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Tag: AI

iRacing Development Update – 2024/11

次期ビルドのこと、さらに将来のこと、エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が開発の現状を伝えてくれました。
https://www.iracing.com/iracing-development-update-november-2024/
https://forums.iracing.com/discussion/70149/iracing-development-update-november-2024/p1

まとめて紹介します。


(新しい反射/Specularレンダリングのショット)

来たる2025シーズン1向けの新ビルドは、日本時間では2024/12/11未明のリリースが見込まれています。
このビルドで登場する新車はロード車両が中心となっています。オーバルについては 3月のシーズン2ビルドに期待してください。

今後数週間で画像や動画などが次第にオープンにされていきます。

なお、実際のシーズン1ビルドにはここで紹介された以外にも多くの内容がリリースノートでのサプライズとして残されているようです。

素晴らしいユーザーコミュニティのおかげでiRacingはこの1年も発展しました。新規・更新・カムバックに大幅な割引を行うブラックフライデーをぜひチェックしてください。紹介プログラムの活用もお忘れなく。

2025s1 新コンテンツ

新車

豪州スーパーカー Gen3 Chevrolet Camaro & Ford Mustang

  • 現行スーパーカーFord Mustang GT, Holden ZB Commodoreの購入1年以内ならiRacing Credit発行
  • 現行スーパーカーはレガシィコンテンツとなり、オフィシャルシリーズでは使用されなくなります

BMW M2 CSR

  • 基本コンテンツとして無償提供されるルーキークラス車両(ルーキーとGT4の中間)
  • BMW M2セーフティカーも追加される

Acura NSX GT3 Evo 22


  • ドライブが楽しいのはもちろん、美麗なグラフィックにも注目
  • IMSA Endurance 10台目のGT3車両

Ferrari 499P

  • フェラーリとの開発は広範囲でマラネロ訪問や実車開発チームやドライバーとのコラボレーションも行った
  • 16台が参加する耐久シリーズやPrototype Challengeシリーズに追加

新コース

Thruxton

インフィールドの滑走路も走行可能

Huset’s Speedway

3/8マイルダートオーバル

New Hampshire Motor Speedway (Refresh)

NASCARリフレッシュプロジェクトで最新仕様化を行う最初のコース

コース所有者には無償でアップデートを提供

Las Vegas Motor Speedway (Refresh)

NHMSと並行して作業中だが12月ビルドに間に合うかどうか


1.新コンテンツについて (イマココ)
2.新機能について
3.進行中・将来の開発について
4.将来の登場が見込まれるコンテンツについて

Release Notes

iRacing 9.50.0 のリリースノートを和訳して紹介します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね


このアップデートはダウンタイムなしに配信済みです。
アップデートされたように見えない場合には一度ログアウトして再度ログインしてみてください。

iRacing (9.50.0)

General

  • Race Guide で Registration が表示されない問題を修正しました。
  • 競技規則スポーティングコードを開くと Achievement Awarded が表示される問題を修正しました。
  • UI を閉じて開きなおすと最後に開いていたページが保存されていない問題を修正しました。
  • UI でリザルトなどリンクのシェアでコピーした URL にパラメータが漏れていた問題を修正しました。
  • スクロールするときの出走登録ボタンの見えやすさを改善しました。

Results & Stats

  • 過去のリザルト検索において “Officials Only” を無効化できない問題を修正しました。
  • “Expand All Teams” ボタンを追加しました。

Official to AI Sessions

  • ユーザーが AI 非対応車両を選択していた場合、検証が不適切だった問題を修正しました。
  • マルチクラスイベントでどのようにグリッドが決定されるかのより良い説明のツールチップを追加しました。

Release Notes

iRacing 9.48.1 のリリースノートを和訳して紹介します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね


今回のアップデートで UI が 9.45.2 から 9.48.1 にアップデートされます。ロールバックされていた 9.47.0 でのアップデートも適用されているので、改めてその内容をここで記載しています。

New UI Behavior:

UI を最初に開いたとき、最後に閉じたときの場所でなく、デフォルトでダッシュボードを開きます。
ただし、最後にアクセスしたサブセクションを記憶するので、例えば Hosted で最後にアクセスしたサブセクションが My Sessions だった場合、Hosted をクリックすると My Sessions が開かれます。

iRacing (9.48.1)

Weather

  • 天候ツールチップが消えない問題を修正しました。

iRacing (9.47.0)

Results & Stats

  • Driver Standings: ソート順を変更しようとして列を 3回クリックすると iRating 順に並べられてしまうバグを修正しました。
  • Driver Standings: Avg Start 平均スタート順位 と Avg Finish 平均フィニッシュ順位により詳細を提供します。
  • Driver Standings: ttRating 順のソートを修正しました。

AI Sessions

  • Official to AI sessions: コースステータスのスライダーを修正しました。
  • Official to AI sessions: 静的天候の天気タブを修正しました。

Hosted

  • コースロゴの色彩を追加しました。

General

  • My Content から Back ボタンをクリックするとタブが不適切にリセットされてしまう問題を修正しました。

Release Notes

2024 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s4 リリースノート:


SIMULATION:

Official Racing

Divisions

  • Division は Week 1 開始時でなく、Week 13 に計算されるようになります。
    • 最近のロードライセンスの分割やメンバーシップが大幅に拡大したことで、設計当初よりもデータベース処理にかかる時間が指数関数的に長くなっていました。処理に時間がかかることで、昨シーズンの切り替わり時にオフィシャルシリーズのダウンタイム延長に繋がりました。この変更により、13週を通してサービス稼働中に負荷を分散して処理できるようになります。プロセスの変更によって生じる Division 自体にはほとんど変化はありません。

Physics

  • スタンディングスタートを使用する車両は、自動的にシミュレートされたパレードラップを完了するようになります。この処理によってタイヤが温められてコンディションが整い、ブレーキが加熱されることで、スタートの体験が向上します。
  • クラッチで自然なばらつきが生じるようになりました。
    • すべてのクラッチにはそのかみ合わせに同じだけの小さなばらつきを持つようになりました。その大きさはセッション開始時にランダムに決定され、セッション内のすべての車両でまったく同じだけ設定されます。このばらつきは現実をシミュレートしており、すべてのクラッチが毎回同じように作動するわけではありません。この変更により各セッションで自然なクラッチのばらつきがすべてのドライバーに均一に適用されるので、フィールドの公平さが保たれます。
  • クラッチペダルが装備されていない車両では、クラッチ発進アシストは機能しません。
  • エンジンの摩擦トルクのシステム的な処理誤りを修正しました。

iRacing Weather System

  • タイムライン天気モードで新しいタイプが選択できるよういなりました: Spotty Rain
    • 「Spotty Rain」はその地域で割り当て時間中に激しい雨から弱い雨まで、にわか雨をシミュレートします。実際のにわか雨のように、このモードは様々な雲と日照を様々な程度で取り混ぜて、周期的に、様々なレベルの雨を降らせます。「Spotty Rain」が使用されているときには、天気レーダーや地平線で何が起こっているか、十分に注意してください!
    • 「Spotty Rain」はタイムライン天気モードでのみ使用できます。
  • 気圧と作用する雨の計算方法の見落としを是正して、雨を選択したのにシムで雨が降らないことがある問題を修正しました。
  • 特にウェット路面とドライ路面が切り替わる部分で、それぞれの路面に四角いブロックのように見えることがある問題を修正しました。
  • 雨の降り始めと終わり時刻が 1分ごとに表示される問題を修正しました。母なる自然はそんなに厳密ではありません。
  • タイムラインの雨ブロックの始めと終わりに最低 75% の雲の量が強制される問題を修正しました。
  • 夜間にフロントガラスの雨エフェクトで突然マスクされたりマスクが外れたりする問題を修正しました。
  • 自分のタイヤからの水しぶきがフロントガラスに現れる問題を修正しました。
  • 経過時間を考慮した時刻にスタート時間のオフセット指定が適切に考慮されるように時刻計算処理を修正しました。これにより倍速指定セッションで天候精度が高くなります。
  • セッション開始時刻が 1時間間隔でなく倍速指定のセッションで使われるキーフレームデータの問題を修正しました。
  • コースが実際にはウェットコンディションなのに、リプレイではセッション開始時にドライに見える部分があった問題を修正しました。

Race Control

  • タイムペナルティが 5秒ごとに増加し続けることで、クリアできないペナルティになってしまうことがある問題を修正しました。

Road Racing

  • ストックカーでロードコースを走行する際のタイヤ冷却パラメータが若干アップデートされました。

Dirt Racing

  • ダートレース路面の含水量パラメータが若干アップデートされました。

AI Racing

  • AI ドライバーが無事に資格認定コースを修了し、以下の車両が AI レースで使えるようになりました:
    • BMW M4 G82 GT4
    • McLaren 720S GT3 EVO
    • Mini Stock
  • AI ドライバーがレース課程を修了し、以下のコースおよびレイアウトが AI レースで使えるようになりました:
    • Cadwell Park Circuit (Full, Club, Moto, Woodlands)
    • Circuit de Spa-Francorchamps (Grand Prix Pits, Classic Pits, Endurance, Bike)
  • AI ドライバーがウェットタイヤのメリットバッジを獲得し、ダート以外のすべての新規・既存コンテンツでウェットレースが行えるようになりました!
  • プレーヤー車両と比較してもより正確になるよう、AI 車両のタイヤ温度モデルを改善しました。これにより、特に極端な温度での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今回のシーズンリリースでは、この改善が以下の車両に適用されます:

    AI 車両は温度が低いと超速かったので以前は AI セッションでは Afternoon が推奨でした。このアップグレードが適用された車両では、様々な条件下でプレーヤーのタイヤ温度にかなり近くなるのでペースも近くなります。
    Improved Tire Temperature Modeling

  • AI ドライバーは多くのロードコースでのウェットコンディションと、ドライのニュルブルクリンクでの追加講習を受けました。
  • AI ドライバーは 24-25 年に向けて夏期読書課題を完了しました:
    • ピッチ&ロールは制御不要じゃない! – ワイルドレースプロが贈るベーシックレッスン
    • 日常生活における適切なスタンディングスタート手順
    • オフトラからのリカバリを改善する 101 の Tips & Tricks
  • 彼らの主張に反して AI ドライバーは完全からはほど遠いです。今回のリリースでのアップデートや修正についていくつか紹介します:
    • コーションラップがレース周回としてカウントされないイベントでは、AI ドライバーは少し余分な燃料を積んでスタートするようになりました。彼らは何度も苦い経験をして学びました。
    • 一部の AI ドライバーがスーパースピードウェイでぼーっとしてピットやグリッドから動くのを忘れてしまう問題を修正しました。
    • セッションに AI ドライバーを含めると、ダイナミックトラックデータや天候コンディションがロードされたあとでわずかに変更されることがある問題を修正しました。AI ドライバーがコードを変更するチート行為を行っていたと思われ、これを防止しました!
    • AI ドライバーは Ray FF 1600 で常に間違ったセットアップを使用しているように見える問題を修正しました。

Graphics

  • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々なアップデートを完了しました:
    • 反射率パラメータを調整して、反射率の高い路面の視認性を向上しました。
    • フロントガラスと汚れの表面テクスチャシェーダーがアップデートされました。
    • 車体に貼られる様々な汚れのテクスチャとデカールがアップデートされました。
    • SpeedTree の照明シェーダーがアップデートされ、日中/夜間および夜間/日中の遷移が改善しました。
    • PopcornFX で、動的なメモリバッファアロケーションを調整してパフォーマンスを改善しました。
    • 非常に明るいエリアが白飛びしていたのを改善する非 HDR モニター用の HDR トーンマッパーを追加しました。
    • renderDX11.ini ファイルから AAQuality 設定が削除されました。
  • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々な問題を修正しました:

Audio

  • このシーズンリリースから、iRacing から DirectSound を廃止するプロセスが始まります。
    • 今回のアップデート後にオーディオ設定を復元するにはサウンドデバイスを選択しなおす必要がある場合があります。
    • サウンドデバイスはデバイスセレクタに一度だけリストされます。ハードウェアの互換性のために DirectSound が必要な場合には、app.ini ファイルで有効化することもできます。
    • ステレオサウンドをサラウンドスピーカーに送るための DirectSound ミキシングバランスが修正され、app.ini ファイルから削除されました。
  • 低速での縁石の衝突音や擦過音が改善しました。
  • 新しいオーディオコーデック OPUS のサポートが追加され、シムのすべての環境音はこの新しいフォーマットにコンバートされました。
    • OPUS 形式のオーディオは高い品質を保ったままサイズを縮小することができます。この削減により期待する体験を保ったまま全体的なファイルサイズが削減されました。
  • sampleRate 設定は使われなくなり、app.ini から削除されました。サンプルレートは Windows のサウンドデバイスのプロパティで設定されます。
  • マルチメディアデバイスの無作法によりシムがクラッシュすることがある問題を低減する保護機能を追加しました。

Controls

  • Conspit ペダルの振動サポートを追加しました。
  • Simagic ハンドルが検出され、それが 360Hz モードをネイティブにサポートしていない場合、自動的に DirectInput にフォールバックするようになりました。
  • Thrustmaster デバイスがシャットダウン中にシムをクラッシュさせる可能性があった問題を修正しました。

Auto-Fuel

  • autoFuelDefaultEnable が False でも、ピット出口で Auto Fuel が給油量を変更してしまう問題を修正しました。

Replay

  • 単独走行の予選 Lone Qualifying セッションのリプレイ中にすべての参加者が表示されるようになりました。

Sporting Code

  • 公式 iRacing 競技規則 Official iRacing Sporting Code がアップデートされました。2024 シーズン 4 リリースの変更は以下のとおり:
    • 5.4. Divisions – Division がいつ計算されるかの説明を変更しました。
    • 6.8. Starting – ジャンプスタートペナルティの説明を訂正しました。
    • 6.11.4. Tires – 箇条書きナンバリングを修正しました。
  • iRacing Official Sporting Code はこちらから参照できます: https://www.iracing.com/iracing-official-sporting-code/

Telemetry

  • ライブテレメトリの瞬間的な消失を引き起こす可能性のある問題を修正しました。

2024s4 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s4 リリースノート:


2024 Season 4 Release Notes [2024.09.03.02]

2024/09/10 から始まる 2024 シーズン 4 用のビルドの登場です。

このビルドには 4台の新車: BMW M4 G82 GT4, McLaren 720S GT3 EVO (McLaren最終承認待ち), Mini Stock, Dirt Mini Stock が含まれます。Mini Stock と Dirt Mini Stock は無償の標準コンテンツとして全てのメンバーに付与されます。また、新コース Cadwell Park Circuit が追加され、Circuit de Spa-Francorchamps は 2024 年フルアップデートを適用、Circuit Zolder もビジュアルアップグレードが適用されました。スパとゾルダーを購入済みのメンバーはアップデートを受け取れます。

天候システムには新しいタイムラインタイプの Spotty Rain が追加され、激しい雨から弱い雨までシミュレートできるようになりました。iRacing オフィシャルシリーズから直接、オフィシャルシリーズのパラメータを使った AI セッションを起動できる機能も追加されました。車両に関してはクラッチモデルが更新され、毎回同じ動作とならず自然なばらつきが考慮されるようになります。スタンディングスタート手順を改善し、シミュレートされたパレードラップによってスタート前にタイヤコンディションが整えられます。
すべての環境音はその情報を保ったままファイルサイズを小さくする新しいオーディオフォーマットに更新されました。単独走行の予選セッションのリプレイで全車を見ることができるようになりました。最適な競争グループを維持して車種の多様性を向上する、新しいマルチクラススプリット分割アルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムは選択的に展開され、シリーズやイベントで使われる際にはそれを示すインジケーターがあります。TCRクラス, BMW M4 G82 GT4, McLaren 720S GT3 EVO, Mustang FR500S, Renault Clio R.S. V が雨天対応となりレインタイヤを装備しました。ダート以外のすべての新コンテンツは AI レースにも対応しています。コースに合わせて更新された各車両のセットアップはほぼ 1000 個近くにまでなりました。

iRacing ポーズを練習して表彰台に備えましょう。2024 シーズン 4 を楽しんでください!

