Release Notes
2012 シーズン3 ビルドのリリースノートを以下に和訳しました。
Website
Hosted Sessions
- Gridding – マルチクラスイベントにおいて、グリッド順に関する3つ目のオプション”One class per car – grid all cars in a class together”が追加されました。ドライバーの予選タイムだけでグリッドが決定されるのではなく、予め各クラスがグリッドに並べられる順序が全体的なマシンの能力に基づいて予め決められます。
- Weight Penalty – マシンクラスごとに、重量ペナルティを指定できるようになりました。今回のリリースで指定できるのは正の値で最大250kgまでとなっています。KG PENALTY、LB PENALTYとラベル部分をクリックして指定単位をキログラム(kg)とポンド(lb)で切り替えることができます。データベースにはキログラム単位で保存されるため、単位系を切り替える都度、精度が失われることがあります。
Notifications
- メンバーサイトフッタ部の通知アイコンがアップデートされ、より目立つようになりました。通知ボックスのスタイルを改良しました。
Leagues
メンバーサイトにビルトインされたリーグセクションで、リーグを作成したり参加できるようになりました。リーグはレーサーに同好のグループで仕立てたレースの場を提供し、そのための組織とディスカッションを行うソーシャルハブとしても機能します。各リーグ内にレースシーズンが作られ、スケジュールされたレースがあり、チャンピオンシップランキングを競ったり、いつでもカジュアルでワンオフなレースを開催したりすることができます。
この機能には、新しい LEAGUES リンクからアクセスできます。
この機能で最初に目にするのは、LEAGUE DIRECTORY = リーグ一覧画面です。オープンにメンバーを募集中のリーグと、募集をしていないリーグはJoinボタンの表示で見分けられます。リーグに参加するには、Joinボタンをクリックしてリーグ管理者に申し込みを行います。
リーグを作成する場合は、右上にある大きな”CREATE A LEAGUE”ボタンをクリックします。次に表示される画面でリーグの名前を指定してSaveをクリックすれば($10 の課金が発生します)、リーグが作成され、メンバーを招待したりレースシーズンを作成したりできるリーグ管理ウイザードが表示されます。
より多くの機能が提供されていますので、この機能について簡単にチェックするには、次の動画を参照してください。
https://www.youtube.com/watch?v=NOriRMFpwsc&feature=plcp
Simulation
Graphics/UI
- マウスオーバーによるヘルプを追加しました。現在は、オーバルマシンのガレージ画面でセットアップ項目のヘルプと、グラフィックオプションの各項目のヘルプが追加されています。
- Direct3D 9が 4GB以上のテクスチャメモリを使うような場合でもメモリ節約策を講じるようにしました。
- バッテリー駆動時用のFPS制限値を別に指定できるようになりました。
- ドライビング中にマウスカーソルを常に非表示にするのではなく、無操作で自動的に非表示となるようにしました。
- セカンダリモニタでマウスホイールのスクロールが動かなくなるバグを修正しました。
Spotter
- ダメージを伝えるスポッターメッセージはChattynessがHighに設定されている場合にのみ再生されます。
- リーダー/ペース・ポジションのメッセージはChattynessがMedium以上に設定されている場合に再生されます。
- サスペンションのダメージしきい値を 0.5 から 0.8 に上げ、たくさん聞かれていた ‘you’ve got wheel damage’ メッセージの再生度合いを下げました。
- SPCC_N21 から SPCC_N99 メッセージをオプションとして、カスタムスポッターで必要に応じてオーバーライドできるようにしました。
Telemetry
- ピットストップ及び車内でのマシン調整がテレメトリログに記録されるようになりました(dcBrakeBias など)。
- ショックのたわみをライブテレメトリで有効にしました(LFshockVel など)。
- シフトインジケーターの回転数をテレメトリ出力するようになりました。
- shiftIndicatorPct変数は廃止、session stringで定義されたDriverCarSLFirstRPMに置き換えられます。
- ピットストールの位置をsession stringで定義されたDriverPitTrkPctとして出力するようになりました。
- ギアのグラインドをテレメトリ出力するようになりました(ShiftPowerPct、ShiftGrindRPM)。
Controls/Force Feedback
- シムを終了させたときにG27シフトライトがスタックしないようになりました。
- G27シフトインジケーターをよりリニアに調整しました。
- 全てのマシンのシフトインジケーターデータを搭載しました。
- Fanatec製ハンドルでギア/ピットリミッターが表示されるようになりました。
