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Category: Article

Team Event Q&A

A little Q&A abut th を和訳してみたよ。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3295094.page

こちらも参考に: Team Event FAQhttp://www.shupop.com/iracing/2015/01/16/team-event-faq/


  • Q: Roar Before the 24て何?

    A) 1/17-18開催の「Roar Before the 24」は後に開催される「Daytona 24 Hours」に向けたRoad Warriorシリーズのプレシーズンテストレースです。

  • Q: どうやるの?

    A) 個人じゃなくてチームで参戦するイベントなので、まずはチームを作るか、ドライバー募集中のチームを探すことから始めよう。メンバーサイトにはそのためのTEAMエリアがあるよ。
    チームオーナーになりたければ、MY TEAMタブからEdit InfoボタンをクリックしてRecrutingをチェックON、チームメイト募集中などの説明文を書いてSAVEボタンで保存しよう。招待することもできるよ。
    自分でチームを管理しないのなら、ALL TEAMSタブを開いてJoinボタンが表示されるチームから、説明文が自分に合いそうなところを探そう。Joinボタンをクリックしたらチームオーナーに参加申請が送られるよ。

  • Q: 24時間ももたないよ?

    A) いつ誰が走るのもOKだし、途中で一旦抜けて他で走って戻ってくることもできる。誰も走れないときはピットに車を停めておいて、誰かが走れるようになったときにスタートしたのでもいいんだよ。

  • Q: でもチームメイトの走りで自分のレーティングが変化するのはいやだなぁ

    A) チームレーシングはiRatingには全く影響しないよ。SRに影響するのも自分のドライビングだけで他のドライバーのインシデントは関係ないよ。セッションで最大インシデントが制限されていたらみんなのインシデントの合計で判定されるけど、Road Warriorシリーズでは制限を設けないからまったく関係しないんだ。

  • Q: 面白いね、他の留意点はある?

    A) おおざっぱでいいのでドライバーがいつ走行するのかプランを考えておくとよいよ。
    計画通りにいかなかったときの予備案もあるとなおよいですね。あとは練習!20時間経過してウォールに突っ込みたくはないでしょう?

  • Q: 出走登録の手順を教えて

    A) まず最初にチームオーナーかチームの管理権のあるメンバーが出走登録を行う。Registerボタン/リンクをクリックしたらチーム登録画面が表示されるので、チームと車を指定して。チームに参加できる人リストを完成させたらRegisterボタンをクリック。
    チームが出走登録されたらチームメンバーがJoinできるようになるよ。Team RacingページのTEAM SESSIONSタブを開いてどのチームも表示されていなければまだセッションが始まっていないので少し待とう。Registボタンをクリックしたらチームの出走登録画面が開くのでチームを選択して登録しよう。

  • Q: レースサーバはどうやってグループ分けされるの

    A) チームレーシングではセッション起動時にチームの出走メンバーとして登録されているドライバーのiRatingの平均値をチームのiRatingとしてグループ分けの指標に使われます

  • Q: スターティンググリッドは?

    A) チームメンバー誰でも予選を走れるけど、決勝レースセッションが起動したときに出走登録しているドライバー中の予選一番時計がチームの予選タイムになるよ。その予選タイム順でグリッドが決まります。

  • Q: チームにドライバーは何人まで?

    A) 最低2人以上、最大16人。スポッター他を含めると最大60名がチームメンバーとしてセッションに入れるけれど、ドライブできるのは16名まで。そして同時にセッションに入っていられるのは最大6人まで。

  • Q: 時間も体力も余りあるんだけど全部自分で走っちゃだめなの?