Season highlights include:

  • BMW M4 G82 GT4
  • McLaren 720S GT3 EVO [McLaren最終承認待ち]
  • Mini Stock [無償!]
  • Dirt Mini Stock [無償!]
  • Cadwell Park Circuit [4 レイアウト]
  • Circuit de Spa-Francorchamps 2024 再スキャン [4 レイアウト]
  • Circuit Zolder 2024 ビジュアルアップグレード
  • オフィシャルセッションからの AI セッション起動機能 [最終テスト待ち]
  • Spotty Rain 天候タイムライン
  • 新マルチクラス オフィシャルシリーズスプリット分割アルゴリズム
  • スタンディングスタートにおけるタイヤコンディションの事前調整
  • 自然なクラッチのばらつき
  • 新環境音コーデック
  • 共有される単独走行リプレイ
  • 雨天対応 8 車種追加(TCR, Mustang FR500S, Renault Clio, McLaren 720S GT3 EVO, BMW M4 G82 GT4)
  • 3 台の新車が AI レースに対応(BMW M4 G82 GT4, McLaren 720S GT3 EVO, Mini Stock)
  • 8 レイアウトが AI レースに対応(Cadwell Park Circuit, Circuit de Spa-Francorchamps 2024 Rescan 各 4 レイアウト)
  • 1000近くもの更新された車両セットアップ

2024 シーズン 4 特集ページはこちら: https://www.iracing.com/seasons/2024-s4/

2024 シーズン 4 リリースノート全文は以下をご覧ください。

iRACING:

General

  • Electron のバージョンと依存関係を最新の安定版へアップデートしました。

Hosted Racing

  • Hosted セッション作成時に最大 14 車種を同時使用できるようになりました。

AI Racing

  • [最終テスト中] オフィシャルセッションの「Go Racing」ドロップダウンに新しいオプション「Create a Single AI Session」が追加されました。このボタンはオフィシャルセッションからすべてのパラメータをコピーしてプライベート AI セッションを作成することができます。これを使うとイベントがどのようなものか確認したり車両とコースをトラフィックありでテストすることが簡単に行えます。
  • AI セッションを作成する際に最大 14 車種を使用できるようになりました。
  • AI ロースターの「Add Pattern」ボタンでエラーが発生していた問題を修正しました。
  • AI シーズンに無効な名前を指定した場合のエラーメッセージを改善しました。

iRacing Weather System

  • タイムライン天気モードで新しいタイプが選択できるよういなりました: Spotty Rain
    • 「Spotty Rain」はその地域で割り当て時間中に激しい雨から弱い雨まで、にわか雨をシミュレートします。実際のにわか雨のように、このモードは様々な雲と日照を様々な程度で取り混ぜて、周期的に、様々なレベルの雨を降らせます。「Spotty Rain」が使用されているときには、天気レーダーや地平線で何が起こっているか、十分に注意してください!
    • 「Spotty Rain」はタイムライン天気モードでのみ使用できます。

Paint Shop

  • Paint Shop に新しいスポンサーが追加されました:
    • Bell Helmets
    • Eibach
    • OMP Racing
    • Simshop

2024s4 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 4 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 リリースの様々な更新と修正を配信します。

iRACING:

My Account

  • My Account ページで「Manage my Credentials」と「Manage My Subscription」のボタンラベルで改善しました。

Security

  • メールアドレスやパスワードの変更といったユーザー資格情報の管理は、すべて iRacing OAuth Account Management サイトを通じて行われるようになりました。iRacing (UI) や iRacing Web のヘルメットアイコンから表示される Account メニューからアクセスすることができます。

SIMULATION:

AI Racing

  • いくつかのコースで AI ドライバーのウェットレース走行ラインを改善しました。

Physics

  • ピットレーンの青コーンや他のトラックサイドオブジェクトが、その位置から外れたあとで車のルーフやフロントガラスなどにスタックしてしまうことがある問題を修正しました。青コーンは Half-Life をプレイし過ぎたのだと思います。
  • 物理エンジンのクラッシュログをアップデートしました。

Active Reset

  • Active Reset の音を有効/無効と切り替えできるようになりました。
    • app.ini の新しいエントリ activeResetCueDisabled を 1 に設定すると Active Reset サウンドをミュートし、0 に設定すると Active Reset サウンドが有効化されます(デフォルト)。

Controls

  • Simagic ステアリングコントローラで 360 Hz モードが使えるようになりました。最新のドライバーとファームウェアが必要です。
  • Conspit ペダルのバイブレーションサポートが追加されました。
    • 「Misc. Options」タブの「vibrate pedal and rim」チェックボックスで On/Off を切り替えできます。

CARS:

BMW M4 GT3

  • 車両に装着されたタイヤの種類が表示されていなかった問題を修正しました。

Dirt Late Model

  • (Pro) – タイヤ摩耗についてアップデートしました。

Ligier JS P320

  • ダメージモデルで、外れたリアウィングやエンジンカバーの硬さを減らしました。

Sprint Car

  • ダメージモデルで、ノーズ構造とリアホイール近くのボディ構造の端を持ち上げて接地してしまう可能性を減らしました。
  • iRacing セットアップをアップデートしました。

TRACKS:

Mount Panorama Circuit

  • ピットロードに見えないオブジェクトが存在した問題を修正しました。

Release Notes

iRacing 9.39.0 のリリースノートを和訳して紹介します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね


このアップデートはダウンタイムなしに配信済みです。
アップデートされたように見えない場合には一度ログアウトして再度ログインしてみてください。

iRacing (9.39.0):

AI

  • 作成したカークラスが AI レースで使用できます。

Profile

  • Profile と Driver タブをメンバー画面に戻しました。

Results & Stats

  • リザルト一覧画面に Subsession ID とレース勝者の列を追加しました。
  • リザルト検索画面にレース週のフィルターを追加しました。
  • リザルト検索のオプションにライセンスを追加しました。
  • Time Trial のリザルトではスプリットテーブルを非表示としました。
  • Profile 画面で Recent Races の表示内容が正しくなかったのを修正しました。
  • チームシリーズのスタッツで Cap Avg Start と Avg Finish は小数点第1位まで有効としました。
  • チームシリーズのスタッツで順位とチーム名でのソートを無効化しました。
  • リザルトの Best N Lap Average 列が適切に表示されるようになりました。以前はファステストラップが表示されていました。

Replays

  • チームイベントのデータやプラクティスのデータなどバルーン表示を増やしました。

Settings

  • iRacing Web でのみ、 Settings 画面の Confirmation に Show Browser Download Link トグルスイッチが表示されます。

Time Attack

  • 起動時の表示を「iRacing Simulation Starting」から「Launching」に変更しました。

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 リリースの様々な更新と修正を配信します。

SIMULATION:

Practice Sessions

  • 非チームイベントのオープンプラクティスに出走登録したドライバーは登録チーム数でなくドライバー数に数えられます。

AI Racing

  • AI ドライバーが様々なコースの、特にヘビーレインのウェットラインを改善しました。
  • AI ドライバーのピット戦略の問題について修正を行いました。
    • 必要以上にピットストップしたり、ロードコースで少なくとも 1回余計にピットストップしていました。
  • マルチクラスの AI レースで、使用クラス数が多い場合には特に、誤った相対速度クラス順にグリッドが決定される問題を修正しました。

Controls

  • Simagic 360Hz モードを無効化しました。
    • テスト及びデバッグを継続して適切に動作するようになったらリリースします。
  • 最新 Simucube API が統合されました。
  • Simucube でenable360HzInterpolated=0 設定時にフォースフィードバックが適切に有効にならない問題を修正しました。

Paint Shop

  • ヘルメットペイントパターンにテクスチャの隙間を修正しました。

CARS:

GTP Class Cars

  • フロントガラスのシェーダーをアップデートしました。

Street Stock Car Class

  • ダメージモデルで、このクラスの車両がノーズの警備な衝突でエンジンのエアフロー損失が生じていた問題を修正しました。

Acura ARX-06 GTP

  • ガラスの反射が適切でなかった問題を修正しました。

Audi 90 GTO

  • ダメージモデルで、すべてのダメージを完全に修復できるようになりました。

Legends Ford ’34 Coupe

  • ダメージモデルで、リアバンパーを強化しました。

Ligier JS P320

  • ダメージモデルで、ノーズの破壊限界を引き下げました。

Mercedes-AMG GT3 2020

  • デジタルディスプレイの照明を修正しました。

Nissan GTP ZXT

  • ダメージモデルで、すべてのダメージを完全に修復できるようになりました。リアウィングのダメージ修復にかかる時間は長くなりました。

VW Beetle

  • ダメージモデルで、ボディからエンジンへと伝わるダメージ量を引き下げました。

[Legacy] Dallara DW12

  • ダメージモデルで、すべてのホイールのダメージを完全に修復できるようになりました。ホイールのダメージ修復にかかる時間は長くなりました。

TRACKS:

Motorsport Arena Oschersleben

  • 浮いていたフェンスを接地させました。

Oswego Speedway

  • メイングランドスタンドの観客を調整しました。
  • (Dirt) – グランドスタンドを調整しました。

Winton Motor Raceway

  • 一部のタイヤバリア・タイヤラップが視覚的にチラつく問題を修正しました。

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 リリースの様々な更新と修正を配信します。このパッチでは Oswego Speedway の Dirt レイアウトがリリースされます。また、2024 シーズン 2 リリースから始まった GPU クラッシュ問題に関するアップデートも含まれます。

iRACING:

Web Data API



  • Results / Get

    • リザルトの各車両クラスに SOF と台数を示す strength_of_field’および‘num_entries’を追加しました。

    • リザルトの天候オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’および‘simulated_start_utc_offset’を削除し、API の他のエリアでは天候オブジェクトに一致させるために‘simulated_start_time’を追加しました。



  • Series / Seasons

    • スケジュールオブジェクトから重複した‘simulated_time_multiplier’を削除しました。各スケジュールの weather オブジェクトのみに現れるようになりました。

    • スケジュールの weather オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’を削除しました。



SIMULATION:

Race Servers



  • 選択されたコースでローリングスタートができるかどうかの検証処理を改善しました。

AI Racing



  • AI ドライバーが使うウェットレースの走行ラインが増えました。ヘビーレインでは特に増えました。

  • スーパースピードウェイで AI ドライバーがピットやグリッドから離れるのを忘れてしまうことがあった問題を修正しました。

  • iRacing Superspeedway で AI ドライバーが一部のファイナルレシオを使用したとき、シムがクラッシュする可能性があったアスファルトオーバル車両の問題を修正しました。

iRacing Weather System



  • フロントガラスを伝っていく雨粒のエフェクトを更新し、雨粒がそこから離れる前に消えてしまわないようになりました。

  • その時点で雨が降っていなかったのに雨が表示されてしまう問題を修正しました。

  • リプレイでのフロントワイパーの動作を改善しました。

  • セッションのウェット/ドライ状況と車両速度に基づいて、ワイパーによるフロントガラスのウェット/ドライ状況の進捗状態について改善しました。

  • HDR が無効なときにエアロスプレーがブロック状になっていた問題を修正しました。

  • リプレイ、特に巻き戻したりウェット/ドライが移り変わるタイミングにおいて、フロントガラスのウェット/ドライ描画を改善しました。

  • 自動ワイパーが無効で手動でワイパーを動かしたとき、フロントワイパーが水を正しく履いてなかった問題を修正しました。

  • フロントガラスの視覚エフェクトに使われる時間が不正確になる可能性があった問題を修正しました。

Cars



  • 競争相手の車両が誤ったウィング角度で表示される問題を修正しました。

Graphics



  • 2024 シーズン 2 リリース以降レポートされてきた GPU クラッシュを回避するエビデンスを示すアップデートが行われました。

    • パーティクルシステム PopcornFX でのみ SMP/MVP/SPS を無効化するメカニズムを追加しました。いくつかのエビデンスが、iRacing Weather System リリース後に PopcornFX システムと作用する処理が GPU のクラッシュを引き起こしていたことを示していました。

    • このパッチリリースで、Nvidia のみの特殊モード (SMP/MVP/SPS) は PopcornFX システムをバイパスします。これらのモードはすべてのレンダリングに有効です。この変更はパフォーマンス処理とフレームレートに最小限の影響しか与えません。

      • この新しいデフォルトを変更したい場合、適切な“rendererDX11*.ini”ファイルの“PopcornFXSPSAllowed”と“PopcornFXSMPMVPAllowed”をどちらも“1”にすることでパーティクルシステム用に Nvidia 専用モードを再有効化します。





  • フル解像度のパーティクルエフェクトが画面左上に正しく表示されない問題を修正しました。

Replays



  • 出走登録したのに入室しなかったドライバーがいたセッションのリプレイがロードに失敗する可能性があった問題を修正しました。

Controls



  • Conspit ペダルの振動サポートが追加されました。

  • 最新の Simucube API が統合されました。

  • “enable360HzInterpolated=0”と設定された Simucube ホイールでフォースフィードバックが適切に有効にならない問題を修正しました。

