2021s1 リリースノート目次
SIMULATION:
Race Control
- コーションでレースが終了したとき、コーション中と同様にペースオーダーメッセージを受け取るようになりました。これによりレース終了後のコーション中の追い抜きで予期せぬペナルティが課されることを防ぎます。
- 通常のコーションを延長するのと同じように、スタートまで 1周の “one-to-go” 状態の間に Admin コマンド “!yellow” を投入することでローリングスタート前のパレードラップを延長することができるようになりました。
- 注: これはゼロ周目の延長であり、グリーンフラッグまでレース周回のカウントは開始されません。
- 先頭車両とグリッド最後尾の車両がスタート/フィニッシュラインの同じ側にいるときのピット出口オープンのディレイ時間の問題を修正しました。グリッドを横断する時間が計算され、結果としてピット出口で 2秒のホールド時間が生じることがあります。
- ゲインタイムペナルティが天文学的に誤って計算されて表示されることがあった問題を修正しました。
Track Surface Model
- 新しい対流係数と太陽定数の計算が追加されました。
- 一般的に、この結果トラックは車両からより多くの熱エネルギーを保持することになります。
Road Racing
- ドライビングラインのドライバーエイドが有効なとき、ロードコースに特有の合流路がある場合にはピット出口のドライビングラインが表示されるようになりました。
Dirt Racing
- 全てのダートレース車両のイグニッション点火に 1秒間のクールダウンが追加されました。
AI Racing
- 以下の車両が AI レースに使用できるようになりました:
- Dallara P217
- NASCAR Gander Outdoors Chevrolet Silverado
- NASCAR Gander Outdoors Ford F150
- NASCAR Gander Outdoors Toyota Tundra
- 以下のコース・レイアウトが AI レースで使用できるようになりました:
- Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Grand Prix
- Autódromo José Carlos Pace – Grand Prix
- AI ドライバーの実際のスキルパフォーマンスが低いレートで変動性が高まるよう調整されています。低いスキルレーティングの AI ドライバーは、パフォーマンスを発揮しにくかったり、ミスが多くなったり、コントロールを失ったり、ラインに乗れなかったり、さらにはクラッシュしてしまう可能性が高くなります。これはまだ学習中のドライバーをより適切にシミュレートします。
- AI ドライバーは以下のトレーニングを受講しました:
- 最適なレーススタート
- トラフィックの中でのピットイン
- 禅ドライビング: 接近戦で冷静さを保つ
- オーバルアドバンスドピット戦略
- ラテラルスリップ
- コーナーでのディフェンシブドライビング
- ピットイン&ピットアウト Tips & Tricks
- スーパースピードウェイ 101: 速く走るために
- AI ドライバーが以下の車両トレーニングを受講しました:
- Dallara F3
- Global Mazda MX-5 Cup
- Indy Pro 2000 PM-18
- Porsche 911 GT3 Cup (991)
- Skip Barber Formula 2000
- VW Jetta TDI Cup
- AI ドライバーが以下のコース・レイアウトでトレーニングを受講しました:
- Atlanta Motor Speedway – Oval
- Chicagoland Speedway
- Road Atlanta – Full Course
- Summit Point Raceway – Summit Point Raceway
- Tsukuba Circuit – 2000 – Full
- AI 車両パラメータを向上しました:
- NASCAR Cup Series Chevrolet Camaro ZL1
- NASCAR Cup Series Ford Mustang
- NASCAR Cup Series Toyota Camry
- NASCAR Xfinity Chevrolet Camaro
- NASCAR Xfinity Ford Mustang
- NASCAR Xfinity Toyota Supra
- 一部の AI ドライバーがスターティンググリッドを離れてすぐにステアして横に向かおうとするマインドエラーを修正しました。
Tires
- 新しいスペックのタイヤが様々な車両に適用されました。
- 今回の調整によってコンタクトパッチでのグリップの問題や車両が跳ね返る可能性のある低負荷スパイクの問題が修正されます。影響を受ける車両は以下の通り:
- Audi R18
- Audi R8 LMS
- BMW M8 GTE
- Chevrolet Corvette C8.R GTE
- Dallara F3
- Dallara IR18
- Dallara P217
- Ferrari 488 GT3
- Ferrari 488 GTE