    A) 走ってもいいけど最低2人でフェアシェア規程があるからレース後に失格になっちゃうよ

  • Q: フェアシェアって何

    A) ドライバーの最低周回数を、レース距離を人数で等分した距離の1/4と定める規定だよ。4人で800周なら最低50周。もちろん200周ずつでもOKだけどね。

  • Q: 4人で800周のとき、一人40周しか走れなかったらどうなるの

    A) そのドライバーはポイントなしになって残る3人で800周からフェアシェアを再計算するよ。つまり800周を1/3してさらに1/4するから66.66、切り上げで67周が必要になるよ。この3人とも67周以上走ってれば、3人はポイントを獲得できるよ。誰かが67周走れてなければ今度は2人として再計算。

  • Q: チャンピオンシップポイントは

    A) フェアシェアを満たせたチームにチャンピオンシップポイントが与えられるよ。でもRoar Before the 24はチャンピオンシップポイントはこの一戦だけのものだよ。

関連

iRacingドライバー交代の実際 (2014/11/01)
Team Event FAQ (2015/01/16)
iRacingをはじめよう>チーム戦出走登録手順 “Declare Team Drivers System”=チームドライバー指定システム (2020/09/19)

Team Event FAQ

チームイベントに関するFAQが掲載されていますので和訳して紹介します。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3294919.page

こちらも参考に: Team Event Q&Ahttp://www.shupop.com/iracing/2015/01/17/team-event-qa/


  • Q: How to sign up for a team event?
    チームイベントではどのように出走登録するの?

    作成済のチームで登録する、出走受付時間中にチームを作成して他のチームメンバを募る、出走登録時に参加済みチームから選ぶ、出走登録しているチームメンバ募集中チームに参加する、といったいつかの方法があります。

    出走受付時間中に出走登録していなくても、チームメンバーになっていさえすれば後でセッションに参加できることが通常とは異なる点です。
    既存チームメンバーはそのチームの一員としてイベント時間中はいつでもセッションに参加することができます。イベントで走るチームを探している場合は、出走受付時間中の出走登録が必須となります。

  • Q) What does “fair share” mean?
    “フェア・シェア”って何?

    フェア・シェアはチームでの周回数をドライバー数で割り、その25%をドライバーの必要周回数とするものです。ドライバー2名で200周なら、一人あたり100周でその25%なので25周、ドライバーが4名ならひとりあたり50周の25%で12.5周を切り上げで13周、いずれのドライバーもそれ以上の周回数を走行しなければ失格になります。

  • Q) Minimum and maximum number of drivers?
    最低/最大ドライバー数

    Roar before the 24とDaytona 24では最低ドライバー数は 2名、最大ドライバー数は 16名です。同時には 6名までしかセッションに入れませんので注意してください。

  • Q) How does Qualifying work?
    予選はどのように?

    チームの全ドライバー中ベストタイムが採用されます。チームイベントでは予選がレースセッション前に行われるので、予選アタックで最良の結果を得るにはチーム最速のドライバーをイベントの最初から参加させる必要があります。しかしレーススタート時には居なくても大丈夫です。

  • Q) How does splitting work?
    走行セッションのグループ分けはどのように行われますか?

    セッション起動時にチームのドライバーとして出走登録していたメンバーのiRatingを使ってグループ分けを行います。

  • Q) How does scoring work?
    得点はどのように決まりますか

    レース終了時に、チーム順位と各ドライバーのリザルトが表示されます。現時点ではシーズンポイントはありません。個別の得点はフェア・シェアを満たしたドライバーのiRatingをベースにして計算されます。

  • Q) What are the license/iRating requirements?
    必要ライセンス/iRatingは?

    Road D 4.0 class to drive, rookies are allowed to be spotters/crew chiefs.
    ドライバーにはロードのクラスD、SR 4.0以上が必要です。スポッターやクルーチーフはライセンスクラスの要件はありません。

  • Q) Is iRating in effect?
    レース結果でiRatingは上下しますか?

    いいえ

  • Q) Is SR in effect?
    レース結果でSafety Ratingは上下しますか?

    はい、ドライバーそれぞれのインシデントがドライバー自身のSafety Ratingに影響します。

  • Q) If I am a member of two teams, can I race for both in the same race?
    2チームのメンバーだった場合、両方のチームから出走できますか

    いいえ、セッションに走行するチームメンバーとして出走登録した時点で、そのチームでしか出場できなくなります。

  • Q) Am I allowed to withdraw from the team race, register for another session, and then come back to the team race later?
    途中で他のセッションに参加して、後で戻ってきたいのだけど?

