Release Notes
2010シーズン3向けビルドのリリースノートを和訳して掲載します。
長いため分割して掲載します。この記事は1つ目です。
Misc/Uncategorized
- ペースカーをMustangに変更(古いリプレイではSolsticeのまま)
- SoftTH 2.0 DLL (pre-release version) サポート
- 圧縮技術の向上によってより多くの台数のマシン情報をクライアントに伝送できるように
- 観戦モードやリプレイで、スペースバーでUIを非表示にしているとき、Live Tickerを表示できるように(app.ini [Overlay] EnableTicker=1で表示)
- Logitechコントローラでスロットル操作していないのに回転数が上がるということはなくなりました
- シム内でのSplits/delta表示のための操作にキーアサインできるようになりました(以前はTABでした)
Graphical Updates
- Richmondでの夜間照明を追加
- 多くのトラックでイルミネーションレベルを向上。大きな違いとしてはシャドウOFFでもオブジェクトの暗くなる側を暗く描画するようになりました。
Cameras/Replays
- TVカメラはdampingと’aim at group’がOnに強制されます
- 前後のインシデントまでリプレイを早送り/巻き戻しのコントロールを追加、Ctrl-NumPad1とCtrl-NumPad3で行えます
- 新しいホットキー’/
‘で走行順指定でのカメラ切り替え。つまり’/1 ‘で先頭に切り替え。
In-sim Text Chat
- ‘r’ キーで最後にもらったプライベートメッセージへ返答できる
- プライベートメッセージ送信にドライバー名のマッチングを向上、’/
message’の形式で以下をサポート -
は または # または単に で指定できます - Name は前方一致なので ‘bob’ または ‘bobby’ でOK、’.’で区切って’b.brown’を’bob brown’の代わりに使えます
- Names は単一ユーザを指定できるよう指定すること
- 指定されたNameに一致するドライバーが複数居た場合、より完全一致に近いドライバーとみなされます。’bob.brown’と’bobby.brown’といった例が相当します
- ‘#’ は処理を速くするためのオプション
- 新しいチャット先指定方法 ‘/rc
‘でイベント管理者宛にメッセージ送付(rcはrace controlの短縮計) - 管理者用の新しいチャット先指定方法 ‘/all
‘ でチャットをOFFにしているドライバーにもメッセージを送れます - 観戦者は観戦者同士ではチャットできますが、ドライバーとはできません。管理者権限を持つ観戦者は、/
や/rcや/allコマンドでドライバーとチャットできます。管理者は!spchatコマンドで観戦者がドライバーとチャットできるようにすることもできます。 - セッションオーナー(管理者)用コマンドを追加。’!help’でコマンドリストを参照できます
-
Administrative Chat Commands
- いくつかのコマンドは短縮形で利用可能です(太字部分が最も短縮された形)
- <> は必要なパラメータを意味します
- [] は省略可能なパラメータを意味します
- <driver> はドライバー名やゼッケン番号で指定します
- [message] は省略可能ですが、管理者コマンドに続けて送信するメッセージを指定できます
例: ‘!remove #32 Banning for reckless driving.’ とすると、全ドライバーに以下のメッセージが贈られます
‘#32 was removed from the system. Banning for reckless driving.’