Telemetry



  • レースサーバ名がセッション文字列に記録されるようになりました。

CARS:

GT3 Class Cars



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

    • Daytona International Speedway と Circuit des 24 Heures du Mans では最長のギアレシオが使用されるようになりました。Nürburgring セットアップをリネームし、ノルドシュライフェ混合レイアウトで自動的に読み込まれるようになりました。



LMP1 Class Cars



  • ダメージモデルで、曲がったホイールを完全に修理できるようになりました。

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars



  • タイヤパラメータがアップデートされ、全体的なコンディショニングが早くなりました。

  • ダメージモデルで、フロントタイヤのサイドウォールの摩擦が少なくなり、壁面との接触挙動が改善されました。これは特に対戦相手車両を見たときに顕著でした。

Rallycross Vehicles



  • ダメージモデルで、ラリークロスレイアウト以外でレースを行う際には、多少曲がったホイールでも完全に修理できるようになりました。

  • ダメージモデルで、ホイールの横方向の破壊限界が引き上げられました。

Stock Car Pro Series Class Cars



  • この車両の旧ダメージモデルが使われた古いリプレイがロードできなかった問題を修正しました。

Street Stocks



  • ドライブシャフトが視覚的にずれていた問題を修正しました。

  • ダメージモデルをチューニングして、エンジンのダメージ伝達がさらに減らされ、ノーズが若干強化されました。

V8 Supercars Class Cars



  • ダメージモデルをチューニングして、ホイールが強化され、ノーズ構造体をアップデートしてフロントホイールのカバー範囲を拡大しました。

Acura ARX-06 GTP



  • BoP調整: ダウンフォースとエンジン出力を若干引き下げました。

BMW M4 GT3



  • UI モデルが誤ったリアウィングエンドプレートを使用していた問題を修正しました。

BMW M4 GT4



  • レインライトをアップデートしました。

  • ダメージを負っていないレインライトの見た目をアップデートしました。

  • 水しぶきの向こうでも見やすいようにブレーキライトをアップデートしました。

  • コクピットのラベルのテクスチャをアップデートしました。

  • バックファイアエフェクトをアップデートしました。

  • 特定カメラ距離でのホイール表示の問題を修正しました。

  • ダメージを負っていないのにダメージを受けたパーツが描画される問題を修正しました。

Dallara IR18



  • ステアリングウェイトが 2024 シーズン 3 以前の値にリセットされました。

Dallara P217



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Dirt Micro Sprint Car



  • (Outlaws) – この車両タイプがピットサービスを受けられなかった問題を修正しました。

  • 外部エンジンサウンドを改善しました。

Ford Mustang FR500S



  • UI モデルにおけるアンビエントオクルージョンの問題を修正しました。

Ford Mustang GT3



  • ダメージモデルで、完全に取り付けられた状態のノーズが強化されました。

  • iRacing セットアップでリアキャンバーを増やしました。

Ligier JS P320



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified



  • (Modified – SK) – ダメージモデルで、フロント及びリアバンパーの剛性がアップデートされました。

NASCAR Xfinity Ford Mustang



  • 他のNASCAR Xfinity 車両と同じようにペイントパターンの黒の縁取りをアップデートしました。

Nissan GTP ZXT



  • ダメージモデルのチューニングを行って、ノーズを強化して破壊限界を引き上げ、コーンで破壊されないようになりました。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR



  • 遠距離カメラでレインライトが働いていなかった問題を修正しました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)



  • SIlverstone 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 R (992)



  • コクピットのプルタブのテクスチャをアップデートしました。

Radical SR8



  • 夜間にヘッドライトが適切に動作していなかった問題を修正しました。

Ruf RT 12R



  • コクピットのミラーが極端に暗かった問題を修正しました。

Street Stock – Casino & Eagle



  • 数字フォントの傾き指定が逆になっていた問題を修正しました。

[Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

TRACKS:

Circuito de Navarra



  • 誤ったピットストールがレーシング路面に置かれてしまい、そのエリアを通過する車両に問題が発生していたのを修正しました。

  • 最終コーナーのブレーキマーカーを修正しました。

  • 様々なオブジェクトがカメラ距離の変更に応じて視覚的にポッピングしていた問題を改善しました。

Daytona International Speedway



  • (2008 Configs) – ピットロードの後ろを走行して周回できていた問題を修正しました。

Oswego Speedway



  • 新レイアウトを追加しました – Oswego Speedway – Dirt!

    • 新しいダートオーバルレイアウト Dirt が追加されました!



  • スキッドマークやアスファルトのヒビ、路面テクスチャを改良しました。

  • 競争相手の車両がインサイドのウォールに引っ掛かって空中に飛び上がるように見えることがあった問題を修正しました。

  • 一部のコンクリートバリアとアウトサイトウォール及びインフィールドフェンスが固体オブジェクトでなかった問題を修正しました。

  • 観客の配置を更新しました。

Sachsenring



  • 一部テクスチャをアップデートしました。

  • 風力タービンのビジュアルを改善しました。

  • 樹木ラインをアップデートしました。

  • 一部 ARMCO と路面のラインテクスチャをアップデートしました。

WeatherTech Raceway Laguna Seca



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

World Wide Technology Raceway (Gateway)



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

Release Notes

2024 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s3 リリースノート:


SIMULATION:

Race Servers

  • 車両のフィジクスパラメータが非現実的な(Zippy)値となったとき、レースサーバがクラッシュする問題を修正しました。

iRacing Weather System

  • 新しく雨天対応となった車両:
    • GT4 クラス:
      • Aston Martin Vantage GT4
      • BMW M4 GT4
      • McLaren 570S GT4
      • Mercedes-AMG GT4
      • Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • レースコントロール関連の改善と調整:
    • コースがウェットかドライか判定するアルゴリズムをアップデートし、現在の降水量や傾向をより適切に考慮できるようになりました。これにより、雨がやんでレースコントロールがドライだと判断する速度が早まり、雨量が少ない場合にはウェットと判断するのが遅く、激しい雨ならウェット判断が早くなります。
    • ウェットセッションからドライセッションへ移行する閾値を引き下げました。これは雨天時ルールとレインライト使用を規定します。システムは慎重に、早すぎる決断をしないようにする必要があります。
  • タイヤ関連の改善と調整:
    • ウェットグラベル及び砂を高速で通過する際にホップする現象を少なくなるように、これらがタイヤに及ぼす影響を調整しました。
    • ウォータースプレーの変位をアップデートして、視覚的に粒子とより一致するようにしました。
    • タイヤが通過した跡から水分が除去されるアルゴリズムを若干更新しました。
  • 雨の計算に関する改善と調整:
    • すべての天候タイプ(Static, Realistic, Timeline)で、最大許容雨量を若干減らしました。これが新しい最大降雨量となります。この変更は雨天のレース体験全体を向上するためのタイヤ開発に従ったものです。
    • 気象条件に基づいて動的なトラック状況を更新する一部のアルゴリズムがアップデートされました。
  • ウェットトラックに関する改善と調整:
    • レース路面の水分含有量を判定する計算が改善されました。特に乾いていくコースでのタイヤ相互作用が改善されます。
    • より良い時間変化・天候変化を考慮するために予選からレースなどセッション間のパラメータ変更を管理するコードを調整しました。
  • グラフィックス関連の改善と調整:
    • 様々な描画距離に対して雨しぶきの数が最適化されました。
    • カメラ速度に基づいて降雨の最大角度を増大させました。
    • フロントガラスの雨粒エフェクトとテクスチャがアップデートされました。
    • フロントガラスの結露テクスチャがアップデートされました。
    • 雨粒テクスチャがアップデートされました。
    • 雨の粒子をマッピングするレンダリングコードを改善しました。
    • 水しぶきとタイヤのレンダリング処理を改善しました。
  • オーディオ関連の改善と調整:
    • ピットクルーのキャノピーに雨降りの環境音が追加されました。
  • バグ修正:
    • ドライバーのピット指示タイミングのせいで一部車両でレインタイヤとドライタイヤが混在してしまう可能性があった問題を修正しました。
    • リプレイで風向きを誤って読み込んでしまう可能性があった問題を修正しました。
    • 同一イベント内でセッションをまたいで送信された天候パラメータに矛盾が生じる可能性のあった問題を修正しました。
    • 橋やオーバーパスの下に雨が降らないようにブロックされるようになりました。

Tires

  • タイヤがオフトラック路面の濡れ具合を検出する方法を調整して、グラベルや砂につかったタイヤで空気圧が非現実的に急上昇しないように修正しました。
  • タイヤ空気圧と温度の違いがグラベルや砂に入ったタイヤに与える影響を軽減しました。
  • 周囲の車両で、使用中コンパウントが誤って表示されることがある問題を修正しました。
  • ウェット路面や柔らかい路面でホイールスピンするとタイヤ温度が急上昇する問題を修正しました。

Oval Racing

  • オーバルリフレッシュプロジェクトの一環で、一部アスファルトオーバルコースの路面パラメータを調整しました。
  • オーバルレース路面に熱とグリップのわずかな調整が行われました。

Dirt Racing

  • ダートタイヤの摩耗率を約 25% 引き下げました。

AI Racing

  • 追加された以下の車両で AI レースが有効化されました:
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Street Stock – Casino
    • Street Stock – Eagle
  • 追加された以下のレイアウトで AI レースが有効化されました:
    • Circuito de Navarra – Speed Circuit, Speed Circuit Medium, Speed Circuit Short
    • Indianapolis Motor Speedway – Oval
    • Oswego Speedway – Oval & Mini Oval
    • Sachsenring
  • AI ドライバーはスイミング試験に合格し、雨天時に以下の船長を務める準備もできています:
    • GT4 Class Cars (Aston Martin Vantage GT4, BMW M4 GT4, McLaren 570S GT4, Mercedes-AMG GT4, Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR)
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • AI ドライバーは以下の車両の運転に関する特殊訓練を受けました:
    • GT4 Class Cars
    • GTP Class Cars
    • NASCAR Truck Series Class Trucks
    • TCR Class Cars
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • SRX
    • Super Formula Lights
  • AI ドライバーは以下のコースで追加トレーニングを受けました:
    • Autodromo Jose Carlos Pace (全レイアウト)
  • AI ドライバーは以下のコースでのウェットドライビングの特殊訓練を受けました:
    • Circuit de Spa-Francorchamps (ALL Configs)
    • Daytona International Speedway – Road Course
    • Lime Rock Park – Classic, and Grand Prix
    • Mount Panorama Circuit
    • Okayama International Circuit – Full Course
    • Oulton Park Circuit – International
    • Road Atlanta – Full Course
    • Sebring International Raceway – International
    • Virginia International Raceway – Full Course
    • WeatherTech Raceway Laguna Seca
  • AI ドライバーは 2024 シーズン 3 向けの四半期ごとのトレーニングコースを修了しました。このコースには以下の講義や研究資料が含まれていました:
    • アンダーステアとスロットルバックオフ、ジャグリングピンのバランス
    • OVAL-300: スーパースピードウェイのレーシングライン
    • Blow the Man Down & 49 Other Sea Shanties for Rain Racing
    • 360度完璧 – ステアリングガイド (2024最新版!)
    • 傘の日のレースとトップシークレット レインレーステクニック
    • 人間関係のコミットメントとプッシュ to パス
  • AI 車両に関するバグ修正:
    • AI 車両がダストやマーブルを適切に投じていないことがあった問題を修正しました。
    • ウェット路面を滑る AI 車両が必要以上にタイヤスモークを発生させていた問題を修正しました。
    • ダメージ無効にしてレースすると AI 車両のエンジン油温が原子レベルに達してシムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。

Heat Racing

  • 予選からフィールド全体がフィーチャーレースに進むよう選択されたときに問題が発生してすべてのヒートレースが排除されてしまう可能性のあったバグを修正しました。

Physics

  • オフトラック路面の転がり抵抗を調整してリアリズムを向上させました。
  • 摩擦トルク、ホイール及びリムの速度、スプリングレートが非現実的な値となってZippiy イベントが発生しないようにする追加の保護策を追加しました。

New Damage Model

  • ついにこの日が来ました。新ダメージモデルが iRacing カタログの全ての車両に搭載されました! 新ダメージモデルは今や単なるダメージモデルとなりました!
  • 新ダメージモデルが以下の車両で有効化されました:
    • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
    • Ford Mustang GT3
    • Street Stock – Casino
    • Street Stock – Eagle
    • Rallycross Cars (Ford Fiesta RS WRC, Subaru WRX STI, VW Beetle GRC, VW Beetle GRC Lite)
    • Stock Car Pro Series Class Cars (Chevrolet Cruze, Toyota Corolla)
    • V8 Supercars – 2019 (Supercars Ford Mustang GT, Supercars Holden ZB Commodore)
    • [Legacy] NASCAR Xfinity Series Cars (Chevrolet Camaro – 2014, Ford Mustang – 2016, Toyota Camry – 2015)
    • [Legacy] V8 Supercars – 2014 (Ford FG Falcon, Holden VF Commodore)
    • Audi 90 GTO
    • Chevrolet Corvette C7 Daytona Prototype
    • Formula Renault 3.5
    • Legends Ford ’34 Coupe
    • Legends Ford ’34 Coupe – Dirt
    • Legends Ford ’34 Coupe – Rookie
    • McLaren MP4-30
    • Nissan GTP ZXT
    • Pontiac Solstice
    • Pontiac Solstice – Rookie
    • Radical SR8
    • Ruf RT 12R (AWD, C-Spec, RWD, Track)
    • Silver Crown
    • Sprint Car
    • Williams FW31
    • [Legacy] BMW Z4 GT3
    • [Legacy] Ferrari 488 GT3
    • [Legacy] Mazda MX-5 Cup & Roadster – 2010
    • [Legacy] Mercedes-AMG GT3
    • [Legacy] NASCAR Nationwide Chevrolet Impala – 2012
    • [Legacy] Pro Mazda
    • [Legacy] Riley MkXX Daytona Prototype – 2008
    • [Legacy] V8 Supercar Ford Falcon – 2009
  • 新ダメージモデルはシンプルにダメージモデルと呼ばれるようになります。
  • 以前の古いダメージモデルは完全に無効化されました。

Graphics

  • 2024 シーズン 2 に 20XX シリーズ GPU で発生していたクラッシュ問題について:
    • iRacing は引き続き解決策の発見と実装に取り組んでいます。問題を再現できた Nvidia のエンジニアと直接連携しています。これが内部的な手がかりとなり、現在も調査中です。彼らのサポートにより必要なアクションが判明次第、必要な措置を講じる予定です。
  • GPU パーティクルはデフォルトで有効で、renderer.ini ファイルのオプションで無効化することはできません。
  • ソフトパーティクルを無効化するオプションは削除されました。他の機能がこのレンダリングプロセスを使用しているため、オフにしてもなんのメリットもありません。
  • タイヤのシェーダー処理をアップデートして、反射や照明などの要素に周囲の環境をより有効に使用できるようになりました。
  • 全車両のガラスシェーダーを再コンパイルして暗くなるエフェクトが改善されました。
  • 天候によってフロントガラスを暗くするシェーダーがアップデートされました。
  • 様々な車両でワイパーエフェクトのパラメータをアップデートしました。
  • 法線ベクトルのサンプリングメソッドをリファクタリングしました。
  • ドライバーの頭と顔のテクスチャを最適化しました。
  • ドライバーモデルとテクスチャ LoD を改善しました。
  • 安定性のために一部の PopcornFX 処理パラメータをアップデートしました。
  • 遠距離の SSAO 処理で、遠くのシーンオブジェクトに影のアーチファクトが発生する問題を修正しました。
  • 一部の環境テクスチャが斑点状に現れる問題を修正しました。
  • 雨天非対応の車両でダートやラバーのパーティクルエフェクトが誤ったサイズで表示されることがある問題を修正しました。
  • 花火の煙の色に関する問題を修正しました。
  • トラック脇のカメラマンが悪魔に取りつかれてしまい、同時に複数の方向を見ようとして体をよじる問題を修正しました。悪霊パズズよ、消えろ!

