón
      • New Hampshire Motor Speedway
      • Slinger Speedway – Oval
    • マルチクラスの AI レースでプレイヤーのグリッド位置が正しくないことがあった問題を修正しました。

    Spotter

    • スポッターが AI ドライビングスクールでいくつかのクラスを受講し、レースに関する知識を深めました。
      新しく発見したノウハウで、車両のダメージ状態とどのように運転能力に影響するか、より詳しく伝えるようになります。これにより次のスポッターコールが追加・更新されました:

      • エンジンダメージ: エンジンのパワーロス(軽微/重度/全損)
      • 空力ダメージ: 最高速・ダウンフォースの低下、オーバーステアまたはアンダーステア
      • ホイールダメージ: グリップ低下、アライメント変化
      • これらの新メッセージはスポッターの chattiness 設定が High の場合にのみ使用されます。既存のダメージに関するメッセージのいくつかは chattiness High から Medium に変更されました。
    • これらダメージに関する新しいメッセージはダメージレポートをリクエストした場合にも使用されます。
    • スペイン語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Ari Cejas!
    • イタリア語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Renzo A. Olivieri!
    • イタリア語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Marco Arcidiacono!

    Pit Stop

    • オートフューエルシステムが全車両に追加されました。以下の車両にはその設計やその他の理由によってこの機能はありません:
    • Dirt Oval Cars (再給油しません)
    • McLaren MP4-30 (設計による)
    • Mercedes-AMG W12 E Performance (設計による)
    • Mercedes-AMG W13 E Performance (設計による)
    • Porsche Mission R (電気なので!)
    • Super Formula SF23 (設計による)
    • ドライバー交代で燃料搭載量が暗黙的に変更されてしまうことがあった問題を修正しました。

    Graphics

    • シム内のすべてのオブジェクトの反射のレンダリングを向上し、色の値が改善して発生し得る白塗り効果を削減しました。
    • これはスペキュラーマップが実質的に二重露光となっていた長年の問題で、多くのテクスチャが白飛び、白塗り、白濁する問題が発生していました。これにより完全に影で太陽が見えないはずの表面に太陽が反射して見える問題も修正されます。スペキュラーレンダリングはよりリアルになり、より広い強度が使えるようになります。
    • シム内でダイナミック・トラック・レンダリングが常に有効となり、雨やデブリを適切に再現されるようになりました。
      • ダイナミック・トラック・レンダリングの有効化に依存しないため、 Low シェーダー設定がいつでも使えるようになりました。
    • アンチエイリアスのグラフィックオプションがアップデートされ、より直感的になりました。以下の AA オプションが使えます: Off, FXAA, SMAA, MSAA。マルチサンプルアンチエイリアス(MSAA) は独自のグラフィックオプションのサブセットがあります。各設定はオレンジ色となり、変更を有効にするにはシムの再起動が必要であることを示します。
    • MSAA により高品質のフィルタオプションが追加されました。これらのフィルタはより多くのMSAAサンプルを考慮してジオメトリレンダリング中のコスト増なしに品質を向上します。フィルタされたMSAAx2はほとんどの場合に古いMSAAx4と一致するはずです。使用可能なオプションは 2x, 4x, 8x で、フィルター微調整で使用できるシャープネス設定オプションには Simple, Soft, Neutral, Sharp があります。従来のオプションは Simple フィルターです。
    • 異方性テクスチャフィルタリングの設定は削除されました。これは常に x16 が使われます。
    • rendererDX11.ini に新しいエントリ AutoNoDynEmptyLOD=1 が追加されました。これは動的な LOD が起動した際に必要に応じてより低い LOD モデルを使用するようになります。
    • デブリのレンダリングが改良され、すべての距離で見えやすくなりました。
    • トーンマッピングが改良され、非HDRモニターで推測されるフォーマットにより適合するようになりました。これにより夜間に目立った乳白色で見える問題を解決します。
    • スクリーンアンビエントオクルージョン(SSAO)が大幅に最適化されました。
    • 空のレンダリングがアップデートされ、実効解像度が向上しました。
    • 浅瀬での水シェーダーの歪み効果を削減しました。
    • PopcornFX のバージョンをアップデートしました。
    • キューブマップ内の照明をフィルタリングし、ダウンサンプリングしていた問題を修正しました。
    • スペキュラーマップおよびその効果がミラー内でレンダリングされない問題を修正しました。
    • グラフィックスとリプレイオプションのいくつかの問題、特にパフォーマンスクラスのスライダー機能について、ドラッグしても変更されないことがあったり、シムを再起動するとリセットされてしまう問題を修正しました。
    • 一部のパーティクルが本来の位置でなくカメラ近くに表示されることがあった問題を修正しました。
    • 一部のスクリーンスペースリフレクションシェーダー(特に雨)で、VRのシングルパスステレオや3画面のMVP/SMPが適切にサポートされていなかった問題を修正しました。
    • 晴れにもかかわらず雲のレンダリングによって本来の明るさでなかった問題を修正しました。
    • 観客の照明が不自然になることがある問題を修正しました。
    • SSAO が樹木に適用されない問題を修正しました。

