Release Notes
2016s1 ビルドは 2015/12/08 夜(日本時間)からのメンテナンス明けにリリース予定でしたが、通常でもシーズンアップデートは大きくなるところ、大きな新コンテンツのリリースと、技術基盤の更新もあり、いつもより切り替えに手間取ったようでサービス停止が続きました。この記事のアップ直前に再開されたようですが、まだ接続しにくい状態のようです(そして再びメンテへ)。
ということで、2016 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳しましたので、待ち時間にどうぞ。
追記: なお、ダウンロード自体はこちらから行えます(購入操作は別)。再びメンテ入りしたことで、ダウンロードページ自体は多少軽量になったようです。
http://members.iracing.com/download/member/home.jsp
2016s1ビルドのハイライト
- 古いデータのアーカイブ
- IPv6対応
- ピット共有によるセッション参加台数上限の拡大
- Dynamic Trackのアップデート
- Netcodeのアップデート
- タイヤウォーマーと空気圧測定値の変更
- メモリスライダーの拡大
- グラフィック最適化によるフレームレート向上
- パーティクルシステムPopcornFX
- Logitech ARXサポートの改訂
- McLaren MP4-30、サーキットへのDRSゾーンの追加
- Nurburgring – GrandPrix, Nordschleife
- Southern National Motorsports Park
Special Notice:
アップデートのインストール後、グラフィック設定で「Render Car First」オプションを無効化してください。多くのトラックで問題が発生する原因となっています。これに関するパッチを間もなく提供できる予定です。
※2015/12/13追記: まもなくリリースされるパッチでこの設定は無効化されるようですが、近い将来、この設定でフレームレートを向上できるようになる日がくるはずです。
Website
- チームシリーズのStatsページに車両アイコンを追加しました。そのシリーズでチームが使用している車両明細が表示されるようになりました。
- レースのないセッションをホストするとき、ピットが拡張/共有され、セッションに多くの車両が参加できるようになります。
- iRacingを友人に紹介しやすくするため、My Accountページに「Refer A Friend」セクションを用意しました。
- IPv6が有効な場合、PingウインドウにIPv6アドレスが表示されるようになりました。また、シムでIPv6接続を有効化できる、IPv6接続の切り替え設定をセッティングパネルに追加しました。
- テストモードの「At Night」チェックボックスが以前の状態を記憶するようになりました。
- 「Share on Facebook」リンクをすべて削除しました。
- Regional Statsとダッシュボードページを削除しました。
- ホストセッションでの重量ハンデで、値以外に「undefined」と表示されていたのを修正しました。
- トーナメント編集画面が使えなくなることがあったのを修正しました。
- 「Join a team session」画面にあったいくつかの問題を修正しました。
- What’s Hotページの「More Info」セクションに車両情報が誤って表示されていたのを修正しました。
- ユーザー所有コンテンツ数を正しく取得できずに発生していた問題を修正しました。
Billing
- リーグ作成の課金処理で、確認画面に正しい価格が表示されていなかった問題を修正しました。
Paint Kit
- ペイントスキーマがデフォルトにリセットされてしまう問題に対して、セーフガードを実装しました。
Data
- 古いセッションの詳細データはこのビルドのリリースと共にアーカイブされます。過去のリザルト自体にはアクセスできますが、現行データとして設定した3年分より以前、つまり 2013年より前のデータについては、ラップチャートや周ごとのラップ情報などは確認できなくなっています。また、ドライバー自身が参加していたスプリット以外は表示されなくなります。
Simulation
- シムとサーバーでIPv6をサポートするようになりました。コンピュータがIPv6接続をサポートするとき、IPv6 over IPv4トンネリングを使うよう設定することができます。コンピュータがIPv6接続を持っていないのにIPv6設定を有効にしたとき、または接続したレースサーバーがIPv6対応とされていないとき、シムはIPv4で接続します。双方でIPv6がサポートされていて、ユーザーがIPv6を使う設定にしているときにのみ、サーバー接続にIPv6が使われます。何らかの理由で失敗したときでも、IPv4での再試行は行われません。サーバー接続にどのプロトコルが使われているかは、レイテンシ表示(デフォルトでは「L」キー)で確認できます。Ping/qualityメッセージでも、どのプロトコルが使われているか表示されます。
2015/12/12追記: IPv6がサポートされたサーバーファームは現状USのみ。 - 一度チームと関係しない観戦モードで接続した後、チームの一員としてセッションに参加できなくなる問題を修正しました。
Dynamic Track
- トラック上のマーブルはプレーヤーの車両にも他の車両にもすぐに同様に影響するようになり、後に続く車両がこういったデブリの影響を受けるのをシミュレートできるようになりました。
- デブリはプレーヤー車両のタイヤに乗り、そして適切な場合に飛ばされます。これはそういった場所を走ったあとも、タイヤが芝/砂利/土/マーブルを放出することを意味します。
- セッション開始数分前に数か所で行われるトラック温度計測をシミュレートし、セッション開始時のレーシングライン温度をトラック温度としてInfoタブに表示するようになりました。
- クライアントごとの状況によって何を送らせるかを調整できるように、サーバーがトラック状態をブロードキャストする方法を向上させました。