    チームが出走登録していて自身もドライバーとして出走登録しているセッションは、途中退場して他のセッションへ参加した後で戻ってくることができます。

  • Q) Do I need to be registered for the session before it launches?
    セッション起動前に出走登録していないといけないの?

    いいえ、あなたのチームが出走登録していたら、My Team Sessionsページに表示されている中から選択すれば、プラクティス/予選/決勝レースのいつでも出走登録することができます。

  • Q) What is the maximum number of incident points?
    最大インシデント数は?

    このイベントでその制限はありません。

関連

iRacingドライバー交代の実際 (2014/11/01)
Team Event Q&A (2015/01/17)
iRacingをはじめよう>チーム戦出走登録手順 “Declare Team Drivers System”=チームドライバー指定システム (2020/09/19)

iRacing on Steam

※2015/07/04 にPRコードほか、追記修正しています

iracingonsteam
SteamからiRacingを購入できるようになりました。
http://store.steampowered.com/app/266410/

今のところ選択できるのは6ヶ月サブスクリプションのみで、初回購入が 3,980円、次回自動更新時は5,580円/6ヶ月、となっています。USドルではそれぞれ $39.99、$54.99 のようなので、日本円で決済できることでちょっとお得になっていますね。

2015/07/04追記: 1ヶ月、1年のサブスクリプションも購入できるようになっていました。
00steam_iracing_subscription

これまでの iRacing.com からのサブスクリプション登録と同様、サブスクリプションには車両 6台(9種)とサーキット11コースの標準コンテンツが含まれており、それ以外の車両/サーキットコンテンツは有償で追加購入が必要となります(標準コンテンツの内容については、 iRJAコンテンツ 料金・購入方法 を参照してください)。Steamから購入・登録したサブスクリプションに対して追加の有償コンテンツを購入する際は、Steamでの決済となります。購入ベンダーを途中で変更できません。
なお、 Steam経由で購入したiRacingサブスクリプションをSteam抜きに管理したり、逆にiRacingに登録済みの既存メンバーがサブスクリプションをSteamでの管理に変更するための手段は、現在のところ用意されていないようです。

ちなみに、SteamではHDDに 6 GBの容量が必要と書かれていますが、ダウンロードされるファイルは約 11 GB あるようですので注意してください(2015/01/13 本記事執筆時点)。


既にiRacing登録済みのメンバーがSteamのオーバーレイやブロードキャストの機能を使う方法と、SteamでiRacingを登録/インストール/起動する方法について、以下、本記事の続きにまとめていますので参考にしてください。

continue reading…

This is a translation topic. Original Spanish topic is here “INMERSIÓN EN LOS SIMULADORES” (http://www.totalspanishsimulator.com/wp/blog/inmersion-en-los-simuladores/ closed) by Carlos Casas of Total Spanish Simulator (*domain closed). Thanks Carlos for the permission to share this Japanese translation.

Analysis of the right dive in Simulation

Total Spanish Simulator (http://www.totalspanishsimulator.com/ *closed) の Carlos Casas 氏が、シミュレーション環境を正しく構築するためのガイドを書き上げていました (http://www.totalspanishsimulator.com/wp/blog/inmersion-en-los-simuladores/ *現在ではドメイン閉鎖 2014-07-21)。

スペイン語で記されたそのガイドを、BOX THIS LAP https://boxthislap.org/ の Gonzalo Camara 氏が短く英訳した記事を公開しました(2014-10-27)。

日本語翻訳版の公開を Carlos Casas 氏に快諾頂いたので、以下に掲載します。ぜひ一度目を通してみてください。これまで気付かなかったことに気付かせてくれる記事かもしれません。なお、記事中の各画像はクリックすると拡大して表示されます。それぞれ引用元サイトの画像を直接表示していますので、元画像へアクセスできなくなるなど、表示されなくなることがあります。 表示されなくなるものが出てきたので画像を掲載して引用元URLを表記するようにしました。

なお、一部、例として挙げられる画像がその前後の章のものに思える部分もあるのですが、原文の順のまま掲載しています。

コクピットを適切にセッティングしましょう

目次

※Carlos Casas氏によるオリジナルPDFはこちら(でした):
http://www.totalspanishsimulator.com/manuales/varios/consejos%20inmersion.pdf

