iRacing development update – 2023/04/19
トニー・ガードナーが開発状況について、今回は特にダートレースのリフレッシュにフォーカスして伝えています。
Development Update – Dirt Racing Refresh
https://www.iracing.com/development-update-dirt-racing-refresh/
https://forums.iracing.com/discussion/40813/development-update-dirt-racing-refresh
ダートオーバル及び舗装オーバルについて、オーバーホールとは呼ばないリフレッシュを進めている。
ダートオーバルのリフレッシュは 6月ビルドで形になる見込み。コース
- 土に含まれる水分量によって土壌の強度差が大きくなるので、水分が多くフレッシュで粘着性のある部分と、乾いて滑りやすい部分とでドライビングの差が大きくなる。
- ダート路面とタイヤの関係も実際のコースをより再現するようアップデートし、コースの摩耗状況によってもドライビングに大きな差ができるようになる。
- ダートと水分の変動によるバンプが追加され、滑らかな路面だったり、硬くて凸凹した路面だったり、セッションによって異なる路面ができるようになる。
- レースごとにコースの水分分布は異なる場合があるし、高い部分は低い部分よりも乾燥している可能性があり、下部は湿っている可能性がある。
車両
- ダートオーバルのレース車両はタイヤ・フィジクスを調整した。これはストックカー(NASCAR カップカー、トラック、ARCAR Menards インパラ)、さらにオフロードトラック(Pro4, Pro2, Pro2 Lite)も含む。
- ダートタイヤモデルに摩耗が導入され、車両ごとに個別の調整が行われた。レイトモデルの 75周レースでも 360 スプリントの 30周レースでも、レース長とタイヤに注意を払う必要があります。
- 一部の車両にサウンドアップデートがある。
新ダメージモデルの有効化
- Super Late Model
- Pro Late Model
- Limited Late Model
新機能
- ホストセッションではバーチャルミラーを無効化できるようになる。
バグ修正
- ビジュアルのみでフィジクスには関係しないが周辺にあったコースの隙間を埋めた。
- 周辺の車両でホイールがぴくぴく動くことがあったのが修正された。
- 一部のコースでキャッチフェンスに衝突判定が設定されていなかったのが修正された。
- 一部のコースのおかしなクッションが修正されるようDTIデータを作り直した。
- などなど
リフレッシュリリースとは別に
- ダート AI … リリースまでに越えなければならない技術的なハードルが残っているものの作業中。
- 年内にはダートオーバルとハーフマイル舗装オーバルの両方を備えた Kern County のリリースとともにダートの新コンテンツも登場する。
以前お伝えした(※)とおりオーバルリフレッシュも進行中
- ダートリフレッシュが達成したのと同様の目標があり、特にダイナミックトラックとそのマルチグルーブの影響といったオーバルレースを構成するすべてのシステムの徹底的な評価とチューニングを行っている。タイヤとモデルに関しても同様に全般に進捗している。
サービス全体・ロードレーシングでも
- 雨とともに新天候システムも大幅に進歩年内にリリースしたいと考えている。
- 開発パイプラインには今週のイタリアツアーでスキャンしているミサノとムジェロを含むエキサイティングなコースが控えている。
I was trying to capture a nice screenshot for Tony's dirt development post and it did not go well pic.twitter.com/ckQpB3uqV1
— Alex Horn (@iRacingAlex) April 20, 2023
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