2022s4 リリースノート目次:
SIMULATION:
Windows Support
- iRacing Season 2022 シーズン 4 は Windows 8.1 をサポートする最後のリリースです。マイクロソフトは 2023 年 1月に Windows 8.1 のサポートを廃止します。
iRacing Companion App
- iRacing 2022 シーズン 4 の開始時に iSchedule は非推奨となります。
- iSchedule は今後アップデートされません。
- iSchedule の登録とログインは無効化されています。
- 2022/09/28 で iSchedule アプリは利用できなくなります。
- iRacing Companion App をダウンロードするためのストアページはこちら:
Documents
- いくつかの iRacing 公式の法律関係書類をフェイスリフトして書式を改良しました。
Teams
- 「Drive Fair Share/All Declared Drivers Must Drive」が選択されているチームセッションで、チームが失格とされないことがある問題を修正しました。
- ドライバーが最小の 1名が指定されている場合にルールが公平に適用されないことがありました。
Race Control
- レースセッションに遅れて参加するとドライバーがラップダウンになることがあった問題を修正しました。
- 単独走行予選において、ピットレーンでスタート/フィニッシュラインの手前に配置されても 1周をカウントしなくなりました。
Qualification Scrutiny
- 予選監視システムが更新され、2度目の違反で予選からの失格とは判定されなくなりました。代わりに、審判員が違反に気づくと直ちに黒旗が振られて、車両をリセットするまでラップが記録されなくなります。クリーンな運転を!
Engine
- 自動ピットスピードリミッターはグリッドやパレードラップでは使えなくなりました。
- パレードラップではどんな速度でもピットレーンから出られる必要があります。
AI Racing
- AI ドライバー達は以下の車両についてライセンスを取得してコクピット試験をパスしました:
- GTE Car Class
- BMW M8 GTE
- Chevrolet Corvette C8.R GTE
- Ferrari 488 GTE
- Ford GTE
- Porsche 911 RSR
- Lotus 49
- NASCAR Cup Series Next Gen Car Class
- NASCAR Cup Series Next Gen Chevrolet Camaro ZL1
- NASCAR Cup Series Next Gen Ford Mustang
- NASCAR Cup Series Next Gen Toyota Camry
- GTE Car Class
- AI ドライバー達は以下のサーキット及びレイアウトについて講習とコース上の試験にパスしました:
- Canadian Tire Motorsports Park
- Circuit des 24 Heures du Mans (both configs)
- Indianapolis Motor Speedway – IndyCar Oval
- Motorsport Arena Oschersleben (all four configs)
- Nürburgring Combined (24h, Short w/out Arena, and VLN)
- Nürburgring Grand-Prix-Strecke – BES/WEC
- Rudskogen Motorsenter
- AI ドライバーがブラックボックスに表示されるようになりました。
- ブラックボックスで AI ドライバーが表示されるときには AI アイコンで識別できるようになりました。
- AI 車両のタイヤ温度がより正確になりました。
- 伝統的で申し分のない iRacing AI ユニバーシティが夏休みとなる中、我々の AI ドライバー達は2022シーズン 4 リリースに向けて高く評価されている次のコミュニティ主導コースで学びました:
- コーナリングギアのリレーションシップ目標
- ブレーキ思考メカニズム: タイミングと継続時間と圧力
- 禅: ペナルティ消化術
- 車両サイズが追い抜きの可否に与える影響
- 注意: ピットインはトラックポジションを失う可能性!
- 衝突リカバリーとレーシングライン復帰
- 思い通りのピットアプローチ
- 素人のための社会常識とコーナリング剛性
- パレード先導者のなり方
- フルスロットルレーシング!
- ピットまでたどり着く 19 の方法
- 低いクラスの安全なオーバーテイク
- デジタル生命体のためのトラック スプライン解析
- David Kaemmer に聞くタイヤ ケア
- ピットサービス時間の最適化 – タイヤと給油
- 単独走行予選セッションの終わりに AI ドライバーがピットで止まらずにドアリブスルーしてしまう問題を解消しました。
- シムがクラッシュする問題を修正しました。
- AI ドライバーが以下の車両/クラスについてレーシングスキルを向上しました:
Touring Cars - Dallara P217
- Global Mazda MX-5 Cup
- Indy Pro 2000 PM-18
- Porsche 911 GT3 Cup (992)
- AI ドライバーが以下のコースについてレーシングスキルを向上しました:
- Chicagoland Speedway
- Circuit de Spa-Francorchamps – Endurance
- Daytona International Speedway – Oval
- Las Vegas Motor Speedway – Oval
- Martinsville Speedway
- Richmond Raceway
- Talladega Superspeedway
New Damage Model
- 新ダメージモデルのアルゴリズムが大幅に更新されました。衝突によるダメージは、衝撃の大きさではなく、衝突エネルギーに基づいて計算されるようになりました。
- 衝撃に関連するエネルギーがジュールで設定されたイールドや破断限界を超えると、曲がったり壊れたりするようになります。このようにして、以前の持続的なダメージが蓄積されてそのあとに起きる衝撃ジュールが影響を受ける車体パーツに追加されていきます。これにより、小さな衝撃が長期化したために破損させることができるようになりました。以前は、衝撃の大きさが衝突時の上限を超えたときにだけダメージや破損が発生しており、時間の経過とともに減じてリアルなダメージが少なく不安定な振る舞いに繋がっていました。
- 新ダメージモデルが有効な車両はすべて、このエネルギーダメージシステムを使用するようになりました。
- このシステム変更により、ダメージ属性の再計算に基づき、全ての車両の破壊リミットが全般に若干引き下げられています。
- 凹凸路面にメッシュが引っかかるのを防ぐアルゴリズムがアップデートされました。
- トラックの端の処理がより正確になりました。
- ヒンジ付きマウントやテザーにかかるフォースの問題を修正しました。
- ガレージにいるときにスプリングダンパーがダメージを受けることがあった問題を修正しました。
- シム世界に車両が置かれるときにサスペンションによって持ち上げられることがあった問題を修正しました。
- ピット内やシム世界に置かれるときに過伸張リミットに到達したらホイールがダメージを受けることがあった問題を修正しました。
Spotter
- iRAI ユニバーシティで講義を受けて英語のスキルが向上したスポッターは「one laps to green」と誤った複数形を使ったフレーズを使わなくなりました。
Graphics
- 動的/静的なキューブマップ アップデート数を削減しました。
Virtual Reality
- トラッキング喪失時に上下反転してしまうことのあった OpenXR の問題を修正しました。
- OpenXR で HMD トラッキングが正常に稼働していないのにシムを起動するとクラッシュすることのあった OpenXR の問題を修正しました。
- WMR ランタイムでモーションの再投影が有効化されていると 3D 画面がフリーズする OpenXR の問題を修正しました。
Visual Effects
- 全車両でウィンドシールドの反射についてアップデートしました。
- 芝やデブリで跳ね上げた砂煙が少し長く留まるようになりました。
- 全てのパーティクルエフェクトについて基本的な処理をアップデートしました。
Audio
- LFE (Low-Frequency Effects) バスシェイカーシステムが大幅に書き直されました。これらのアップデートが含まれます:
- LFE エフェクトはシムのマスターボリュームから影響を受けなくなりました。独立した LFE 自身のボリュームでのみ、フォースをコントロールするようになりました。
- 信号経路がクリーンナップされ、クリッピングを排除して歪みを追加していたコンプレッサーを取り除きました。これにより全てのエフェクトで信号バランスが変化します。変更を加えたらリミックスする必要があります。
- 新しい LFE エフェクトが様々なサウンドに追加されました: スターター, エンジンブロー, ロック, バックファイア, 新ピットスピードリミッターエフェクト, ロードノイズ
- 一部のアンプには入力信号にリミッターがあり、それが LFE エフェクトの歪みの原因となることがあります。入力信号がアンプのカットオフを下回るように -10 dB カットを追加する新しい LFE オプションが使えるようになりました。ButtKicker ブランドのアンプを使っている場合や一部のエフェクトが失われているように感じる場合には、この LFE オプションを有効にしてください。
- LFE システムでは、構成を簡略化するためにチャンネルを選択する機能が削除されました。デフォルトで、全ての LFE はサウンドカードに割り当てられたステレオフロントチャンネルで再生されます。ほとんどすべてのユーザーにとって、これが適切な設定方法となります。
- チャンネル割り当てのためには app.ini ファイルで [BassShaker] DisplayLFEChannels=1 とします。
- 全ての LFE バスシェイカーエフェクトに新しいハイパスフィルターを使えるようになりました。
- このシステムはデフォルトでは無効化されていますが、強すぎる共振周波数を持つシェイカーを鳴らしやすくするためにこのオプションを使用するには、app.ini ファイルで [BassShaker] freqPhysHighpass_Hz=-1 (-1 = 無効) に 25 などの正の値を設定します。25 Hz はコンサバな値なのでシェイカーが正しく動作しない場合は 50Hz まで上げてみてください。
- これら LFE システムに関するアップデートに関するより詳細な情報は、David Tucker によるメンバーフォーラムのこの投稿を参考にしてください: https://forums.iracing.com/discussion/comment/222965/#Comment_222965
- ペダルやゲームコントローラーのページャモーターの振動バランスを再調整しました。
User Interface
- ブレーキとスロットルの画面ゲージでブレーキとトラクションコントロールのドライビングエイドの効果を正しく表示するようになりました。
- フォースフィードバックの Strength スライダーのマウスオーバー ツールチップをアップデートしました。
Driving Aids
- ピット入口・出口の青いドライビング補助線が全てのロードコースに追加され、青コーンが置かれました。
Controls
- オプション画面のコントローラ割り当てセクションで、キーボードやステアリングホイール、マウスの他、デバイスのボタンなどすでに割り当てを行った操作を長押しすると、割り当てた箇所が点滅して判別しやすくなりました。
- テキストチャットウィンドウを開いていると、イグニッションスイッチが無効化されてしまう問題を修正しました。イグニッション オン/オフのトグル操作を問題なく行えるようになりました。
- ガレージ画面やオプション画面を開いているとコントロールが阻害される問題を修正しました。VR 用のリセンターボタンや、ガレージ画面やオプション画面のスクリーンショット撮影をボタンに割り当てできるようになりました。これはしばらくはコントローラのボタン入力でのみ機能します。キーボード入力では機能しません。
- ピットスピードリミッター作動中に車を降りるとシフトインジケーター付きのステアリングホイールが点滅する問題を修正しました。
Spotter
- スポッターメッセージがスペイン語パックに追加されました。
- Thank you, Ari Cejas!
Telemetry
- テレメトリ値「MemSoftPageFaultSec」が追加され、既存の「MemPageFaultSec」と共に P メーターで見つかるデータが完成されます。
- テレメトリ文字列「DriverCarIsElectric」がプレーヤーカーの YAML 文字列に追加され、各車に「CarIsElectric」が追加されました。
- 電動車両の場合、燃料量ライブテレメトリの単位は kWh となります。
- ステータスメーターのテレメトリがすべてゼロを出力していた問題を修正しました。
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