1 – メインモニタまでの距離

“近いほど良し” … 近づくほどにより現実的で没入感を得られるでしょう。

このテーマにおいては、モニタサイズ等、環境によって異なる値があることを念頭に置きましょう。27 インチ未満なら理想的な距離は約 60 cm、それより大きなモニタでは 10 cm 遠ざける必要がありますが、それ以上は必要ありません。リアルとバーチャルオブジェクトの間に一貫性がなくなってしまうため、70 cm 以上離すことは推奨されません。
ただこういった近い距離は慣れるまでに少し時間が掛かります。

訳注: 例として 60 cm が挙げられていることから、あまり遠いのはダメ、くらいのニュアンスで読んだ方が良いように思います。

間違いの例


http://media-cache-ec0.pinimg.com/736x/07/58/9e/07589e134c5e49b2d939c5f9c8cd7f44.jpg

正しい例


http://www.iracing.com/iracingnews/wp-content/uploads/2013/04/TeroDinSim-545×600.jpg

2 – 視線(高さ)

とても重要な項目です。

モニタの 55 – 60 % の高さに視線を合わせることを推奨します。その高さが車内から外を真っ直ぐ見ることができる配置となるのです。これより低いと見上げることになるし、逆に高ければ下を向いてしまうことになります。

間違いの例


http://www.onlineracedriver.com/wp-content/uploads/2011/10/IMG_2243.jpg

正しい例


http://s1.cdn.autoevolution.com/images/news/iracing-simulators-for-nascar-hall-of-fame-guests-12689_1.jpg

3 – ステアリングの位置

モニタの近くになります。

つまり前述の、距離・高さ のガイドラインに留意してドライビングポジションを適切な位置にすることが重要です。ステアリングホイールは中央のモニタから 3 – 6 cm の位置に来るでしょう。

間違いの例


http://img.photobucket.com/albums/v504/F12Bwth2/Forums/HorizonLines.jpg

正しい例


http://www.totalspanishsimulator.com/wp/wp-content/uploads/2013/11/danicano10.jpg

4 – シート へ続く


正しいシミュレーションのための分析 – コクピットは適切に設定しよう – 目次

Team Driving

チーム用セッションでのドライバー交代について、分かっていることをまとめてみました。
iRacingメンバーフォーラムへの投稿です。

関連

Team Event FAQ (2015/01/16)
Team Event Q&A (2015/01/17)
iRacingをはじめよう>チーム戦出走登録手順 “Declare Team Drivers System”=チームドライバー指定システム (2020/09/19)

Controller / FFB

追記:
iRacing エンジニアがメンバーフォーラムで提供しているツール Wheel Profiler を使った最適化(2016年) についても参照するとよいかもしれません。


@iRacingJAの昨夜のFFB関連Tweetが少し好評だったようなので、iRJA Webでも情報を付加しつつ、まとめて掲載しておきます。

ドライバ/プロファイラ

コントローラ及びFFBについては毎ビルドではありませんが推奨設定が変更されることがあります。そしてiRJAでも毎度の更新はできていないため(ごめんなさい)、掲載されているのが古い情報だったり、iRacingメンバーサイトでも古い情報がそのまま残っていることもあります。そのため、最新情報を確認しないとアップデート後に何かフィーリングがおかしい、なんてことがあるかもしれません。
主にチェックすべきは、メンバーフォーラムでとあるメンバーが毎度まとめてくれている「Current state of FFB setting suggestions」トピック(Technical Assistance iRacing Software Relatedフォーラム)です。これも完全ではないかもしれませんが。

例えばLogitech G25/G27プロファイラ設定は、当初Spring/Damperを0%に、としていたFAQは更新されていませんが、発生FFBの最小値付近がコントローラから出力されない問題(各ステアリングコントローラが抱えるFFBデッドゾーンの問題)への対処としてビルドごとに、Overallを107%に、シム内でmin forceを設定して、等とアップデートを続けられており、コントローラ周辺の開発担当者であるDavid Tuckerは最近では900度にする以外デフォルトの設定(Spring/Damperも100%)を推奨しています(2013.11.05)。以前の推奨設定をGlobal Device Settingsで行うことで他のタイトルでのフィーリングを変えてしまうユーザへの配慮から、デフォルト設定でうまく働くように変更してきたようです。

