Release Notes

2010シーズン3向けビルドのリリースノートを和訳して掲載します。
長いため分割して掲載します。この記事は2つ目です。

Fixed Setup Events

  • セットアップ固定でのレースを行えるようになりました。セットアップ固定でのHostedセッションも可能。いくつかのiRacingレギュラーシリーズでもセットアップ固定シリーズが開催されます。
    セットアップ固定レースではレースセットアップを指定しなければなりません。このセットアップがテスト(*)、プラクティス、タイムトライアル、レースの各セッションで有効になります。レースセットアップとは別に、予選セットアップを指定することもできます。予選セットアップはテスト(*)、プラクティス、予選の各セッションで有効で、予選セットアップが指定されていない場合はレースセットアップが使われます。
    *セットアップ固定レースのRaceパネルで”Test Car on Track”ボタンをクリックされたとき

    レースや予選セッションではそれに適応したセットアップしか使えません。例えばHostedイベントのプラクティスセッションではレース用予選用の両セットアップが使えますが、レースセッションではレース用セットアップしか使えません。両セットアップが使えるセッションでは、デフォルトではレースセットアップが選択されますが、Garage画面でもう一方を選択することもできます。Garage画面では固定セットアップの内容を確認したり保存することもできます。
    セットアップ固定セッションで使われるセットアップは、全ドライバーに配信できるようにiRacingのサーバに保管されます。Hostetセッションを作成するときには、セットアップファイルをアップロードできます。一度アップロードしたセットアップはその後自分で作成したHostedセッションで再利用できます。iRacingが配信しているセットアップもHostedイベントで指定することができます。
    セットアップ固定のHostedイベントを作成するとき、イベントで使用するすべてのマシンでレースセットアップを指定しなくてはなりません。予選セッションがある場合、すべてのマシンで予選セットアップを指定できますが、指定しなくてもかまいません。

  • セットアップ固定でも、ステアリングレシオは調整可能です。それ以外は調整できません。

Race Panel

  • Raceパネルを使って次のレース、タイムトライアル、予選、プラクティスの各セッションに直接出走登録できるようになりました
  • Raceパネルでの”Cannot Change Car”ボタン/メッセージについて、いくつかの異なるエラーで表示されることがあるために多少混乱がありました。例えばセッションが既に満員、出走登録締め切りが過ぎているなど。エラーを正確に出力するようになりました。

Test Panel

  • Testパネルで”Night Lighting”オプションを選択できるようになりました(オプションが有効なトラックのみ)

Spectating Sessions

観戦者としてレースセッションに接続できるようになりました。3箇所で見たいセッションを選択できます。Eventsメニューの下に追加されたSpectator Eventsページでは、観戦可能なレース、オープンプラクティス、Hostedのセッションが一覧表示されます。また、myRacingメニューのmyRacersページ(下で述べるOnline Statusセクション参照)と、メンバーサイト最上部の自分のiRatingが表示される箇所の左に追加されたmyRacersポップアップ(Online Statusセクション参照)からも、観戦したいセッションを選択できます。

各セッションには観戦者数の上限があります。観戦者として登録したら、Raceパネルのいつもは”Join”ボタンが表示されていた場所に”Watch”ボタンが表示されます。この”Watch”ボタンをクリックすると、シムが起動してレースを観戦したり、他の観戦者とのコミュニケーションが行えます。レース観戦にはコントローラ設定などは必要ありません。

Online Status

  • Friend/Studied登録したまたは検索したドライバーを探して、同じセッションに入ったり観戦できるようにするための新しい機能を追加しました。
    この新しい情報は2箇所にあります。ひとつはmyRacingメニューのmyRacersページで、並び替えのできる表形式でドライバーを一覧でき、オンライン/オフラインを示すインジケータが表示されます。インジケータが緑なら、そのドライバーは2時間以内にオンラインだったことを示しています。インジケータが赤だったら、最後にログインしていた時刻が表示されます。ドライバーがちょうどセッションに出走登録していた場合には、そのセッションがどれなのか知ることができ、そのセッションがまだ登録可能なら、レース出走や観戦の登録をそのページから直接行えます。
    この機能を十分なパフォーマンスにするため、Friends/Studied登録数を現在のところそれぞれ最大50名までに制限します。
  • メンバーサイトの右上、自分のiRating表示箇所の左側に、myRacersポップアップを追加しました。ダイナミックに更新されるラベルには、Frieds/Studiedドライバーの何人がオンラインかが表示されます。このラベルをマウスオーバーするとオンラインであるドライバーリストが表示され、各ドライバーのヘルメットの左に表示されるアイコンで、そのドライバーが登録しているセッションに出走または観戦できるかどうかが示されます。
  • Settingパネルでは自分のオンラインステータスを隠すよう設定することもできます。現時点では、これは単純なOn/Offです。このオプションをOnにすると、あなたをFriedns/Studied登録したり検索した他のメンバーには、myRacersページのあなたの名前に続けて”Member information is private”と表示されます。
  • メンバーサイトのiRacingロゴの真下に新しいラベルが追加され、2時間以内にオンラインだったiRacerの数が表示されます。

Hosted Sessions

  • セッションが満員となった場合などにはHostedセッションがページに表示されなくなっていましたが、出走締め切り時刻よりかなり前に表示されなくなるなど混乱が生じていました。
  • Hostedセッションが満員となったとき、既にピットがアサインされたドライバーが再入場できませんでした(Hostedセッションに一旦入って退場し、満員になった後ではもうセッションに戻れませんでした)が、セッションに再入場できるよう修正されました。

つづく…