- 不要なコードによってレンダリングされないようにしてダイナミックトラックのパフォーマンスを向上しました。
New Netcode
- より多くのデータをすべての車両とやり取りできるようにいくつかのネットコードをアップデートしました。これによってピットリミッターの使用状況、DRSウイングの状態、ERSワーニングライトなど、各車両の情報をより活用できるようになります。
- 追加で送信されるデータによって増加するネットワーク帯域は、サーバーからシムへの方向で、ネットワーク速度設定が「128K以上」の場合に 約 12% 108kbits/秒まで、「256K以上」の場合に 約 9% 142kbits/秒まで、となっています。ネットワーク速度設定は My Account ページの Preferences セクションを確認してください。
Garage
- タイヤウォーマーが使える車両は、Garageではタイヤウォーマーが使われます。このことから、「Cold Pressure」としていた項目名は「Starting Pressure」に改められました。iRacingセットアップはこの変更に応じて調整されました。適切な場所で適切に高温時の空気圧をキープできるよう、既存のセットアップでは空気圧を上げる必要があるでしょう。Cold Pressureからの変更はおおよそ以下のとおりです。
- Aston Martin DBR9 GT1 = +3.0 psi
- BMW Z4 GT3 = +6.5 psi
- Chevrolet Corvette C6.R GT1 = +3.0 psi
- Ford GT GT3 = +6.5 psi
- HPD ARX-01c = +5.0 psi
- McLaren MP4-12C GT3 = +6.5 psi
- Ruf RT 12R Track = +6.5 psi
- Williams-Toyota FW31 = + 5.0 psi
- タイヤウォーマーのない車両では、Garageで設定した空気圧でピットから出ることになります(以前は少し高い空気圧でした)。iRacingセットアップはこの変更によって調整されていますが、既存のセットアップについては概ね +1.5 psi の調整が必要になるでしょう。
- Garage画面でクラッシュするレアな問題を修正しました。
Loading
- 32bit/64bit両システム上で使用されるシステムメモリを最適化しました。
Rendering
- 新しいグラフィックオプション「Render Car First」が追加されました。デフォルトで有効となっており、自車コクピットを先に描画することでフレームレートの向上につなげます。
※パッチリリースまで、このオプションを無効化することが推奨されています。
- 新しいグラフィックオプション「Two Pass Trees」が追加されました。これが有効化されると、エンハンスドツリーモデルを持つトラックではその出現時の処理を向上するために 2 pass レンダリングが使われます。現時点では、2 pass ツリーは Southern National Motorsports Park と Nurburgring でのみ使われています。
- ビデオメモリスライダーで 4GBまで指定できるようになりました。
- ビデオメモリリソースの作成順序が向上し、シムが読み込み中にいくつかのGPUリソースの退去と復元を行わないようになりました。この変更によって、シムの起動により多くのメモリが必要とならないようにし、アドレス空間に制限のある32bitシステムでレースセッションを起動するのに必要となる仮想アドレス空間を削減することができました。
- さらなる最適化によって 3画面レンダリングのパフォーマンスが向上しました。
- 64bitシステムでは、システムメモリのスライダーバーを 8GB まで上げられるようになりました。32bitと64bitのシステムメモリスライダー設定は renderer.ini で区別されるようになりました。64bitシステムにおいては、デフォルトでは PCにインストールされたメモリサイズより 2GB 少なく設定されますが、2GB から 8GB の間で指定することができます。
- グラフィック自動設定が大きく改訂されました:
- 多くのシステムで、パフォーマンスクラスの分類がより良く行われるようになりました。
- 分類システムにおいてデスクトップ解像度が検討材料に加わりました。とても高い解像度でデスクトップを使用しているとき、パフォーマンスのため、自動的に少し低い解像度を選択することがあります。
- パフォーマンスクラスごとの設定を改訂しました。
- 64bitで実行されているとき、新しい64bitシステムメモリスライダーが設定されるようになりました。
- 32bit OSでは32bitシステムメモリスライダーをとても高く設定することをしないようになりました。以前は 2000MB を選択することがありましたが、多くの32bit OSはデフォルトではプロセスごとに 2GB までの仮想アドレス空間を提供しないため、デフォルトでは 1200MB だけを指定するようになりました。
- デフォルトの解像度として、デスクトップ解像度と合致する、幅 8192ピクセルを選択できるようになりました(以前は横方向は 1920ピクセルが選択された)。
- 遮蔽物に隠れたオブジェクトを描画しない Occlusion Culling 機能に多くの向上があります。トラック路面やウォール、半透明オブジェクトが Occlusion Culling となり、トラックサイドオブジェクトの閉塞状態もとても速く検出し、大きなロードコースでコーナリング中のフレームレートが向上します。また、新しいオプション「VisibilityFrameDelay」が renderer.ini に追加されており、Occlusion Culling 機能のパフォーマンス向上のために使う CPU時間を指定できます(0= 遅延なし, 5= 5フレーム)。