Audio

  • XAudio デバイスで障害が発生してクラッシュする問題を修正しました。
  • 使用するオーディオデバイスに PS4 ヘッドセットが選択されるとシムがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

Spotter

  • ポルトガル語 Guto_Colvara スポッターパックがアップデートされました。
    • オブリガード, Guto!
  • スペイン語 Ari_Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • グラシアス, Ari!
  • スポッターパックの検証プロセスがアップデートされました。
    • このプロセスは、ロードされたスポッターパックからスポッターコールの欠落がないか確認し、見つかればデフォルトスポッターで埋めるために実行されます。

Controls

  • 最新の Fanatec FullForce API が有効化されました。
  • Logitech TrueForce API がアップデートされました。
  • Simagic 360 Hz モードのサポートが追加されました。
    ※訳注: 実はリリースされておらずパッチで登場する見込み

    • この機能には SimPro Manager 2.0.338 以上が必要です

Chat

  • A チーム ミスター T の引用を含む一部チャットマクロが、より丁寧で普遍的なフレーズに置き換えられました。
    • これを使わないのはもったいない!

Cameras

  • アクティブなカメラがまだワールド内にある場合、対戦車両がワールドを離れるたびに発生する可能性のあるワールドを終わらせる可能性のあるイベントを修正しました。

Options

  • ini ファイル出力のメソッドを変更しました。シムはまず新しいデータを tmp ファイルに書き込み、成功すると ini ファイルが削除されて tmp ファイルが ini ファイルに拡張子が変更されます。

2024s3 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s3 リリースノート:


2024 Season 3 Release Notes [2024.06.03.02]

iRacing 2024 シーズン 3 リリースの登場です! このリリースは、日本時間 6月10日 AM 9 時から始まる 2024 シーズン 3 用で、新コンテンツと、アップグレードおよび修正を含みます。今回、新しい GT3 車両 Chevrolet Corvette Z06 GT3.R と Ford Mustang GT3 の 2車種を追加しました。新しく追加した Street Stock の Casino と Eagle はひとつのパッケージとなっています。新コースは 3つ追加しています。Circuito de Navarra (3 レイアウト), Oswego Speedway (2 レイアウト, 追加の Dirt Oval レイアウトも coming soon!), Sachsenring です。そして Indianapolis Motor Speedway に NASCAR 用の新しいレイアウトを追加しました。

機能面では、このリリースで iRacing の全車両に新ダメージモデルが搭載されたのがビッグニュースです! 新ダメージモデルによって、改善したフィジクスと視覚的な体験がすべての車両にもたらされます。一部の車両は今回のリリースで特別なアップデートが行われました。Porsche 911 GT3 Cup (992) は最新技術仕様にアップデートされ、NASCAR との提携によってもたらされた広範な CFD 分析によって NASCAR トラックには大幅にアップデートされました。

iRacing アプリケーションは Driver Leaderboard やラップチャートにラップグラフも追加されて Stats と Results が改善されて機能も完全になり、新人用ガイドに Sports Car カテゴリの選択肢も追加しました。

GT4 クラス全体を含む 10車種に雨天対応が追加されました。そしてすべての新コンテンツは AI 対応です。iRacing 2024 シーズン 3 に向けてギアを入れよう!

シーズンハイライト:

  • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
  • Ford Mustang GT3
  • Street Stock – Casino
  • Street Stock – Eagle
  • Circuito de Navarra (3 レイアウト) [無償]
  • Oswego Speedway (2 レイアウト, Dirt Oval も coming soon!)
  • Sachsenring
  • Indianapolis Motor Speedway の新レイアウト: (Oval) [NASCAR version]
  • iRacing 全車に新ダメージモデル搭載!
  • Porsche 911 GT3 Cup (992) を大幅アップデート
  • NASCAR トラックはエアロとシャーシをオーバーホール
  • Stats に Driver Leaderboard を追加
  • Results に Lap Chart と Lap Graph を追加
  • 新人用ガイドの追加: Sports Car
  • 10 車種を新たに雨天対応: [ GT4 Class Cars (Aston Martin Vantage GT4, BMW M4 GT4, McLaren 570S GT4, Mercedes-AMG GT4, Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR), Chevrolet Corvette Z06 GT3.R, Ford Mustang GT3, Global Mazda MX-5 Cup, Ligier JS P320, Porsche 911 GT3 Cup (992)]
  • 新登場の 4車種は AI レース対応: [Chevrolet Corvette Z06 GT3.R, Ford Mustang GT3, Street Stock – Casino, Street Stock – Eagle]
  • 新登場の 7冷雨アウトは AI レース対応: [Circuito de Navarra – Speed Circuit, Speed Circuit Medium, & Speed Circuit Short, Indianapolis Motor Speedway – Oval, Oswego Speedway – Oval & Mini Oval, Sachsenring]
  • 700 以上のプロフェッショナルな iRacing 車両セットアップ

こちらの 2024 Season 3 ページも参照してください: https://www.iracing.com/seasons/2024-s3/

2024 シーズン 3 リリースの完全な詳細は以下をご覧ください。

iRACING:

Legacy Membersite

  • レガシィメンバーサイト(以前の members.iracing.com) が 2024 シーズン 3 リリースのオーバーホールを受け、アカウント管理とサポートに特化したサイトとなりました。ここから Web ブラウザで動作する iRacing インターフェースの iRacing WEB を開くこともできます。一貫性を向上するため、 iRacing アプリケーションと同様のログインページを使うようになりました。
  • 依然として、このページから iRacing ソフトウェアをダウンロードすることもできます。
  • レガシィメンバーサイトで以前に保存していたブックマークは、自動的に iRacing WEB の同機能ページに転送されるようになります。

iRacing WEB

  • iRacing WEB を使用中に表示される URL が動的に更新されるようになりました。例えば、レースリザルトやシリーズ情報の URL をコピー & ペーストしてシェアすることができます。

New Racer Onboarding

  • 3つ目として Sports Car の新人ガイドが追加されました!
    • iRacing 入門としてあらゆるアスファルトレースから選択できるようになりました。
    • この変更の一環として、Global Mazda MX-5 Cup がダウンロード必須コンテンツとなりました。
  • 既存メンバーも、Settings 画面から New Racer Onboarding を起動することができます。

General

  • ウィンドウタイトルバーの色と高さを更新しました。

Local Service

  • 「useipv6.txt」と「_usesteam.txt」ファイルは %LOCALAPPDATA%\ に移動されました。
    • ファイル構造を検索する処理をアップデートして、「/update」フォルダ、「_useipv6.txt」ファイル、「_useSteam.txt」ファイルなど重要なファイルを検索できるようにしました。これにより、iRacing 起動時の一貫性が向上します。

Time Attack

  • 別の SIM プロセスが起動していて Time Attack を起動できない問題を修正しました。iRacing インスタンスはひとつだけ起動されるようになりました。

AI Racing

  • AI レースシリーズのページは上部に現在のシリーズ、下部に iRacing オフィシャル AI シーズンテンプレートが表示されます。オフィシャルテンプレートをコピーしたり調整したりして、自分のオリジナル AI シーズンを作成することができます。オフィシャルテンプレートを開始すると、そのテンプレートが My Season セクションに表示されます。
    • オフィシャル AI シーズンテンプレートはいつも下部にリソースとして表示されます。2024 シーズン 3 は 6つのテンプレートを用意しましたが、今後これを拡大していく計画です。
  • AI シーズンの作成や削除を行おうとしても適用されない問題を修正しました。

Stats

  • Stats ページの 3つめのタブに Driver Leaderboard が追加されました。
  • Driver Leaderboard では、すべてのドライバーをデータベースから検索することができます。
    • ドライバー名で検索することができます。
    • ドライバーをフレンドに追加したりすることができます。
  • チームシリーズの Stats 表示が使えるようになりました!

Results

  • リザルトページに長らく要望されてきた 3つの機能が登場しました!: iRacing Event Log, Lap Graph, Lap Chart
    • iRacing Event Log ですべてのレースコントロールイベントの詳細を表示できます。
    • Lap Graph はイベント進行状況と主要データをグラフで示します。
    • Lap Chart はイベント進行と主要データがかなり詳細なチャートで表示されます。
      • 100周以上のイベントではユーザーフレンドリーな表示はありません。 CSV ファイルをダウンロードする必要があります。

Store

  • 初めて定価購入するとき、初回購入割引「First Purchase」の割引 10% が自動的に適用されるようになりました。
    • コンテンツ購入とは車両やコースの購入を指します。メンバーの最初の購入でより大きな割引が適用される場合には、この初回 10% 引きは適用されません。

Car Classes

  • Chevrolet Corvette Z06 GT3.R と Ford Mustang GT3 が IMSA23 および GT3 クラスに追加されました。Ford GT GT3 は GT3 クラスから除外されました。

Paint Shop

  • Heusinkveld のスポンサーロゴがアップデートされました。
  • Paint Shop で照明が表示されないことがある問題を修正しました。

2024s3 リリースノート:

Development Update May 2024

iRacing が取り組んできたこと、現在進行中のこと、将来のこと、エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が開発の現状を伝えてくれました。まとめて紹介します。

iRacing Development Update: May 2024
https://www.iracing.com/iracing-development-update-may-2024/
iRacing Development Update – May 2024
https://forums.iracing.com/discussion/62056/iracing-development-update-may-2024

最近の iRacing より

  • iRacing Weather System には満足しながらも参加率に悪影響を及ぼす可能性がありましたが、雨が降るシーズンの累計では非ウェットセッション参加者の 91% がウェットセッションに参加していました!
  • iRacing Sebring 12時間レースでは、ユーザー個別には 37%、チームでは 46% の増加でサーバーは 7.8TB を超えるデータを送信しました!
  • マルチクラスの IMSA シリーズはとても良かったが GTP ウェットタイヤでもっと良くなるはずです。シーズン 3 リリースでの改善が期待されます。
  • シーズン 3 はロックアップの対処が少し簡単になります。
  • ビデオドライバーやパーティクルに関連したシムのクラッシュが増加していて安定性に課題があります。このような経験をしている皆様にお詫び申し上げます。非常に深刻に受け止めています。舞台裏では多大なエンジニアリングリソースを投入してきました。そこには Nvidia や PopcornFX のビジネスパートナーと協力して修正に取り組む最上級エンジニアも含まれます。また、問題を解決して安定性を高めるためにトラッキングと修正のために問題の可視化に取り組み、以前よりも迅速に修正を配信できるようになりました。
  • 雨でレースサーバ負荷が増加して悪影響を及ぼすことがありました。エンジニアリングチームが最適化して事態を改善するまで支えてくれた運用チームに感謝します。より優れたリアルタイムメトリクスを提供する進行中のプロジェクトにより、運用チームとエンジニアリングチームがレースサーバーのパフォーマンスを洞察できるようになり、応答性、安定性がさらに向上するはずです!
  • iRacing Weather System はインディ500のような独立予選形式のイベントの機会も提供できます。新システムによって静的な天候で平等な予選を行えると同時に、レース中には動的な天候システムを最大限に活用できます。これはコミュニティからの長年の要望でした。
  • スタジオ閉鎖などもあってゲーム業界では多くの人員削減が行われ、業界の不安定さが懸念されますが、iRacing においては健全なビジネスであるとのこと。

2024 Season 3

数週間後に迫るシーズン 3 で期待される改善・コンテンツ追加について。

Street Stock

新しいストリートストックボディを 2つリリース予定。2台を 1つのパッケージにして販売。無償の車両だけでも問題ない、あくまで多様性のオプションです。


GT3

GT3は重要な部分を占めており、GT3/IMSA/耐久シリーズを新たな高みに拡大することを目指してアメリカを拠点とする 2台の新 GT3 車両がリリースされます。詳細は近日。
https://twitter.com/FordPerformance/status/1790766337217769549

これに関連してパフォーマンスと最適化によってセッション内最大車種が 13台に増えます。


Circuito de Navarra

スペインのナバラサーキットが無償コースとしてリリースされます。


Sachsenring

歴史あるドイツのザクセンリンクがリリースされます。


Oswego Speedway

オンタリオ湖近くのダート&舗装オーバルがリリースされます。ダートが間に合わずに舗装オーバルだけでの初期リリースとなった場合にはパッチでアップデートとなります。


Vehicle Dynamics

レース車両の継続的な改善に取り組んでいます。

  • レインタイヤ供給: Porsche 992 Cup, Mazda MX-5, GT4 クラス, Ligier JS P320
  • 車両力学部隊にはレース業界でプロの空力専門エンジニアもいます。チームはNASCARと協力してNASCARクラフトマントラックの空力を再設計しました。これには非常に詳細なCFDシミュレーションが含まれ、最新のボディ設計と現実のレース戦略を反映しています。より新しく包括的なデータがよりリアルで正確なコーナリングと直線スピードにつながります。
    我々の運動学モデルと組み合わせた高詳細CFDモデルの構築によって、現実のレースプログラムと同じスタイルの高レベル空力シミュレーションを実行できるようになります。
  • 現実ではフォーメーションラップでタイヤとブレーキに熱を入れることができますが、すぐにレースを始められる利点のために、iRacing ではこれを行わないことにしました。レース開始時にはマシンに妥協が生じます。スタンディングスタートが難しい場合がありますが、事前に調整されたタイヤとブレーキを提供するプロジェクトに取り組んでいます。シーズン 3 のこととしてここに取り上げてはいますが、さらに先のアップデートとなる可能性があります。
  • まったく同じように製造されて同じエンジニアが組付けたとしても、現実には同じクラッチは 2つとありません。物理的な変動、摩耗、語りつくせないほど多くの要素が絡んでいます。現在の機械的なものでなく、よりリアルなクラッチシステムの開発に取り組んでいます。