    Audio

    • コクピットビューカメラのオーディオ空間分離が最適化されました。
      • 車内のステレオおよびサラウンドサウンドアレイが改善しました。よりワイドなサウンドステージで 360度 またはバイノーラル録音されたサウンドをより忠実に再現できるようになりました。
        これによりヘッドセットからステレオスピーカーやサラウンドサウドシステムまで、すべてのサウンドシステムでリアリズムとドライビングの聴覚体験が向上します。
    • すべてのメンバーのオーディオ API が XAudio に設定されました。
      • もしも必要なら、app.ini ファイルで DirectSound を継続して使用するよう設定することもできます。シムを起動したあとで app.ini ファイルの devSpeakerAPI 設定が devSpeakerAPISelect で値 2 に変更されるので、この値を 1 に設定すると DirectSound が使用されます。
    • リプレイオプションメニューにリプレイ音量のスライダーが追加されました。
    • コクピットカメラでの高速時の縁石サウンドが改善されました。
    • オーディオデバイスのプロパティが変更されるたびにコードのクロックスマッシュが発生する問題を修正しました。
    • XAudio2 がクラッシュするレアな問題を修正しました。

    Replay

    • オリジナルのダメージモデルを使用した車両のリプレイ処理をアップデートしました。
    • リプレイカメラが高速に振動する問題を修正しました。

    Controls

    • すべてのストックカーで、約25mphでの走行中にフォースフィードバックが大きなスパイクなしでスムーズに作動するようになりました。

     


    2025s1 リリースノート:

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2025s1 リリースノート:


    2025 Season 1 Release Notes [2024.12.09.03]

    iRacing 2025 シーズンビルドが到着しました! このリリースで 12月17日に始まる 2025 シーズン 1 用に新コンテンツと新機能および改良と修正が配信されます。ガレージが拡張され、Acura NSX GT3 EVO 22 、BMW M2 CSR、Ferrari 499P、Supercars Chevrolet Camaro Gen 3、Supercars Ford Mustang Gen 3 が追加されました。BMW M2 CSR は無償コンテンツでメンバー全員に提供されます。新コースも 2つ、Huset’s Speedway と Thruxton Circuit が追加されました。トラックアートチームは New Hampshire Motor Speedway を現代基準の外観へとオーバーホールも行いました。

    iRacing のダウン中に利用可能になる Test Driveサービスがゼロから再構築され、iRacing アプリケーションとシームレスに統合されて Demo Drive とその呼称が変更されます。グラフィックス及びフィジクスの開発者がタッグを組んで、泥やグラベルなどを扱うデブリシステムをアップデートしました。すべてのデブリが見えやすく、そしてレースに影響するようになります。このシーズンリリースではラグのあるドライバーだけでなく一緒にレースする全員の体験を向上するネットコードのアップグレードも実施します。iRacing ワールド全体の照明が改善されて、コントラストを高め、明るすぎたのが軽減されます。スポッターはパフォーマンスに影響のあるダメージを受けると通知するようになります。AIドライバーは追い越し時にパッシングすることを覚えました。

    当社のハイドロマンサーは Formula Vee でのウェットレースの準備をしました。5車種の新車すべてにレインタイヤがあります。AI レースシステムは新たに 6車種に展開されました(Acura NSX GT3 EVO 22, BMW M2 CSR, Ferrari 499P, Supercars Chevrolet Camaro Gen 3, Supercars Ford Mustang Gen 3, Williams FW31)。AI ドライバーは Thruxton Circuit と 2つのNew Hampshire ロードレイアウトをマスターしました。そして最後に、車両ダイナミクスチームは 400以上のセットアップを追加・アップデートして、どんな車両とコースの組み合わせでも最適化されたドライビング体験を提供します。レースリグを準備して 2025 シーズン 1 に向けて盛り上がりましょう!