- Ford GT GT2/GT3 (Ford GT GT3)
- Ford GTE
- Formula Renault 3.5
- Global Mazda MX-5 Cup
- Lamborghini Huracán GT3 EVO
- Lotus 79
- McLaren MP4-12C GT3
- McLaren MP4-30
- Mercedes-AMG GT3
- Porsche 911 GT3 Cup (991)
- Porsche 911 RSR
- Porsche 919
- Ruf RT 12R (Ruf RT 12R C-Spec & Ruf RT 12R Track)
- Street Stock
- VW Jetta TDI Cup
- Williams FW31
- [Legacy] Mazda MX-5 Cup & Roadster – 2010 (ALL)
- 今回の調整によってコンタクトパッチでのグリップの問題や車両が跳ね返る可能性のある低負荷スパイクの問題が修正されます。影響を受ける車両は以下の通り:
- ストックカーのショートオーバル用とロードコース用のタイヤが限界を超えたときの寛容さが増しました。影響を受ける車両は以下の通り:
- ARCA Menards Chevrolet Impala
- NASCAR Chevrolet Monte Carlo – 1987
- NASCAR Cup Series Chevrolet Camaro ZL1
- NASCAR Cup Series Ford Mustang
- NASCAR Cup Series Toyota Camry
- NASCAR Ford Thunderbird – 1987
- NASCAR Gander Outdoors Chevrolet Silverado
- NASCAR Gander Outdoors Ford F150
- NASCAR Gander Outdoors Toyota Tundra
- NASCAR Xfinity Chevrolet Camaro
- NASCAR Xfinity Ford Mustang
- NASCAR Xfinity Toyota Supra
- [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009
- [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet SS – 2013
- [Legacy] NASCAR Cup Ford Fusion – 2016
- [Legacy] NASCAR Nationwide Chevrolet Impala – 2012
- [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008
- [Legacy] NASCAR Xfinity Chevrolet Camaro – 2014
- [Legacy] NASCAR Xfinity Ford Mustang – 2016
- [Legacy] NASCAR Xfinity Toyota Camry – 2015
- エントリーリストがコンパウンド列でソートできるようになりました。
Aerodynamics
- ストックカーでサイドウォールに接近して得られる空力効果が与えられました。影響を受ける車両は以下の通り:
- ARCA Menards Chevrolet Impala
- NASCAR Cup Series Chevrolet Camaro ZL1
- NASCAR Cup Series Ford Mustang
- NASCAR Cup Series Toyota Camry
- NASCAR Gander Outdoors Chevrolet Silverado
- NASCAR Gander Outdoors Ford F150
- NASCAR Gander Outdoors Toyota Tundra
- NASCAR Xfinity Chevrolet Camaro
- NASCAR Xfinity Ford Mustang
- NASCAR Xfinity Toyota Supra
Track Specific Custom Competitive Setups
- 2021 シーズン 1 リリースでは、オフィシャルシリーズで予定される 12のレースごとに競争力のあるセットアップが提供されます。
- これらのセットアップはすべてのメンバーに競争力を高める機会を与えるために作成されました。これらは DWC ドライバーからコミュニティでリスペクトされるセットアップビルダーまで様々な背景を持つ iRacer によって作成されました。これらのセットアップがあれば、十分なスキルとシートタイムを持つドライバーはトップスプリットでコンペティティブになれるでしょう。
- Notes ページにはパラメータ調整に関する推奨事項が記されました。
- これらのセットアップは以下の車両に提供されます:
- ARCA Menards Chevrolet Impala
- Audi R18
- Chevrolet Monte Carlo SS
- Dallara F3
- Dallara IR-01
- Lucas Oil Off Road Pro 2 Truck
