*この文書はYellowGarageにて掲載した同名文書のための原稿です(掲載までに訂正一度)。この程度の文書を書いてお願いすればYellowGarageで掲載してもらえた、というサンプルてのもあって公開します。実は私は、書き始めるよりも先に掲載の打診をしちゃってました(^_^;;YGへの謝辞は不要と言ってくださったけど、快諾してくれたmogさんに感謝してます。
なお、この記事を書くにあたって私が使用したPCは、Athlon 900MHz、GeForce 3 Ti200 64MB、PC133 256MB RAMという構成で、コントローラはMicrosoftのFFBハンドル(ゲームポート版)を使用し、対戦に使用した回線はフレッツ・ADSL 1.5Mです。また、起動時のスプラッシュ・ウィンドウに表示されるV8 Challengeのバージョン表記は 2.0(Tue Apr 23 14:41:36 2002)となっていました。
ゲームモード
- チャンピオンシップ
- シングル・レース
- タイムアタック
1レースの流れは、テストラン、予選、SO(Shoot Out)、Heat1、Heat2となります。
最大周回数 25周: △
最大同時出走台数 16台: ○
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前作と言えるSTCC2との比較
STCC2からどれだけの変更が加えられたのか、STCC2での問題点は改善されたのか、まずはそういった点に着目してみようと思ったんですが...
結論から言うと、システム上は何も変わった点が見受けられません(-_-;
STCC2のシステムでコースとクルマが違うだけ。もっと言えば、STCC2よりも省略されている箇所が目立ちます。例えば、
- ゲームを起動して最初にEA SPORTSとDICEのロゴアニメーションだけで、オープニングムービーと言えるものがない。
STCC2のオープニングはけっこう好きだったんだけどなぁ...
- メニュー画面の背景はゲーム画面キャプチャが切り替わるだけ。
STCC2では実車映像が動いてたのに...
- メニュー項目からはクルマとサーキットの情報を参照できるDatabaseがなくなってHighScoreだけになってしまった。
手抜きかよ〜と思ってしまうかも...
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サーキット: △
いきなりですが、今回一番残念なの、9つのサーキットのうち、オーストラリアのコースってAdelaide, Bathurst, Melbourne, Queenslandの4つだけだってこと。残りのGellerasen, Kinnekulle, Knutstorp, Mantorp Long, Mantorp Shortというサーキットはスウェーデンのサーキットで、STCC2に入ってたものです。両方買った人はがっかりですよね。
両タイトルとも各国EAのローカルタイトルなので、どちらも購入するユーザって考慮しないんでしょうね(^^;
でも、オーストラリアの4サーキットはどれも走って楽しいです。特に、Grand Prix LegendsのAdd-onトラックで走って以来の私のお気に入り、Bathurst(Mt.Panorama)は激しいアップダウンとワインディング、ロングストレートで構成されているサーキットで、お勧めです。実は、私はBathurstが走りたいだけでV8C買いました(笑)
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クルマ: △
選択できるクルマは、V8 Challengeカテゴリでは、Holden Commodore 9台, Ford Falcon 5台の9チーム計14台、Uteカテゴリ(ピックアップ・トラック!)では、HSV Maloo Ute, Ford Falcon Uteで計14台、そしてSTCC2でおなじみのFormula DICEもあります。カラーリングがチーム毎に異なるのはもちろんですが、どうにも車種が少ないと感じるのは私だけじゃないですよね?(^_^;と言っても実は開催されているシリーズ自体、車種はこれだけみたいなんですよね...ちなみにどのクルマもRWDみたいです。
モデリングについても、今となっては古さを感じてしまいますね。あと、カメラ視点はコクピット、バンパー、ボンネットと複数の追尾視点、TVモード、移動モードが用意されています。
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挙動: ○
これもSTCC2そのもの。TOCA2とは異なる乗り味のようです(私はTOCA2はデモの経験しかないのですが、STCC2のときに他の方がそう言ってたような)。ハンドルでのFFBの表現は、私にとっては好感を持てるもので、基本的に重く、またグリップの抜けなどは感知しやすいように感じます。ただし、縁石での突き上げ感はありません。クルマは基本的にアンダーステアですが、リヤがブレークするときにはけっこう一気にずばっといってしまいます。
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グラフィック: △
