新ビルドがリリースされました。
思ってたより多くのバージョンアップがありますね。ポイントは鯖立て、カメラ機能の向上、セットアップ共有機能、他車のスモーク/スキッド/ダスト、リプレイでの他車位置生成の変更、走行中のブレーキバイアス調整。
それからStatsページの変更はクラブ選手権への参加意識をより高めて欲しいというiRacing.comの思惑があるのかな。
#リプレイはどこから見るねん、メニューないなっとるやん、とか思ったら「EVENTS」の中にありました。
以下、ビルド2009.10.26.01リリースノートの和訳です。早速体験した内容から少し加筆しました。10/28 07:00頃に鯖立てに使用できるトラックについて追記しました。
Web
- Series, Cars, Tracks のページ構成が変わります。
- SeriesページはこれまでのRoad/Ovalのカテゴリごとの表示に加えて、ライセンスクラスごとの表示が増えました。さらにNASCARロゴが…グループごと、ということで今後増えていきそうです。というかNASCARライセンスはもう始まっているんだっけ?
- Cars/Tracksの両ページは選択中のもの、選択できるもの、ダウンロードが必要なもの、といった具合の分類がされています。
- Statsページ
- クラブポイントのサマリがレースリザルトに載ります。
- リザルトページからレース結果をCSVファイルに出力できます。
- ドライバーのStatsページがクラブ関連での拡張があります。
- クラブポイントが表示される箇所では拡張表示ができます。
- 分割されたセッションの各リザルトを簡単に参照できるようになります。<セッションリザルトアイコンをマウスオーバーする
Fast Track Licensing
新しいライセンスプロモーション(クラス昇降格制度)が始まります。
- クラスC以上のドライバーはセッション終了後にSafety Ratingが1.0を下回れば降格させられます。
- RookieからクラスBまでのドライバーはセッション終了後にSafety Ratingが4.0以上なら昇格します。※出走回数などSafety Rating以外の要件を満たしていること
- Class AのProクラスメンバーであるドライバーはSafety Ratingが4.0以上になればProライセンスが戻されます。
- Rookieクラスのシーズンに3回の昇格チャンスはこれまでどおり継続されます。
Hosted iRacing
誰でも鯖立てできるようになりました。早速いくつかのセッションが開いているようです。
- 1回 $3.00 で自分好みのセッションを作れます。
- iRacing DollarsやiRacing Creditでのみ支払いできます。自分のアカウントにこれらをチャージするにはGift Certificateなどが使えます。
- Hosted iRacingのすべての機能はトップレベルメニューに新設されるHOSTEDからアクセスします
- 未来にスケジュールすることはできません。登録時に起動され、およそ60秒後にJoinできるようになります。
- Join a raceページから出走登録して参加します。参加者として接続するためには費用は発生しません。
- マシン、トラック、プラクティス・予選・レース(PQR)の長さ、最大出走台数(Max 39)、スタート方法(ローリング/スタンディング)、Fast Towできる回数、フルコースコーション有無を設定できます。
- 現在のところマシンはセッションあたり 1種類しか設定できません。
- パスワードを設定したプライベートセッションにすることができます。
- HostedセッションはすべてアンオフィシャルでSafety RatingやiRatingに影響しません。
- プラクティスのみでの鯖立ても可、予選形式は単独走行か同時走行かを選択できます。
- PQR合計で最大4時間まで。
- プラクティスは10~180分、単独走行予選なら 2~4周、同時走行予選なら 5~30分、レース周回数は最大500周。
- (追記)使用できるトラックは各週限定されています。2009 season 4の12週間に使用可能なトラックが別途アナウンスされています。
Cameras
カメラ機能が向上しました。
- 最大32のカメラグループ機能
- マウスコントロール機能
- カメラの名称変更ができるようになりました。
- ドライビング用FOVとは別のカメラ用FOV
- カメラ用Joystickキャリブレーション
- Alt-Qでカメラを可視化
- 好みのファイル名でいつでもロード/セーブできて複数のカメラファイルを使い分けやすくなりました
- 最後に選択していたカメラグループやカメラファイルを起動時にcamera.iniから読み込むようになりました
Setup Sharing
セットアップ共有機能ができました。
- ガレージでShareボタンをクリックすれば、カレントセットアップをセッション内で共有できます。