- McLaren MP4-30
- Modified – NASCAR Whelen Tour
- Modified – SK
- NASCAR Cup Series Chevrolet Camaro ZL1
- NASCAR Cup Series Ford Mustang
- NASCAR Cup Series Toyota Camry
- NASCAR Xfinity Chevrolet Camaro
- NASCAR Xfinity Ford Mustang
- NASCAR Xfinity Toyota Supra
- NASCAR Gander Outdoors Chevrolet Silverado
- NASCAR Gander Outdoors Ford F150
- NASCAR Gander Outdoors Toyota Tundra
- NASCAR Ford Thunderbird – 1987
- NASCAR Chevrolet Monte Carlo – 1987
- Porsche 919
- Super Late Model
- Silver Crown
Custom Competitive Setups
- 2021 シーズン 1 リリースでは、複数のトラックタイプ用に多くのカスタムセットアップを作成しました。
- これらのセットアップはすべてのメンバーに競争力を高める機会を与えるために作成されました。これらは DWC ドライバーからコミュニティでリスペクトされるセットアップビルダーまで様々な背景を持つ iRacer によって作成されました。これらのセットアップがあれば、十分なスキルとシートタイムを持つドライバーはトップスプリットでコンペティティブになれるでしょう。
- Notes ページにはパラメータ調整に関する推奨事項が記されました。
- これらのセットアップは以下の車両に提供されます:
- Audi R8 LMS GT3
- BMW M8 GTE
- Chevrolet Corvette C8.R GTE
- Dallara P217
- Ferrari 488 GT3
- Ferrari 488 GTE
- Ford GT GT3
- Ford GTE
- Lamborghini Huracán GT3 EVO
- McLaren MP4-12C GT3
- Mercedes-AMG GT3
- Porsche 911 GT3 Cup (991)
- Porsche 911 RSR
New Damage Model
- 新ダメージモデルが Dallara IR18 に搭載されました。
- 新ダメージモデルが使用されるとき、車体から外れた直後のパーツやタイヤの接触判定はなくなりました。
- これは重要なアップデートであり、レーサーにとっての公正の精神によって行われました。外れたパーツがローカルマシン処理の違いによってドライバーが目にするものと実際に起こることの間に重大な矛盾を生じる可能性があるためです。以前は、一部のドライバーが目に見えない外れたパーツにぶつかり、他のドライバーはそれらのパーツを通り抜けて影響を受けない、ということがありました。
- 今ビルドから、パーツが車両から外れるときには、パーツが別の物理オブジェクトとの接点から外れた 0.50 秒後 にその接触判定が無効化され、車両を含む他の物理体との相互作用を失います。
- このシステムはコーンなどのトラックオブジェクトに対しても実装されました。トラックオブジェクトがそのホームポジションから移動するとき、その接触判定は 0.50 秒後に無効化され、他のどのオブジェクトに対しても接触判定がなくなり、車両などの物理体との相互作用を失います。
- トラック路面と地形はこの処理の例外です。オブジェクトは常に地表とは接触判定を持ちます。
- 車両パーツやトラックオブジェクトが持つ 0.50 秒のクールダウン時間は、そのクールダウン中に地表以外の他のオブジェクトと接触するとリフレッシュされます。
- これは重要なアップデートであり、レーサーにとっての公正の精神によって行われました。外れたパーツがローカルマシン処理の違いによってドライバーが目にするものと実際に起こることの間に重大な矛盾を生じる可能性があるためです。以前は、一部のドライバーが目に見えない外れたパーツにぶつかり、他のドライバーはそれらのパーツを通り抜けて影響を受けない、ということがありました。
- 外れたカーパーツやタイヤとの衝突によってデブリの犠牲者やデブリの発生源に不利益を受けることはなくなりました。パーツをなくしたりぶら下がっている車両との衝突は変わらず、不利益が生じることになります。
- コリジョンポリゴンモデルが改善され、エッジが引っ掛かりにくくなりました。
- オブジェクトのコリジョンシステムは、ポリゴン数を抑えて処理を高速化するために実際のオブジェクトや路面よりも低解像度のポリゴンモデルを使用します。しかしながら、2つのコリジョンモデルが出会って引っ掛かるエッジを生成する際に問題が発生する可能性があります。この変更でエッジの計算方法が調整されてエッジがスムースになり、引っ掛かかりが生成される可能性が軽減されます。
- 新ダメージモデルで、サスペンションやホイールダメージのリペアアルゴリズムがアップデートされ、無断の月ロケット発射を防ぎ、より正確なダメージ状態が提供されます。