新しい4つのサーキットについては若干クオリティがアップしたようにも感じますが、大きな違いはありません。ごく最近のタイトルやAdd-onに慣れた目には物足りなく感じてしまうでしょうね。テクスチャ描き換えは可能なのでそちらに期待かしら。
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サウンド: △
さすがにエンジンサウンドは違いますが、他のサウンドについては基本的にSTCC2と同じです。ジャッジの厳しい人には貧相な音に聞こえるでしょうね。BGMは聞こえません。
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セッティング: △
ブレーキバランス、車高、タイヤ、トー、キャンバー、ギヤレシオ、アンチ・ロール・バー、ダンパーがそれぞれ何段階かの設定幅があります。STCC2とまったく同じセッティング項目で、STCC2同様にセッティングによる挙動の変化はあるものの、シビアなシミュレーションを好むユーザには物足りないでしょうね。
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AI: △
STCC2同様です。お世辞にも褒められません(^^;AIの走行ラインはほぼ1種類で、1列に並んで仲良く走ることが多いです。遅いし。ブレーキングポイントとコーナリングラインはかなりいい加減だし、AIとの1対1の攻防なら少しは賢くラインを変えたりもしてくるんですが、だんご状態のときには突っ込んでくることがしばしば。シングルプレイでは楽しいバトルはできないかも。周回遅れにする際の練習にはなるかもですけどね:-P
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マルチプレイ: ○
マルチプレイはDICEの他のタイトル同様、起動されている公開サーバ、またはホスト役が起動したサーバにIPアドレスを指定して、付属のロビーソフトで接続する仕組みです。IRCなどのチャットソフトなどを別途用意しなくても、専用ソフトで接続するために気軽に対戦できると思います。ただ、公開サーバのアドレスリストは付属していません。
既にいくつか立ち上がっているファンサイトからサーバリストをダウンロードして、1回だけですが、マルチプレイも試してみました。現在公開サーバは2, 3箇所で稼動しているようです。
今回試せたときのホスト(ゲーム・マスター)の回線速度は不明でしたが、Rate=20の設定で対戦しました。4名での対戦だったんですが、台数が少ないせいかラグはほとんど感じませんでした。DICEのタイトルは比較的対戦が軽いことで定評がありますね。でも、その裏にはラグ容認の部分も存在するので、これを受け入れられないタイプのユーザもいると思います。ただしそのラグも最近のブロードバンド化によって解消されつつあります(ADSL 8MホストでRate=40でほぼラグなしと聞きました)。
また、当たり判定(コリジョン)の有無が選択できるため、回線状況に応じて使い分けるとよいでしょう。ちなみに、付属ロビーソフトはチャット入力部は文字化けするものの、表示部は日本語の表示も可能でした(XPだからという噂あり)。
非公式日本語化パッチ作成済み
私のサーバリスト入手先: http://foxbat.infogrator.se/v8challenge/
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総評: △
人を選ぶタイトルかも。
- STCC2をプレイしたことがある方なら、無理に買わなくても。
- STCC2をプレイしたことがなくて、車種が少なくてもよければどうぞ。
- STCC2にはまって新しいコースを新しいクルマで走りたい方はぜひどうぞ。
- シングルプレイより対戦向きですね。
- 何か手っ取り早く対戦できるタイトルが欲しい方には勧めたいような、そうでもないような<全世界リリースではなくオーストラリアのローカルタイトルのため
- 何か新しいタイトルで対戦したい方は買いましょう(笑)
- シミュレーション度合いもそこそこありますが、アーケード的部分を残しているため、とっつきやすいです。
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おまけ
例えばドライバー名に「# MadJeep #」と入力すると...
v8challenge.exe起動時に引数「-nointro」を指定するとEA SPORTS、DICEのロゴアニメーションをスキップして高速起動できます。また「-nologos」を指定するとF12キーでのスクリーンショットにロゴ表示がつきません。一緒に指定するには例えば、ショートカットのリンク先を「"C:\Program Files\EA SPORTS\V8 Challenge\V8Challenge.exe" -nologos -nointro」とします。
STCC2でのコントローラ設定ファイルがそのまま使えます。
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謝辞
V8 Challengeの輸入を代行してくださったBLUEのAOSiさんに感謝します。 いつもありがとうございます(^^)
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