2025s1 新機能

新しくなるデブリ

  • ダイナミック トラック ダイナミクス (DTD) システムで動的に変化する要素・要因を強化して、グラベルと泥を動的にレンダリングします。
  • 「セットドレス」でデブリが散らばるエリアを強化、つまり、現在のiRacingではミュルサンヌストレートの路肩はきれいだけど現実世界ではデブリが転がっているよね、そういう問題を解決します。
  • 今後、デブリがタイヤに影響してパンク、などのの進化が見込まれます。

AIの振る舞い強化

個々のAIにリアルな動作を与える作業を行っています。
マルチクラスレースで速いプロトタイプがGTカーに追いついたり周回遅れに接近するとパッシングします。
さらにこれを拡張してさらに動作が与えられます。

タイヤモデルの強化

最新バージョンのタイヤモデルがGTPクラスとLMP2クラスで適用されます。
NASCARカップカーに追加したあとさらなるオーバル車両にも追加する作業も進行中。

最新タイヤのポイント

ダイナミックなレスポンスが向上して、荷重をかければ反応し、たわみ、荷重を乗せることができます。運転操作に同期している感覚が得られます。以前のタイヤでは、反応を待つ時間があるように感じたかもしれません。

副次的な効果

デグラデーションに対する劣化メカニズム、長期コンディションが導入され、温度や硬化などのメカニズムに頼らずに、走行中にタイヤ状態が悪化してグリップが低下します。
グリップを発揮しながらコース上にいる感覚をより味わえるリアルでグリップの高いコンパウンドを使用します。超硬いカーカスのタイヤでなく、現実的で柔らかい構造を採用しています。

開発陣はすでに次のタイヤバージョンに取り組んでいます。(将来の開発の項で)

シリーズ画面の再設計

モーダルベースではなくなり、拡張可能でパーマリンク可能なページへと再設計されました。

グラフィックスエンジン強化

(iRacing自身で構築するシミュレータ用グラフィックエンジンにはまだ時間が必要です)

反射照明モデルを大幅に改善して、環境マップフィルタがPBR照明モデルとより協調するようになります。また、以前は明るすぎてぼやけていた反射が改善します。さらにキューブマップに反射をレンダリングしなくなることで日陰がとても明るくなり輝きさえ出るようになります。

スクリーンショットではインディカーのオレンジ色がこれまでになく鮮明に浮かび上がり、映画館の外壁の装飾が命を宿しています。

ポルシェGTPが明るいのに暗い環境だったのが、空が車両の環境の両方に影響を与えるようになったことがわかります。

GTP車両のバンプスタート

ついにGTP車両のバンプスタートが実装されます!

プロセス、関連するシステム、およびそれを実現するために必要となるすべての細かい詳細の実際の物理的および機械的なシミュレーションを実装するのは複雑で時間がかかりました。


1.新コンテンツについて
2.新機能について (イマココ)
3.進行中・将来の開発について
4.将来の登場が見込まれるコンテンツについて