UI, Web, Design initiatives

UI は継続的に改善・拡張がリリースされていますが、シーズンビルドでは以下の改善が予定されています。

  • AI シングルプレーを再編成して使いやすさを向上します(AI サービス見直しの最初のステップ)。
  • 従来の Web バージョンから大幅にパフォーマンスを改善してドライバー統計機能がようやく登場。
  • ラップチャートとグラフがリザルトに追加。
  • より良い洞察を提供するために様々な視覚化を模索しています。
  • 従来のメンバーサイトの「廃止」を進めるためのステップがまたひとつ進みます。シーズン 3 ビルドでメンバーサイトを縮小し、アカウント管理機能にフォーカスしたサイトとなります。
    https://forums.iracing.com/discussion/62065/notice-for-season-3-2024-summary-of-legacy-membersite-features-sunset
  • Web バージョンの UI を使ったことがなければチェックしてください。そこからレースを起動したりペイントキットを使用することはできませんが、それ以外にはアクセスすることができるのでブックマークしてください。
    https://members-ng.iracing.com/

完全版は直前に公開されるリリースノートをお待ちください。

Rendering and Graphics

iRacing は将来に備えてコアテクノロジーとシステムの最新化に重点を置いてきました。

グラフィックスとレンダリングの進歩は最優先事項であり、過去数年間にわたって業界をリードするレンダリングアーキテクト複数名をチームに迎え入れてきました。このチームには最近、iRacing でのグラフィックスとレンダリングの将来に向けたロードマップ作成という重要なプロジェクトが任されました。
プラン作成にはシムとユーザーの要件を理解することが重要でした。iRacing は信憑性とリアリズムを基盤としています。競技のため、トレーニングのため、趣味のため、ここにいる理由には関係なく、物理学ファーストで、高速で、モニタ数やVRやモーションプラットフォームなど様々な世代のハードウェア環境で見事に動作する体験を提供することが重要です。
iRacing がサステナビリティを目指して構築された製品であることを理解することも重要です。私たちは今日、明日、来年、そしてすぐに来る 2030年代にも、一緒にレースをすることでしょう。iRacing のグラフィックスエンジンがこの旅のために構築され、メンテナンスやアップグレードをコントロールすること、そして残りのシステムとシームレスに統合されることが重要です。

適正評価の一環として、素晴らしいサードパーティエンジンのいくつかの評価を行いました。それらはアートワークをグラフィックエンジンにパイプできて表面レベルではすぐに使える美しい見栄えのするもので優れたツールとパイプラインも提供しますが、私が共有した要件に照らし合わせると、それらのエンジンが iRacing にフィットするとは考えられませんでした。

それを念頭に置いて選択した、テクノロジーと私たちの要件を合わせて目標を実現するための道のりを皆さんと共有できることをうれしく思います。私たちは将来のグラフィックスエンジンを私たち自身で構築します。誤解のないように言うと、それは現在のグラフィックスエンジンとその機能を最新の API コールに置き換えることではありません。最新原理を活用し、最新の GPU テクノロジーのとんでもない能力を最大限に生かしてあるべき方向に導きます。

技術面では新しい進化がすでに始まっています。実際、チームはほんの数週前に iRacing のコースを初歩的なバージョンのレンダラーに正常にロードするという節目に到達しました!(画像の左半分)

シンプルに見えますが大きな前進です。ただし、期待が適切に設定されることが重要です。これは忍耐が必要なプロセスです。進捗するにつれて、現在のレンダラーの改善とサポートも継続されます。実際、できるだけ皆さんに改善をお届けするために、最初に現在のレンダラーに戦略的に構築するシステムがあります。

Web and Design

iRacing の AI は継続的に改善することを中心に構築されています。ただし一部機能は UI からアクセスするのが難しい場合があるので改善に取り組んでいます。はじめに、AI 「シーズン」テクノロジーに取り組んでいます。

シーズンがどのように作られ、どのように管理維持されるのか、理解することが必要です。そこから、iRacer に様々な体験を提供する扱いやすい構築済みパッケージを提供します。例えば、「Special Event」AI パッケージは来たるイベントの準備や、似た体験を自分のペースで楽しむのに役立ちます。

レースシーズンも同様で、クリックだけでレースシーズンのカレンダーが表示されたら便利です。さらに、現在の車両の自動イメージではなく、各 AI パッケージにカスタムアートワークを適用できるようになりました。

UI を通じて iRacing の構造を紹介する方法の見直しを継続していきます。

  • レースシリーズを見つけて迅速に効率的にレースに導くより良い方法
  • 初めてのインストール、パッチ更新、コンテンツ購入、といったインストールと更新についての改善

Career Mode

時期尚早ながらキャリアモードの取り組みは広範囲にわたり、毎週目まぐるしく進化しています。
iRacing のキャリアモードはこれまで構築したものの多くを活用しますが、私たちが設計した体験を提供するには新しいシステムが必要で、多くの既存システムに新機能が必要です。ひとつ紹介するとゲームのセーブのような機能を提供するフレームワークを作りました。この技術の基礎部分は Active Reset から始まっており、それを拡張し続けています。

Audio

Aussie Greg と Blaine がまとめた Audio Developer Blog はもう聞きましたか?まだならぜひ聞いてください!

https://www.youtube.com/watch?v=EH_i_ABPaeA

チームは引き続きコアオーディオテクノロジーの再構築に重点を置いています。最新機能のフレームワークを提供し、最後にはオーディオ機能を転換します。レインサポートで減速しましたがそれは単なるピットストップでありチームは将来に向かって全力で進んでいます。

Ongoing Development Misc

現在進行中のことをご紹介。

  • エンジニアリングチームは多くの物理エンジンとタイヤモデルのプロジェクトを進行中です:
    • FFB の改善。高いティックレートと関連するタイヤ改良に加えて、ドライバーが感じるべきトルクを正確に生成し、よりスムーズで速く、安定した体験を提供します。
    • タイヤモデルの進化が進行中で大幅な進歩を遂げました。タイヤインターフェースコードを再構築してより効率的にしました。タイヤ形状と同じようにコンタクトパッチのモデル化方法も見直しました。これにより形状全体の動力学と摩耗がより正確になり、モーメントも向上します。
    • 最新PCハードウェアをより効果的に活用するために、再設計されたより正確で低遅延のコア物理学エンジンと結び付けます。
  • NoesisGUI によるシム内 UI の書き換えは引き続き進んでおり、他のゲームで完全な NoesisGUI 実装を構築した請負業者グループを追加してサポートされています。プロセスが転換してデザイナーが以前よりも直接的に貢献できるようになります。
  • オーバルリフレッシュもフェーズ 2 リリースに向けて継続的に進められています。完全な透明性でコースや車両と動力学ベースのシステムに関わる複雑なプロジェクトで、未踏地域への探索です。これは重要な取り組みです。準備が整ったと判断すればリリースします。

Upcoming Content

今後登場予定のコンテンツについて。

Spa

アップデート鋭意開発中!


Zolder

完全リマスターされた Zolder が 9月にリリースされる予定です。


Mini Stock

9月予定で Mini Stock cars に取り組んでいます。


Sonoma

数週前、Sonoma を再スキャンした翌日に新舗装がテストされました。典型的な iRacing の運ですがまたやります。すべての NASCAR コースをリフレッシュする取り組みの一環です。


NASCAR 2003 Gen4

Dale Jrがシェアしていたように、2003年シーズンに基づいた Gen4 車両をリリースする予定です。インターミディエイトとスーパースピードウェイの両方用のボディを持ちます。この年は私たち多くにとって特別です。


Dirt Road

ダートロードレースにより良い車両と新しいコースレイアウトを提供して活性化を図ることに取り組んでいます。詳細は近日。


iRacing photographing…

たいていの場合、世界中で私たちが車両やコースの写真を撮っているのを見かけたらそれは近日登場を意味します。そう、最近は現行犯で見つかることが多いので変装を始める頃合いですね。


Australia

オーストラリアで多くのことが浸透してきています。詳細は近日。


England

前回イギリスにスキャンに戻る計画を話しました。チームはこの数週間多忙にしていて 3つのサーキットでドローン空撮や写真撮影とスキャンしていました。


shocking vehicle

前回チラ見せした shocking 車両について、shocking の意味をダジャレやヒントと考えていた人が多かったですが私はそれほどクリエイティブではないのでそれはたまたまでした。実際、考えてみると iRacing を未開拓領域に推進する車両関連のプロジェクトが複数あります。待って、ダシャレになってました?

Discount Programs

割引プログラムについてご存じない方もいるようなので、また復習として、概要を示します。

  • カートに入れたコンテンツ数に応じて 10 – 30 % の段階的な割引があります。
    Volume Discounts – iRacing.com https://www.iracing.com/volume-discounts/
  • レースするだけでシーズンあたり最大10ドル分のクレジットを獲得できます。
    Race Participation Credit Program – iRacing.com https://www.iracing.com/race-participation-credit-program/
  • 友達を紹介すると10ドル分のクレジットがもらえます。
    The iRacing Referral Reward Program – iRacing.com https://www.iracing.com/the-iracing-referral-reward-program/

さらに、新規ユーザーだけでなくまだ購入したことのない既存メンバーにも恩恵のある 1回限りの割引、初回購入で最大 2つのコンテンツが 10% 割引、を導入予定です。これはさらに大きな割引が適用される場合には重複して適用されません。

Final thoughts

最後に。
長文にお付き合いありがとうございます。次回のためにもっと残しておかなくてはいけませんね。つまり、私たちは非常に多くの魅力あるプロジェクトに取り組んでいるということです

今後数年間でコードベースと機能面で大幅な最新化を図りながらシーズンごとに製品が進化していくのを見るのはとても楽しく、それを実現できるチームであると確信しています。

Release Notes

iRacing 9.20.1 のリリースノートを和訳して掲載します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね


このアップデートはダウンタイムなしに配信済みです。
アップデートされたように見えない場合には一度ログアウトして再度ログインしてみてください。

iRacing (9.20.1):

AI

  • 既存の AI シーズンで選択された車両に基づいてレース分野が自動的に選択されます。
  • 従業員ロースターをアップデートしました!

Hosted

  • 修正点
    • Registerボタンのすべての選択肢が復活しました。
    • ホストセッション画面に Track Usage ステータス表示が復活しました。
    • 以前に使用できていたフィルターが復活しました。
    • 以前に使用できていた列が復活しました。
    • AI ドライバーが再びリストに表示されるようになりました。
    • カウントダウンタイマーが復活しました。
    • 取得済グリッド数が AI ドライバー数と共に表示されるようになりました。
  • 既知の問題点
    • 修正予定ですがフィルターオプションはまだ保存されません。
    • 今後のアップデートでグリッド表示を復活予定です。

General

  • ダークモードとライトモードのグレーレイヤーをチューニングしました。
  • UI は最後に開いていたセクション、ページ、タブ、を再び記憶するようになります。
    • 例外が 2つあり、Home セクションは常に Dashboard ページ、Profile セクションでは License ページ、が常にロードされます。
  • 非アクティブなアカウントでログインしたときに表示されるページに、Steam アカウントをリニューアルするための Complete Steam Account Renewal ボタンが追加されました。これにより、Steam 経由でリニューアルしたあとでアカウントステータスをアップデートできるようになります。

Series

  • タグとフィルターの設定が特に操作不要で保存されるようになります。

Release Notes

iRacing 9.19.0 のリリースノートを和訳して掲載します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね


このアップデートはダウンタイムなしに配信済みです。
アップデートされたように見えない場合には一度ログアウトして再度ログインしてみてください。

iRacing (9.19.0):

AI

  • AI シーズン画面では次のイベントがカードで表示されます。
  • レース後に表示されるストーリーをジェンダーニュートラルにアップデートしました。

Profile

  • ライセンスカードにカテゴリ名を追加しました。
  • ヘルメットアイコンからのメニューの Appear Offline / Online 切り替えをアップデートしました。
    • この切り替えには遅延があり、切り替えが他のユーザに反映されるまで数分かかります。

Results & Stats

  • リザルトページで Enter Subsession ID ボタンが復活しました。

Time Attack

  • 使用中のアンチチートソフトウェアに関わらず Time Attack セッションの起動に関する問題を修正しました。

Weather

  • 天候カードの Metric 単位系での温度表示を修正しました。
  • タイムライン天候設定のヒートセッションが適切に表示されるように問題を修正しました。
  • ホストセッションの設定を編集したときに天気予報がリセットされないように修正しました。

2024 Season 2 build

2024 シーズン 2 ビルドでのアップデートおよび今後登場するコンテンツについてエグゼクティブプロデューサー Greg Hill が紹介する動画が公開されました。


https://www.youtube.com/watch?v=pbp09poSD28

以下の記事で紹介している内容ですね。

iRacing最新の開発状況について – 2024/02

Release Notes

2024 シーズン 2 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2024 シーズン 2 リリースの様々なアップデートや修正をリリースします。オフィシャルシリーズで同じ天候になってしまう問題の修正、見えやすくなったレインライト、Simucube 360 Hz モードが追加されました。一部の VR ユーザーがシムに接続できない問題など、2024 シーズン 2 で他に注目されている問題について一日でも早く解決策を提供できるよう引き続き調査を続けています! ビルドを配信している間にRain-Xを塗ってWeek1のレースに備えましょう!

iRACING:

iRacing Weather System

  • Forecasted Weather Mode – 天気予報モード – で設定されたその週すべてのオフィシャルセッションで同じ天候が進行していた問題を修正しました。
    • iRacing Weather システムでは、各オフィシャルシリーズの週ごとに天気予報は異なります。天気予報はレーススケジュールで確認することができます。しかしこれはあくまで予報であり、セッションにおける実際の天候は時間の経過とともに変化していく可能性があります。つまり 9:00 のセッションと 11:00 のセッションではシム内の天候は同じではないということです。そして同じ時刻に起動された同じシリーズでスプリットされた各セッションは、すべて同じ天候が進行します。例えば 9:00 のセッションは、どのスプリットも同じ天候が進行します。

