Release Notes
2011 season 3ビルドのリリースノートを和訳します。
Web編です。
以下、続きをどうぞ。
Website
Race Panel Changes
- マシン表示部とJoinボタンなどのセッションボックスとの間にMPRインジケータを追加しました。
- 出走リンクをクリックしたとき、そのセッションで走行するトラックとレースパネルに表示されていたトラックが異なるときに、確認画面が表示されるようになりました。レースウィークの切り替わり時期に思っていたのと違うトラックで困ることのないよう配慮されたものです。
Driver Stats
- Driver Statsページにアクティブドライバーのみを表示するチェックボックスが追加されました。
訳注:メンバーシップを継続中のドライバー
Divisions
- iRatingによるDivision分離方法を調整しました。これまでは各Divisionで「ドライバー数」が同じになるような手法でしたが、新しい手法は各Division内のドライバー間の競争がよりコンペティティブになるようにバランスさせるものです。この手法では、いくつかのDivision(たいていは中間のDivision)が大人数となり、またいくつかのDivision(高いまたは低いDivision)は少人数となるでしょう。
Hardcore Mode in Hosted Sessions
- 使用できるドライバーエイドを指定してホストセッションを作成できるようになりました。”Host a race”ページの”Click here for more settings”リンクをクリックすると表示されるポップアップで”Disallow all driving aids (but clutch assist OK)”や”Allow all driving aids”を選択できます。ドライバーエイドが有効なセッションでは、ドライバー自身がOptions画面でドライバーエイドを有効にすればそれを利用できるようになります。
Join a Race Page Reorganization
- レースへJoinするページを再構成して、起動待ちや拒否されたセッションについてページ上部ではなく、下方に表示するようにしました。また、拒否されたセッションの表示をデフォルトの8時間から30日間に拡大することもできます
Hosted Sessions
- “lone qualifier”(単独走行となる予選セッション)を含むとき、周回数と同様に時間(分)を指定するようになりました。これにより予想より早く予選セッションが終了してしまうことを避けられます。もし2周の予選を30分以上で設定した場合、2周走行するタイミングを30分の間のどこででもJoinできるようにもなります。以前は、このタイプの予選では予選開始前にJoinしておく必要がありました。
- レース長を周回数だけ、時間(分)、周回数と時間(分)、で指定できます。以前は、周回数だけでレース長を指定していても、全周回を満たせずに終了となったりすることがありました。
- ナイトモードを有効にしてホストセッションを作成した後で、”Using last settings”ボタンをクリックした後でナイトモードのないトラックに変更してもうひとつのセッションを作成したとき、システムがナイトモードでホストを作成しようとしてエラーを返すことがあったのを修正しました。
- Fixedセットアップセッションで、該当マシンに対して少なくともひとつのカスタムセットアップがロードされていないとiRacingセットアップが使えないバグを修正しました。
- “lone qualifier”で1周だけを選択できるようにしました。
- 5分間だけの短い”Open Practice”を選択できるようにしました。
Miscellaneous
- HOSTEDメニューに”Featured Leagues”ページへのリンクを追加しました。
- ナイトレースを示す記号をスケジュールページとスケジュールPDFに追加しました。/li>
- Open Practiceウィジェットになかったレイアウトのトラックを追加しました。
- Firefox 5をサポートブラウザに追加しました。
Tournament Racing
- Hostedレーシングを拡張し、複数のホストセッションをリンクしたトーナメントを開催できるようになりました。あるホストセッションの結果を別のホストセッションの出走条件に使用することができます。
- トーナメントは、初回ラウンドのあと決勝までいくつでも予選ラウンドを定義することができます。各トーナメントラウンドは最大10個までのレースサーバー上で実行できます。初回ラウンドはパスワードが設定されていなければ誰にでも参加できます(これまでの通常のホストと同様)。
- その後に続くトーナメントラウンドはホストによってコントロールされます。続くラウンドが設定されたとき、グリッドビルダーによって、誰が出場可能でどのようなグリッドとなるのか、ホストで設定されます。
Creating a Tournament