- ピクセルシェーダーが有効なとき、大きな頂点ではデフォルトで圧縮が有効となり、システムメモリ/ビデオメモリの要求サイズを削減します。renderer.ini で「CompressedVertices=0」とすると、これを無効にできます。
- app.ini で「CPUMeter=1」が指定された場合の Comm UIに前景/レンダラーの Rバー、GPU時間の Gバー、の 2つのバーが追加されました。また、app.ini で新しいオプション「CPUMeterAsText=1」が指定されると、CPU メーターはミリ秒でテキストに書き出します。
- ナイトトラックでの車両の環境反射を行うPBRシェーダーを改訂しました。PBRシェーダーには他のいくつかの修正と改良も加わっています。
- カメラ切り替えで Occlusion Culling 機能が 80フレームの間無効化されてしまう問題を修正しました。
DirectX 9
- DX9 自動設定が PBRシェーダーを含むようアップデートされました。
PopcornFX
- PopcornFX は iRacing が採用した新しいパーティクルシステムで、車両のオーディオ/ビジュアル体験を大きく改良します。スモークの雲や芝の欠片、、マーブルやスパークといったものすべてに関わります。可能なら、あなたのコンピュータでグラフィック設定を最大まで上げてハイパーリアルなレースを体験してみてください。
- PopcornFX はレース体験において次の向上をもたらします:
- 車両ボディにぶつかる新しいスパーク
- 車両ごとにカスタマイズされ、オーディオと合致するバックファイア
- タイヤ全周から出現する高密度のスモーク
- 車両にぶつかって音のするトラック上のデブリ – 砂利、土、芝、マーブル
- レース中、コース全般で小さな埃や芝の葉、小石やラバーマーブルといったデブリを拾い留め、捨てるより現実的なタイヤ
Audio
- すべての車両で、ロールしたり削れたり、速度による変化やスキッドなどのタイヤサウンドをチューニングしてアップデートしました。
Opponent Cars
- 他車のサウンド、スキッド、スモーク、ステアリング精度など、ドライバー自身の車両と一貫性があるようにアップデートされました。
Physics
- Zeroプレッシャーの剛性計算をアップデートしてより現実的になりました。
2015/12/11, 12/12追記: 空気の抜けきった空気圧がゼロの状態でも、タイヤカーカスはその形状を保とうとする硬さがあるもの。タイヤモデル自体ではそこまでモデリングされていないようですが、そこに付け加えられる計算処理をアップデートして表現がアップデートされたようです。タイヤが大気圧より低い空気圧のときに、以前のビルドよりも硬さ・タイヤ圧があるようになったとのこと。
Turbo Model
- ターボモデルをアップデートし、より高い標高での正確性を増しました。
Weather
- 天候が持続するセッションにランダムで使われる空テクスチャのために、指定できる天候パラメータを増やしました。
Pit
- ロリポップマンの左手が浮いていたのを修正しました。
Shared Pit Stalls
- イベントにおいて、ピットを共有することでピット数以上のドライバー数が参加できるようになりました。
- Open Practice(レースなし)セッションをホストするとき、60台まで(とても小さなトラックでは60を少し下回ることがあります)が同時に接続/走行できるようになります。
- レースを含む場合でも、最大ピット数に制限されることはなくなり、スターティンググリッド数で制限されることになりました。今回のアップデートでは、ピット数とグリッド数が同じとされているトラックがほとんどですが、いくつかの大きなトラックでは最大60台をサポートするようにしました。
- ホスト設定画面で、最大ドライバー数ドロップダウンに黒字でピット数が表示されるときは共有されるピットがないことを、赤字で表示される数値は共有されるピットの数を意味します。
- ピット共有があるセッションは、複数のドライバーでピットを共有することができます。この実装方式では、同時に複数のドライバーがピットストールを使えます。他の車が自分のピットにいるとき、フェードアウト表示されてピットを見えやすくします。他のピットに複数台のマシンがいるときには、それぞれが描画されます。
Replay
- リプレイで他車のステアリングホイール角度がおかしかったバグを修正しました。最も顕著に表れた例として、まっすぐ走っている車両でステアリングが切られていることがありました。
Controls
- 最新のFanatec APIを実装しました。最新ドライバーでのディスプレイの問題が修正されます。
- 不適切に初期化されたステアリングホイールが初期化済みと応答しないよう、ステアリングホイール初期化チェックをアップデートしました。
- Direct Inputデバイスは生成後に初期化テストを強制し、ハングしたステアリングホイールがリセットできるようにしました。
- 駐車中のステアリングホイールの振動が抑えられるようになりました。新しいフリクションダンパーは 15mph以下で働きます。オプション設定画面で「Dampen Oscillations」がチェックされている場合、フォースレベルも 50% に減少されます。
- ステアリングホイールの振動ダンパーを調整できるようになりました。app.ini [Force Feedback] セクションで、steeringDampingFactor=0.05, steeringDampingParkedMaxPercent=0.20, steeringForceParkedPct=0.50 が調整できます。トルクの大きなステアリングホイールでは、steeringDampingFactor を小さくする必要があるかもしれません。トルクの小さなステアリングホイールでは、steeringDampingFactor を 0.10 に高めることができます。一般的には、これらの設定を変更する必要はありません。