2018/04/12追記:

2021/09/30追記:

FFB strength


上でも挙げたトピック「Current state of FFB setting suggestions」では、走行時テレメトリデータから取得したステアリングコラム/シャフトで発生するトルク(Nm)を元に、シム内で設定すべきFFB strength値を導き出しています。実際にはあるひとつの車両をとってみても、走行するトラックの路面のスムーズさ/荒さやバンクの大きさ等によっても発生するトルクが変わるので、走行するマシン/トラックごとに調整するのが正しいのかもしれませんが、大変なのでとりあえず、という向きにはその平均的な値を設定するのがよいでしょう。件のトピックの2つ目の投稿に有志によって算出された値がリストアップされているので、これを参考にしましょう(古いシーズンのデータしかない場合はそのまま参考にはできないかもしれません)。<ツイートで示したトピック

または、より簡単な方法として、走行画面でFキーを押して表示されるメーターでFゲージに注目し、このゲージが赤くならないレベルに、F9 BlackBoxでFFB strengthを調節する方法もあります。

これらをより有効なものにするために、シム内オプション画面では「Use linear mode」をチェックOnすることをお勧めします *大きなトルクを発生できないステアリングコントローラが大半なので、Use linear modeをonすることはどちらかと言えば推奨ではありません。

2013.11.25追記:
ひとつ上の「とりあえずな設定」はリニアモードをOnする前にまず試す初期設定としてとのこと。
リニアモードOffのデフォルト状態では、小レベルなフォースをブーストして分かりやすくしている反面、大きなフォースは減じることで、弱いフォースしか発生できないステアリングコントローラでも表現を伝えられるようになっています。
リニアモードでは、このエフェクトを止めて大レベルまでリニアなフォースを出力するようになります。しかし極小のフォース信号でトルクを発生できない(=FFBデッドゾーンのある)ステアリングコントローラが多いので、これを補うために、min forceを適切に設定して極小レベル信号を増強してFFBデッドゾーンをなくすようにすると良いでしょう。

minforce

現在のビルドではFFBデッドゾーンについて、シム内のコントローラ設定にあるmin forceで対処することができます。ステアリングを接続し、ユーティリティ「WheelCheck [※左記リンクは旧スレッド(現行フォーラムでは長いスレッドにバグがあるためロックされました), 新スレッドはこちら]」を使って、Spring ForceのStep log2テストを行い、ドキュメントフォルダに出力されたCSVファイルのforceをX軸、deltaXDegをY軸に折れ線グラフを描画します。本来ならゼロからリニアに立ち上がって欲しいところ、途中で折れ曲がりがあり、それより小さなforceはコントローラが実際に出力できていないFFBデッドゾーンがあることが示されています。この折れ曲がるポイントを大まかなmin force設定値とすればよいのです。 X軸のMaxは10000なので、例えばそのポイントが2000なら20(%)を設定してみることから始めるとよいでしょう。
Skip BarberやLotus 49ではゼロ付近でガタガタ鳴るのを抑えるには、app.ini で steeringFFBSmooth=0.5 等にしてみるのもよいでしょう(デフォルトは steeringFFBSmooth=1.000000)。

※これを記している私は、実は ini ファイルで直接設定変更することは推奨しません。ビルドがアップデートした後でも ini の設定値がクリアされることはないため、適性な値を見失うことになりかねないためです(そういった場合は ini ファイルを一度削除してからシムを起動して設定しなおすとよいでしょう)。iRacingにおいては通常設定できる項目はUIを備えていますので、余程のTweakが必要でなければ、ini での手動設定は不要と考えられます。

forceMap

2021/03/15 に追記しました。 以前は本文書の先頭に Wheel Profiler について触れた記事をリンクしていただけでしたが、本文書中にも記載を追加しました。

forceMap は、上記 minforce (min force) よりも新しい FFB 設定手法です。2016s3 ビルドのリリースノート、Peripherals の項で紹介されました。

