Drive Through Penalty

17というインシデント制限について再考しよう、インシデント値やその制限について再考しよう、というフォーラム・トピックで議論が行われていましたが、iRacing がとる新しい方向性が示されました。

http://members.iracing.com/jforum/posts/list/300/3611127.page#11135080

ざっくり意訳するとこんな感じでしょうか。

インシデント制限は、言うなればもともとは危険運転を排除するために他車とのクラッシュを繰り返すドライバーを失格処分にするためのものでした。その先にはプロテスト・システムがあり、セーフティ・レーティングがあり、その基盤にはスポーティング・コード-競技規約-があり、安全運転を意識させる意図によるものでした。

しかし、長時間のレースが開催されるようになり、また特にスパ・フランコルシャンのようなコースでは、オフ・トラックによるインシデントが嵩み、単なる安全運転とは別種の問題が生じました。

そのため、競技規約に反してレーシング・サーフェスを走らないオフ・トラックを一定数行った場合には、ドライブ・スルー・ペナルティを科す方向で検討しています。

レース・コントロール担当エンジニアの手が空き次第、高い優先度でそれにあたってもらうことになるでしょう。このプロジェクトが進捗すればまたお知らせします。

オフ・トラックの性質は問えないでしょうから、一律的なしきい値が設定されることになるでしょう。それでも、そのレース中に科される罰則によってある程度は、意図的なオフ・トラックを抑えることはできるでしょう。うまく働くとよいのですが。