- あるドライバーによって全員またはクラブメンバーに共有されたセットアップは、そのドライバーがサーバーから切断しても、セッションの間はサーバーに保管されます。
- 特定のドライバーと共有したセットアップが有効なのは、彼らがシムを終了して切断するまで。自分宛に共有されたセットアップが有効なのは、自分がシムを終了して切断するまで。
- 共有されたセットアップをロードするには、ガレージのSharedボタンをクリックする(共有されたセットアップはロード・セーブしておかないと残らない)。
Garage
- ガレージでの変更はApplyボタンをクリックしないとピットアウトできません。
- レース中もガレージ画面は表示できるます、レース中のセットアップ変更はできません。
Spotter
スポッターパック機能がいよいよ。
- シムのOptions/Soundからスポッターパックの変更ができるようになりました(反映させるにはシムの再起動が必要)。
- “TJ Majors and Lance McGrew”スポッターパックを近日リリース予定
Graphics Option
- “reduce Z-fighting” オプションの追加<コクピットビューでの影のFlickeringが減らし、コクピットの床に地表が見えるのを抑止する。
- トリプルバッファリングのオプションを削除。ただしrenderer.iniには”TwoBackBuffers”として残る。D3Dでは真実のトリプルバッファリングはサポートされないので、OpenGLサポートのために残っている。
- “Cap frame queue” オプションの追加<レイテンシを減らすために、レンダリング用に同時に1フレーム以上キューしない。デフォルトのOnがこれまでどおりの動作。Offにするとコントローラのラグが増えるかもしれない。
- フレームレート制限の修正してより正確に。
Replays
オンラインレースに付き物のラグについて、リプレイ記録方法が変更されました。
- クライアントローカルで補正されたマシン位置ではなく実際に伝送されたマシン位置を記録するようになりました。
- 他車のスモークやスキッドマークが表示されるようになりました。
- app.iniの”replayPatchRemoteCars”を1から0に変更すればこれまでどおり。
Remote Cars
- 他車のスモーク、スキッド、ダストが生成されるようになりました。
- 他車が点滅しなくなりました。
Race Control
- スローダウン警告はStart/Finishラインを超えても発生し、2周がinvalidと記録されます。警告に従ってスローダウンペナルティを消化すればinstant black flagと記録されます。
- スローダウン警告に従うまでの猶予が40秒から20秒に
- Fast Towの基本タイムは15秒から30秒に
- Open Practiceなど、開催中のセッションに途中参加したらそれまでに記録されたタイムは見れなくなりました。
- リーダーが後ろにいる際、チェッカー後にブルーフラッグは振られなくなりました。
- 長いトラックでのグリーンフラッグが少し早くなりました。
Black Boxes
- F1: レース中の前後表示
- F2,F3: ベストラップ、残り周回数、トータル周回数
- F8: ブレーキバイアス調整 ※コクピットから変更可能な場合
Cars
- 風切り音が小さくなりました。
- 特にImpala B/Silveradoのノンプレートレース, SRF, Jettaで、エンジンブレーキが減少しました。Impala A/Impala B/Silverdaoのプレートレースではエンジンブレーキが少し増加します。
- C6R, Dallara(IndyCars), Formula Mazda, Radical, DPでUpシフト時の自動スロットルカットが有効になりました。
- Silverado, Impala A, Impala Bのレシオが以下のトラックで制限されます: Loudon, Phoenix, Milwaukee, Martinsville(Impala Aのみ)
- Formula Mazdaは2009年モデルに適合するようにタイヤやウイングが変更されました。
- Dallara IndyCarがリリース予定
- Corvette C6.R GT1がリリース予定
Tracks
- Talladegaのトライオーバルパートの滑りやすい継ぎ目を修正。
- Road Atlantaでいくつかの縁石が平らすぎたのを修正。
- Texasオーバルで速度制限ポップアップがもっと早く表示されるように修正。
- Infineonでいくつかのバンプと縁石を修正。
- Mosportがリリース予定。
Security
D3D9.DLLやDINPUT8.DLLを含むシステムDLLを置き換えるサードパーティ製DLLではエラー#66が発生して動作しなくなります。 ※SoftTHは許可されています。
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