2016s3ビルドのリリースノートでは簡単な紹介のみが行われ、その詳細はこちらのメンバーフォーラムトピックに任されています。
iRacing API’s and Development Discussions >> Wheel Profiler
https://members.iracing.com/jforum/posts/list/3482238.page

簡単に紹介すると、実際にフォースを発生させたテストの計測結果を記した forceMap.csv ファイルを Documents\iRacing フォルダ以下に置けば、よりリニアなフォースフィードバックを発揮させよう、というものです(カスタムコントロールファイル(*次項参照)同様個別の車両ごとに異なるforceMapが使えると思われます)。計測のためのツール類 WheelForceTest も上記のフォーラムトピックに添付されています。

なお、いちいち個人でフォース計測する必要はなく、すでに誰かがテストを行って得られた forceMap.csv ファイルがメンバーフォーラムを探せば見つかります。上記トピックの最初の投稿にも市販コントローラのいくつかについての forceMap が ZIP されて添付されています。もちろんデバイスには個体差やコンディションの差も、ひょっとしたら取り付けているステアリングホイールの径や重さも異なるかもしれませんから、同じステアリングコントローラでも、より良い結果が得られるデータが見つかるかもしれません。

なお、forceMap を使う場合、minforce は設定する必要ありません。

controls.cfg, joyCalib.yaml

コントローラの割り当てやキャリブレーションに関する設定は、controls.cfgとjoyCalib.yamlの2つのファイルに記録されます。

joyCalib.yaml ファイルにはコントローラの軸キャリブレーション情報がテキストベースで保存されていますので、手作業でこのファイルを編集してキャリブレーション情報をリファインしたりバックアップ/リストアすることは簡単です。
※ステアリングのように中央から左/右とコントロールする軸には CalibCenter 値がありますが、ペダルのように一方向にしか向かわない軸では CalibCenter 値は CalibMin または CalibMax と同値となります。

これらのファイルは、シム内のオプション画面で「Use custom controls for this car」にチェックをしていないうちは、Globalな設定内容として「ドキュメント\iRacing」フォルダに作成されています。このチェックをOnすると、それらが「ドキュメント\iRacing\setup\各マシン」フォルダにコピーされ、以後のそのマシンでの設定変更はマシンごとのファイルに保存されます。なお、一度「Use custom~」をチェックOnした後でチェックをOffに戻した場合、割り当て等の設定情報の変更はGlobalなファイルに保存されますが、キャリブレーション情報はマシンごとのフォルダに保存されているものが使われるようです。こういったときにはマシンごとの設定ファイル 2件も削除しておいた方がよいかもしれません。

また、コントローラの割り当てやキャリブレーションに問題が発生した場合には、「ドキュメント\iRacing」フォルダと、「ドキュメント\iRacing\setup\各マシン」フォルダにある controls.cfg と joyCalib.yaml ファイルをそれぞれ削除してから、コントローラの検出・キャリブレーション・割り当てをやり直してみるとよいでしょう。

ただ上記に記したとおり、マシンごとに FFB strength 設定を変更することを考えると、コントローラをキャリブレーション・割り当て設定を行った後で「Use custom~」をチェックして FFB strength をそれぞれのマシンごとに設定する、というのが推奨と言えそうです。

USBトラブルの判別

コントローラデバイスが認識と切断を繰り返してしまう場合など、USB機器のトレース情報から何が起こっているか判別してトラブル解決の糸口にすることができるかもしれません。ハードウェア/ケーブル/コネクタの故障もあるかもしれませんし、USBコントローラ/チップセット/デバイスそれぞれのドライバに問題があるのかもしれません。Windowsやドライバによってはサスペンドしてしまうこともあるようです。

視線のコントロール

George Wood氏による2013.08.21付けiRacingNews記事、Circle-Track School: Line of Sight Behind The Wheel を、ざっとですが和訳して紹介します。

Line of Sight Behind The Wheel

時速約100kmで高速道路で大型トラックの後ろを走っているときにこの写真を撮りました。この状況を想像してください。あなたは走行中、どこを見ていますか?