- ダンパーは新しいフリクションダンパーへと置き換えられました。設定画面のダンピングスライダー調整は、ステアリングホイールが出力できる最大フォースをカットオフするものです。ギア駆動のステアリングホイールでは、 5~20% に設定すると、全体的なフォースフィードバックの感触に影響を与えることなく、ホイールの重量感を加えることができます。app.ini で [Force Feedback] dampingSliderSetsFriction=0 と設定し、ダンピングスライダーを古いダンパー設定とし、app.ini [Force Feedback] steeringDampingMaxPercent=0.0 で新しいフリクションダンパーを制御すれば、古いダンパー挙動に戻すこともできます。
Macros
- 「!invert」コマンドを追加しました。設定のオンオフ切り替えが行えます。
例:「#!lf」左前タイヤ交換フラグを切り替えます - タイヤ空気圧調整に+/-のサポートが追加されました。
例:「#lf +3psi」左前空気圧を 3ポンド追加
以前の例:「#lf 14psi」空気圧を 14psiに設定 - 給油量の微調整コマンドを追加しました。あらかじめ設定されている給油量に対する増減の指示です。
例:「#fuel +5g」もう 5ガロン足して給油しよう
Telemetry
- 新しいテレメトリ値が追加されました:
- dpFWingAngle – ピットでのFront Wing Angle 調整
- dpRWingAngle – ピットでのRear Wing Angle 調整
- dpFUFangleIndex – ピットでのFront Upper Flap Angle調整
- dpRrPerchOffsetm – ピットでのRight rear spring Pearch Offset 調整
- dpLrWedgeAdj – ピットでの Left rear spring Wedge 調整
- dpRrWedgeAdj – ピットでの Right rear spring Wedge 調整
- YawNorth – 北からの相対的なヨー方向
- TrackTempCrew – 数か所計測されたトラック温度の平均値
- 新しい SessionString パラメータが追加されました:
- DriverInfoaceCarIdx: より簡単にペースカーを識別できます。
- DriverInforivers[]:CarIsPaceCar: and DriverInforivers[]:CarIsAI: 誰と競争しているか簡単に分かります
- WeekendInfo:TrackNorthOffset: 車両の向きと風向を合わせられます
- WeekendInfo:TrackCleanup: セッション中にトラックがクリーンナップされたことを合図します
- WeekendInfo:TrackDynamicTrack: トラックでダイナミック路面モデルが使われていることを通知します
- SessionString SessionInfo:Sessions[]:SessionTrackRubberState: セッション開始時にどれだけラバーがのっているか通知します
- PitSvFuel の単位をキログラムからリットルに変更し、それ以外の燃料関連テレメトリ値と合うようにしました。
- lfTireColdPressPa, rfTireColdPressPa, lrTireColdPressPa, rrTireColdPressPa を変更し、最後に計測された空気圧ではなく、保留中のタイヤ空気圧に変更するピット作業のログを記録するようにしました。これによってブラックボックスでの変更をモニターできます。
- 指定された車両がシム内に登場していないとき、 CarIdxF2Time が不正な値を返すバグを修正しました。
- CarIdxF2Time に関する問題を発見、現在のセッションの残り周回数がより正確に反映される新しいパラメータ SessionLapsRemainEx を追加しました。古いパラメータは念のため残されています。
ARX
- ARXコードを大きく書き換えました。これによって古いARXテンプレートとの互換性がなくなったため、以前の作成者はデータアクセスについて作業しなおす必要があります。
- Brass Monkeyサポートは完全に取り除かれました。Logitech ARXがこれに代わります。
- 以前はスタート時に一度更新されるだけでしたが、Session string はライブデータとしてアップデートされるようになりました。
- ARX はサブセットを使うのではなく、全メモリ変数を取得するようになりました。ARX は iRacing API に従うことになります。
- iRacingARX.js と iRacingARXctrl.js の 2ファイルは自動的に提供されますが、それらを編集したい場合にはそれらの独自コピーを配置することもできます。
- Javascript ヘルパーライブラリは iRacingARX.js と iRacingARXctrl.js の 2ファイルに含まれ、自動インスタンス化される irARX クラスと irARXctrl クラスの両方で全機能が利用できます。
- ARXの詳細や、シムから送信されるプライベートデータは完全に隠されます。iRacingARX.js ファイルを使うだけで、iRacing と連携するプロジェクトを作成できます。
- ドライビング操作の取り扱いロジックは iRacingARXctrl.js ファイルに分離されました。iRacingARX.js には依存しないため、ドライビング操作に関して実装しないのであれば、プロジェクトからオミットすることができます。
- 以前はどんな html ファイルでも許容されましたが、index.html ファイルが必要になりました。
- ARXライブラリ、デバッガ、iOSでの実行について、いくつかの小さな問題が解消されました。
CARS
Aston Martin DBR9 GT1
- フェンダーとノーズへの衝撃でダメージを負う可能性を低減しました。
- テクスチャで使用するメモリ量を削減しました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