     

    Season highlights include:

    • Acura NSX GT3 EVO 22
    • BMW M2 CSR [FREE!]
    • Ferrari 499P
    • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
    • Supercars Ford Mustang Gen 3
    • Huset’s Speedway
    • Thruxton Circuit
    • New Hampshire Motor Speedway (2024 Art Upgrade)
    • Demo Drive
    • デブリ・リフレッシュ
    • ネットコード改良
    • スペキュラー照明アップグレード
    • スポッターダメージレポート
    • AI のパッシング
    • Formula Vee と 新車 5車種が雨天対応
    • AI レース対応車種が 6車種追加(Acura NSX GT3 EVO 22, BMW M2 CSR, Ferrari 499P, Supercars Chevrolet Camaro Gen 3, Supercars Ford Mustang Gen 3, Williams FW31)
    • AIレース対応コースレイアウトが 3つ追加(Thruxton Circuit, New Hampshire Motor Speedway -Road Course / Road Course with North Oval)
    • 400を超えるiRacingセットアップ

     

    2025 シーズン 1 特集ページはこちら: https://www.iracing.com/seasons/2025-s1/
     

    2025 シーズン 1 リリースノート全文は以下。

     

    iRACING:

    Demo Drive

    • 2025 シーズン 1 リリース後、これまでの Test Drive サービス(https://testdrive.iracing.com) は廃止され、代わりに iRacing に統合された新しいシステムが登場します。Demo Drive と呼ばれます。
      • この変更により、iRacing メンテナンス中に走行するために別の認証は不要になります。iRacing や iRacing Forum と同じ認証情報でこのサービスを利用できます。
    • メンテナンス中に iRacing を起動すると、インストール&更新されていれば最新のコンテンツをどれでも使用できる Demo Drive に接続されます。
      • 車両とコース、表示モードを選択してドライビングを開始します!
    • メンテナンスモードが終了すると一定時間は使用でき、 カウントダウン表示で Demo Drive の残り時間が知らされます。Demo Drive が有効になったときには iRacing でナビゲーションリンクが利用できるようになります。
    • 以前の Test Drive と同様、リリースされて間もないコンテンツは次のシーズンまで Demo Drive で使えません。

    Season Recap

    • Profile ページに新しい Recaps タブが追加されました!
      • ここでは前シーズンや年のスタッツの要約を見ることができます。この新機能には、これまでメールで送信されていたシーズン要約と新しい年間の要約が含まれます!
      • スマホアプリでも Profile ページから Recapセクションを参照できます!

    Settings

    • Settings ページを再設計して使いやすさと構成を強化しました。このページはモーダルウィドウではなく、専用の全画面ページで利用できるようになりました。このアップデートでは General, Preferences, Network, About ページがタブつきレイアウトとなりました。
      • General: アカウントの基本設定とディスプレイオプション
      • Preferences: ユーザー体験のカスタマイズ
      • Network: 接続設定とデータ関連のオプション
      • About: バージョンの詳細、サポートなど、アプリケーションの情報

    Results & Stats

    • Driver Standings ページにドライバーのプロフィールページと異なるライセンスクラスが表示される問題を修正しました。

    Paint Shop

    • DOF Reality のスポンサーロゴがアップデートされました。

    Protests

    • プロテストの違反リストに追加があります: Unsafe Rejoin.

    Sporting Code

    • スポーティングコード 競技規則に様々な変更とアップデートが加えられました: iRacing オフィシャル競技規則の対象範囲のより明確な定義、ペナルティとその種類に関するすべてのリファレンスの更新と改良、ペースカーとラリークロスを説明するセクションの追加、いくつかの新しい用語集の追加、内部ドキュメントリンクの修正、新しい抗議対象となる Unsafe Rejoin の追加

    Legacy Membersite

     


    2025s1 リリースノート:

    Debris Refresh

    次期ビルドでは路面のデブリについてのアップデートが来ます。これを紹介する動画が公開されました。

    参考: iRacing最新の開発状況について – 2024/11 / 2025s1 新機能 新しくなるデブリ
    https://www.shupop.com/iracing/2024/11/13/iracing-development-updates-202411/2/


    https://www.youtube.com/watch?v=BiRp8RlUYa0

    iRacing Development Update – 2024/11

    次期ビルドのこと、さらに将来のこと、エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が開発の現状を伝えてくれました。
    https://www.iracing.com/iracing-development-update-november-2024/
    https://forums.iracing.com/discussion/70149/iracing-development-update-november-2024/p1