写真1 運転中よくある光景です。運転中どこを見ていますか?

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Dirt Racing

inRacingNews.comに掲載された記事、Dave Kaemmer Comes Clean on Dirtから、iRacing共同設立者のDave KaemmerとのQAを和訳しました。ダートとそれに絡む問題について開発者の視点から語っています。

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Oval Setup Tips

日本のiRacerの中でもオーバルに対する情熱が No Oval No Life と言うフレーズからも伝わってくる、ihsahnさん(mochablendyさん)のブログ記事「オーバルにハマったら知っておきたいセットアップの基礎知識」が巣晴らしすぎるのに、こちらでの紹介が遅れていました。

マシンの構造やトレンドのコイルバインドセットアップまで、とても参考になりますのでぜひ。ブックマーク推奨。

オーバルにハマったら知っておきたいセットアップの基礎知識

https://www.fact-racing.com/2014/07/02/oval-setting-101
http://d.hatena.ne.jp/ihsahn/20111030/p1

コイルバインドなセットアップのために、ATLASを使ってテレメトリと相談しながらセットアップ作業を進める様子もフォーラムでは見受けられますね。

#リンク先を修正しています

Graphics Tips

renderer.ini で設定するグラフィックオプション、ProceduralHeadlights の設定値(0=off / 1=dynamic player car headlights)による違いをスクリーンショットで紹介します。(クリックすると拡大)

ProceduralHeadlights=0(現ビルドでのデフォルト)


※その他のグラフィックオプションはフルの状態です

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Oval Tips


NO OVAL, NO LIFE、と動画まで作成してしまうオーバル好きの日本人iRacer、ihsahnさんによるオーバル有用リンク集をご紹介。

オーバルにハマる前に知っておきたい20のリンク
http://d.hatena.ne.jp/ihsahn/20110913/p1

前半はリアル、後半はiRacingとなっていてとても有用なものが揃っていてオススメです!

以前わたしもオーバル/ストックカーのシャシー/サスペンションを理解するために資料を探して渡り歩いたことがありましたが、それらのひとつがこの中にあったかも。その頃参考にしていたリンクをどこにやったものやら。。。

ついでに(自分用に)オーバル簡易セットアップガイドなページを作ってみました。

Tournament

2011 season 3ビルドで追加された新しいトーナメント開催機能。

この機能を使えば例えば、グリッド数が40の岡山国際サーキットで、予選セッションを 2つ開催して全80台が予選タイムを記録し、そのタイム順に交互に2つのセッションにドライバーを分配して予選レースを行い、予選レースそれぞれから上位20台ずつを選抜して決勝レースを行う、そんな運営が可能になります。

この機能を使ったトーナメント設定方法とトーナメントへの参加方法について、先日数名のドライバーに協力頂いてテストした際のスクリーンショットで、その流れを紹介します。協力頂いた AWさん、MKさん、MOさん、TSさん、ありがとうございました。
以下は画像数が多いので、続きでご覧ください。

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Hardware Review

Z1SimWheel.comのLCD Boxを紹介するビデオを作製したので掲載。

レビューページにも追加掲載しておきました。
http://www.shupop.com/iracing/2011/07/05/lcd-box-z1-sim-wheel/

Hardware Review

※記事は2011/7時点の内容です。バージョンアップが重ねられて他シムへの対応やソフトウェア単体での販売もされています


Z1SimWheel.comLCD Boxを紹介します。
ちょっと見えにくいですか?大丈夫、この先に画像や動画を掲載しています。

LCD Boxが各マシンごとのダッシュボードを再現

Z1SimWheel.comでは、DFGTやG25など各種ステアリングコントローラのステアリング部を置換するアップグレードパーツとして、ボタンやパドルクラッチ、SLI-PROの組み込みなど、自由にオプションを組み合わせられるF1ライクなステアリングを販売しています。
2011年4月には、そのオプションに自社製LCDスクリーンを発表・発売を開始して、その後すぐに液晶部分を単体で箱に収めたバージョンも発表されました。

上のオフィシャル動画でもお分かりいただけるかと思いますが、このLCDスクリーンは単にダッシュボードを表示するだけでなく、iRacingの車種ごとにそのマシンが持つダッシュボードをLCDスクリーン上に再現しているのです。

FOVを調整していくと、シム画面上でメーター類が見えなくなって困ることがあります。そういった場合、SLI-PROなどの外部メーター/ゲージは有用ですが、(わたしのような)車種ごとのダッシュボードが見たいねん!という向きにはもうひとつだったのも事実。しかしZ1SimWheel.comのLCD Boxは、難しい設定など行わずに、接続するだけで各マシンごとのダッシュボードを表示してくれるんです!