General

  • アプリケーションの最大化表示が適切に保存されるように修正されました。

SIMULATION:

General

  • Windows ユーザーアカウント名が Unicode 文字の場合にシムが起動に失敗する問題を修正しました。

AntiCheat Software

  • Epic EAC のインストールを修復するためのスクリプトファイル(.bat)をアップデートしました。
    • アンチ チート ソフトウェアで予期せぬ問題が引き続き発生する場合、カスタマーサポートに連絡してください。

iRacing Weather System

  • リアのレインライト用の照明シェーダーをアップデートしました。
    • エアロスプレーの中でもリアのレインライトの見えやすさが改善しました。
  • コース表面の濡れ度合いをチェックしたり更新したりするためのレースサーバ処理を改善しました。
    • 数十の雨が降るセッションが実行されるとき、頻繁な処理が行き詰まる問題が発生していました。この変更によりレースサーバの処理が軽減されます。
  • エアロスプレーの長さや密度とタイヤからの水煙は、車両の速度による重みづけがなされるようになりました。
  • フロントウィンドウの水のエフェクトをアップデートしました。
  • コース外の多孔質でない様々な地表の濡れ度合いのレンダリングが改善しました。特に反射について改善しました。
  • 一部の降雨エフェクトをより雨がたくさん降っているのを表現できるようにアップデートしました。
  • 雨粒の透明度を調整しました。
  • 少ししか雨が降っていないときにフロントガラスに雨のエフェクトが表示されない問題を修正しました。
  • シェーダーレベルが Medium または Low のとき、フロントガラスに雨が表示されない問題を修正しました。
  • ユーザーが雨エフェクトをリロードする必要があるたびにシムがクラッシュする問題を修正しました。

Tires

  • ドライバー交代後に正しいタイヤコンパウンドが表示されない問題を修正しました。

AI Racing

  • オーバルで AI ドライバーがとても早いタイミングでピットインすることがあった AI のメモリ不足を解消しました。
  • AI ドライバーはショートオーバルでのペース走行の速度と振る舞いについて再びトレーニングを受けました。
    • この修正により、ペースカーがピットレーンに入ったあとのペース速度の問題が修正されます。
  • ニュルブルクリンクでの AI ドライバーのスキルが向上しました。

Oval Racing

  • 様々なレベルのテープを使用して相手車両のビジュアル精度を改善しました。

Dirt Oval Racing

  • ダートオーバルの路面パラメータを調整して、時間経過とともにかなりバンピーな路面になってしまう可能性を引き下げました。

Graphics

  • カメラ距離がある場合の縁石の見栄えを改善しました。
    • これは 3D 縁石と従来のフラットな縁石の両方に当てはまります。
  • モーションブラーエフェクトが不正確になる問題を修正しました。

Spotter

  • ジョーカーラップはレースセッション以外ではリマインドしなくなりました。

Spotter – Foreign Language

  • イタリア語の Marco_Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
    • モルト グラッツェ, Marco!
  • イタリア語の Renzo_A_Olivieri スポッターパックがアップデートされました。
    • モルト グラッツェ, Renzo!
  • ロシア語の Dmitry_Eniseev スポッターパックがアップデートされました。
    • スパシーボ, Dmitry!
  • スペイン語の Ari_Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • ムチャス グラシアス, Ari!

Controls

  • Simucube 360 Hz モードが使えるようになりました。
    • True Drive 最新版 (release 2024.3) が必要です。
  • Pause のコントロール割り当てができるようになりました。デフォルトは Pause キーです。
    • オンラインセッションを一時停止することはできません。
  • Simagic haptic reactor のサポートが一時的に無効化されました。いくつかのバグに対処中です。
  • 新しいピットストップマクロが追加されました。
    • チャットウィンドウで「#tc 1」と送ると 1番目のコンパウンドが選択されます。
      訳注: 車両によって 1番目のコンパウンドが何かは異なります
  • Controls オプション画面で一部のテキストをアップデートしました。
  • 新しく追加したクラッチのローンチコントロールの問題を修正しました。
    • このシステムはローンチ後に 5秒待たずに適切にリセットするようになりました。また、押して離すローンチモードから押し続けるローンチモードに切り替えることのスイッチを追加しました。これは app.ini ファイルの [Force Feedback] clutchLaunchMode=0 で設定できます。

Telemetry

  • いくつかのテンペストに関連するテレメトリ変数がアップデートされました。
    • irsdk_WeatherDynamics と irsdk_weatherVersion の列挙型定義を削除しました。
    • 変数の WeatherType と WeatherVersion を削除しました。これらはすでにセッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: にカプセル化されています。
      • これは「Classic Specified / Dynamic Sky」、「Classic Generated / Dynamic Sky」、「Classic Specified / Static Sky」、「Classic Generated / Static Sky」、「Realistic」、「Static」、「Timeline」、「Unknown」から選択できます。
    • irsdk_TrackWetness 列挙型を追加して変数 TrackWetness にアタッチしました。これによりトラックの全体的な濡れ度合いの推定値を得ることができます。
    • テレメトリ変数 WeatherDeclaredWet を追加しました。マーシャルがレインタイヤの使用を許可すると true に設定されます。
  • IRSDK にタイヤコンパウンド変更コマンドが追加されました。

CARS:

GTE Class Cars

  • 接地状態を改善しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars

  • Homestead Miami Speedway 用セットアップのギアレシオを修正しました。
  • Phoenix Raceway – Oval w/open Dogleg でのエアロパッケージの問題を修正しました。

BMW M8 GTE

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

Cadillac CTS-V Racecar

  • 2024 シーズン 2 リリースでのミラーの問題を修正しました。

Dallara IR18

  • エアロスクリーンとフードが 2024 シーズンに合わせて変更されました。
  • ピットワゴンのテクスチャが車両とマッチしていなかった問題を修正しました。
  • ダメージを負ったパーツが誤ったディテールレベルで表示される問題を修正しました。
  • 車両モデルのフロントエンドの軽微な問題を修正しました。

Dirt Late Model

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。
  • リアタイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

Dirt Micro Sprint Car

  • ウィング付きとウィングなしのこの車両間でセットアップファイルをシェアできるようになりました。
  • トップウィングが車内から調整できた問題を修正しました。
  • リアタイヤのトレッドパターンがアップデートされました。
  • アンビエントオクルージョンマップがアップデートされました。

Dirt Modified

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

Dirt Street Stock

  • タイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

Dirt UMP Modified

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

Ford GT

  • (GT2) – 競技上重大な問題を修正しました。すべての相手車両にクローキング装置が付けられていました。

Honda Civic Type R TCR

  • デジタルダッシュボードに一部の情報が漏れていた問題を修正しました。

Legends Ford ’34 Coupe

  • (Dirt Tires Version) – タイヤカーカスとトレッドパターンをアップデートしました。
  • リアビューミラーがサンバイザーになる問題を修正しました。

Mercedes-AMG GT3 2020

  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 R (992)

  • 相手車両が誤ったセットアップが適用されているように表示される問題を修正しました。

Porsche 963 GTP

  • 高温の青いバックファイアエフェクトとなりました。

Ray FF1600

  • タイヤのレインオクルージョンマッピングをアップデートしました。

SRX

  • (Dirt Tires Version) – フロントガラスにドライバー名バナーが追加されました。
  • バックファイアエフェクトは両方のエグゾーストから発せられるようになりました。
  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
  • セッションでダメージが無効に設定されていると車がひっくり返る可能性があった問題を修正しました。

Super Formula Lights

  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
  • iRacing セットアップをアップデートしました。

[Legacy] Dallara DW12

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

TRACKS:

Algarve International Circuit

  • 一部のバリア標識がアップデートされました。
  • 足りなかったグランドスタンドが追加されました。
  • オリーブの木をアップデートしました。

Misano World Circuit Marco Simoncelli

  • タイヤスタックのマテリアルが更新されました。
  • レジェンドフラッグマンの Barney が到着しました!

Nürburgring

  • 一部のピットレーン色をアップデートしました。
  • 一部のコースロゴがアップデートされました。
  • 様々な看板、広告と天気予報バナーがアップデートされました。

Oran Park Raceway

  • (South) – ピットを離れるといつもイエローフラッグが振られる問題を修正しました。
  • フォトグラファーが1台の車にフォーカスをあて続けることができない問題を修正しました。

Slinger Speedway

  • 一部のフェンスのコリジョンシェイプをアップデートしました。
  • 特定のグラフィック設定で照明塔が消失してしまう問題を修正しました。

Wild West Motorsports Park

  • 最終コーナーのキャッチフェンスが車両が飛び越えるのをブロックできるようになりました。

Release Notes

2024 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s2 リリースノート:


SIMULATION:

Tempest Weather System & Rain

  • iRacing で使われる気象システムが根本から完全に再構築されました。以前の天候はもうありません。テンペスト気象システムが iRacing ユニバースの気象を管理する唯一の方法となりました。
  • iRacing シムでの Tempest:
    • シムで新しい Weather タブが利用できるようになりました。ドップラーレーダーマップを含む現在及び今後予測される気象情報が提供されます。
      • TRACK CONDITIONS の INFO タブと WEATHER タブには現在のサーキットの水分レベルに関する情報が表示されます。
    • 新しい F11 気象ブラックボックスが追加されました。このボックスには基本的な天気予報が表示され、スポッターに最新情報を依頼する Weather Report ボタンが付いています。
  • レインタイヤ:
    • ウェット路面、溜まった水、そしてタイヤの相互作用はリアリズムを追求して設計されました。これには、水がトラックから持ち上げられたり、タイヤトレッドを流れたり、様々なスピードのタイヤから飛び落ちたり、ボディを伝って戻ったり、水しぶきが生成されたり、ハイドロプレーニングやトラック路面の粗さと濡れ方によるグリップ変化が含まれます。
    • すべての車両でウェット路面に伴う課題に取り組む装備と準備がされているわけではありません。雨天走行の最適なパフォーマンスとリアリズムを追求して、各車両及びタイヤセットがそれぞれ別々に開発されます。これには雨天でもタイヤを交換しない車両も含まれます。
    • Ray FF 1600 には雨天時にもそのまま走行できるタイヤが装着されています。
    • 以下の車両では新しいレインタイヤが使えるようになりました。他のタイヤコンパウンドと同様のルールで適用・変更できます。
      • IMSA GT3 Class (Audi R8 LMS EVO II GT3, BMW M4 GT3, Ferrari 296 GT3, Lamborghini Huracán GT3 EVO, Mercedes-AMG GT3 2020, Porsche 911 GT3 R (992))
      • GTP Class (Acura ARX-06 GTP, BMW M Hybrid V8, Cadillac V-Series.R GTP, Porsche 963 GTP)
      • Toyota GR86
      • Dallara P217
      • FIA F4
      • Super Formula Lights
  • ダイナミックトラック体験:
    • Dynamic Track システムはトラック路面の水及び湿度に応じて動作します。水分が蓄積されるにつれてトラック路面特性が変化した結果、レース中の挙動が変化します。これには濡れた走行ライン、水溜りの形成、タイヤやそこに起こる風で移動する水、磨かれた路面、乾いていく路面なども含まれます。蒸発したり、ロードコースすべてで現実の位置にマップされた排水システムによって、路面から水が完全になくなることもあります。大きく異なるドライビング体験に備えてください!
  • レースコントロール:
    • レースコントロールシステムはコースの飽和レベルを認識してリファレンスラインとレースルールを状況に応じて調整するようになりました。
    • ペースカーはペースラップ中に濡れたコーナーを認識して適切にスローダウンするようになりました。
    • 予選監視システムはウェットでのスピードを考慮してテストを行い、状況に応じて期待値を調整するようになりました。
    • Relative ブラックボックスのデルタタイムが飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
    • Fuel-to-End のブラックボックス計算が飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
    • ブルーフラッグのための距離計算がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
    • 低速車両のイエローフラッグのための距離のしきい値がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
    • テレメトリ値 CarIdxEstTime はウェット調整を行ったラップタイム推定値が使われるようになりました。
    • カット防止チェックポイント、得られる時間、コースカットペナルティシステムはすべてウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
      • これら 3つのシステムは、セッション中にドライのラップが記録されてからウェットになったり、またその逆でも、適切にスケールします。セッションペースは、イベントを通して変わるコンディションによってスケーリング変数が変化します。
  • AI ドライバー:
    • AI ドライバーは雨の中でも十分運転でき、この日のために特訓して準備してきました。
      • AI ドライバーは雨天のレースの準備ができています!
  • レインビジュアル:
    • 雨の視覚効果には、雨粒、ウェットシェーダー、水溜り、エアロスプレーと水しぶき、ボルテックス(渦)効果、霧、フロントガラスとバイザーの水滴、水の反射や波紋、照明、などが含まれます。
  • 雨音:

    • 雨天時の周囲の音や環境音を幅広くサンプリングして追加し、レベルを最適化しました。
    • Option 画面で雨の効果用に新しいオーディオレベルスライダーが追加されました。
  • 雨に関するテレメトリ変数及びデータが追加されました!
    • ライブ変数 WeatherType は単なる動的定数ではなく新しい irsdk_WeatherDynamics 定義を返すようになりました。
    • 新しいライブ変数 WeatherVersion は新しい irsdk_WeatherVersion 定義を返します。
    • 新しいライブ変数 Precipitation はスタート/フィニッシュラインで見られる降水量を返します。
    • セッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • セッション文字列 WeekendInfo:TrackSkies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • 新しいセッション文字列 WeekendInfo:TrackPrecipitation: はセッション開始時のスタート/フィニッシュラインでの初期降水量を返します。
    • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:WeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:Skies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
  • セットアップビルダーとテスト走行向けの注意: 静的気象モードでは、同じコースの 2つのセッションがすべて同じパラメータ調整で設定された場合、常にまったく同じ気象シードが生成されます。これにより、まったく同じ静的気象パラメータを使用する場合には、予測可能な同じコンディションを同じコースで完全に再現できるようになります。

Anti-Cheat Software

  • アンチチートソフトウェアを EasyAntiCheat から Epic Online Services に変更しました。
    訳注: iRacing ユーザにとって実質的な変更はないと思われます