    まとめて紹介します。


    (新しい反射/Specularレンダリングのショット)

    来たる2025シーズン1向けの新ビルドは、日本時間では2024/12/11未明のリリースが見込まれています。
    このビルドで登場する新車はロード車両が中心となっています。オーバルについては 3月のシーズン2ビルドに期待してください。

    今後数週間で画像や動画などが次第にオープンにされていきます。

    なお、実際のシーズン1ビルドにはここで紹介された以外にも多くの内容がリリースノートでのサプライズとして残されているようです。

    素晴らしいユーザーコミュニティのおかげでiRacingはこの1年も発展しました。新規・更新・カムバックに大幅な割引を行うブラックフライデーをぜひチェックしてください。紹介プログラムの活用もお忘れなく。

    2025s1 新コンテンツ

    新車

    豪州スーパーカー Gen3 Chevrolet Camaro & Ford Mustang

    • 現行スーパーカーFord Mustang GT, Holden ZB Commodoreの購入1年以内ならiRacing Credit発行
    • 現行スーパーカーはレガシィコンテンツとなり、オフィシャルシリーズでは使用されなくなります

    BMW M2 CSR

    • 基本コンテンツとして無償提供されるルーキークラス車両(ルーキーとGT4の中間)
    • BMW M2セーフティカーも追加される

    Acura NSX GT3 Evo 22


    • ドライブが楽しいのはもちろん、美麗なグラフィックにも注目
    • IMSA Endurance 10台目のGT3車両

    Ferrari 499P

    • フェラーリとの開発は広範囲でマラネロ訪問や実車開発チームやドライバーとのコラボレーションも行った
    • 16台が参加する耐久シリーズやPrototype Challengeシリーズに追加

    新コース

    Thruxton

    インフィールドの滑走路も走行可能

    Huset’s Speedway

    3/8マイルダートオーバル

    New Hampshire Motor Speedway (Refresh)

    NASCARリフレッシュプロジェクトで最新仕様化を行う最初のコース

    コース所有者には無償でアップデートを提供

    Las Vegas Motor Speedway (Refresh)

    NHMSと並行して作業中だが12月ビルドに間に合うかどうか


    1.新コンテンツについて (イマココ)
    2.新機能について
    3.進行中・将来の開発について
    4.将来の登場が見込まれるコンテンツについて

    開発状況 2015/11

    かつてはCat Herderブログとして定期的に書かれていた上級副社長Steve Myersのブログより、開発状況をお知らせ。

    12月のビルドに限った話でなく、しかし全てを語るつもりはないし、約束もしない(たとえ12月ビルドに来ると言ったとしても!)。

    いつものように、多くのものを開発中で、中にはみんなをぶっ飛ばすような(未公表の) big tickets items も。素晴らしいコミュニティのサポートがなければここまで来れなかったのでとても感謝しています。

    Web & UI, Infra

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    • リニューアルされたパブリックサイトhttp://www.iracing.comと同じテイストでメンバーサイトとユーザーインターフェースをオーバーホールする。現時点でUIフロントエンドのデザインはほぼ完成、実装していく段階に。(=12月ビルドでは来ない)
    • 巨大な「behind the scenes」プロジェクトとして、バックエンドのハードウェアや技術面をアップグレード。商用製品からオープンソース製品へとインフラ技術を移行しようとしている。大人数が参加するビッグイベントでのサーバースケーリングに有利になる。最初のステップはもっとも危険が大きく、変更を最小限にするためにダイレクトに移植してリスクの最小化に努めている。しかしOS、運用手順、監視手法、キャパシティプランニング、ベンダー独自だった仕様、実装方法、といった基本的なインフラは完全に新しくなる。これらの最初のステップとともに、よりスケーラブルな機能セット、継続的なインテグレーション(統合)、テスト、デプロイ(展開・配備)を可能にする。

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    McLaren MP4-30 F1

    • 今年のパフォーマンスは芳しくないが、これまで誰も開発していない、最も技術的に高度な車両をこれまでにないほどのディテールでお届けできる。
    • 3週間前に新しいCADデータを受け取った。
    • 今日のF1技術として想像されるすべての技術を組み込もうとしている。
    • ERS(Energy Recovery System/ターボ・ブレーキの熱エネルギー回生システム)を実装するためにエンジンモデルを再設計した。
    • 電力バンクによる推進力を生むMGU(Motor Generator Unit)を使ったオーバーテイクとリチャージのためのマネージメントや、レースを走りきるための燃料マネージメントが必要になる。
    • DRS(Drag Reduction System)も実装し、各トラックで基本的に 1-2 のDRSゾーンが設定され、前車との関係で使用可能となる(予選やプラクティスでは前車に関係なく使用可能)。
    • この新しいF1のリリース時、F1で使用される主なトラック群にDRSゾーン設定が追加されたあと、徐々に他のトラックにも追加されていく。
    • McLaren MP4-30開発の最終的なゴールでもある複数コンパウンド(レース中の両コンパウンド使用が必須)の採用については、12月ビルドでは実装されないが、2016年のiRacing World Championship Grand Prixシリーズまでに実装する計画。