- Fanatec CSWハンドルでシフトインジケーターライトが点灯するようになりました。
- Fanatecのペダルでブレーキアシストがオンのときにロックした際にバイブレーションするようになりました。
- app.ini [misc] enableWheelDisplay=0 とすることでホイール上の表示を全てオフにできます。
- FFBハンドルでは、マシンによる最大回転角をFFBで再現します。app.ini [misc] steeringBumpStopDeg = -1 とすればこの機能を無効化でき、この値を調節して回転ストッパーの硬さを調整することもできます。
- 新しい app.ini [misc] steeringFFBLinearForce=0 設定を 1 に設定すると、小さなフォース発生トルクをブーストする機能をオフにすることができます。FFBフィールに影響するので注意が必要です。
※訳注: ロジテックG25などではフォース信号が送信されていてもそのレベルが小さいときには実際にフォースを発生しない問題があります - 新しい app.ini [misc] steeringFFBBaseOffset=0 設定で FFBモーターに最小のフォースを出力できるようにします。この設定はFFBデッドゾーン問題を抱えているドライバーのニュートラル付近のハンドルの反応を向上します。0.05から0.15の設定値(5%から15%)が標準的です。
- Look left/rightにジョイスティックを使ったとき、そのデータをならすようにしました。
- ジョイスティックの認識を向上してFanatec CSWハンドルにあるような小さなジョイスティックで良い結果を得られるようにしました。
Garage
- ガレージ画面にNOTESタブを追加して、セットアップについての記述を残せるようにしました。セットアップに保存されます。
Physics
- デトロイトロッカー自動デフロックが正しくアンロックされないバグを修正しました。この変更はNASCAR全車でターンイン時の性格が変わったことから分かります。
- クラッチが滑っている間、エンジントルクが後方への荷重移動を2倍生成していたのを修正しました。
Black Box
- F3ブラックボックスでピットレーン内のマシンを減光表示するようになりました。
Cars
- 以前は同じパッケージだったChevrolet Impala SS 2009とChevrolet Impala Class Bをそれぞれ単独のパッケージに分離し、Chevrolet Impala SS 2009はChevrolet National Impalaと名前を変更しました。本ビルド前にパッケージを購入していたメンバーは両車を保有しますが、今後購入するメンバーはそれぞれ購入する必要があります。
- マシンへのナンバー表示方法を調整して、文字間が詰まるようになりました。主に傾いた字体に作用します。
Chevrolet Corvette C6R
- 最大ブレーキトルクをタイヤがロックするぐらいまで減少させました。
Chevrolet Impala
- タイヤをアップデートして、リミットに対して寛大に感じるようになりました。新しくより多くのタイヤスタッガーが適用されています。
- 新しく受け取ったデータによってエアロダイナミクスがアップデートされました。
- グリルテープは10%単位で設定できるようになりました。
- デトロイトロッカー自動デフロックのバグ修正によってロック/アンロック動作トルクがより良く適合するようになりました。
Chevrolet Impala Class B
- タイヤをアップデートして、リミットに対して寛大に感じるようになりました。新しくより多くのタイヤスタッガーが適用されています。
- 新しく受け取ったデータによってエアロダイナミクスがアップデートされました。スーパースピードウェイでドラッグがわずかに減少しています。
- グリルテープは10%単位で設定できるようになりました。
- デトロイトロッカー自動デフロックのバグ修正によってロック/アンロック動作トルクがより良く適合するようになりました。
Chevrolet Monte Carlo SS
- エアロフォースが他のハイレベルストックカーと同様に作用するようになりました。ハンドリングは依然として同様か変更には気づかない程度です。
Chevrolet National Impala
- 新しく受け取ったデータによってエアロダイナミクスがアップデートされました。
- エンジンパワーをNASCARスペックにアップデートしました。
Chevrolet Silverado
- タイヤをアップデートして、リミットに対して寛大に感じるようになりました。新しくより多くのタイヤスタッガーが適用されています。
- 新しく受け取ったデータによってエアロダイナミクスがアップデートされました。
- デトロイトロッカー自動デフロックのバグ修正によってロック/アンロック動作トルクがより良く適合するようになりました。
- メーター類がSpek gaugesになりました。
- ロールバーカメラを更新しました。
Dallara IndyCar
- オーバルトラックでステアリングに加わる力を減少させました。
- ガレージでのギア比選択時にスピードをより正確に見積もるようにしました。