!help [command]
!? [command]
- 使用可能なコマンド一覧や特定コマンドの詳細を表示します
- 例えば ‘!help admin’ とすれば admin コマンドの詳細を表示します
!admin <driver> [message]
- 指定ドライバーに管理者特権を付与します
!nadmin <driver> [message]
- 指定ドライバーから管理者特権を剥奪します
!remove <driver> [message]
- ドライバーや観戦者をセッションから恒久的に除外します
!yellow [message]
- イエローを投じます(イエロー中以外)。グリーンまであと1周のときに問題が生じてイエローコーションを長引かせるなど
!waveby <driver> [message]
- 指定ドライバーを前に進めて次の周に隊列の後ろへ付かせます(1ラップダウンを取り返させます)
!advance [message]
- 次のセッションへ進めます
!chat [<driver>]
- 全ドライバーでチャットを有効にします
- ドライバーを指定した場合、そのドライバーについて再有効化します
!nchat [<driver>]
- 管理者以外のチャットを無効にします
- ドライバーが指定された場合、そのドライバーについてチャットを無効にします
!spchat [message]
- 観戦者にドライバーとのチャットを許可します
!nspchat [message]
- 観戦者とドライバーとのチャットを無効にします
!black <driver> [time] or [L(laps)]
- 指定ドライバーにブラックフラッグを掲示します
- デフォルトではストップ&ゴー、停止時間や周回数を指定することもできます
!dq <driver> [message]
- ドライバーを失格にします(セッションからは除外しません
!eol <driver> [message]
- 指定ドライバーを隊列の後ろへ後退させます
!clear <driver> [message]
- 指定ドライバーに掲示された!black, !dq, !eolコマンドを取り消します
Telemetry API
- 現在のステータスを外部出力するためのテレメトリAPIを拡張
- 新しいAPIのデモ用にサンプルプログラムを用意
- 新しいフォーラム「Technical & Help Forums > iRacing API’s and Development Discussions」を追加
All Cars
- 車両ダメージがドラッグ、ダウンフォース、バランスといったエアロダイナミクスに影響します。またいくつかのマシンではエンジン冷却にも影響します
- 大きな衝撃はエンジンのダメージや不具合、クーラントやオイル、燃料漏れのの原因になります(○○漏れは単に液体を減らし、マシンやトラックに描画されるものはありません)
- ピットストップ時間の変動性を減らしました
- オーバルでの相手マシンが適切なキャンバーで表示されます
- 多くのマシンでタイヤや他の点でビジュアル面で向上
Impala A
- 全トラックでのタイヤパフォーマンスと温度、磨耗を調整
- フロントサスペンションジオメトリの更新
- フロントアンチロールバーの選択肢を増やした
- エアロマップ座標変換の向上(詳細は語られず)
- ドラフティングとトラフィックによるエアロ効果を調整
- グラフィックを基に質量点を再配置(詳細は語られず << 7/30追記: 物理モデルとグラフィックモデルがほぼ同じように回転するようになったとのこと)
- ゲージ(メーター)類の向上
- 新しいデフォルトセットアップ(全てではないがシーズン序盤のいくつかを更新。残りは追って更新される)
Impala B
- 全トラックでのタイヤパフォーマンスと温度、磨耗を調整
- エアロマップ座標変換の向上
- ドラフティングとトラフィックによるエアロ効果を調整
- グラフィックを基に質量点を再配置
- ゲージ(メーター)類の向上
- 新しいデフォルトセットアップ(全てではないがシーズン序盤のいくつかを更新。残りは追って更新される)
- シーズンで使用される固定セットアップがiRacing Setupsに含まれる(全てではないがシーズン序盤のいくつかが含まれている。残りは追って更新される)
Silverado
- シフトライトがレブリミットの500rpm手前で点灯
- ゲージ(メーター)類の向上
- 新しいデフォルトセットアップ
Late Model
- ショック調整による不正な車高変動を修正
- ノーズウェイト調整量を増加
- セットアップ追加
- グラフィックを基に質量点を再配置
- スウェイバーはオフセット表示を除去してクリアランスのみの表示に
- 新しいデフォルトセットアップ
SK Modified
- リアダンパーレートを変更してハンドリングを向上
- 新しいデフォルトセットアップ
Tour Modified
- タイヤモデルの向上と新しく届いたデータに基づいてレブリミットを増加
- 新しいデフォルトセットアップ
Dallara
- 全トラックでのタイヤパフォーマンスと温度、磨耗を調整
- 最新情報に基づいてオーバルでのタイヤスタッガー(タイヤ外周サイズの違い=外側が大きい)を増加
- ピットストップで前後ウイング調整ができるように
- Centripetal Circuitではロードコース用シャシーが読み込まれるように
- ブレーキキャパシティの増加
- グラフィックを基に質量点を再配置
Corvette C6R
- FFBを増強してフィールを向上
- シーズンで使用される固定セットアップがiRacing Setupsに含まれる
- タイヤ磨耗によるグリップダウンを増加
Radical SR8
- グラフィックを基に質量点を再配置
- ショックのダンピングについて若干向上
- エアロにダメージを受けている間のエアロダイナミクスによる力を若干向上
Ford Falcon V8SC
- タイヤフィーリングの微調整
Mustang FR500s
- コーナーウェイトが表示されるように
- オイル・水の冷却を向上
Lotus 79
レブリミッターを除去
あまりにハード過ぎたためリミッターが再搭載されました(8/5)
Star Mazda
- 新しいデフォルトセットアップ
つづく…
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