    ニュルブルクリンク

    • NordschleifeとGPコースを別トラックとしてリリース、2つを組み合わせれば24時間レース用レイアウトが使えるようになる。リリース後にホットラップ競技で使われるツーリスト設定を含む全部で12のレイアウト。
    • ニュルのリリースだけで興奮しているわけではない。トラックの共同オーナーにiRacingを訪問いただいて、我々が如何にして共に前進できるか、VLNシリーズなどについて話し合いを行った。
    • ニュルのツーリスト設定において何台の車両を使えるようにするか、として始まったプロジェクト。ピットロードの限られたスペースでどれだけの車両を使えるようにするか。12月ビルドではDaytona, Sebring, Spa, Nurburgringで最大60台となり、今後このトラックリストを拡大していく計画。

    Oval

    • Southern National Motorsports Parkが12月ビルドで。もしかしたらビルドリリースに間に合わないことがあるかもしれないが、その後すぐにリリースされる予定。

    Sound

    • 12月ビルドにはサウンドのアップデートもある。
    • 車両のサウンドアップデートと、デブリ、タイヤのサウンド。

    Graphic

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    • 前ビルドで実装した新しいパーティクルシステムはそのターゲットとする利点を逃してしまった。バックファイア、グラベル、芝、ダート、マーブルが次期ビルドで新しくなり、コクピットのライブ感にドラマチックな違いをもたらす。
    • これらデブリはただのエフェクトというだけではない。タイヤに拾われ飛ばされトラクションに影響する。ビルドにまだ含まれないかもしれないが、オープンホイールでは視覚的に確認できるようにタイヤ上のデブリを見えるようにする計画。
    • このパーティクルシステムのもう一つの視覚的なエフェクト、スモーク。ハイ・ディテールでシムを起動できればそれらを目にするだろう。バーンナウトはこれまでになく美しくなっている。
    • DX11はこのビルドでは来ないが、進捗はとても良い。すでにアルファテストを進行中で、素晴らしいフィードバックを得ている。現時点ではDX11専門のアルファテスターを数名置いている。
    • 大多数のシェーダーやエフェクトシステムは新しいグラフィックAPIに移行された。そのプロセス上、いくつかのシステムはパフォーマンス向上のために書き直すことになった。特に注目すべきは、DX9でのDepth of Field実装のような後処理システムで、書き直したことで将来的にエフェクトの追加がやり易くなった。
    • さらにDX11の作業の一部としてOculus Rift 0.7 SDKサポートの実装に関する作業もスタートさせている。
    • まだ少し作業は残っているが、多くの進捗を見た。ここで明確にしておこうと思うが、Windows 7以降の64bit版、それ以外は終焉を迎えることになる。ニュルブルクリンクを走るには 6GBのメモリが必要になるだろう。サンタにPCアップグレードをお願いしないと。

    その他の開発パイプライン上にあるコンテンツ

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    • Mazda Global MX-5 Cup carは、実際にレースカー開発の手助けをしていたのでフィジクス面では完成している。つい最近ボディキットが最終決定されたので、今週ボディをスキャンする予定。新しいMX-5が完成したら、オフィシャルシリーズでは車両を入れ換えることになる。そこには無料の基本パッケージも含まれる。
    • Mercedes AMG GT3とAudi R8 LMSが 3月ビルド、2016シーズン2 の iRacing Blancpain GT シリーズに追加されることになるだろう。
    • Formula Renault 2.0も開発中で来年前半には完成させたい。
    • Imolaが次のメジャープロジェクトとして3月ビルドの見込み。
    • Le Mansはでき得る全てを行っても来年 6月の完成は難しいだろう。

    Interview


    Dead Pixel LiveによるiRacing.com上級副社長Steve Myersインタビューより、今後の新コンテンツや開発に関する話題をピックアップ。岡山国際サーキットや鈴鹿サーキットについての最新情報も。

    (以下に続く)
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