Updater

  • アップデート完了直後に続けてアップデータを実行したとき、起動に失敗する可能性がある問題を回避できるようになりました。

Simulation

  • データハッシュを一部最適化し、他のユーザーがセッションに参加するたびに視覚的なスタッターが発生する可能性を削減しました。
  • Alt + F4 のキーを押すのでなくキーを離すときにシムが終了する問題を修正しました。以前は Alt + F4 で終了された別のプログラムのあとでシムがフォーカスを得るとシムが予期せず終了してしまう問題がありました。
  • ホストセッションでレース終了後のクールダウン中にホストの残り時間がなくなるとシムがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

Connectivity

  • iRacing は進化するネットワーク標準に参加しています。これはレイテンシに敏感なアプリケーションがネットワークトラフィックを識別できるように設計されています。iRacing は Google, Apple, NVIDIA, Valve, Comcast などとこの標準に加わり、L4S (Low Latency, Low Loss, Scalable-throughput = 低遅延, 低ロス, スケーラブルスループット) は、ECN (Explicit Congestion Notification = 明示的輻輳通知) として知られるネットワーク基盤を使用して、VoIP (Voice over Internet Protocol) やゲーミングといったリアルタイムアプリケーションのネットワーク上での優先処理をリクエストします。この標準に準拠したネットワークトラフィックは、キューイング遅延によるレイテンシやジッターの削減、輻輳時のパケットロスの低減、といった恩恵を受けることができます。
  • 新しい E メーターがシムに表示されるようになりました。これは Explicit Congestion Notification (ECN) メーターです。
    • 輻輳が通知されていないときには、数値表示の E メーターでは緑の OK が表示され、グラフィカルな E メーターではパケットロスがない Q メーターと同様に空の状態となります。
    • 輻輳が通知されているときには、E メーターの対応する側 (左が受信/ダウンロード方向, 右側が送信/アップロード方向) に赤い CE または赤いバーが表示されます。
      • アップロード側の輻輳がある場合、他の人があなたの車の位置を取得する頻度が下がります。ダウンロード側の輻輳がある場合、他の人の車の位置を取得する頻度が下がり、セッションに参加している人が多い場合にはアカウントの接続タイプの設定よりも帯域幅が小さくなります。
  • ECN (明示的輻輳通知) の応答中はボイスチャットが無効になります。
    • シムがサーバーへのアップロードパスでの CE に応答中はボイスチャットの記録/送信が無効化されます。プッシュ to トークが有効なときには、CE によってボイスチャットを送信できないことが通知として表示されます。送信しようとした試みた会話はリプレイには記録されません。
    • サーバーからのダウンロードパスでの CE 応答中はサーバーは誰かが話していると通知しますが、実際の音声データは送信しません。誰かが話しているという通知が変更され、話者の名前が CE によってミュートされていることを示すメッセージで置き換えられます。通知はリプレイに保存されるので、「Voice Chat Review」オプションを有効にしてリプレイを再生すると通知が表示されます。

Cars

  • 3気筒車両についてスターターモーターのトルクカーブを改善しました。
    • これにより一部の車両が高地で始動できない問題を解決します。
  • 着火遅れがカウントダウンしている間、スターターモーターはクランキングし続けるようになりました。
  • 特定のエンジンブレーキスロットルを備えた特定の車両でトラクションコントロール (TC) が誤って介入する可能性がある問題を修正しました。
  • 特に理由もなくおよそ 1,000,000 分の 1 の確立でエンジン故障が発生する古来のレガシーコードを削除しました。
  • 油圧が限りなくゼロに近づくが決してゼロにはならない問題が発生する可能性があった計算処理の問題を修正しました。

Tires

  • ドライでもウェットでもどちらも芝の滑りやすさが引き上げられました。
  • 特に車両でブレーキを掛けているときのオフトラックでの転がり抵抗を更新されました。
  • タイヤがオフトラック路面の深さを検出する処理をアップデートしました。タイヤがレーシング路面から遠く離れるにつれて砂やダートなどは緩く深くなるので、オフトラック路面の効果が強くなります。

Dynamic Track

  • Info パネルの Current Track Temperature で表示されるトラック温度の読み取り精度が向上しました。

Race Control

  • 2024 シーズン 2 リリースの一環として、レースコントロール開発者は iRacing のベテランペースカードライバー向けの特別なトレーニングカリキュラムを組み立てました。私たちは AI レーシングスクールで多くの成功を築き上げてきたシーズンから学んだ教訓を彼に授けるときが来たと感じました。このトレーニングの受講受付で分かったのですが、長年のミステリーだったペースカードライバーの名前がわかりました! フレッドです!
    • フレッドは、特にタイトなコーナーやシケインでのスムーズなペースカー走行と、2ワイドのペースフィールドのリード方法について、の 2つのコースを修了しました。これによってフレッドはタイトなコーナーでは徐々にペースカーの速度を落としてコーナーに進入したり、フィールドに合わせて合理的に加速を行うようになりました。また、ペースカー走行の車列が 2ワイドなのか広いフィールドなのかを認識して、それに合わせてペースカーの速度を調整するようになりました。
    • フレッドは、必須トレーニング講座でピットレーンとは何であり何でないのかを学習しました。以前の彼はときどき、すでにピットを出てレーストラック上に出ているのにピットでの制限速度のまま走っていたことがありました。
    • フレッドは困難な状況からペースフィールドをまとめる特別コースも修了しています。レースリーダーがスタート/フィニッシュラインやピット入口/出口にとても近い場所だったときにコーションが発生した場合でも、フレッドはペースフィールドを適切に扱えるようになりました。以前は集団をリードするための位置につくまでに猛スピードで走ったり変な位置に付いたりすることがありました。
  • コースカットのチェックポイントで表示されるペナルティ値が正しくない可能性がある問題を修正しました。

Team Racing

  • ドライバー交代時に燃料使用データがコピーされるようになりました。次のドライバーが燃費データを持っていなくても、以前のドライバーが良いデータを持っていればそれを受け取れるようになりました。これにより、チームメイトが交代後のドライバー用に Auto-Fuel チェックボックスを操作することができなかった問題も修正されます。

Dirt Racing

  • 一部のダート路面パラメータ変更により、ダート路面のタイヤ接地感を向上し、スリックのレーシングスピードを若干引き下げます。

Rallycross Racing

  • ラリークロス車両の燃料タンクは 80 リットルに調整されました。

AI Racing

  • iRacing の AI レーシングスクールは 2023 年末~ 2024年初の冬の間に実施した 2つのカリキュラムで多くの時間をウェットコンディションでのドライビングにフォーカスしました。雨の中でのドライビングが大変だということを AI ドライバーから伝えてもらいましょう! 彼らは耐え抜いてレインドライビングの最初の評価を獲得しました。
    • 今シーズンのレーシングカリキュラム:
      • The True Tire Temperature Test: Tepid to Torrid
      • Dealing with the Loss of a Loved Wheel
      • Racing Speed Mathmatimancy – Level 8
      • Choose Your Own Racing Adventure: Downforce and Gear Selections
      • Ankle Strength Training for Maximum Throttle Control
    • 今シーズンの特別ウェットレーシングカリキュラム:
      • Rain Tires (2nd Edition) by Nigel “Welly” Saunders
      • Where Exactly is it “Slippery When Wet”?
      • Earth & Water – An Elementalists Perspective at the Track
      • Looks Like a Storm is Rolling In & Other Scary Stories to Tell in the Pits
      • Wet Strategies for Beginners and Professionals
      • 1001 Wet Racing Lines – A Picture Book
      • The International Survival Guide To: Puddles
    • 残念ながらこれらの文献の人間が読める形式のものはありません。
  • AI ドライバーは以下の車両でレースできるようになりました:
    • Super Formula Lights
  • AI レースで以下のレイアウトが使用できるようになりました:
    • Autódromo Internacional do Algarve – Grand Prix, Grand Prix w/chicane, Moto, Moto w/chicane
    • Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto
    • Misano World Circuit Marco Simoncelli – Club, Grand Prix, Grand Prix – 2007, Grand Prix – Historic, Truck
    • Sebring International Raceway – Modified
  • AI ドライバーが以下の車両でドライビングスキルを向上させました:
    • GT3 Class Cars
    • GTP Class Cars
    • Dallara P217
    • FIA F4
    • Ray FF1600
    • Toyota GR86
  • AI ドライバーが以下のレイアウトでレーシングラインを改善しました:
    • Sebring International Raceway – International & Club
    • WeatherTech Raceway Laguna Seca

Graphics

  • 深度解決バッファフォーマットを最適化しました。この変更が SSR, SSAO, heat haze, SMAA, DOF が高速化されます。
  • Screen Space Reflections (SSR) レンダリングをアップデートしました。この機能はデフォルトでは OFF です。雨の場合にあなたの PC でこの設定が Low または High のときにどのように動作するかを調べる価値があります。この設定はドライブ用とリプレイ用で個別に設定できるので、シナリオに基づいてグラフィック設定がパフォーマンスに影響する度合いをカスタマイズできます。
  • パーティクルエフェクトを、システムのパフォーマンスニーズに基づいて解像度を半分または 1/4 にダウンサンプリングできるようになりました。これにより、見た目を完全に犠牲にせずに処理速度が大きく改善する可能性があります。
    • 1/4 解像度のパーティクルは最低限として常に有効化されます。
  • 雨の Dynamic Track Surface のレンダリングの見た目とパフォーマンスを改善しました。
  • 様々な追加背景キャラクターがプレーヤー車両やフォーカスオブジェクトに注目するようになります。
  • ヘッドライトの強度をドライでもウェットでも全体的に引き上げました。これはすべてが暗くなるのでウェットコンディションで特に役立ち、ナイトレースでの露出強度を改善します。
  • SpeedTree システムが配置した樹木は照明と影の属性を調整しました。
  • タイヤスキッドマークの生成強度を調整しました。
  • 霧のレンダリングエフェクトがアップデートされました。
  • PopcornFX がアップデートされました。
  • PopcornFX のメモリアロケーションがアップデートされました。
  • グラフィックスの自動設定が選択したディスプレイデバイスを settings.ini に適切に保存しない問題を修正しました。これにより、複数モニターで全画面モードを使用しているユーザーの問題が修正されます。

Audio

  • 一部の全体的な PA コメンタリーが日本のサーキットに追加されました。
  • 一部の車両にアンダートレーの擦過音が追加されました。

Pit Stop

  • autoResetPitBox=0 の場合でも、 autoFuelDefaultEnable=1 ならピット出口で Auto Fuel が自動的に再有効化されます。
  • レース終了または失格となった場合など、スコアを獲得できなかった場合には Auto-Fuel は無効となり、グレー表示されます。

Spotter

  • 気象状況、雨、路面の含水状態、レインタイヤに関するスポッターメッセージが追加されました。
  • ラリークロスで、レースが終わりに近づいてもジョーカーラップを消化していなければリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
  • レースコントロールとスコアリングが終了したことをドライバーに知らせるスポッターメッセージが追加されました。
  • ガス欠の車両をクランキング/再始動させようとしているときにドライバーにガス欠であることをリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
  • 車両との接触があった場合、インシデントメッセージで関与した車番を特定するようになりました。例えばチャットウィンドウには「Car Contact」でなく「Car #5 」と表示されるようになります。
  • デフォルトのスポッターとクルーチーフのボリュームレベルを引き下げました。
  • スポッターが前の車両がコースアウトしたことを知らせたあとでその車を追い抜くと、再び後ろの車がコースアウトしたと知らせていましたが、スポッターはこれは同じ車であると認識するように修正しました。
  • 車両をピットへ牽引し始めたとき、スポッターが誤ったダメージアセスメントをチームメンバーに提供する可能性がある問題を修正しました。
  • タイヤセット数が制限されていないセッションでスポッターがタイヤセットの残数を通知する問題を修正しました。
  • 牽引中にスポッターがピットまでの距離をコールする問題を修正しました。

Options

  • Network ツールチップを更新して新しい E メーター (Explicit Congestion Notification (ECN)) の説明を加えました。
  • ハイコントラストなマウスカーソルを有効にするためのオプションが Options 画面に追加され、ハイコントラストマウスカーソルの見た目が更新されました。

Controls

  • Options 画面にブレーキの出力レンジを制限することのできるスライダーが追加されました。
    • これによりユーザーは joyCalib.yaml ファイルを編集することなしにブレーキペダルのロングキャリブレーションを行うことができるようになります。
  • デュアルクラッチのバイトポイントに関する機能が追加されました。
    • ユーザーは発進時にクラッチペダルの最大範囲として 100% 未満の値を設定できるようになりました。そして別のボタンまたはアナログパドルで発進時までクラッチを 100% に保持します。そしてプライマリクラッチを使用して、ユーザーはクラッチをより正確にクラッチを離すことができます。これにより、クラッチが 1つしかないプレーヤーも含めてすべてのプレーヤーにデュアルクラッチスタイルを解放し、フィールドの平等化に役立ちます。
    • この機能は発進を自動化するものではないため、あなたは手動でクラッチを離す必要がありますが、ローンチでの最初のバイトポイントをより正確に設定するのに役立ちます。
  • Asetek 社のステアリング用に改善したデフォルトのフォース設定を搭載しました。
  • Fanatec API がアップデートされました。
  • Simmagic P-HPR haptic pedal reactorのサポートが追加されました。
    訳注: 最初はホイールのスリップ・ロック・ABSのみ/今後拡張される可能性
  • 識別できないステアリングに対して警告メッセージが生成される問題を修正しました。
  • Active Reset

    • Active Reset がトリガーされたときのトラック状態の保存と読み込みは無効化されました。
    • Active Reset がトリガーされる都度カメラビューがずつトラックサイドカメラに変更される問題を修正しました。これでカメラがコクピット内に留まり、視覚的なチラつきは発生しなくなります。

    Sporting Code

    • Road ライセンスタイプが Sports Car と Formula に分割されたことを反映してスポーティングコードをアップデートしました。
    • レインレーシングの適切な手順を文書化するために新しいセクション 6.11.1. が追加されました。
    • Formula, Full Course Caution, Local Caution, Rain Race, Restart, Sports Car, Tire Compound に関する新しい用語集エントリが追加されました。
    • セクション 3.5. のインシデントペナルティ表の問題を修正しました。
    • iRacing オフィシャルスポーティングコードの最新バージョンはこちら: iRacing Official Sporting Code – iRacing.com

    2024s2 リリースノート:

    Release Notes

    2024 シーズン 1 パッチ 4 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2024 シーズン 1 リリースの様々なアップデートや修正をリリースします。NASCAR カップシリーズの Next Gen 車両のアートワーク更新を含みます。

    iRACING:

    Paint Shop

    • 一部のドライバーモデルが適切なポーズがとれていなかったのを修正しました。

    SIMULATION:

    AI Racing

    • AI ドライバーが GT3 クラスの全車両で特別講習を修了したのでバランスがさらによくなりました。

    Graphics

    • SSR を有効にすると水がオイルのように見えていた問題を修正しました。

    Pace Car

    • Ford Mustang ペースカーのテクスチャをアップデートしました。

    CARS:

    NASCAR Cup Series Next Gen Cars

    • 車両アートワークとテクスチャを NASCAR 2024 シーズン版にアップデートしました。

    Acura ARX-06 GTP

    • 左フロントフェンダーの傷を修正しました。

    Audi R8 LMS EVO II GT3

    • ドライバーとペダルのアニメーションをアップデートしました。
    • コクピット以外のカメラでフロントガラスのバナーが表示されない問題を修正しました。

    BMW M4 GT3

    • トランクのブレーキライトが動作していなかった問題を修正しました。

    Dallara IR18

    • Shell Fuel ロゴを追加し、タイヤサイドウォールの Indy ロゴを 2023 シーズン版に更新しました。

    Ferrari 296 GT3

    • BOP 調整としてエンジントルクを若干増強しました。

    NASCAR Cup Series Next Gen Toyota Camry

    • ギアシフトアニメーションのジッターを修正しました。

    NASCAR Cup Series Toyota Camry

    • 誤ってスチームブローのエフェクトが表示されることがあった問題を修正しました。

    [Legacy] Mercedes-AMG GT3

    • ドライバーのペダル操作アニメーションの問題を修正しました。

    [Legacy] Mazda MX-5 Cup & Roadster – 2010

    • Cup および Roadster の両モデルが標準コンテンツとして全アカウントに無償提供されることになりました。

    TRACKS:

    Atlanta Motor Speedway

    • 実際には1年中オープンしているのに冬の間閉鎖されていることになっていた問題を修正しました。ホストセッション等で何月何日でも指定して使用することができるようになりました。

    Indianapolis Motor Speedway

    • (Open Wheel Oval) – グリップに関するプロパティを若干アップデートしました。

    Nürburgring Grand-Prix-Strecke

    • (Grand Prix) – コース長表示のテキストエラーを修正しました。

    Sebring International Raceway

    • (International) – コース長表示のテキストエラーを修正しました。

    Release Notes

    2024 シーズン 1 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このパッチで 2024 シーズン 1 リリースのアップデートと修正を配信します。これには Lotus 49 と Lotus 79 の新ダメージモデルと、2024 シーズン 1 の新コースに関する大幅なパフォーマンス改善の第一波も含まれます。

    iRACING:

    Paint Shop

    • 新しいスポンサー Coach Dave Delta が Paint Shop に追加されました!

    SIMULATION:

    Cars

    • 多くの外部シフトライトが適切に機能していなかった問題を修正しました。

    AI Racing

    • AI ドライバーがコーナーやシケインでクラッシュやスピンを避けるための速度計算に関連する特別講座 別名 ブレーキを使え! を受講しました。

    New Damage Model

    • 一部の車両でクラッシュ中にシャシー重量が負の値になってしまう可能性があった問題を修正しました。

    Graphics

    • シミュレーションに必要なメモリ容量を正確に見積もるため、一部オブジェクトで VRAM 使用について変更を行いました。

    Audio

    • 3D 縁石のガタガタ音のオーディオレベルを改良しました。

    Spotter – Foreign Language

    • イタリア語の Macro Arcidiacono スポッターパックをアップデートしました。
      • Grazie, Marco!
    • イタリア語の Renzo Olivieri スポッターパックをアップデートしました。
      • Grazie, Renzo!

    CARS:

    GTP

    • 適切に判別できるようにセットアップの名称を変更しました。

    Audi R8 LMS EVO II GT3

    • トランク中央のライトはブレーキライトでなくレイン用ライトとして調整されました。
    • Dynamic Cubemap を使用しているとコクピット照明が激しくちらつく問題を修正しました。
    • 一部のドライバーアニメーション、パドルシフトのタイミングについて修正しました。
    • 新ダメージモデルで、ファストリペアを使うと誤ってホイールが再取り付けされる可能性のあった問題を修正しました。

    Dallara F3

    • Autodromo Internazionale del Mugello 用 iRacing セットアップをアップデートしました。

    Dallara iR-01

    • Daytona International Speedway – Road Course 用 iRacing セットアップをアップデートしました。

    Dallara IR18

    • Texas Motor Speedway – Oval 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

    Dirt Street Stock

    • 新ダメージモデルで、車両ダメージが拡大するとダウンフォースが増えていた問題を修正しました。

    Indy Pro 2000 PM-18

    • iRacing セットアップをアップデートしました。

    Lamborghini Huracán GT3 EVO

    • 新ダメージモデルで、ファストリペアを使うと誤ってホイールが再取り付けされる可能性のあった問題を修正しました。

    Lotus 49

    • 新ダメージモデルが有効化されました!

    Lotus 79

    • 新ダメージモデルが有効化されました!

    Lucas Oil Off Road Pro 2

    • 特定のカメラ距離で右リアフェンダーが外れて見える問題を修正しました。

    Lucas Oil Off Road Pro 4

    • 新ダメージモデルを使用しているときにデジタルダッシュが機能しなくなる問題を修正しました。

    Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified

    • (Modified – SK) – 新ダメージモデルで、バンピング改善のためにバンパーを改良したので、4x インシデントとなる可能性を引き下げます。

    Super Formula SF23

    • (両車) Autodromo Internazionale del Mugello 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

    [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

    • 新ダメージモデルで、フレームに大きな衝撃が加わったときにエンジンが受けるダメージを少なくするようにチューニングしました。
    • 新ダメージモデルで、車両ダメージが拡大するとダウンフォースが増えていた問題を修正しました。

    [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet SS – 2013

    • 新ダメージモデルで、特定のカメラ距離でノーズが誤った方向を向いてしまう問題を修正しました。
    • 新ダメージモデルで、車両ダメージが拡大するとダウンフォースが増えていた問題を修正しました。

    [Legacy] NASCAR Cup Ford Fusion – 2016

    • 新ダメージモデルで、車両ダメージが拡大するとダウンフォースが増えていた問題を修正しました。

    TRACKS:

    Autodromo Internazionale del Mugello

    • レジェンドフラッグマンのバーニーがこのコースに召喚されました!
    • タイヤウォール、タイヤスタック、キャッチフェンス、アウターウォールを最適化してレンダリングパフォーマンスを改善しました。
    • トラックカメラセットを改善しました。
    • キャッチフェンスとアウターフェンスをアップデートしました。
    • スピーカーと監視カメラがコース周囲に追加されました。
    • レンダリングパフォーマンスを改善するために一部の樹木モデルをアップデートしました。
    • 全ての樹木の最適化を行ってメモリ使用量を引き下げました。
    • コースに排水溝を追加しました。
    • 一部地形がトンネルと交差する問題を修正しました。
    • カメラ距離に基づいてスタートフィニッシュライン周辺の構造物とピット入口の ARMCO ガードレールが視覚的にチラつく問題を修正しました。

    Okayama International Circuit

    • 樹木を最適化してパフォーマンスを改善しました。
    • タイヤウォール、タイヤスタック、キャッチフェンス、アウターウォールを最適化してレンダリングパフォーマンスを改善しました。
    • 様々な舗装路端のテクスチャをアップデートしたり芝のディテールテクスチャを最適化したりしてレンダリングパフォーマンスを改善しました。
    • グラフィック設定を低くするとサーキット訪問者の駐車車両が描画されなくなるようにしました。
    • 不適切なコース外路面タイプに関する様々な問題を修正しました。
    • グラフィック設定を下げてフラッグスタンドが描画されなくなったときにレジェンドフラッグマンのバーニーが空中浮遊してしまう問題を修正しました。
    • コース端表面の問題によって夜間にシミュレータがクラッシュする可能性があったのを修正しました。
    • スタートフィニッシュライン近くの地形にあった小さな穴を塞ぎました。

    Slinger Speedway

    • (Figure Eight) – グリッド数を 50 としました。
    • コーションライトとスコアボードに電源が入って機能するようになりました。
    • キャッチフェンス、アウターフェンス、ゲートがなかったのが追加されました。
    • アンビエントオクルージョンマップ、UV テクスチャマッピング、地形位置合わせ、アセットの接地といったアートワークの修正を行いました。
    • 環境オブジェクトの最適化を行い、サイズ超過のテクスチャを削減するためのテクスチャメモリをアップデートしました。
    • レンダリングパフォーマンスを改善するためにキャッチフェンスを調整しました。
    • 最新のアップデートと最適化に基づいて環境及びアセットの照明マップを再生成しました。
    • 一部の樹木を伐採しました。
    • 近くの地形と遠くの地形との間のギャップを修正しました。
    • トラックカメラの角度を修正しました。

    Release Notes

    2024 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2024s1 リリースノート:


    TRACKS:

    Autodromo Internazionale del Mugello

    • NEW TRACK!
    • 新しいアスファルトロードレーシングコースのアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロ、ムジェロサーキットが購入して使用できるようになりました!
      • 半世紀に渡り行われていた公道レースが 1970年に中止されたあと、この地域にレースイベントを復活させるべく 1973年にムジェロサーキットが建造され、1年後にオープンしました。すぐに主要なスポーツカーやオープンホイール、モーターサイクルグランプリシリーズが開催されるようになり、過去 30年に渡ってイタリアモーターサイクルグランプリを開催してきました。COVID-19 の影響で 2020 F1 選手権で初めてトスカーナグランプリが開催されました。ムジェロには、3.259 マイル 15 のコーナーがある Grand Prix レイアウトと、1.4 マイルの Short レイアウトの 2つのレイアウトがあります。どちらも長いフロントストレートから始まって 180度右コーナーのサンドナート、ルコ、ポッジョセッコ、と向かいます。このコースは 1988 年以来スクーデリアフェラーリの所有であり、テストやフェラーリ チャレンジ フィナーリ モンディアーリで使われています。2020年の F1 トスカーナグランプリは 1000回目のグランプリイベントでした。
    • Autodromo Internazionale del Mugello には次のレイアウトが含まれます: Grand Prix & Short
    • Autodromo Internazionale del Mugello の購入は iRacing Store から!
    • このサーキットの縁石は完全に 3D オブジェクトでモデル化され、新ダメージモデルを使用する車両とより現実的な相互作用が起こります。
    • どちらのレイアウトも AI レースで使用できます!

    Circuit de Lédenon

    • ピットロードの制限速度と標識がアップデートされました。

    Circuit Zandvoort

    • 一部のオブジェクトのアンビエントオクルージョンマップの問題を修正しました。

    Dover Motor Speedway

    • 様々な標識や広告が更新されました。

    Fuji International Speedway

    • グラスコンクリートの路面パラメータの問題を修正しました。

    Homestead Miami Speedway

    • 以下のレイアウトを AI レースで使えるようになりました:
      • Road Course A
      • Road Course B
    • (Road Course A & B) – スターティンググリッドが 60 まで拡大されました。

    Hungaroring Circuit

    • ターン 3, 10 のウォールのグラフィック問題を修正しました。

    Iowa Speedway

    • トラック周囲のすべてのオブジェクトが PBR レンダリングを使用するように素材のアップデートを受け、ライティングやシェーディングが改善されて解像度も向上しました。

    Kevin Harvick’s Kern Raceway

    • 現実世界を反映して Kern County Raceway Park から名称を変更しました!
    • 全レイアウトに夜間照明が付きました!

    Lime Rock Park

    • 3D Foliage System が有効化されました!

    Lincoln Speedway

    • ターン 4 外側ウォールの亀裂を修正しました。

    Lucas Oil Indianapolis Raceway Park

    • 現実世界を反映して Lucas Oil Raceway (IRP) から名称を変更しました。

    Michigan International Speedway

    • リスタートゾーンに赤白ラインが追加されました。

    Mobility Resort Motegi

    • 現実世界を反映して Twin Ring Motegi から名称を変更しました。

    Okayama International Circuit

    • 最新かつ最高のトラック開発ツール及び手法でゼロから完全リビルトされました!
      • Okayama International Circuit は 2023 年の最新スキャンデータで造られました。
      • このアップデートは旧バージョンを置き換えます。以前の Okayama International Circuit はなくなり、新しい 2023 バージョンで置き換えられます。
      • Okayama International Circuit は変わらず無償コースです!
    • このサーキットの縁石は完全に 3D オブジェクトでモデル化され、新ダメージモデルを使用する車両とより現実的な相互作用が起こります。
    • 3D Foliage System が有効化されました!

    Oran Park Raceway

    • 陸橋に関する一部の影の投影とレンダリングの問題を修正しました。

    Richmond Raceway

    • ロゴをアップデートしました。

    Silverstone Circuit

    • 以下のレイアウトが AI レースで使用できるようになりました:
      • International
      • National
    • (National) – レーシングサーフェス上になかった 4つのピットストールを取り除きました。このレイアウトのピットストールは 29 となります。

    Slinger Speedway

    • NEW TRACK!
    • 新しいアスファルトオーバルコース、Slinger Speedway を購入して使用できるようになりました!
      • 世界最速のクオーターマイルオーバルとして知られるウィスコンシン州のスリンガースピードウェイは典型的な闘牛場型ショートトラックです。1948年に開業した施設の特徴は両端で 33 度にも達するバンクです。この急なバンクにより、2010 年にジェフ ブルームは 9.908 秒という驚異的なラップを達成しました。以前は平たんなクレーコースでしたが、1974 年にハイバンクに改装しました。最も有名なレースはスリンガーナショナルズというスーパーレイトモデルでの200マイルレースです。ショートトラックやNASCARの有名ドライバーが勝利してきました。元カップシリーズチャンピオンのマット ケンゼスは1994年から2019年までに 8勝を挙げています。スリンガースピードウェイには、8の字コースのために中央の交差部も舗装されています。
    • Slinger Speedway には 2つのレイアウトがあります: Oval & Figure Eight
    • Slinger Speedway の購入は iRacing Store から!
    • AI レースで使用できます!
    • ナイトレースを行えます!

    Sonoma Raceway

    • ピットストップアニメーションがずれていたのが修正されました。

    Suzuka International Racing Course

    • 間違ったピットレーンに入ったドライバーにペナルティを課すようになりました。
    • 橋に関する一部の影の投影とレンダリングの問題を修正しました。

    Virginia International Raceway

    • 3D Foliage System が有効化されました!

    Watkins Glen International

    • 一部ウォール端を地形が突き抜けて見える問題を修正しました。

    2024s1 リリースノート: