2021s3 リリースノート目次
SIMULATION:
Connectivity
- コネクション切断時の処理方法を改善しました。
- これはネットワーク接続不良を改善するものではありません。しかしこの変更により、問題の原因をより詳細に伝えるメッセージが表示されることがあります。場合によっては、切断された原因が解消されるまでの時間が大幅に削減でき、ユーザはより迅速に再接続できるようになります。
Cars
- ホストセッションを作成するとき、最大 8車種までの車両モデルを設定することができるようになりました。
- エンジンオイル冷却を調整して、低いエンジン回転数での温度上昇を大きくしました。高い回転数については今回の変更はありません。
Tracks
- すべてのトラックでコリジョンメッシュが再生成されました。
- iRacingトラック全体でタイヤスタックおよびタイヤラップのビジュアルアップデートが行われました。この韻は意図的なものではありません。
※英原文: A variety of visually updated tire stacks and tire wraps have been added throughout iRacing tracks.
Race Control
- オフトラック検知の新モード「四脱検知」が追加されました。
- iRacing の現行オフトラック検知システムは車両の半分以上がレーシングサーフェスから逸脱したかどうかを検出しています。新しい四脱検知システムでは、四輪すべてがレーシングサーフェスから逸脱したかどうかをチェックします。四脱検知システムがペナルティを課すまでには車両のより多くの部分がレーシングサーフェスから離れる必要があるので、より寛容なシステムとなっています。
- 四脱検知システムはケースバイケースで配備され、今回の初期リリースではスパ・フランコルシャンとレッドブルリンクの一部で有効化されます。今後、メンバーからのフィードバックとデータ収集によって四脱検知システムを適用するコースや場所を追加していきます。
- 四脱検知システムを使用するトラックでは、どこで四脱検知システムが有効化されているかの詳細がシム内の新しい Rules タブに表示されます。
- パレードラップをピットレーンから始めることになったドライバーに Closed Pit Exit ペナルティの黒旗が提示されることがあった問題を修正しました。
Dirt Racing
- ダートサーフェス、特にスロープ、バンプ、くぼみで、競争相手のタイヤがより適切に接地しているように表示されるようになりました。
- ストックカーのダートタイヤはすべて以前のバージョンに戻されました。
- この変更が影響するのは以下の車両です:
- ARCA Menards Chevrolet Impala
- NASCAR Cup Series Class Cars
- NASCAR Gander Outdoors Series Class Cars
- NASCAR Next Gen Series Class Cars
- NASCAR Xfinity Series Class Cars
- [Legacy] NASCAR Cup Series Class Cars
- [Legacy] NASCAR Nationwide Chevrolet Impala – 2012
- [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008
- [Legacy] NASCAR Xfinity Series Class Cars
- この変更が影響するのは以下の車両です:
Rallycross Racing
- ラリークロス車両で発進時のレブリミットにより、停車中にギアボックスで3速より下にダウンシフトできなくなることがあった問題を修正しました。
AI Racing
- AI ドライバーが以下の車両も運転できるようになりました:
- Porsche 911 GT3 R
- Street Stock
- 以下のコース/レイアウトで AI レースが行えるようになりました:
- Lanier National Speedway – Asphalt
- Lime Rock Park – Chicanes
- Lime Rock Park – West Bend Chicane
- Lucas Oil Raceway – Oval
- Okayama International Circuit – Short
- Oran Park Raceway (ALL except North B)
- Oulton Park Circuit (ALL)
- Red Bull Ring (All except North)
- South Boston Speedway
- Southern National Motorsports Park
- Summit Point Raceway (ALL except Oval and School)
- Thompson Speedway Motorsports Park
- Tsukuba Circuit (ALL)
- 以下の車両について、AI ドライバーがレーシングテクニックを向上させました:
- GT3 Class Cars
- GT4 Class Cars
- NASCAR Cup Series Class Cars
- SCCA Spec Racer Ford
- Skip Barber Formula 2000
- 以下のコースで、AI ドライバーがレーシングスキルを向上させました:
- Lime Rock Park – Grand Prix
- Long Beach Street Circuit
- Okayama International Circuit (ALL)
- AI ドライバーが四半期ごとの以下のカリキュラムを修了しました:
- TURN ONE: ホラーストーリーと君が学べること
- アレックス・フォスターの、ピットストール停車/発進ガイド
- 心配性を克服してパレードラップを楽しむことを学ぶために
- The Sides of your Car – そこにあるもの – 側方認識に関する 2021年の論文
- Handle With Care – 低いトラック温度でのロールオーバーを防ぐために
- レーシングラインをリカバリーするための重要な 3 ステップ
- ピットレーンの出入りを制する
- コーナーをホイールの回転に変換せよ
- 以下の AI 車両パラメータがアップデートされ、ユーザ車両との相関関係が改善します:
- NASCAR Cup Series Class Cars
Race Admins
- コーションとパレードラップに関する新しいアドミンコマンドが追加されました:
- !pacelaps (or !p for short) <+n|-n|n>
- コーションを +n 周追加したり、-n 周減らしたり、グリーンまで n 周に設定したりできます。
- コーションの長さが確定する最初のコーションラップ完了の時点まで、コーションの長さを調整することはできません。
- パレードラップの周回数はすぐに調整できます。
- !yellow は主にコーションを投じることが目的のコマンドですが、グリーンフラッグまであと 1周のときに利用するとスタート/リスタートを 1周遅らせるコマンドとして利用できます。これは !pacelaps +1 と同等です。
- !pacelaps (or !p for short) <+n|-n|n>
New Damage Model
- 新ダメージモデルが搭載されました:
- Formula Vee
- Street Stock
- 周囲の競争相手車両から外れたパーツが衝突可能になるまでの時間が大幅に短縮されました。
- これは遅延の大きな環境でローカルでの推測処理から生じるデブリとの衝突を減らすのに貢献します。
- 自分自身のカーパーツについては短縮されていません。
- 一部の車両では、タイヤのサイドウォールがトレッドとは異なる属性で調整されています。これらの変更によって、タイヤのどの部分に接触したかによってタイヤ対タイヤおよびタイヤ対物の接触がよりリアルになります。
- これらのタイヤの変更は以下の車両に適用されます:
- ARCA Menards Chevrolet Impala
- Audi RS 3 LMS
- Dallara IR18
- Indy Pro 2000 PM-18
- Skip Barber Formula 2000
- これらのタイヤの変更は以下の車両に適用されます:
- 一部の車両がピットでリセットを繰り返すことで跳ねるように見えていた問題が修正されました。
- スプリングダンパーが壊れた場合、かなり低くなるとホイールが過伸張制限に達する可能性があり、これを超えるとピットで修正されずにリセットすることを繰り返していました。
- 新ダメージモデル搭載車両への壊滅的なダメージを防ぐため、ラリークロストラックの一部の縁石がアップデートされました。
Original Damage Model
- 新ダメージモデル搭載車両をオリジナルダメージモデルで走行させた場合にダメージテクスチャが適切に表示されなかった問題を修正しました。
Rendering
- 特にトラック路面や車両で反射のハイライトが十分に明るく描画されなかった問題が修正されました。
- 特に日没時、太陽の動きでシミュレーション世界の光が明滅してちらつく問題が修正されました。
Visual Effects
- グラフィックオプションでスモークを無効化することはできなくなりました。
- タイヤスモークとダストがオーバーホールされました!
- スモークとダストのボリューム及びサイズが大気の水分量を元にチューニングされました。
- スモークのブレンドが改善しました。
- 砂ぼこりが消えていくのに向けてより多くの残留ダストが見えるようになります。
- ダートイベント中のダストのボリュームが大きくなりました。
- スパークエフェクトがアップデートされました。
- バックファイアとエキゾーストエフェクトが最適化されました。
- ダイナミックトラックシステムからデータを利用するためにかげろうを生成する平均トラック温度がアップデートされました。
- 岸沿いの速度低下や粗さの改善など、水のシェーダーがよりリアルにアップデートされました。水の反射も改善されました。
- 単独走行の予選セッション中にプレーヤー車両のスモークエフェクトが表示されない問題が修正されました。
Audio
- 路面のデブリのサウンドレベルとバリエーションを向上しました。
Pace Car
- Sedan Pace Car があらゆるトラックタイプで選択できるようになりました。
- ペースカードライバーは厳格なスタントドライビング講習を修了し、最終実技試験にもやすやすと合格しています。
- 物事の状態に関する広範な個別指導により、ペースカードライバーが固い壁を通り抜けようとする傾向が少なくなりました。
- 夜間のトラックで停車中の Sedan Pace Car がヘッドライトを誤って点灯してしまうことがあった問題が修正されました。
- バックファイアエフェクトが Sedan Pace Car から取り除かれました。😭
Spotter
- イタリア語スポッターパックがアップデートされました。Renzo A. Olivieri と Marco Arcidiacono に感謝。
Cameras