- 関連するコーナースプリング/ダンパーとともにンタースプリングとトーションバーが壊れるようになりました。また、サスペンションのみにダメージを負った場合にそれがホイールにもダメージを与えることはなくなりました。
- たわみを大きくして、ダメージを負ったスプリング/ダンパーの修理で車両が突然振動を始めることはなくなりました。以前は振動で車両コントロールができなくなったり、月面発射になったり、多くの場合にサスペンションが再び壊れてしまっていました。
- ホイールが外れて再取り付けすることが振動の原因となることはなくなりました。
- ホイールテザーのマウント位置をアップデートしました。
- これにより、外れる前の大きな衝撃で、テザーで繋がれたホイールがおかしな場所にずれてしまう問題を解消します。
- 車体パーツが外れるとき、場合によって大きすぎることがあるため、すべての破壊力を直接車体パーツに加えることはできなくなります。
- サスペンションダンパーレートが安全限界を超えたときにシムがクラッシュする可能性があった潜在的な問題を修正しました。
- 衝突試験で重なり合う三角形が多すぎるとシムがクラッシュする可能性があった潜在的な問題を修正しました。これは複数の複雑なオブジェクトで、またはとても速い速度で発生することがあります。
- 外れた車両パーツの影に関する問題を修正しました。
- 周囲の車両や AI 車両が、通常通り走行しているのに多くのスクレープサウンドが鳴っていた問題を修正しました。
Old Damage Model
- オールドダメージモデルのコリジョンインシデントレポートをアップデートして、インシデントがレポートされる前に、その表面が非レーシングマテリアルかどうかを確認するようにしました。
Pit Stop
- アニメーションシステムを最適化しました。
- ピットクルーのアニメーションに失敗することがあった問題を修正しました。
- タイヤアシスタントのピットクルーが T ポーズで固まることがあった問題を修正しました。
- チームの車がシミュレーション世界にない場合にピットクルーのタイヤが描かれていなかった問題を修正しました。
- ピットストップ中にバーチャルミラーからホイールが表示されなくなる問題を修正しました。
Rendering
- ゴーストや停止した影を示すフラッグが提示さ可能性があった問題を修正しました。
- 夜間に影がチラつくことのあった問題を修正しました。
- キャッチフェンスや樹木が透明な領域から不適切に太陽光を反射していた問題を修正しました。
- 地形やグランドスタンドなどのとても大きなオブジェクトで、静的なシャドウマップが適切な暗さで描画されていなかった問題を修正しました。
Lighting
- 周囲の夜間照明が調整され、全体的に照明と影が暗くなりました。
- スモークや埃にかかるスタジアム照明がアップデートされました。
Visual Effects
- コンクリートの衝突エフェクトが長すぎたのを修正しました。
Audio
- 全ての NASCAR 車両で車内のエンジンサウンドをアップデートしました。
- app.ini ファイルの [Audio] セクションに新しいスイッチ “xa2_mixToLFE=1” を追加しました。
- このスイッチで通常のゲームサウンドをデフォルトのサウンドカード上の LFE チャンネルにミキシングしないようにできます。両方を同じオーディオチャンネルで出力するときにゲームオーディオが LFE バスシェーカーエフェクトに干渉するのを防ぐことができます。
Controls
- XInput を検出するための新しいメソッドがジョイスティックで有効になりました。
- app.ini ファイルの [Force Feedback] セクションの joyEnableVibratePedalBinary 設定が、新しい “joyVibratePedalMinPct=10” と “joyVibratePedalMaxPct=90” に置き換えられました。
- これらの新設定値を使用すると、ペダルが振動し始める最小ロックアップ量とペダルが100%振動する最大ロックアップ量を設定できます。設定に基づき、ペダルが振動しすぎるなら最小値を上げ、振動が弱すぎれば最大値を下げます。
- 以前の状態をシミュレートする場合、古いバイナリモードはどちらも 30% で設定してありました。
- お使いのデバイスがサポートしている場合、ペダルだけでなくホールやゲームパッドの振動にも影響を与えることに注意してください。
- これらの新設定値を使用すると、ペダルが振動し始める最小ロックアップ量とペダルが100%振動する最大ロックアップ量を設定できます。設定に基づき、ペダルが振動しすぎるなら最小値を上げ、振動が弱すぎれば最大値を下げます。
Spotter
- ロシア語スポッターパックが追加されました。
- このスポッターパックのサポートは Dmitry Eniseev によって提供されました。
- シミュレータはキリル文字の表示をサポートしていないため、現時点では音声のみのスポッターパックです。
Video Capture
- D3DGear 最新ビデオキャプチャ API にアップデートされました。
- シャットダウン時にロックアップすることのあった問題が修正されます。
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