Release Notes
2012 シーズン1 ビルドのリリースノートを以下に和訳しました。
Website
Hosted Sessions / Tournaments
- ホストセッションで、指定したクラブメンバーだけが参加できるようなオプションを追加しました。展開/省略表示が可能な「OPTIONAL SETTINGS」内にある「Entry Requirements」セクション内で、「Only allow drivers from selected clubs」をチェックすると、クラブを指定したり追加することができます。これによってクラブ対抗戦などが盛んになることを望んでいます。
- ホストセッション管理者をホスト登録時に指定することができるようになりました。この設定も「OPTIONAL SETTINGS」内の「SESSION ADMINS」セクションで行え、以前管理者に指定したメンバーやフレンドリストから選択したり、ドライバー名で検索して指定できます。
- ホスト一覧の「Join a Race」ページでは、自分がグリッドに付く予定のトーナメントセッションが表示されるようになりました。以前はトーナメントセッションが起動するまでは表示されず、トーナメントのリザルトページを見ないと次のラウンドに出走できるのかは分かりませんでした。このアップデートによってメンバーはレースを計画しやすくなるでしょう。
- 「Host a Race」ページはデフォルトで前回設定内容を読み込むようになりました。
Personal Stats Page
- ドライバープロフィールセクションをリニューアルしました。
- ドライバーキャリア(iRating, ttRating, ライセンスクラス)を示すチャートセクションを追加しました。1プロット1週間で描かれており、データは毎週終わりとなる月曜午後(標準時)に取得されます。デフォルトではキャリア全体が描かれており、マウスで一部を選んで拡大表示することもできます。拡大した際に表示される「view results」リンクをクリックすれば、キャリア変動の元になったオフィシャルレースのリザルトを表示することもできます。拡大中に「reset chart」リンクをクリックすれば、デフォルトの表示に戻せます。
*サービスイン当初はこの機能やリザルト表示などが一時的に無効化されているようです
Forums
- メンバーの投稿にはそのメンバーのiRacing歴を示すバッジが表示されるようになりました。現在は、iRacingサービスに加入してからの年数によって、1年以上、2年以上、3年以上、4年以上、5年以上、の5つのレベルでバッチが用意されており、同じバッジがメンバーサイトの個人プロフィールページにも表示されます。
My Racers – Incoming Friend Requests
- これまではひとつずつしか行えませんでしたが、複数のフレンド申請をまとめて承認/否認することができるようになりました。数名の有名ドライバーには有用でしょう。
Miscellaneous
- Race/Testパネルの色やサイズを変更しました。
- グローバル設定パネルから、陳腐化した「sessions」パネルを削除しました。
- TrackおよびCarページに「Add to Cart」ボタンを追加しました。このボタンはそのコンテンツを所有していないときにだけ表示されます。
- オーダー履歴ページにギフト履歴セクションを追加しました。このページではあなたが贈ったり受け取ったギフトを見ることができます。
Simulation
New Tire Model
- タイヤの縦/横両方向のダンピングフォースを向上しました。負荷の敏感さに作用するカーカスの捻り方向の堅さについても向上しています。縦横方向に変化するフォースをまとめる処理にあった大きなバグを修正しました。これらの変更は全てのマシンに予測可能で向上したタイヤフィールをもたらします。
- Star Mazda, Radical SR8, Riley Daytona Prototype, Williams FW31に新規にNTMを搭載、既にNTMを搭載していた14車種についても向上をはかり、この新しいタイヤモデルを搭載するマシンは以下の18車種となりました。
Chevrolette Corvette C6R
Chevrolet Impala
Chevrolet Impala Class B
Chevrolet Monte Carlo SS
Chevrolet Silverado
Ford GT
HPD ARX-01c
Legends Ford ’34 Coupe and Rookie
Mazda MX-5 Cup and Roadster
Radical SR8
Riley Daytona Prototype
Skip Barber Formula 2000
Spec Racer Ford
Star Mazda
Street Stock
Williams-Toyota FW31 - NTMを搭載するマシンがドライブ中にタイヤスモークを生じるようになりました。
- NTM搭載車種の既存セットアップには変更作業が必要となるでしょう。良いベースラインセットアップが全車に提供されているので、これらをロードしてからセットアップを始めることもできます。例によって、NTMではブレーキングでのスピンを防ぐために、NTMでは以前のモデルよりもフロントよりのブレーキバランスが必要となるでしょう。また、車高、空気圧、キャンバーの調整も必要でしょう。
Graphics