- より多くのカメラツール操作をジョイスティックのアナログ軸に割り当てられるようになりました。
- カメラを表示する「show camera」モードは永続的でなくなり、次にシムを起動した際にはオフとなります。
- 飛行船カメラ Blimp のオプションの最小低許容値がほぼゼロにまで小さくなりました。
- グループ狙いのカメラが揺れたり振動したりすることがあったロジックの問題を修正しました。
Controls
- ジョイスティックのキャリブレーションルーチンを更新しました。業界標準とは逆方向に動作する混合ペダルを含め、すべてのコントロールタイプをキャリブレーションできるようになりました。ジョイスティック軸の半分を別々の機能に割り当てる操作も大幅に改善しています。
- 新しい Thrsutmaster SF1000 ステアリングホイールのディスプレイのサポートが追加されました。シムのオプション画面で「Control LCD wheel displays」チェックボックスでオンとオフを切り替えることができます。シムで他にリアルタイム情報が表示されないのと同様、タイヤデータはピットで停車した際に更新されるコア温度と摩耗以外はステアリングディスプレイに送信されません。これを有効化するためには最新の Thrustmaster ドライバー 2.TTRS.2021 rc29 が必要で、iRacing で SF1000 を完全にサポートするにはドライバー及びファームウェアの更新が必要です。
- Logitech キーボードバックライトのサポートが再有効化されました。
- 最新の Logitech GHub または Logitech Gaming Software が必要です。
- Razer Chroma キーボードライトエフェクトで Razer Chroma RGB Controller とその他の Chroma Link 対応デバイスのサポートが追加されました。
- 一部の車両でセカンドブレーキとセカンドスロットルが無効になる問題が修正されました。
- 一部のアナログコントローラが入力ゼロを実現できない問題が修正されました。
Telemetry
- 新しいセッション文字列 「CarClassEstLapTime」が追加されました。
- この値はセッション内全車の推定ラップタイムを示します。この値はプレーヤ車両用の既存の「DriverCarEstLapTime」エントリーと一致します。
- 新しいテレメトリ値「CarIdxFastRepairsUsed」と「PlayerFastRepairsUsed」が追加されました。
- これらの値は現在のセッションで各参加者が使用したファストリペアの回数を記録します。これらはファストリペアの使用回数制限があるセッションでのみレポートされます。
- ABS が有効かどうかを示すブーリアン値「BrakeABSactive」が記録されるようになりました。
- 車両フィジクスで ABS が有効か、ドライビングエイドで ABS が有効化されているとき、この値は True を消します。車両フィジクスの ABS は以前のドライビングエイドと同様に LFE バスシェーカーを駆動します。
- NOTE: 現時点では以下の車両でのみ有効です:
- Audi R8 LMS
- Audi RS 3 LMS
- BMW M4 GT3
- BMW M4 GT4
- BMW Z4 GT3
- Cadillac CTS-V Racecar
- Ferrari 488 GT3
- Ford GT GT2/GT3 (ALL)
- Ford Mustang FR500S
- Global Mazda MX-5 Cup
- Kia Optima
- Lamborghini Huracán GT3 EVO
- McLaren 570s GT4
- McLaren MP4-12C GT3
- Mercedes-AMG GT3
- Pontiac Solstice (ALL)
- Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR
- Ruf RT 12R (ALL)
- VW Jetta TDI Cup
- [Legacy] Mazda MX-5 Cup & Roadster – 2010 (ALL)
- シミュレータのパフォーマンスメーターがテレメトリ経由で表示できるようになりました:
- FPS = FrameRate
- R = CpuUsageFG
- G = GpuUsage
- L = ChanLatency, ChanAvgLatency
- Q = ChanQuality, ChanPartnerQuality
- C = CpuUsageBG
- S = ChanClockSkew
- P = MemPageFaultSec
- F = SteeringWheelPctTorque
- これらの値の詳細はこちらを参照してください: https://support.iracing.com/support/solutions/articles/31000133494-meter-box-f-key-in-game-
- 「VidCapEnabled」: ビデオ/スクリーンショットシステムが有効なら True を返します
- 「VidCapActive」: ビデオシステムがディスクにレコーディング中なら True を返します
Screenshots
- 透かし入りスクリーンショット撮影にテンキーなしラップトップでアクセスしやすいように、テンキー上のEnterキーの代わりにバックスペースキーも使えるようにしました。
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