BMW Z4 GT3
- フロントウインドウシールドが反射しすぎていたバグを修正しました。
- Garage画面でリア車高とクロスウェイトに悪影響していたダンパーをアップデートしました。数値が不安定で減衰が大きくなることがあったのが原因です。リアの低速側減衰を小さくして不安定さを削減しました。
- 使用されるタイヤチェンジャーを 2から 1に変更されました。タイヤ交換は 内側前、外側前、外側後ろ、内側後ろ、の順で行われ、およそ 27秒かかります。
- PBRシェーダーを使用するようになりました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Cadillac CTS-V Racecar
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Chevrolet Corvette C6.R GT1
- フェンダーとノーズへの衝撃でダメージを負う可能性を低減しました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Chevrolet Corvette C7 Daytona Prototype
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Chevrolet Monte Carlo SS
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Dallara DW12
- オーバル用の最大タイヤ空気圧制限を上げました。
- デフのランプ角が正しく働くように修正しました。
- V6タイヤモデルとなりました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Ford GT
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Ford GT GT3
- 使用されるタイヤチェンジャーを 2から 1に変更されました。タイヤ交換は 内側前、外側前、外側後ろ、内側後ろ、の順で行われ、およそ 27秒かかります。
- セットアップをアップデートしました。
Ford Mustang FR500S
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- エンジンサウンドがアップデートされました。
Holden Commodore VF V8
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Indycar Dallara circa 2011
- オーバル用の最大タイヤ空気圧制限を上げました。
- V6タイヤモデルとなりました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
HPD ARX-01c
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Kia Optima
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Legends Ford ’34 Coupe
- テールパイプに合うようにバックファイアの位置を調整しました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Lotus 49
- PBRシェーダーを使用するようになりました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Lotus 79
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Mazda MX-5 Cup circa 2015
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Mazda MX-5 Roadster circa 2015
- タイヤサウンドをアップデートしました。
McLaren MP4-12C GT3
- 使用されるタイヤチェンジャーを 2から 1に変更されました。タイヤ交換は 内側前、外側前、外側後ろ、内側後ろ、の順で行われ、およそ 27秒かかります。
- PBRシェーダーを使用するようになりました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
McLaren MP4-30
- 新車が追加されました! McLaren MP4-30 Formula 1 は、DRS、ERS、MGUといった最先端システムを搭載したレースカーです。
Modified – SK
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Camping World Chevrolet Silverado
- 重心を少し調整しました。
- シャシーのねじれが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Camping World Toyota Tundra
- 重心を少し調整しました。
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR K&N Pro Chevrolet Impala
- シャシーのねじれが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Nationwide Chevrolet Impala circa 2011
- シャシーのねじれが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Sprint Cup Chevrolet Impala COT circa 2013
- シャシーのねじれが追加されました。
- 他車の車高表現を向上しました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