- 最新のDirectXインストールが必要になるケースがあります。iRacingUpdaterがこれらの更新が必要かどうかを自動的にチェックし、必要ならDirectXセットアップを起動します。アップデート後のシム起動時にd3dx9_43.dllやd3dx9_31.dllが存在しないとするエラーが発生した場合は、以下のリンクからDirectXの更新をダウンロード・インストールしてください。
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=35 - より新しいバージョンのHLSLシェーダーコンパイラを利用するようにグラフィックエンジンを修正しました。多くのGPU、特にDirectX 10対応のGPUがこの新しいコンパイラに対応しています。nVidia 7900シリーズなどの古いGPUを使用している場合には、Advanced Graphicsオプションの「use DX10 optimizer」をオフにして、以前のコンパイラを利用するよう設定する必要があるでしょう。DirectX 10対応GPUを使用していて、デフォルトでは「use DX10 optimizer」が有効になっていなければ、この設定を有効にしてみてください。
- 多くの表面マテリアルで反射エフェクトを向上しました。
Telemetry
- 自分のピットストールでだけログ出力されるようになりました。他のピットストールで停止しても出力されません。
- フィジクスの初期化処理が終了するまで、iRSDKヘッダのファイナライズを遅延させます。
Controls
- ペダルのキャリブレーションを行ってもブレーキカーブ設定がリセットされないようになりました。
- オートマチックシフトを有効にした場合、ユーザがHパターンシフターを選択していてもシフトチェンジされるようにしました。
Voice Chat
- ボイスチャットのボリューム変更が表示されないことがあったバグを修正しました。
Cameras
- デフォルトカメラセットではaim-at-groupのみ更新します。
- マシンがいくらか逆向きに回転したときにコクピットカメラで生じた狂いを修正しました。
Administrator Commands
- adminコマンド「spchat」「nspchat」を追加しました。レース中の観客チャットをon/offします(デフォルトはon)。
Race Control
- ジャンプスタートペナルティが課されないことがあったバグを修正しました。
- Prototype & GT ChallengeとGrand AMシリーズのグリッドをクラス順としました。
Spotter
- スポッターがより多くの情報、エンジンスモーク、エンジンダメージ、ホイールダメージ、ペースカー情報、レースリーダー情報(ピットインした等)、停車したり低速なマシンが居た場合にはその情報、レース進行情報(あと10周、レース終了など)を伝えるようになります。またペナルティで黒旗を消化するための情報も提供します。
- 追加で、セッティングタブで選択したラップタイムまたはラップスピードをコールします。
- app.ini の [SPCC] reportLapsPrecision=3 といったエントリでラップタイムを何桁までコールするか、また [SPCC] reportLapsMinute=1 といったエントリでは何分何秒または秒数だけのどちらでコールするかを選択できます。
- セッションの区切りごとに燃料見積をリセットすることで、嘘の燃料使用量をコールしないようにしました。
Sounds
- 1速やリバースに無理にシフトするとトランスミッションが音を立てます。
- クラッチを踏まずにシフトを抜いてニュートラルにしようとするとノイズが発生することがあります。
- シフトサウンドを新しくしました。
- ギアが痛む音を向上しました。
- Chevrolet Corvette C6R, Dallara IndyCar, Ford GT, HPD ARX-01c, Williams-Toyota FW31のサウンドを更新しました。新しいタイヤ、ウインドサウンドが含まれます。
- クラッシュサウンドを新しくしました。
Garage
- ガレージの車検では、日中は車検に通るセットアップが夜には通らなくなるトラック路面温度ではなく、とりまく環境の気温がタイヤに作用するように変更しました。
Drafting
- ドラフティングに関するエアロモデルを改訂し、スーパースピードウェイのパック走行を大きく向上しました。この向上はスーパースピードウェイに限らず、すべてのマシンとすべてのトラックで感じることができるでしょう。
Brake Modelling
- ほぼすべてのマシンに、ブレーキ温度モデルが追加されました。ブレーキローター表面が熱くなると赤く燃えるようになります。日中は摂氏約750度を越えると赤く燃えますが、夜間は摂氏650度程度となります。
- 現時点では、物理的な効果として実装されているのは、NTM搭載マシンのブレーキローターがホイールリム内に熱を放射することだけです。古いタイヤモデルではホイールリム温度をモデリングしていないのでこの効果も実装されません。ブレーキの熱がモデリングされていない場合と比べると、熱くなったブレーキはホイールリムを熱し、タイヤ内の空気を熱することで空気圧をいくらか上昇させます。
- 現在これらのマシンはブレーキヒートモデルを搭載していませんが、近日中に搭載予定です。
Chevrolet Monte Carlo SS, Lotus 79, Street Stock. - 現在これらのマシンにはブレーキはモデリングされていますが、赤く燃えるブレーキローターが実装されていません。しかし近日中に搭載予定です。
Spec Racer Ford, Pontiac Solstice.