- HOSTEDメニューで”Host a Tournament Race”をクリックしてトーナメントを作成します。新しいトーナメントを作成したり、アクティブなトーナメントを続行する選択肢が表示されます。トーナメントは好きなだけ作成でき、新規作成した際には最初のラウンドのために指定した名前がトーナメントの名前になります。ひとつのトーナメントに、同時に複数のラウンドをスケジュール登録することはできません。言い換えれば、直前に行ったラウンドが完了して初めて、次のラウンドへとトーナメントを進めることができます。
- ユーザーインターフェースはホストセッションを作成したことがあればそれによく似ています。2ラウンド目以降のトーナメントラウンドを作成するときには、グリッドビルダーに繋がる新しい設定”RACE FIELD + GRID CONFIGURATION”を目にすることができます。
- グリッドビルダーは、最初に出走可能な全ドライバーをレースフィールドに入れます。典型的なケースでは、前回のセッションからドライバーを選択するもので、前回セッションの全ドライバー、あるいは上位 n名/上位 n%のドライバー、を選択できます。また、カスタマIDで指定したドライバーを追加することもできるようになりますが、今回の初期リリース版では、リザルトのある、直前のトーナメントラウンドからしかドライバーを選択できません。この機能を”grid rule builder”として拡張してF1スタイルのグリッド決定も行えるようになることを期待しています。
- レースフィールドがセットされると、ホストはドライバーを各レースサーバに割り当てる必要があります。ここでトーナメントの今ラウンドでのグリッドが確立されます。これはグリッドアルゴリズムによって自動的に行われるか、またはドライバーを選択してレースフィールドからレースサーバへドラッグ&ドロップして行います。ドライバーがレースサーバに移された後でも、ホストはドラッグ&ドロップでレースサーバ間でドライバーを移動したりグリッド調整を行うことができます。
- 自動グリッドアルゴリズムは最初に、フィールド内全ドライバーをトーナメントの前回ラウンドの結果を参照してランク付けします。もし前回ラウンドでレースが行われていればそのレース順位で、前回ラウンドでレースが行われていない場合には予選セッションのタイムで、ランク付けされます。レース順位も予選タイムもない場合には、iRatingが基準として使われます。
- 最初のリリースとなる今回のバージョンでは、グリッドアルゴリズムは以下の7つが提供されます。
- Sequential – driver 1 を server 1 の slot 1、driver 2 を server 1 の slot 2、と server 1 が一杯になれば次に server 2 の slot 1、と全ドライバーを割り当てていきます。具体的には、例えばドライバーが 6名で 2サーバの場合には各サーバに 3名となりますが以下のようにグリッドが決定されます。
Server 1 Server 2
-------- --------
driver 1 driver 4
driver 2 driver 5
driver 3 driver 6 - Sequential (inverted) – ドライバーリストの降順にSequentialアルゴリズムを適用します。
- Snake – 複数サーバに跨って行われるアルゴリズムで、以下のように働きます。
Server 1 Server 2
-------- --------
driver 1 driver 2
driver 4 driver 3
driver 5 driver 6 - Snake (inverted) – ドライバーリストの降順にSnakeアルゴリズムを適用します。
- Top 8 Inverted – これはSequentialアルゴリズムの派生版で、上位8名を反転します。
- Top 10 Inverted – これもSequentialアルゴリズムの派生版で、上位10名を反転します。
- Random – これはSequentialアルゴリズムで振り分ける前にランク付けされたドライバーリストをランダムにシャッフルするアルゴリズムです。
- Sequential – driver 1 を server 1 の slot 1、driver 2 を server 1 の slot 2、と server 1 が一杯になれば次に server 2 の slot 1、と全ドライバーを割り当てていきます。具体的には、例えばドライバーが 6名で 2サーバの場合には各サーバに 3名となりますが以下のようにグリッドが決定されます。
- トーナメントの2ラウンド目以降を設定するとき、予選コンポーネントが含まれていれば、ホストに保存されたグリッドよりもそこでの予選タイムを優先します。この場合、グリッドビルダーはどのドライバーがどのレースサーバに接続するかは決定しますが、グリッドビルダーによるグリッド順は使われません。
Joining a Tournament Session
- トーナメントセッションはHOSTED – Join Raceページでトロフィーのアイコンで示され、マウスポインタをかざせばトーナメント名が表示されます。
- トーナメントラウンドで複数のサーバが設定された場合、リストには複数のエントリが表示され、それぞれが個々のレースサーバを示します。初回ラウンドならどのセッションにでも入れます。2ラウンド目以降なら、ホストによって割り当てられたレースサーバにしか入れません。