このLCD Boxで現在提供・発表されているダッシュボードは以下の9種類。

  1. F1
  2. Dallara
  3. Corvette
  4. Star Mazda
  5. Daytona Prototype
  6. Mazda MX5
  7. Ford V8 Falcon
  8. Radical (開発中)
  9. Lotus 79

しかし今後もImpalaの追加など追加開発が継続して予定されており、ユーザーには無償でアップグレードが提供されるというのだから素晴らしい

また、現在のところiRacingのみへの対応ですが、将来的には、rFactor2などへの対応も検討されています
これら強調表示した点で、わたしにはこのLCD Boxの購入を決意させるに十分でしたね。

なお、ガレージでは直前の走行からタイヤ温度や燃料消費の状況にラップタイムなどが集中表示され、スピードリミッター作動時にも燃料消費やラップタイムの情報が表示されます。


*Star Mazda用はまだフォントをインストールしていない状態のものです

次のページはインストール方法について

A little reading to prep you for the NTM

いよいよ新タイヤモデル登場となりますがその前に、Dave Kaemmerがフォーラムに投稿していますのでご紹介。

オリジナル: “A little reading to prep you for the NTM” Dave Kaemmer 2011.06.22
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/1487624.page

実際に新タイヤモデルに触れる前に読んでおくと良いと思いますので、以下で日本語に翻訳してみました。
continue reading…

NTM + New NW

本日早朝のtweetでお知らせしたとおり、ようやく、NTM = New Tire Modelのプレビュー版としてNationwide CoTのリリース日が 2011/06/22 に決まったようです(米国時間とすれば、日本では深夜~6/23でしょうか)。リリース日または翌日にでも、試乗会として JP meeting を開催する予定です。

iRacing Stig reviews the NTM

iRacingの秘密テストドライバー iStig によるNTMレビューが掲載されています。
http://www.iracing.com/the-iracing-stig-reviews-the-new-tire-model/

以下に抜粋して訳してみますね。
continue reading…

Q CIRCLES

iRacing共同設立者でCEO・CTOであるDave Kaemmerが新しいブログ記事「Q circles: The crop circles of iRacing?」を投稿しています。
http://www.iracing.com/news/blog/q-circles-the-crop-circles-of-iracing/

長くて難しい記事ですが、Qサークルって何?何を言っているの、を抜き出して翻訳してみました。
例によって間違いなどありましたらご指摘いただけると助かります。

continue reading…

What is Sim Racing?

inRacingNews.comに投稿されたPatrick Athertonの記事がなかなかいい内容だったので抜粋して意訳てみました。iRacingに限った話ではなく、レースシムファンの話です。「ゲームじゃねぇ!」というあなたにはウンウンと頷ける話かもしれません :)


シムレーシングという趣味を外野に説明するのは面倒だ。「ゲーム」という言葉しか彼らには理解できないし、その言葉に我々ははうんざりしている。
(以下続く)
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iRacing Mazda Cup

今シーズンからRoad Rookieシリーズの車両がPontiac SolsticeからMazda MX-5に変わりました。シリーズで使用される車両は左ハンドルのMX-5 Cupと、右ハンドルのMX-5 Roadster。イコールコンディションのために、とBFGoodrich gForce R1というDOT-Rコンパウンド=溝付きスリック、Sタイヤを両車とも履いています。
この2台はハンドル位置以外に何が異なるのでしょうか。

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Cars

新車試乗会を終えたFord Mustang FR500Sについて、わたし shutaro が感じたところなど交えて書いてみます。

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