Hardware Review
※記事は2011/7時点の内容です。バージョンアップが重ねられて他シムへの対応やソフトウェア単体での販売もされています
Z1SimWheel.comのLCD Boxを紹介します。
ちょっと見えにくいですか?大丈夫、この先に画像や動画を掲載しています。
LCD Boxが各マシンごとのダッシュボードを再現
Z1SimWheel.comでは、DFGTやG25など各種ステアリングコントローラのステアリング部を置換するアップグレードパーツとして、ボタンやパドルクラッチ、SLI-PROの組み込みなど、自由にオプションを組み合わせられるF1ライクなステアリングを販売しています。
2011年4月には、そのオプションに自社製LCDスクリーンを発表・発売を開始して、その後すぐに液晶部分を単体で箱に収めたバージョンも発表されました。
上のオフィシャル動画でもお分かりいただけるかと思いますが、このLCDスクリーンは単にダッシュボードを表示するだけでなく、iRacingの車種ごとにそのマシンが持つダッシュボードをLCDスクリーン上に再現しているのです。
FOVを調整していくと、シム画面上でメーター類が見えなくなって困ることがあります。そういった場合、SLI-PROなどの外部メーター/ゲージは有用ですが、(わたしのような)車種ごとのダッシュボードが見たいねん!という向きにはもうひとつだったのも事実。しかしZ1SimWheel.comのLCD Boxは、難しい設定など行わずに、接続するだけで各マシンごとのダッシュボードを表示してくれるんです!
このLCD Boxで現在提供・発表されているダッシュボードは以下の9種類。
- F1
- Dallara
- Corvette
- Star Mazda
- Daytona Prototype
- Mazda MX5
- Ford V8 Falcon
- Radical (開発中)
- Lotus 79
しかし今後もImpalaの追加など追加開発が継続して予定されており、ユーザーには無償でアップグレードが提供されるというのだから素晴らしい。
また、現在のところiRacingのみへの対応ですが、将来的には、rFactor2などへの対応も検討されています。
これら強調表示した点で、わたしにはこのLCD Boxの購入を決意させるに十分でしたね。
なお、ガレージでは直前の走行からタイヤ温度や燃料消費の状況にラップタイムなどが集中表示され、スピードリミッター作動時にも燃料消費やラップタイムの情報が表示されます。
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