- トーナメントの初回ラウンドにおいて、複数のセッションでそれぞれ走行することはできません。ひとつのレースサーバで走行したらそれがドライバーの記録となります。
Viewing Tournament Results
- トーナメントのリザルトはHOSTED –> Tournament Resultsページで参照できます。このページはホストセッションのリザルトページと同様の作りとなっています。
- 指定したフィルタにマッチしたトーナメントのリストが表示され、その一覧から各トーナメントの各ラウンド詳細を確認できます。ラウンドの詳細情報にはどのドライバーが次のラウンドへ進みどのドライバーが進めなかったか、そのラウンドのリザルト、グリッドと結果の順位があり、それぞれ個別セッションのリザルトへリンクしています。
- ラウンド情報はトーナメント状況によって更新されます。例えば、まだ完了していないラウンドの情報は表示されませんし、次のラウンドが設定されるまではそのドライバーリストも表示できません。
Known Issues / Limitations with this release
- 現在のバージョンでは、トーナメントにおいてマルチクラスサポートはありません。各ラウンドごとに単一のクラスでしか開催できません。
- “USE LAST SETTINGS” と “RESET” ボタンはサポートされません。”USE LAST SETTINGS”ボタンは見送る可能性があります。
- トーナメント結果のCSV出力機能はありません。個別のセッションでは出力できます。
- トーナメントリザルトページにトラックやマシンによるフィルタはありません。
- 現在のバージョンでは、同じドライバーを2回グリッドに付けることができてしまいますので注意してください。この問題を修正するまでは、ドライバーをグリッドにドラッグ&ドロップするときには、そのドライバーを1つのレースサーバにだけ配置するように気をつけてください。
- Chromeブラウザでは、ドラッグし始めるとドライバー名が見えなくなることがあります。
- 初回ラウンドのリザルトでは”advancing”及び”not advancing”ドライバーの表示は正しく表示されません。
- トーナメントの最終結果が得られるのは、”Final round”と指定したラウンドを作成した後です。いつでも最終結果とできる仕組みも追加する予定です。最終ラウンドを設定したつもりで”Final round”と指定するのを忘れてしまったときには有用なはずです。現在のバージョンにおいては、もしそのようなことがあった場合にはカスタマーサポートに連絡いただければラウンド設定を変更します。
- グリッドビルダーのユーザーインターフェースは、特に多くのドライバーのグリッドを決定するときには、レスポンスがよくありません。このパフォーマンスを向上したり、システムの処理中に”please wait”メッセージを表示するなどの改善を行っていく予定です。
- トーナメントラウンドのセッション作成直後は、Join a raceページでセッション満員と表示されることがありますが、ページをリフレッシュするとJoin可能になります。
Mutual Friends System
- “Friends System”は”Mutual Friend System”に変わりました。新しいWebサイトに統合されたチャットシステムで相互の友人と容易にコミュニケーションがとれるようになります。このシステムでフレンドとしてフラグを付けるには、フレンドリクエストをメンバーに送ってそれを承認してもらう必要があります。このシステム変更を推進するために、これまでにFriendに登録していたメンバーをすべてStudiedに移させていただきました。Friend、Studiedに設定できるメンバーをそれぞれ100名までに拡大もしています。この制限は将来さらに増やすことも検討しています。
- 送受信したフレンドリクエストはMy Racersページの下部で見ることができます。当面は、あなたが受信しているリクエストはこのページを開いて確認する必要があります。リクエストの通知システムは現在作業中ですが、今回は含まれていません。
- サイト上でのヘルメットのポップアップも今回の変更を推進するように変更されました。新しいオプションとして、”Send Friend Request”(リクエストの送信), “Revoke Friend Request”(リクエスト取消), “Remove Friend”(フレンドから削除) and “Accept Friend Request”(フレンドリクエストの承認)が選択できます。”Remove Friend”によってフレンドから削除すると、双方のアカウントからフレンドシップフラグがなくなります。
- メンバーと相互のフレンドとなれば、Webサイトに統合されたチャットシステムを使えるようになります。
Racers Online
- Racers Onlineのカウント方法を調整して10分間アクティブでない場合はサイトから出たと判断してオンラインリストから削除するようにしました。
BETA FEATURE – Browser Integrated Text Chat