Cars
- ペイントキットに新しいスポンサーが追加されました。
Doghouse Systems
Simxperience
Nascar Hall of Fame - 昨シーズン亡くなったメンバーGary W. Clarkを追悼するデカールをセカンダリスポンサーに追加しました。
Chevrolet Corvette C6R
- このマシンが使用するコンピュータリソースを減少させ、マルチクラスレースでのパフォーマンスを向上させました。
Chevrolet Impala
- タイヤの最大空気圧を80 psiに制限しました。
- スーパースピードウェイで極端な車高によるエアロダイナミクス変化を再調整しました。
- スーパースピードウェイでの2カータンデムでのドラフティングについて、(2012年デイトナテスト以前の)トレンドを反映しました。
- スーパースピードウェイではレブリミットを増やしました。またエンジンのクーリングについて調整されました。
- タイヤとフェンダーの適切な位置にGoodyearロゴが貼られるようになりました。
Chevrolet Impala Class B
- タイヤの最大空気圧を80 psiに制限しました。
- スーパースピードウェイで極端な車高によるエアロダイナミクス変化を再調整しました。
- スーパースピードウェイでの2カータンデムでのドラフティングについて、(2012年デイトナテスト以前の)トレンドを反映しました。
- スーパースピードウェイではレブリミットを増やしました。またエンジンのクーリングについて調整されました。
- タイヤとフェンダーの適切な位置にGoodyearロゴが貼られるようになりました。
Chevrolet Impala SS 2009
- NASCAR K&Nシリーズのレギュレーションに合わせてエンジン仕様とギア比を更新しました。
- タイヤとフェンダーの適切な位置にGoodyearロゴが貼られるようになりました。
Chevrolet Silverado
- タイヤの最大空気圧を80 psiに制限しました。
- スーパースピードウェイで極端な車高によるエアロダイナミクス変化を再調整しました。
- スーパースピードウェイでの2カータンデムでのドラフティングについて、(2012年デイトナテスト以前の)トレンドを反映しました。
- スーパースピードウェイではレブリミットを増やしました。またエンジンのクーリングについて調整されました。
- タイヤとフェンダーの適切な位置にGoodyearロゴが貼られるようになりました。
Ford GT
- このマシンが使用するコンピュータリソースを減少させ、マルチクラスレースでのパフォーマンスを向上させました。
HPD ARX-01c
- このマシンが使用するコンピュータリソースを減少させ、マルチクラスレースでのパフォーマンスを向上させました。
- 外部エンジンサウンドのうちスロットルオフ時のサウンドファイルについて回転数が誤っていたものがあったのを修正しました。
- LMSの最低重量レギュレーションに準じてマシン重要を増やしています。
Radical SR8
- 新タイヤモデルを搭載しました。
Riley MkXX Daytona Prototype
- 新タイヤモデルを搭載しました。
- ダイブプレーンの効果を減らしたので非常に有用になるでしょう。
Star Mazda
- 新タイヤモデルを搭載しました。
- フロント/リアウイングはより正確なエアロダイナミクスを持ちます。
- 空力的なドラッグを10%減少させました。
- 大きなオーバルで使用できるより高いギア比を追加しました。
Williams-Toyota FW31
- 新タイヤモデルを搭載しました。
- グリッドでのレブ打ちでエンジンブローしていた問題を修正しました。
- エアロダイナミクスによるサイドフォースをわずかに改良しました。
- タイヤウォーマーの温度を下げました。
- 実際のトラックスピードに対応してギアスピードテーブルを向上しました。
Tracks
- いくつかのレイアウトで路面ジオメトリのバグがあったのを修正しました。これによってDarlingtonのハイラインが不可思議にバンピーとなっていたのも修正されました。
- トラックの路面表現に使われるポリゴン数について向上しました。トラック路面のいくつかの部分でポリゴンが少なすぎることがあり、マシンからシャドウボリュームが路面に掛かったときにはっきりと面が見えてしまっていました。
- 多くののトラックで、目立つ突起が生じてしまい、高解像度のはずが中程度の解像度となってしまうバグを修正しました。
Darlington
- 特にターン1と2にあったハイラインの酷いバンプが修正されました。
Daytona International Speedway
- ライティングと空が新しくなりました。
Kentucky
- 排水溝がなかったのを追加しました。
- Legends ovalのペーススピードを落としました。
Laguna Seca
- 最後の直線から2番目の大きなバンプを修正しました。
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