NASCAR Sprint Cup Chevrolet SS
- シャシーのねじれが追加されました。
- 他車の車高表現を向上しました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Sprint Cup Ford Fusion
- シャシーのねじれが追加されました。
- 他車の車高表現を向上しました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Sprint Cup Toyota Camry
- シャシーのねじれが追加されました。
- 他車の車高表現を向上しました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Truck Series Chevrolet Silverado circa 2013
- 重心を少し調整しました。
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR Whelen Tour Modified
- シャシーのねじれが追加されました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR XFINITY Chevrolet Camaro
- シャシーのねじれが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR XFINITY Ford Mustang
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
NASCAR XFINITY Toyota Camry
- シャシーのねじれが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Pontiac Solstice
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Radical SR8
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Riley MkXX Daytona Prototype
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Ruf RT 12R AWD
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Ruf RT 12R RWD
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Ruf RT 12R Track
- 使用されるタイヤチェンジャーを 2から 1に変更されました。タイヤ交換は 内側前、外側前、外側後ろ、内側後ろ、の順で行われ、およそ 27秒かかります。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Ruf RT 12R C-Spec
- オイルがオーバーヒートする原因となっていた問題を修正しました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
SCCA Spec Racer Ford
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Silver Crown
- 左前タイヤの温度が計測されないバグを修正しました。
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Skip Barber Formula 2000
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Sprint Car
- 左前タイヤの温度が計測されないバグを修正しました。
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Star Mazda
- 重心と慣性を調整して実際の重量配分により合致するようになりました。
- タイヤコンパウンドをアップデートし、フィーリングとグリップのキャラクターを向上しました。
- Garage 画面でのエアロダイナミクスの計算処理をアップデートしました。
- エアロダイナミクスをアップデートしました。
- 高速時のアンダーステアが劇的に減少しました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Street Stock
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
Super Late Model
- シャシーのねじれが追加されました。
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
V8 Supercar Ford Falcon circa 2012
- バックファイアサウンドが追加されました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
VW Jetta TDI Cup
- タイヤサウンドをアップデートしました。
Williams-Toyota FW31
- アンチロールバー(ARB)を調整し、コーナリング中に大きな角度が付いて硬くなることなく適切にフラットになるようにしました。
- タイヤサウンドをアップデートしました。
- セットアップをアップデートしました。
TRACKS
Autodromo Jose Carlos Pace
- 全レイアウトにDRSゾーンが追加されました。
Autodromo Nazionale Monza
- 全レイアウトにDRSゾーンが追加されました。
Circuit of the Americas
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Grand Prix, West
Circuit Gilles Villeneuve
- DRSゾーンが追加されました。