- ブラウザに統合されたテキストチャットシステムをBETA版として追加しました。希望する全メンバーが利用でき、フィードバックや問題点を提供するのに役立つでしょう。これはオプト・インの機能なので、使い始めるためには自分でSettingパネルのGeneral Tabで”Enable Integrated Chat”を有効にする必要があります。
Integrated chat requirements:
- オンラインステータスを有効にする必要があります
- Integrated Chatを有効にする必要があります
有効/無効を切り替えた後は、その変更を適用するために、ブラウザでページをリロードするか、ページを切り替えてください。 - 上記の基準を満たす、相互のフレンドとなったメンバーが必要です。
Items To Note:
- チャットシステムの利用にはシムのインストールは不要で、完全にWebベースです。ログインしたときには、フッタ部にあるチャットバブルが白くなってログインしていることを示します。マウスポインタをかざしてオンラインステータスを確認することができます。
- チャットはブラウザのひとつのインスタンスとして動作します。例えばFirefoxのウインドウ3つでiRacingメンバー再とを開いていたとしても、チャットシステムを利用できるのはひとつのウインドウでのみです。複数のブラウザを同時に使ったチャットはサポートされません。
- My Accountやショッピングカートのページでは、チャットシステムは無効にされます。なお、オンラインの走行セッションに入ったときには、ブラウザーはcontinueのリンクだけのページに移動しますが、そのページもチャットは無効なので走行中にチャットによるトラフィックが発生することはありません。また、つまり走行中にはメッセージを受け取ることができません。
- チャットメッセージにリンクを埋め込むことができます。絵文字はサポートされません。
To start a chat with a mutual friend:
- サイト下部の”myRacers Online”をマウスポインタでかざします。チャット有効なフレンドが白いチャットバブルアイコンと名前で表示されます。チャットバブルをクリックするとチャット用のボックスがページ下部に表示されて会話することができるようになります。
To clear message history with a user:
- サイト上でページを移動してもチャットの履歴はチャットボックスにそのまま残ります。
- フレンドとのメッセージ履歴が長く残っていれば、何か問題が起こるかもしれませんが、チャット履歴はそのフレンドとのチャットボックスを閉じればクリアすることができます。そのフレンドから新しいメッセージが到着したときには新しいスレッドとして始まります。
If you start having issues:
- 何か問題が発生したら、”Feedback”->”Problem Reporting” フォーラムでレポートしてください。
- この機能はSettingsパネルのGeneralタブで”Disable Integrated Chat”をクリックしてリロードするかページを移動すればいつでも無効にできます。
Awards
- いくつかのAwardを追加しました。最初のセットと同様に、ほとんどは遡って判定されることはありませんので、これからスタートとなります。
- Hard Charger Awards – 10台以上出走したオフィシャルレースにて、最後方から10%以内のグリッドからスタートし、インシデントゼロで上位10%フィニッシュしたら与えられます。
- Polesitter Awards – オフィシャルレースを出場クラスの最上位グリッドからスタートしたら与えられます。
- World Traveler – Open Practice, Hostedセッション, タイムトライアルやレースですべてのトラックを走行したら与えられます。
- Jack of All Trades – Open Practice, Hostedセッション, タイムトライアルやレースですべてのマシンを走らせたら与えられます。
- Club Contributor – クラブポイントを獲得したら与えられます。
- Club President – シーズン中にもっともクラブポイントを獲得したドライバーに与えられます。
- iRating Awards – iRatingが2000, 3000, 4000, 5000, 6000, 7000, 8000, 9000 に初めて到達したときに与えられます。
- Overachiever – MPRの対象となるオーバルレースでフィールド中最高iRatingのときにレースに勝利したら与えられます。
- Cruise Control – MPRの対象となるロードレースでフィールド中最高iRatingのときにレースに勝利したら与えられます。
- Clean RaceとSafe Driver Awardsを修正しました。出場クラスに10台以上が出走したレースで、クラスウイナーの周回数の50%以上を走行してチャンピオンシップポイントを獲得できた場合に、という条件が付きます。この条件に当てはまらないのにこれまでにAwardを獲得していた場合にはクリアされています。
New awards include:
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