- ドラフティングパフォーマンスを全てのトラックタイプにおいて向上しました。
Ford Falcon FG01 V8
- ステアリングのパワーアシストを増加させました。
- キャスターの制限値をより現実的な範囲へと減少させました。
- タイヤデグラデーションを増加させました。
- エンジンの燃費が削減されました。
Ford Mustang FR500S
- コリジョン領域の硬さ、減衰、強さをアップデートしました。
Legends Ford ’34 Coupe and Rookie
- サスペンション、シャシー、タイヤ、ベースラインセットアップについてフィジクスをリフレッシュしました。
Lotus 79
- スリップストリーム内でのラジエータ閉塞効果が減少されました。
- マシンがごく接近した際に発生するエアロオーバーステアが減少されました。
Modified – SK and Tour
- New Tire Modelを搭載しました。それと共にサスペンション、シャシー、タイヤ、エアロとベースラインセットアップのフィジクスをリフレッシュしています。
- ガレージでのセットアップ項目を追加しました: track bar heights, ballast adjustment, steering ratio, bump/rebound
Pontiac Solstice and Rookie
- New Tire Modelを搭載しました。それと共にサスペンション、シャシー、タイヤ、エアロとベースラインセットアップのフィジクスをリフレッシュしています。
Riley MkXX Daytona Prototype
- ステアリングのパワーアシストを増加させました。
- New Tire Modelを搭載しました。それと共にサスペンション、シャシー、タイヤ、エアロとベースラインセットアップのフィジクスをリフレッシュしています。
- メーター針とナンバー光が重なって表示されていたのを修正しました。
Williams-Toyota FW31
- イナータ機構の内部にあったバグを修正しました。イナータの範囲は積算ステップの制限を満たすまで減少されました。
- 最大ブレーキトルクがわずかに増加しました。
Tracks
- フラッグマーシャルがスタート/フィニッシュラインに追加され、グリーン、イエロー、ホワイト、チェッカーフラッグが振られます。初期の実装ではライブタイミングのみに制限され、リプレイでは表示されません。またVertex Shadersが無効にされているとフラッグマーシャルは表示されません。リプレイでのフラッガー表示やコーナーでのフラッグマーシャルは将来のアップデートで実装予定です。
- 古いトラックの照明効果を最新のものと適合するように調整しました。その違いは微細です。
- 更新されたトラック路面シェーダーが以下のトラックに追加されました:
Barber Motorsports Park, Circuit de Spa-Francorchamps, Indianapolis Motor Speedway, Iowa Speedway, Thompson Speedway, Watkins Glen International
Barber Motorsports Park
- 給油所が正しく表示されるように修正されました。
Charlotte Motor Speedway
- ピットロード出口を修正してマシンが路面より沈むことのないようにしました。
Darlington Raceway
- ブラックボックスでピットリクエストを設定する際の問題を修正しました。ピットレーンの中央部分の塗装ラインがピットレーンではなくレース路面とされていました。
Daytona International Speedway
- Muscoライトの欠如を反映して夜間照明を調整しました。
Infineon Raceway
- Indyレイアウトのバンプ/継ぎ目を修正しました。
- FostersレイアウトでのFPS向上のため、縁石モデルを調整しました。
- 仕様の問題でターン1 でコンクリートに設定されていた箇所がアスファルトに修正されました。
- ターン5 のサンドトラップの継ぎ目を修正しました。
Oxford Plains Speedway
- ターン2 出口インフィールドの芝の継ぎ目を修正しました。
New Smyrna Speedway
- Muscoライトの欠如を反映して夜間照明を調整しました。
Suzuka International Racing Course
- 西コースのバグを修正して、14番から23番のピットストールでも周回が正しくカウントされるようになりました。
USA International Speedway
- カメラセットを更新していくつかのカメラの問題を修正しました。
- 新しい最大最小レースラインを作成してレースグルーブが広がりました。
- tv1_00 カメラのマニュアルフォーカスをオフに修正して、フロントストレッチでのピンボケがなくなりました。
Virginia International Raceway
- ピットロード外側のセーフティトラックの位置を地形上に沿うように低くしました。
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