Circuit Park Zandvoort
- Grand PrixレイアウトにDRSゾーンが追加されました。
Circuit de Spa-Francorchamps
- スタートグリッドに 60台まで並べるようになりました。
- 全レイアウトにDRSゾーンが追加されました。
Daytona International Speedway
- スタートグリッドに 60台まで並べるようになりました。
Donington Park Racing Circuit
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Grand Prix, National
Indianapolis Motor Speedway
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Road, Moto Grand Prix
Mid-Ohio Sports Car Course
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Full, Chicane
New Hampshire Motor Speedway
- ロードコースのターン2 でコーンが浮いていたのを修正しました。
Nurburgring
- 新しいトラックが追加されました! ドイツの伝説のロードコースで、iRacingにおける最長最大のトラックとなりました。多くのレイアウトがあり、学習や向上には月単位の期間で必要となるでしょう。また、ロードレーシングスキルを磨く場としても活用してください。
- このトラックはとても大きいです。そのため、2つのパートに分けられています。Grand Prixパッケージを購入すれば、グランプリコースを使ったレイアウトを走行できます。Nordschleifeパッケージを購入すれば、北コースを使ったレイアウトを走行できます。そして両パッケージを購入した場合には、これらを組み合わせたレイアウトも走行できます。
- Nordschleife の Tourist レイアウトは「Bridge to Gantry」のタイム計測をサポートします。ピットレーンの制限速度はレーストラックの幅全体となっているので、制限区域をあまり早く走行してしまうと黒旗を掲示されてタイムが記録されません。黒旗を受けた場合、次のタイム計測周回の前に、ピットスピードまで減速してペナルティをクリアする必要があります。
- Nordshleifeの特性から、コースの学習中にクラッシュする度にまたピットから走り出すのは大変です。この救済として、Nordschleifeレイアウトでは「reset stalls」と呼ばれる場所が設定され、リセット操作の際には最後に通過した「reset stall」から走行できるようになっているので、その場所から学習を再開できます。この「reset stall」はテスト及びプラクティスのみで有効で、それ以外では、リセットで通常どおりピットからの走行となります。「reset stall」から走行を始めるときには、他の車両がせまっていないか確認して先に行かせるようにしましょう。
- スタートグリッドには 60台まで並べます。
- Grand Prix サーキットを使う全レイアウトにDRSゾーンが設定されています。
Okayama International Circuit
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Full, Short
Phillip Island Circuit
- DRSゾーンが追加されました。
Road America
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Full, Bend
Road Atlanta
- Full レイアウトにDRSゾーンが追加されました。
Sebring International Raceway
- スタートグリッドに 60台まで並べるようになりました。
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: International, Modified
Silverstone Circuit
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Grand Prix, Historic Grand Prix
Sonoma Raceway
- ドラッグコース沿いのバンプを修正しました。
Southern National Motorsports Park
- 新しい 4/10 マイルオーバルトラックが追加されました! North Carolina の Southern National Motorsports Park はオーバルレーサーには素晴らしいトラックです。
- スタートグリッドには 60台まで並べます。
Suzuka International Racing Course
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Grand Prix, Moto
Twin Ring Motegi
- TV2 カメラのバグを修正しました。
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Full, East
Virginia International Raceway
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Full, North, East, West
Watkins Glen International
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Full, Full (No Loop), Classic, Cup Circuit
Circuit Park Zandvoort
- 以下のレイアウトにDRSゾーンが追加されました: Club, National, Grand Prix, Chicane
Comments